桜門体育学会第11回大会用掲示板 検索除外

O2-4 伊藤拓真 大学フェンシング選手の競技力と食行動との関係

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桜門体育学会事務局
作成: 2021/01/12 (火) 15:04:24
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木村拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/19 (火) 13:14:57 d4d26@f15d7

栄養面での調査だったと思うのですが、タンパク質や、プロテインなど栄養素の偏りがあったと思うのですが、他の栄養素の場合になっても結果的に、上位群の方が高くなるのでしょうか?

17
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/20 (水) 21:02:27 c8edd@2ec36 >> 6

ご質問ありがとうございます。
今回の調査ではタンパク質に関する摂取状況に関しては競技レベル別でみると、下位群に比べて上位群の方が有意に摂っている傾向にありました。有意差は認められなかったものの、普段のその他の食行動の質問の中にある、ビタミン・糖質(炭水化物)・脂質において上位群の方が多めに摂取している学生の数が多いことが分かりました。

7
石田美羽 日本大学院文学研究科教育専攻 2021/01/19 (火) 14:32:42

タンパク質やプロテインだけでなく、上位群ではどんなものに気を付けて食事していたと思いますか?

18
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/20 (水) 21:10:07 c8edd@2ec36 >> 7

ご質問ありがとうございます。
競技レベル上位群の選手は、コンディショニングの重要性を理解していると考えられるため、普段の食事からバランス良く摂取していると思います。というのも、ほかの質問項目の中に「栄養士によるサポートを受けたことがある」という項目があり、有意な傾向が認められなかったものの上位群の方が下位群に比べるとサポートを受けたことがある学生の数が多かったことから、食事の栄養バランスに気をつけているのではないかと考えられます。

8
鈴木俊 日本大学文理学部体育学科 2021/01/19 (火) 15:43:29 6127d@8fe8c

競技レベル上位群の選手は、タンパク質以外の栄養素でも同じような結果が得られると考えていますか?

19
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/20 (水) 22:05:46 c8edd@2ec36 >> 8

ご質問ありがとうございます。
本研究ではタンパク質・ビタミン・水分・糖質(炭水化物)・脂質における摂取状況に関する質問を行い回答を回収しました。その中で有意差が認められたものがタンパク質に関する質問であり、ほかの栄養素に関しては認められませんでした。

9
福澤慶一 日本大学文理学部体育学科 2021/01/19 (火) 15:53:54 3931d@ef17b

試合前においては、競技上位群の方が下位群よりも間食を摂る場合にはタイミングを意識していたとありますが具体的に試合の何分前に摂っていたというデータはあったりしますか?

20
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/20 (水) 22:09:02 c8edd@2ec36 >> 9

ご質問ありがとうございます。
本研究では、普段と試合前一週間に分けて質問を行ったので、試合前一週間については試合前の一週間のうちどのタイミングで食行動を意識して間食を摂っていたかについてまでは調査していません。ただ食事をコンディショニングの一環としてその重要性を理解して行動していた場合、試合当日に近くなるにつれ食行動を意識しているものだと考えられます。

10
髙橋正則 2021/01/19 (火) 20:28:41 d64af@9c805

この研究から、将来どのような研究に発展させられると思いますか?

21
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/20 (水) 22:17:03 c8edd@2ec36 >> 10

本研究では、競技スポーツではパフォーマンスを発揮するために、コンディショニングが重要な役割を果たしていることから、大学フェンシング選手に焦点を当てて、競技力と食行動の関連を明らかにすることを目的としてました。そのため、フェンシング競技に限らず様々な競技におけるパフォーマンスの向上を目的とした食行動について研究を発展させることができると思います。具体的には、各競技とくせいにあわせて、必要な栄養素や食事内容が異なることが考えられるので、競技特性を踏まえた適切な食行動の選択を目的として研究を進められると思います。

22
加藤健介 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 09:11:48 d0932@ca643

上位群の選手は栄養士などのサポートが充実している選手が多いため食行動への意識も高まるのだと思いましたが、下位群の選手に関しても、サポートを充実させる方法や取り組みなどありましたら教えていただきたいです。

38
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:28:36 c8edd@2ec36 >> 22

ご質問ありがとうございます。
競技レベル下位群の競技者が栄養士によるサポートを受けることは、なかなか難しい状況にあると思います。しかし、食行動に関する情報や知識を積極的に取り入れることは可能なので、栄養摂取の重要性を指導したり、栄養士を講師として招いてアスリートのための栄養教育を行っていくことが必要だと思います。

23
松山晃大 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 09:32:09 4e712@56bf7

試合前の食行動で最もパフォーマンスに影響を与える栄養素など調査していましたら、教えていただきたいです。

39
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:31:09 c8edd@2ec36 >> 23

ご質問ありがとうございます。
競技パフォーマンスを向上させるための補食の具体的な内容や栄養素に関しては調査を行なっていません。ただし、競技力が高い選手の方が試合前の食行動を意識していることは明らかになったので、今後検討していく必要があると考えています。

24
川向萌々夏 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 10:51:46 e0730@e30ee

具体的にどのような捕食がパフォーマンスを高めるかわかりましたら教えて頂きたいです。

40
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:33:17 c8edd@2ec36 >> 24

ご質問ありがとうございます。
競技パフォーマンスを向上させるための補食の具体的な内容や栄養素に関しては調査を行なっていません。ただし、競技力が高い選手の方が試合前の食行動を意識していることが明らかになったので、今後検討していく必要があると考えています。

25
和田遼 2021/01/21 (木) 12:56:40 e4cd7@e2e37

下位群の食行動の意識を上位群に近づけるためにはどのような取り組みが必要だと考えますか?

41
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:35:06 c8edd@2ec36 >> 25

ご質問ありがとうございます。
競技力と食行動の関連が顕著に現れたのは試合前一週間だったことから、各競技の指導者が試合前の選手の食行動に関して適切なアドバイスを行ったり、栄養士による栄養指導・教育を充実させていくことが大切だと考えています。

26
大島諒実 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 14:19:09 909e5@0c3fc

試合前に取る間食として、好ましい食べ物や間食の量を教えていただきたいです。

42
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:38:09 c8edd@2ec36 >> 26

ご質問ありがとうございます。
本研究では試合前一週間の食行動の中で、具体的な間食の内容まで調査は行ないませんでした。しかし、競技力が高い選手ほど間食を意識した行動を試合前にとっている事が明らかいなったので、今後どのような食品を摂取するべきかまで、競技特性を踏まえて調査していこうと思います。

27
山中優 2021/01/21 (木) 15:22:55 1fb06@f4b4b

食事次第で競技下位群の選手が上位群になることは可能でしょうか。

43
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:41:05 c8edd@2ec36 >> 27

ご質問ありがとうございます。
本研究の結果から競技レベル上位群の方が下位群に比べて特に試合前一週間は食行動を意識していたことが分かりました。そのため、食行動と競技レベルの関係は明らかになりましたが、競技力が高い選手の要因には他の要素がある可能性があるため、一概に食行動を意識すれば競技力が向上するとまで断定することはできないと考えています。

28
上原拓真 2021/01/21 (木) 15:27:23 30b5b@5c8c9

上位群の間食のタイミングとと内容に意識するとありますが、どのようなものがあるでしょうか。

44
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:44:55 c8edd@2ec36 >> 28

ご質問ありがとうございます。
間食のタイミングと内容に関する質問は、試合前一週間が特に競技レベルによって有意な差が認められたので、コンディショニングの一環として食行動を選択しているものと考えられます。そのため、タイミングと内容に関する詳細はわかりませんが、競技をする上で適切なタイミングで必要な栄養素を各々が摂取しているのではないかと考えられます。

29
門馬翔太 2021/01/21 (木) 16:53:55 5f876@7898a

このような結果は他のスポーツにも当てはまると伊藤さんは考えますでしょうか。

45
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:46:39 c8edd@2ec36 >> 29

ご質問ありがとうございます。
あくまで本研究は大学フェンシング選手に限ったことであるので、他の競技では同じ事が言えるかどうかはわかりません。また、競技特性もあるため、必要な栄養素や食事内容も変わってくるものだと考えられます。

30
池間直哉 2021/01/21 (木) 19:09:49 41005@7ecb0

試合の時間帯(午前や午後など)によって試合前の食行動などは変わってくるのでしょうか?

46
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:48:06 c8edd@2ec36 >> 30

ご質問ありがとうございます。
本研究では試合前一週間の食行動に関する質問を行ったため、試合当日の食行動に関する詳細は調査していません。

31
武田海青 2021/01/21 (木) 19:11:36 2ab15@3fcfe

食事と睡眠のバランスを考えれば、上位郡に近づけるのでしょうか。他に取り組むべき課題はありますか。

47
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:51:24 c8edd@2ec36 >> 31

ご質問ありがとうございます。
本研究では競技レベルと食行動の関連を明らかにするものであり、結果から試合前一週間の食行動に競技レベルが関連している事が明らかになりましたが、競技レベルに関しては他にも様々な要因が関係していると考えられるので、一概に食事と睡眠を意識すれば競技力が向上するとは断定できないと考えています。

32
二村賢人 2021/01/21 (木) 19:40:42 9dde1@f6b86

食に関して様々な取り組みをしても、競技戦績下位群に属する選手は、食に関して今後何が求められてくると考えていますか。

48
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:52:47 c8edd@2ec36 >> 32

ご質問ありがとうございます。
食行動の意識が高く適切な選択ができている選手が競技力がなかなか向上していかない場合、その原因は食行動以外の要素にあることも考えられます。

33
宮内育大 日本大学スポーツ科学部 2021/01/21 (木) 19:47:30 d1e63@7f719

質問失礼します。

本研究において男女などの性差による差などはあると考えていますか?また、その他考慮しなければならない因子があると考えていますか?

49
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:55:08 c8edd@2ec36 >> 33

ご質問ありがとうございます。
男女を比較した統計処理は行なっていないため、男女差に関しては本研究ではわかりませんでした。しかし、性別によって体格の差や運動量など様々なことなる要因があるので、性別差を踏まえた食行動の選択に関する調査を行なっていくべきだと考えています。

34
氏名・所属未記入 2021/01/21 (木) 19:49:48 d18eb@64106

選手の食行動の実践における環境でどういった部分が難しくなっているか、また、どのような影響があったのか分かりましたら教えて頂きたいです。

50
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:57:28 c8edd@2ec36 >> 34

ご質問ありがとうございます。
実際に競技レベル下位群ではそもそも栄養指導や栄養教育を受ける環境や機会がなかったり、大学生アスリートの特性として金銭的な余裕がない事が挙げられるのではないかと考えています。そのため、十分な栄養素が整った食事の巡撫が難しいと考えられます。

35
橘薫乃 2021/01/21 (木) 19:53:52 d18eb@64106

選手の食行動の実践における環境でどういった部分が難しくなっているか、また、どのような影響があったのか分かりましたら教えて頂きたいです。

52
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 21:01:23 c8edd@2ec36 >> 35

ご質問ありがとうございます。
大学フェンシング選手の中には、学生寮や一人暮らしをしている学生が多く、ほとんどは地方から上京している学生です。そのため、食事を準備する金銭的な余裕やバイトや部活に時間を取られるため、時間的な余裕がない事が問題だと考えています。

36
伊達佳佑 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 19:56:14 614dc@7898a

食に関しての質問で、タンパク質や、プロテイン、サプリメントに限定した理由を教えて頂きたいです。

53
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 21:03:28 c8edd@2ec36 >> 36

ご質問ありがとうございます。
本研究の結果有意差が認められた項目は、タンパク質・プロテイン・サプリメントに関する質問でした。しかし有意差はなかったもののビタミン・糖質(炭水化物)・脂質に関する質問も行なっています。

37
相澤汐里 日本大学大学院文学研究科教育学専攻 2021/01/21 (木) 19:59:19 d117a@761fb

栄養や食行動実践に関してフェンシングならではの難しい点などがあれば教えていただきたいです。

51
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/21 (木) 20:59:28 c8edd@2ec36 >> 37

ご質問ありがとうございます。
大学フェンシング選手の中には、学生寮や一人暮らしをしている学生が多く、ほとんどは地方から上京している学生です。そのため食事を準備する金銭的な余裕やバイトや部活に時間を取られるため、時間的な余裕がない事が問題だと考えています。

54
小田颯良 日本大学商学部経営学科 2021/01/22 (金) 00:14:45 ac892@0efe7

なぜ食に関する質問を1週間前としたのでしょうか。
また、食次第で上位に食い込める可能性があるということでしょうか。

57
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/22 (金) 22:17:15 c8edd@34eea >> 54

ご質問ありがとうございます。
食行動に関する質問を試合前一週間とした理由は、普段と試合前一週間で食行動の選択に差があるかどうかについて調査を行いたかったからです。試合を考えたコンディショニングは人によって心がけている時期や期間が異なると思いますが、試合が近くになるにつれてより顕著に現れると考えました。競技レベル下位群の選手が上位群に食い込めるかどうかについては、競技レベルの高い選手の要因には食行動以外にも様々な要因が考えられるので、一概に食行動を変えれば競技力が向上すると断定することはできないと考えています。

55
野村奈央 2021/01/22 (金) 13:17:35 90f11@3cc84

食行動の実践する上で、知識や金銭面などで難しい学生にはどのようなサポートが必要になると考えますか。

58
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/22 (金) 22:22:13 c8edd@34eea >> 55

ご質問ありがとうございます。
食行動に必要な知識を学生アスリートが得るために、指導者が栄養教育に力を入れ、栄養士を招いて栄養指導を行う工夫が必要だと考えます。また、金銭的に食行動を実践する事が難しい学生には、最低限の食行動選択の指標を指導者が示すなどの工夫が必要だと考えます。

56
松渕真平 2021/01/22 (金) 16:20:58 ab1d3@4a0ae

イチロー選手は試合前のルーティーンでカレーを食べることで有名ですが、食生活をルーティーン化することについてはどうお考えですか?

59
伊藤拓真 日本大学文理学部体育学科 2021/01/22 (金) 22:26:06 c8edd@34eea

ご質問ありがとうございます。
食事内容を試合前にルーティーン化することは、その競技者のコンディショニングの一環だと思われます。コンディショニングの方法については、個人差や専門種目によって異なると考えられるので、自分にとって最適な食行動の選択を行いコンディショニングを整える事が必要だと考えます。