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桜門体育学会事務局
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吉田先生
座長の小沼です。大変興味深い発表をありがとうございました。2点質問させてください。
①スポーツの種目(例えば、個人競技と団体競技)で性格特性が異なることもあるのでしょうか?先行研究などの知見があれば教えてください。②大学生においては、陸上競技部と一般の学生で性格特性の差がなかったということですが、大学生よりも若い青少年の時期に同じ調査をした場合、結果は変わってくると思いますか?先行研究などがあれば、それを踏まえ先生のお考えをお聞かせください。以上2点、宜しくお願い致します。
ご質問ありがとうございます。
➀先行研究で,球技系のスポーツは一般大学生と比べ劣等意識が高く,情緒不安的な性格特性が示されています.さらに,格闘系のスポーツの剣道では劣等意識が低く,客観性が高いと示されています.
➁今回用いた調査紙のYS性格検査は成人用に作られているため,青少年に同じ調査紙を使った場合結果は変わらないと考えられます.しかし,YG性格検査は小学,中学,高校用とあるので年齢に応じた調査紙を用いて実施すると結果が変わってくると考えられます.
先行研究の部分にある、「スポーツを通じて得られるコミュニケーションスキル」とは具体的にどのようなものですか。
ご質問ありがとうございます。
スポーツ参加経験による,チームワークやリーダシップなどの経験から得られるスキルです.
一般大学生は、どういった群になりますか?陸上競技を現在行なっていない、もしくは全く行ったことがないという認識でよろしいですか?
ご質問ありがとうございます。
本研究においては陸上競技部に所属している大学生と所属していない大学生という群になっています.フェイスシートで大学陸上競技部に所属していない大学生と回答した人を一般大学生としました.
高校生の段階で自らが行う種目を選択している競技者がいると思われるのですがその場合はどのようになると考えられますか?
ご質問ありがとうございます。
高校生で同じ調査を実施しても結果は変わらないと考えられます.種目の専門的トレーニングは高校生より大学生と年齢に応じて増えるためです.