質問ありがとうございます。回答が遅れてしまい申し訳ありません。 蹴り分けがなされている被験者において、両試技間におけるインパクト前後の膝関節伸展角速度、角変位、下肢スイングスピードに有位な差は見られず、インパクト時の膝関節屈曲角度のみに有位差が見られ、山なり性の軌道のキックの方が伸展しているという結果が出ました。以上のことから、両試技間で動作自体に相違は見られませんでしたが、山なり性の軌道のキックを蹴る際、インパクト時に膝関節がより早い時間(タイミング)で伸展している事が考えられます。
ご質問いただきありがとうございます。 インタビューにおける質問項目は以下の3つの点を中心に行いました。 1.スタジアム周辺のゴミの量 2.スタジアム周辺のゴミの種類 3.横浜FCが行っている環境問題への活動 インタビューは「半構造化インタビュー」で行いました。 このインタビューの結果から、目的であったゴミの量と種類は把握できませんでした。 そのため、他の方法を再考して改めて調査する必要があるという結果に至りました。
私は、食物繊維を多く取り、決まった睡眠時間の確保を行なっていました。
栄養をしっかり摂る、睡眠の質を上げる、自分の疲労に合った練習を行う事だと思います。
食事・睡眠・練習状況の見直しが必要だとおもいます。
上位群と下位郡でコンディショニングの区別は必要ないと考えます。
同じようなことが言えると思います。
大会の出場回数や、練習内容の詳しいアンケートは行っていませんが、アンケート前に全国大会レベル以上の試合が2つあり、疲労していると考えています。
全国大会出場レベル以上です。
モチベーションビデオを作成することや、練習状況を改善する必要があると考えます。
種目別の統計処理を行うことができなかった為正確な結果は分かりませんが、変わりはないと思います。
ご助言ありがとうございます。
ご質問ありがとうございます。 高校生で同じ調査を実施しても結果は変わらないと考えられます.種目の専門的トレーニングは高校生より大学生と年齢に応じて増えるためです.
ご質問ありがとうございます。 本研究においては陸上競技部に所属している大学生と所属していない大学生という群になっています.フェイスシートで大学陸上競技部に所属していない大学生と回答した人を一般大学生としました.
ご質問ありがとうございます。 スポーツ参加経験による,チームワークやリーダシップなどの経験から得られるスキルです.
ご質問ありがとうございます。 ➀先行研究で,球技系のスポーツは一般大学生と比べ劣等意識が高く,情緒不安的な性格特性が示されています.さらに,格闘系のスポーツの剣道では劣等意識が低く,客観性が高いと示されています. ➁今回用いた調査紙のYS性格検査は成人用に作られているため,青少年に同じ調査紙を使った場合結果は変わらないと考えられます.しかし,YG性格検査は小学,中学,高校用とあるので年齢に応じた調査紙を用いて実施すると結果が変わってくると考えられます.
ご回答,ありがとうございました.『海外留学への興味「全く興味がない(1点)」から「大変興味がある(5点)」』とするならば,おそらく3点代は「どちらともいえない」的な回答をされたのではないかと想像します.そして,グラフを拝見すると上位群・下位ともに3点代です.外向性得点の高低で比較をして,上位群の得点が高かったからといって,「海外留学への興味が高い」ということは言えるのか疑問に思いました.また,海外留学を促進させるための検討が主でしたら,海外留学への興味や希望の有無による検討を行った方がどのような意識にアクセスすべきかが見えてきやすいのではないかと感じました.
御質問ありがとうございます。 投射速度の増大に自由助走の速度はわずかに影響を与えていると考えられます。投動作では、下肢で生み出したエネルギーを運動連鎖を使いボールに伝えています。しかしサッカーのスローインのルールにおいて、ボールリリース時に両足とも地面に接地していなければなりません。なので自由助走の速度をあげすぎると、バランスが崩れ片足が浮いてしまいスローインが失敗する可能性がでてきます。その事を踏まえると自由助走の速度には限界があり影響はわずかのみに留まると考えられます。 また各部位の長さ、質量による影響は上肢の長さが影響を与えると考えられます。上肢が長くなると体幹後傾時によりボールを後ろかつ下方にもっていくことができ、ボールを長い距離加速させることができので影響を与えられるのではないかと推測されます。
ご質問ありがとうございます。 資料の分析③においてX2検定を行った結果、p=0.008となり、有意差が認められたとあります。 ここで、どの数値に有意差が現れたのかを調べるために残差分析を行いました。 その結果として、 ・県大会ベスト16以上の選手は球種を基に配球予測する選手が多くて反応で打つ選手が少ない。 ・低い競技レベルの選手は反応で打つ選手が多くて球種を基に配球予測する選手が少ない。 という結果が出ました。 質問の答えとしては、どの群の数値が他の群と差が現れているのかを証明するための分析ということです。
今回の研究では、フリースローを失敗する要因として、「シュートを入れなくてはいけない」という自己義務感や味方の期待と相手からのプレッシャーなどによる精神的負担があると推測しました。第4ピリオドは勝敗が決まる最後のピリオドのため、第1ピリオドから第3ピリオドよりも精神的負担がかかるのではないかと考え、第4ピリオドの状況によってデータを取りました。したがって、第1ピリオドから第3ピリオドまでのフリースローの成功率とは比較していません。
第1ピリオドから第3ピリオドは次のピリオドがあり、また、次に取り返すチャンスがあり、気持ちや時間に余裕があるが第4ピリオドはあとがないため、フリースロー1本でも勝敗に関わる重要なシュートであると考えました。そして、第4ピリオドを勝ち・均衡・負けの3つの状況に分けてデータを取ることによって、それぞれ違う状況でフリースローの確率がどのように変わるのかを求めることができると考えました。
ご質問ありがとうございます。 配球予測をすることが、打撃成績の向上に繋がる訳ではないため、チームの勝敗には直結しないのではないかと私は考えております。
ご質問ありがとうございます。 まず、牽引パワーがなぜ12秒に設定しているかということに関して説明させていただきます。本実験では5段階の負荷をかけておりますが、予備実験において各負荷で実施した際に、全被験者から12秒の間にピークパワーが見られた為、12秒に設定しました。 そして、競技時間の違いによる牽引パワーの影響について説明させていただきます。やはり競技時間の短い短距離の選手の方が牽引パワーの影響が強く関係していると思います。だからといって、中距離・長距離の選手はパワーが必要でないということではなく、どの専門距離にも技術面が向上された中でパワーをつけることでより効率的に競技力を向上させることにつながるのだと思います。
ご質問ありがとうございました。 ー分析の選定理由とどの変数を従属変数・独立変数に設定して分析を行ったのかお教えください ・非認知能力を課外活動を構成する複数の要因で予測したかったこと。また、交絡を調整したうえで関連性を検討したいと考えたため階層的回帰分析を選定しました。非認知能力の自己評価シートで得られた合計得点を従属変数。よくしていた遊び、運動遊びの好き嫌い、地域の自主参加型行事活動の参加経験の有無、習い事における参加動機とリーダー経験の有無を独立変数に設定しました。 ー関係性を検討する回帰分析において,回答形式が2つ(好き・嫌い,有無など)の変数を使用すると関係がとらえにくいようにも思います ・それらについてはカテゴリ変数であると見なし、ダミー変数に置き換えることで予測が可能であると考え分析を行いました。しかし、ご指摘の通り回帰分析においては不向きな変数であるため本研究の限界とさせていただきます。
ー本研究の結果を踏まえ,今後,本研究を発展させていくためにどのような検討が必要だと思われますか? ・再度、課外活動の定義について理解を深める必要があります。その上でポスターでも示した、非認知能力の形成要因として挙げられている家庭環境や学習習慣、家事手伝いといった家庭での過ごし方を考慮した多角的な検討が必要であると考えています。
ご質問ありがとうございます。 結果的に、配球予測において捕手以外のポジションの選手も捕手と同様の傾向が現れた。つまり、捕手だけが特質するようなことは無かったということです。
ご質問ありがとうございます。 まず①の質問についてですが、 競技レベルの高い選手(地区大会、全国大会レベル)のデータ数が少なかったことが一つの要因ではないかと考えております。 ここからは選手から頂いた記述回答と私の推測が基になりますが、 低い競技レベルの選手は反応で打つ選手が有意に多く、配球予測の記述回答においても、自身の感覚や勘を頼りにしている選手が多いことを認識しました。一方、競技レベルの高い選手は反応で打つと回答している選手でも、記述回答の際に明確なプランを持った上で打席に入っている選手がほとんどでした。 このことから、競技レベルの高い選手のデータ数が増加すれば、自ずと反応で打つ選手が減るなどの有意差が現れると推測しています。 続いて②の質問についてですが、 今回の研究のポイントとして、学生野球経験者はプロ野球選手と違って、配球予測のためのデータがほとんど取れない点がありました。 そこで私が実際に現場で活かすために必要と考えていることは、カウントやランナーの有無などより細かな状況設定をした上での回答を集めることです。 また、今よりも多くの回答を集めることも必須条件としたいです。 将来的には、プロ野球選手のデータも集めて研究する機会があれば良いなと考えております。
ご質問ありがとうございます。 今回野球経験3年以上に設定した理由としては、 3年以下の初心者に近しい選手では、選手独自の配球予測プロセスを確立出来ていないと推測したためです。 曖昧なデータが反映されることを回避するための一つの指標として、3年以上と設定させていただきました。
質問ありがとうございます。 質問に回答させていただきます。 1.今回集めた実験者は、「ジャンプサーブを行うことができる選手」と定めて実験を行いました。そのため、今回の実験ではポジション別のサーブの質や緊張状態は測定していないので、ポジション別の違いについては分かりません。 2.高緊張状態を作るためにイメージリハーサルを行いました。このイメージリハーサルでは、大会でのピンチな場面を強くイメージできるような内容を作成しました。具体的には、観客の視線や、体温、試合の状況をイメージリハーサルの内容に組み込みました。
平木先生
ご質問ありがとうございます。 それぞれについて回答させていただきます。
①前者の質問について 因子ごとに両群の比較は行っていません。今回使用した尺度のマニュアル(日本パーソナリティ心理学会)に,「統計的な検討を行う際には因子レベルよりも2つの下位尺度レベル(資質的要因/獲得的要因)で用いるのが望ましい」と記されていたためです。 そのようななかにおいて,運動習慣が資質的レジリエンスの「どの因子」に影響を与えるのかについて考えました。様々な文献を見ていくなかで,運動で不安は軽減されること(青木,2002),不安を抑制する効果をもつ因子として「統御力」と「行動力」が挙げられること(平野,2010)に着目しました。これらのことから,運動習慣が不安を抑制する過程において,資質的レジリエンスを構成する「統御力」と「行動力」が高まっている可能性を考え,それを図3のように「見える化」することを試みました。
②後者の質問について 課題はいくつも挙げられます。例えば,本研究の実験参加者は大学生のみである点です。つまり,小学生や高齢者等といった他の世代の方に当てはまるのかどうかはわかりません。また,本研究の運動習慣は,3か月以上(水野ほか,2004)と定義づけていますが,それよりも短い期間における習慣的な運動の実施が資質的レジリエンスを向上させるかどうかはわかりません。これらのことについて,今後,調査・検討する必要があると考えています。 本研究を発展させるために必要なことは,運動習慣がない人が3か月以上の運動習慣を形成した場合に,資質的レジリエンスが高まるかどうかを実証することだと考えています。「資質的レジリエンスは後天的に変化しないわけではない」(平野・梅原,2018)と指摘されています。本研究でいう運動習慣未形成群のような人たちに運動を習慣化させ,資質的レジリエンスに変化があるのか検討することにより,「運動の習慣化」の重要性をよりいっそう社会に広めていきたいと考えています。
馬淵皓大
質問していただきありがとうございます。 「アップ動作で各角度の計測ができなかった理由」 はじめに「計測ができなかった」と書きましたが、「計測したが動作の起点がわからなかった」に訂正いたします。一回の試技において、経験者は膝関節の角度変化に肩関節の角度変化が対応していました。しかし、未経験者では膝関節の角度変化に対して、肩関節の角度変化が不規則であったり、経験者と反対に動いていたため、その動作の起点を確認することができませんでした。
「ダウン動作の関節角度変化の典型例グラフに関して、未経験者の小さな角度変化をもってリズムが全く取れていないと断言した他の根拠」 典型例のグラフは一回だけの動作の角度変化を示したものであり、撮影の際には約八回試技を行いました。それぞれメトロノームでテンポを変えて実験を行ったのですが、その音に対して経験者は膝関節とか肩関節の角度変化に規則性があったが、未経験者は両関節の規則性がなかったため、リズムが取れていないと判断しました。
ご質問していただきありがとうございます
ご質問の通り、今回の研究は「音楽視聴あり」のみを対象者としたため、結果に対して完璧な答えが出せたかと言うと不十分であり、次回の課題として記させていただきました。 ただし、質問に記載してもらった好きな音楽を聞かない場合のことについては考えが至りませんでした。 というのも、アンケートに答えるうえで、音楽視聴ありの対象者が何をもって音楽を聴いてポジティブに判断するかと考えたところ、おそらく自分が好きな音楽を聞いていないときと考えていました。 なので、このアンケートの結果は、おそらく対象者は好きな音楽を聴かないときよりも、聴くときの方がポジティブになるという結論に至りました。 更なる発展のため、今回の質問を活かして更なる研究に精進していきたいと思います。 ご質問していただきありがとうございました。
質問ありがとうございます。今回の研究では、家族の構成を加味した上での調査を行っていないため、家族構成が親の関わりに及ぼす変化については、明らかにすることはできませんでした。しかし、先行研究より親の関与は、兄弟間において差がある事が明らかとなっており、その事から兄弟構成の違いなどにより親の関わりが変化する可能性は考えられます。
質問ありがとうございます。本研究では、スポーツを継続することにより、より子供がストレスを感じやすくなるという点が明らかとなり、具体的な子供のストレス状態についての判断方法については、調査できませんでした。しかし、先行研究から感情の起伏の変化や普段と違う行動を取るといった事がストレスの兆候として見られる事が明らかとなっており、そのような行動をストレス状態の判断材料として用いる事でストレス状態を読み取ることができるのではないかと考えております。
質問ありがとうございます。本研究では、親が子供に関わる際に関わりの強さを注意して接することが重要であると結論づけました。
質問ありがとうございます。1つ目の質問に関しましては、ご質問された通り本研究では、大学生の方々に小学校、中学校時のスポーツ経験を思い出していただき、その時点でどのように感じたのかをお答えいただきました。また、大学生を対象とした理由については、今現在小学生、中学生である方々に調査を依頼することは、本研究では困難であると判断したため、大学生を対象とさせていただきました。 2つ目の質問に関しましては、本研究の結果に基けば、1種目よりも複数の種目を経験させることが子供のスポーツ継続につながると考えております。
ご質問ありがとうございます。 スポーツを得意としていない人でも、呼吸法によるリラクセーション及び注意集中スキルのどちらも効果はあると思いますが、スポーツに習熟している人と比較するとそれほど効果は得られないと推測されます。よって、フローに近い状態を形成できる可能性も低いと考えられます。
ご質問ありがとうございます。 本研究では、観衆とその応援がある状況に対して、ポジティブな認知・思考を働かせるのか、またはネガティブな認知・思考を働かせるのかがパフォーマンスに影響を与えるという考えのもと行いました。そのため、この応援がというわけではなく、どのような応援であっても、それをどう捉えるかでパフォーマンスが向上もしくは低下すると考えています。たとえば「がんばれ!」という応援にしても、これを「応援してくれているのにミスしたらどうしよう」とネガティブに捉えるのか、「応援してもらっているのだから絶対に点を取ってやる」とポジティブに捉えるかで、その選手のプレーに差が出るのではないかと考えています。
応援によるパフォーマンスの低下を防ぐ方法に関しましては、やはり競技中どんな場面・状況であっても、ポジティブな認知・思考を働かせることを意識することが良い方法なのではないかと現時点では考えています。
ご質問ありがとうございます。 ご指摘の通り、今回の研究の結果である「内向性」や「神経質傾向」の選手が競技中にネガティブな認知・思考に陥るとパフォーマンスに低下させる力として働くということから、外向性が高くても、場面・状況によってはネガティブな認知・思考を働かせてしまうという選手を分析した場合、「外向性」と応援に対するパフォーマンスの低下に関する評価尺度に相関が認められる可能性は十分にあると考えています。
この研究の結果から、「内向性」、「神経質傾向」が高い選手を含め、ネガティブな認知・思考に陥りやすい選手が、競技中の観衆や応援がある状況をポジティブに捉えることを意識することで、パフォーマンスを維持、または、より良くなることが期待できるのではないかと考えています。
ご質問ありがとうございます。 送球イップスと性格特性に関係があるといった調査の今後の展望についてですが、3つの性格特性をさらに細かく分類して、具体的にどのような選手がイップスを発症しやすいのかを研究していきたいと思います。今回の研究では、野球選手の性格特性3つと送球イップスの発症要因4つの関係について調べた結果、神経症的傾向の選手が緊迫した場面の緊張でイップスが促進されやすいという結果になりましたが、今回は因子の数が少なく、性格特性も内容が広い状態で研究を行ったため、まだ深く追求ができると考えています。例えば、選手の競技実績や指導者の指導方法、チームの環境などを具体的に調査して、これらを性格特性と結びつけて、送球イップスとの関係性を調べたいと思います。なぜなら、同じ外向性でも競技実績が高いと低い選手では、競技への向き合い方や考え方が違うと考えられたり、神経症的傾向の場合も指導者の指導方法がエンジョイベースボールといった方針と怒ることが多い指導者とでは、今回のような性格特性では判明しなかったこともあると思うからです。このように、今後は選手の特徴を具体的に調査した上で、性格特性と送球イップスとの関係があることを追求したいと思います。
ご質問ありがとうございます。 食事内容を試合前にルーティーン化することは、その競技者のコンディショニングの一環だと思われます。コンディショニングの方法については、個人差や専門種目によって異なると考えられるので、自分にとって最適な食行動の選択を行いコンディショニングを整える事が必要だと考えます。
ご質問ありがとうございます。 試合経験と試合出場経験とありますが、実際に質問をした内容としては、「スポーツ経験」と「試合出場経験の有無」でした。頂いた質問にて訂正いたします。ありがとうございました。
質問ありがとうございます。回答が遅れてしまい申し訳ありません。
蹴り分けがなされている被験者において、両試技間におけるインパクト前後の膝関節伸展角速度、角変位、下肢スイングスピードに有位な差は見られず、インパクト時の膝関節屈曲角度のみに有位差が見られ、山なり性の軌道のキックの方が伸展しているという結果が出ました。以上のことから、両試技間で動作自体に相違は見られませんでしたが、山なり性の軌道のキックを蹴る際、インパクト時に膝関節がより早い時間(タイミング)で伸展している事が考えられます。
ご質問いただきありがとうございます。
インタビューにおける質問項目は以下の3つの点を中心に行いました。
1.スタジアム周辺のゴミの量
2.スタジアム周辺のゴミの種類
3.横浜FCが行っている環境問題への活動
インタビューは「半構造化インタビュー」で行いました。
このインタビューの結果から、目的であったゴミの量と種類は把握できませんでした。
そのため、他の方法を再考して改めて調査する必要があるという結果に至りました。
私は、食物繊維を多く取り、決まった睡眠時間の確保を行なっていました。
栄養をしっかり摂る、睡眠の質を上げる、自分の疲労に合った練習を行う事だと思います。
食事・睡眠・練習状況の見直しが必要だとおもいます。
上位群と下位郡でコンディショニングの区別は必要ないと考えます。
同じようなことが言えると思います。
大会の出場回数や、練習内容の詳しいアンケートは行っていませんが、アンケート前に全国大会レベル以上の試合が2つあり、疲労していると考えています。
全国大会出場レベル以上です。
モチベーションビデオを作成することや、練習状況を改善する必要があると考えます。
種目別の統計処理を行うことができなかった為正確な結果は分かりませんが、変わりはないと思います。
ご助言ありがとうございます。
ご質問ありがとうございます。
高校生で同じ調査を実施しても結果は変わらないと考えられます.種目の専門的トレーニングは高校生より大学生と年齢に応じて増えるためです.
ご質問ありがとうございます。
本研究においては陸上競技部に所属している大学生と所属していない大学生という群になっています.フェイスシートで大学陸上競技部に所属していない大学生と回答した人を一般大学生としました.
ご質問ありがとうございます。
スポーツ参加経験による,チームワークやリーダシップなどの経験から得られるスキルです.
ご質問ありがとうございます。
➀先行研究で,球技系のスポーツは一般大学生と比べ劣等意識が高く,情緒不安的な性格特性が示されています.さらに,格闘系のスポーツの剣道では劣等意識が低く,客観性が高いと示されています.
➁今回用いた調査紙のYS性格検査は成人用に作られているため,青少年に同じ調査紙を使った場合結果は変わらないと考えられます.しかし,YG性格検査は小学,中学,高校用とあるので年齢に応じた調査紙を用いて実施すると結果が変わってくると考えられます.
ご回答,ありがとうございました.『海外留学への興味「全く興味がない(1点)」から「大変興味がある(5点)」』とするならば,おそらく3点代は「どちらともいえない」的な回答をされたのではないかと想像します.そして,グラフを拝見すると上位群・下位ともに3点代です.外向性得点の高低で比較をして,上位群の得点が高かったからといって,「海外留学への興味が高い」ということは言えるのか疑問に思いました.また,海外留学を促進させるための検討が主でしたら,海外留学への興味や希望の有無による検討を行った方がどのような意識にアクセスすべきかが見えてきやすいのではないかと感じました.
御質問ありがとうございます。
投射速度の増大に自由助走の速度はわずかに影響を与えていると考えられます。投動作では、下肢で生み出したエネルギーを運動連鎖を使いボールに伝えています。しかしサッカーのスローインのルールにおいて、ボールリリース時に両足とも地面に接地していなければなりません。なので自由助走の速度をあげすぎると、バランスが崩れ片足が浮いてしまいスローインが失敗する可能性がでてきます。その事を踏まえると自由助走の速度には限界があり影響はわずかのみに留まると考えられます。
また各部位の長さ、質量による影響は上肢の長さが影響を与えると考えられます。上肢が長くなると体幹後傾時によりボールを後ろかつ下方にもっていくことができ、ボールを長い距離加速させることができので影響を与えられるのではないかと推測されます。
ご質問ありがとうございます。
資料の分析③においてX2検定を行った結果、p=0.008となり、有意差が認められたとあります。
ここで、どの数値に有意差が現れたのかを調べるために残差分析を行いました。
その結果として、
・県大会ベスト16以上の選手は球種を基に配球予測する選手が多くて反応で打つ選手が少ない。
・低い競技レベルの選手は反応で打つ選手が多くて球種を基に配球予測する選手が少ない。
という結果が出ました。
質問の答えとしては、どの群の数値が他の群と差が現れているのかを証明するための分析ということです。
今回の研究では、フリースローを失敗する要因として、「シュートを入れなくてはいけない」という自己義務感や味方の期待と相手からのプレッシャーなどによる精神的負担があると推測しました。第4ピリオドは勝敗が決まる最後のピリオドのため、第1ピリオドから第3ピリオドよりも精神的負担がかかるのではないかと考え、第4ピリオドの状況によってデータを取りました。したがって、第1ピリオドから第3ピリオドまでのフリースローの成功率とは比較していません。
第1ピリオドから第3ピリオドは次のピリオドがあり、また、次に取り返すチャンスがあり、気持ちや時間に余裕があるが第4ピリオドはあとがないため、フリースロー1本でも勝敗に関わる重要なシュートであると考えました。そして、第4ピリオドを勝ち・均衡・負けの3つの状況に分けてデータを取ることによって、それぞれ違う状況でフリースローの確率がどのように変わるのかを求めることができると考えました。
ご質問ありがとうございます。
配球予測をすることが、打撃成績の向上に繋がる訳ではないため、チームの勝敗には直結しないのではないかと私は考えております。
ご質問ありがとうございます。
まず、牽引パワーがなぜ12秒に設定しているかということに関して説明させていただきます。本実験では5段階の負荷をかけておりますが、予備実験において各負荷で実施した際に、全被験者から12秒の間にピークパワーが見られた為、12秒に設定しました。
そして、競技時間の違いによる牽引パワーの影響について説明させていただきます。やはり競技時間の短い短距離の選手の方が牽引パワーの影響が強く関係していると思います。だからといって、中距離・長距離の選手はパワーが必要でないということではなく、どの専門距離にも技術面が向上された中でパワーをつけることでより効率的に競技力を向上させることにつながるのだと思います。
ご質問ありがとうございました。
ー分析の選定理由とどの変数を従属変数・独立変数に設定して分析を行ったのかお教えください
・非認知能力を課外活動を構成する複数の要因で予測したかったこと。また、交絡を調整したうえで関連性を検討したいと考えたため階層的回帰分析を選定しました。非認知能力の自己評価シートで得られた合計得点を従属変数。よくしていた遊び、運動遊びの好き嫌い、地域の自主参加型行事活動の参加経験の有無、習い事における参加動機とリーダー経験の有無を独立変数に設定しました。
ー関係性を検討する回帰分析において,回答形式が2つ(好き・嫌い,有無など)の変数を使用すると関係がとらえにくいようにも思います
・それらについてはカテゴリ変数であると見なし、ダミー変数に置き換えることで予測が可能であると考え分析を行いました。しかし、ご指摘の通り回帰分析においては不向きな変数であるため本研究の限界とさせていただきます。
ー本研究の結果を踏まえ,今後,本研究を発展させていくためにどのような検討が必要だと思われますか?
・再度、課外活動の定義について理解を深める必要があります。その上でポスターでも示した、非認知能力の形成要因として挙げられている家庭環境や学習習慣、家事手伝いといった家庭での過ごし方を考慮した多角的な検討が必要であると考えています。
ご質問ありがとうございます。
結果的に、配球予測において捕手以外のポジションの選手も捕手と同様の傾向が現れた。つまり、捕手だけが特質するようなことは無かったということです。
ご質問ありがとうございます。
まず①の質問についてですが、
競技レベルの高い選手(地区大会、全国大会レベル)のデータ数が少なかったことが一つの要因ではないかと考えております。
ここからは選手から頂いた記述回答と私の推測が基になりますが、
低い競技レベルの選手は反応で打つ選手が有意に多く、配球予測の記述回答においても、自身の感覚や勘を頼りにしている選手が多いことを認識しました。一方、競技レベルの高い選手は反応で打つと回答している選手でも、記述回答の際に明確なプランを持った上で打席に入っている選手がほとんどでした。
このことから、競技レベルの高い選手のデータ数が増加すれば、自ずと反応で打つ選手が減るなどの有意差が現れると推測しています。
続いて②の質問についてですが、
今回の研究のポイントとして、学生野球経験者はプロ野球選手と違って、配球予測のためのデータがほとんど取れない点がありました。
そこで私が実際に現場で活かすために必要と考えていることは、カウントやランナーの有無などより細かな状況設定をした上での回答を集めることです。
また、今よりも多くの回答を集めることも必須条件としたいです。
将来的には、プロ野球選手のデータも集めて研究する機会があれば良いなと考えております。
ご質問ありがとうございます。
今回野球経験3年以上に設定した理由としては、
3年以下の初心者に近しい選手では、選手独自の配球予測プロセスを確立出来ていないと推測したためです。
曖昧なデータが反映されることを回避するための一つの指標として、3年以上と設定させていただきました。
質問ありがとうございます。
質問に回答させていただきます。
1.今回集めた実験者は、「ジャンプサーブを行うことができる選手」と定めて実験を行いました。そのため、今回の実験ではポジション別のサーブの質や緊張状態は測定していないので、ポジション別の違いについては分かりません。
2.高緊張状態を作るためにイメージリハーサルを行いました。このイメージリハーサルでは、大会でのピンチな場面を強くイメージできるような内容を作成しました。具体的には、観客の視線や、体温、試合の状況をイメージリハーサルの内容に組み込みました。
平木先生
ご質問ありがとうございます。
それぞれについて回答させていただきます。
①前者の質問について
因子ごとに両群の比較は行っていません。今回使用した尺度のマニュアル(日本パーソナリティ心理学会)に,「統計的な検討を行う際には因子レベルよりも2つの下位尺度レベル(資質的要因/獲得的要因)で用いるのが望ましい」と記されていたためです。
そのようななかにおいて,運動習慣が資質的レジリエンスの「どの因子」に影響を与えるのかについて考えました。様々な文献を見ていくなかで,運動で不安は軽減されること(青木,2002),不安を抑制する効果をもつ因子として「統御力」と「行動力」が挙げられること(平野,2010)に着目しました。これらのことから,運動習慣が不安を抑制する過程において,資質的レジリエンスを構成する「統御力」と「行動力」が高まっている可能性を考え,それを図3のように「見える化」することを試みました。
②後者の質問について
課題はいくつも挙げられます。例えば,本研究の実験参加者は大学生のみである点です。つまり,小学生や高齢者等といった他の世代の方に当てはまるのかどうかはわかりません。また,本研究の運動習慣は,3か月以上(水野ほか,2004)と定義づけていますが,それよりも短い期間における習慣的な運動の実施が資質的レジリエンスを向上させるかどうかはわかりません。これらのことについて,今後,調査・検討する必要があると考えています。
本研究を発展させるために必要なことは,運動習慣がない人が3か月以上の運動習慣を形成した場合に,資質的レジリエンスが高まるかどうかを実証することだと考えています。「資質的レジリエンスは後天的に変化しないわけではない」(平野・梅原,2018)と指摘されています。本研究でいう運動習慣未形成群のような人たちに運動を習慣化させ,資質的レジリエンスに変化があるのか検討することにより,「運動の習慣化」の重要性をよりいっそう社会に広めていきたいと考えています。
馬淵皓大
質問していただきありがとうございます。
「アップ動作で各角度の計測ができなかった理由」
はじめに「計測ができなかった」と書きましたが、「計測したが動作の起点がわからなかった」に訂正いたします。一回の試技において、経験者は膝関節の角度変化に肩関節の角度変化が対応していました。しかし、未経験者では膝関節の角度変化に対して、肩関節の角度変化が不規則であったり、経験者と反対に動いていたため、その動作の起点を確認することができませんでした。
「ダウン動作の関節角度変化の典型例グラフに関して、未経験者の小さな角度変化をもってリズムが全く取れていないと断言した他の根拠」
典型例のグラフは一回だけの動作の角度変化を示したものであり、撮影の際には約八回試技を行いました。それぞれメトロノームでテンポを変えて実験を行ったのですが、その音に対して経験者は膝関節とか肩関節の角度変化に規則性があったが、未経験者は両関節の規則性がなかったため、リズムが取れていないと判断しました。
ご質問していただきありがとうございます
ご質問の通り、今回の研究は「音楽視聴あり」のみを対象者としたため、結果に対して完璧な答えが出せたかと言うと不十分であり、次回の課題として記させていただきました。
ただし、質問に記載してもらった好きな音楽を聞かない場合のことについては考えが至りませんでした。
というのも、アンケートに答えるうえで、音楽視聴ありの対象者が何をもって音楽を聴いてポジティブに判断するかと考えたところ、おそらく自分が好きな音楽を聞いていないときと考えていました。
なので、このアンケートの結果は、おそらく対象者は好きな音楽を聴かないときよりも、聴くときの方がポジティブになるという結論に至りました。
更なる発展のため、今回の質問を活かして更なる研究に精進していきたいと思います。
ご質問していただきありがとうございました。
質問ありがとうございます。今回の研究では、家族の構成を加味した上での調査を行っていないため、家族構成が親の関わりに及ぼす変化については、明らかにすることはできませんでした。しかし、先行研究より親の関与は、兄弟間において差がある事が明らかとなっており、その事から兄弟構成の違いなどにより親の関わりが変化する可能性は考えられます。
質問ありがとうございます。本研究では、スポーツを継続することにより、より子供がストレスを感じやすくなるという点が明らかとなり、具体的な子供のストレス状態についての判断方法については、調査できませんでした。しかし、先行研究から感情の起伏の変化や普段と違う行動を取るといった事がストレスの兆候として見られる事が明らかとなっており、そのような行動をストレス状態の判断材料として用いる事でストレス状態を読み取ることができるのではないかと考えております。
質問ありがとうございます。本研究では、親が子供に関わる際に関わりの強さを注意して接することが重要であると結論づけました。
質問ありがとうございます。1つ目の質問に関しましては、ご質問された通り本研究では、大学生の方々に小学校、中学校時のスポーツ経験を思い出していただき、その時点でどのように感じたのかをお答えいただきました。また、大学生を対象とした理由については、今現在小学生、中学生である方々に調査を依頼することは、本研究では困難であると判断したため、大学生を対象とさせていただきました。
2つ目の質問に関しましては、本研究の結果に基けば、1種目よりも複数の種目を経験させることが子供のスポーツ継続につながると考えております。
ご質問ありがとうございます。
スポーツを得意としていない人でも、呼吸法によるリラクセーション及び注意集中スキルのどちらも効果はあると思いますが、スポーツに習熟している人と比較するとそれほど効果は得られないと推測されます。よって、フローに近い状態を形成できる可能性も低いと考えられます。
ご質問ありがとうございます。
本研究では、観衆とその応援がある状況に対して、ポジティブな認知・思考を働かせるのか、またはネガティブな認知・思考を働かせるのかがパフォーマンスに影響を与えるという考えのもと行いました。そのため、この応援がというわけではなく、どのような応援であっても、それをどう捉えるかでパフォーマンスが向上もしくは低下すると考えています。たとえば「がんばれ!」という応援にしても、これを「応援してくれているのにミスしたらどうしよう」とネガティブに捉えるのか、「応援してもらっているのだから絶対に点を取ってやる」とポジティブに捉えるかで、その選手のプレーに差が出るのではないかと考えています。
応援によるパフォーマンスの低下を防ぐ方法に関しましては、やはり競技中どんな場面・状況であっても、ポジティブな認知・思考を働かせることを意識することが良い方法なのではないかと現時点では考えています。
ご質問ありがとうございます。
ご指摘の通り、今回の研究の結果である「内向性」や「神経質傾向」の選手が競技中にネガティブな認知・思考に陥るとパフォーマンスに低下させる力として働くということから、外向性が高くても、場面・状況によってはネガティブな認知・思考を働かせてしまうという選手を分析した場合、「外向性」と応援に対するパフォーマンスの低下に関する評価尺度に相関が認められる可能性は十分にあると考えています。
この研究の結果から、「内向性」、「神経質傾向」が高い選手を含め、ネガティブな認知・思考に陥りやすい選手が、競技中の観衆や応援がある状況をポジティブに捉えることを意識することで、パフォーマンスを維持、または、より良くなることが期待できるのではないかと考えています。
ご質問ありがとうございます。
送球イップスと性格特性に関係があるといった調査の今後の展望についてですが、3つの性格特性をさらに細かく分類して、具体的にどのような選手がイップスを発症しやすいのかを研究していきたいと思います。今回の研究では、野球選手の性格特性3つと送球イップスの発症要因4つの関係について調べた結果、神経症的傾向の選手が緊迫した場面の緊張でイップスが促進されやすいという結果になりましたが、今回は因子の数が少なく、性格特性も内容が広い状態で研究を行ったため、まだ深く追求ができると考えています。例えば、選手の競技実績や指導者の指導方法、チームの環境などを具体的に調査して、これらを性格特性と結びつけて、送球イップスとの関係性を調べたいと思います。なぜなら、同じ外向性でも競技実績が高いと低い選手では、競技への向き合い方や考え方が違うと考えられたり、神経症的傾向の場合も指導者の指導方法がエンジョイベースボールといった方針と怒ることが多い指導者とでは、今回のような性格特性では判明しなかったこともあると思うからです。このように、今後は選手の特徴を具体的に調査した上で、性格特性と送球イップスとの関係があることを追求したいと思います。
ご質問ありがとうございます。
食事内容を試合前にルーティーン化することは、その競技者のコンディショニングの一環だと思われます。コンディショニングの方法については、個人差や専門種目によって異なると考えられるので、自分にとって最適な食行動の選択を行いコンディショニングを整える事が必要だと考えます。
ご質問ありがとうございます。
試合経験と試合出場経験とありますが、実際に質問をした内容としては、「スポーツ経験」と「試合出場経験の有無」でした。頂いた質問にて訂正いたします。ありがとうございました。