桜門体育学会第11回大会用掲示板

O6-7 安江岳大 サッカーのスローイン動作における体幹部の後傾と身体各部の速度変化 / 2

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安江岳大 日本大学文理学部体育学科 2021/01/23 (土) 09:48:21 c621f@1ab71

御質問ありがとうございます。
 投射速度の増大に自由助走の速度はわずかに影響を与えていると考えられます。投動作では、下肢で生み出したエネルギーを運動連鎖を使いボールに伝えています。しかしサッカーのスローインのルールにおいて、ボールリリース時に両足とも地面に接地していなければなりません。なので自由助走の速度をあげすぎると、バランスが崩れ片足が浮いてしまいスローインが失敗する可能性がでてきます。その事を踏まえると自由助走の速度には限界があり影響はわずかのみに留まると考えられます。
 また各部位の長さ、質量による影響は上肢の長さが影響を与えると考えられます。上肢が長くなると体幹後傾時によりボールを後ろかつ下方にもっていくことができ、ボールを長い距離加速させることができので影響を与えられるのではないかと推測されます。

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