自転車道場

フレームの精度と適正サイズ / 59

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ディープインパクト 2024/09/10 (火) 10:50:43

クオリア44さん
達人とされるビルダーさんが製作するフレームは、様々な配慮とスキルの蓄積により、溶接が終わった時点で残留応力が限り無くゼロになる様に仕上がっています。

その確認の為に完成したフレームのパイプを切断しても、切断面が残留応力でズレる事が殆ど無いそうです。残留応力があると走行性能にマイナスの影響が出るそうなので、ここは拘って作られてると自転車雑誌の特集で読みました。

さて現在のソコソコ高級なアルミフレームは、溶接部分が非常にキレイでスムーズです。

溶接部を盛ってからベルトサンダーで切削加工してキレイな外見に仕上げているから。

チタンフレームは殆どの場合、無塗装で仕上げられるので、おそらくは同様に溶接時から切削加工を前提にした作業工程でキレイにしていると思われます。

私の持ってる現在じゃ非常に珍しい6ー4チタンのリンスキーも非常にキレイに見えます。

現在では、チタンフレームの存在意義、商品価値は、その質感が殆ど全てと言っても過言じゃないので、まあ溶接部はキレイにするのが当然でしょう。高額で売れるのでいくらでも手間をかけられるし。セブンなんか主力商品はフレームに装飾の彫金が入ってるし。

つまり、そういうプレミアム商品以外、必要以上に溶接の外見に拘る意味は無いと思うのです。キレイに見えるよりは残留応力が無い事が優先して製造されてる筈ですし、キレイに見えても残留応力が多く残ってる可能性も有るし。

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