けものフレンズBBS NEO

"沈黙の川"

ねえ、待って！イイズナちゃん。
置いてかないで！
イイズナ
ったく、マメジカったら～。
早くしないと夜が明けちゃうわよ？
マメジカ
でも、暗くて怖い・・・・・・。お昼間にまた来ない？
イイズナ
何言ってるの、マメジカは夜行性だったでしょ？ 夜でもはっきり見えるでしょ？
それに"暗闇で光る石 "を集めなきゃいけないから、夜明けじゃ見つからないわよ？
マメジカ
見えるから余計怖いの。 もし、変なものを見ちゃったら・・・・・・。

・・・ここは・・・・どこ...？
冷たい！ここは・・・・
水？ 水の中にいる？
苦しい...。 息ができない...
・・・誰か？

マメジカ
水の中で何かが動いている!
イイズナ
うわわ！ びっくりした！ 急に大声なんか出してどうしたの？

だれ・・・・誰が話しているの？

マメジカ
イイズナちゃん、見て！ 水の中で何かひらひら動いてる！
イイズナ
え、誰か川で泳いでんの？
？？？
た・・・たすけて・・・・・
マメジカ
ど、どうしよう？ あの子泳げないみたい。
イイズナ
川で溺れるなんて、鈍くさいフレンズね。
マメジカ
うわわ、流されてる、助けないとこのままじゃ流されちゃう!
イイズナ
ったく、仕方ないわね。 マメジカ、ここで待ってて！
マメジカ
イイズナちゃん、どこへ？
イイズナ
決まってるでしょ、助けにいくのよ

イイズナの手を掴め！

？？？
げほ、ゲホ............................。
マメジカ
よかった、やっと目を覚ましたわね！ ねえ、話せる？ どこか悪いところはない？
イイズナ
あなた、大丈夫？
？？？
・・・・・・
は、はい・・・・・・
マメジカ
よかった、普通に喋れるみたいね。
？？？
(目の前にはふわふわな耳としっぽを振った小さな女の子が2人いる。）
(その姿は異様だが、その眼差しは誠実で親しみやすく、なぜか安心できる・・・・・・)
イイズナ
ねえ、どうして私を見つめるの？ 顔に何かついてる？
マメジカ
イイズナちゃん落ち着いて、この子は目を覚ましたばかりで、まだぼーっとしてるのよ。
イイズナ
困った顔しているけど、一体どうしたの？

ここは............？
あなたは...............？

マメジカ
私はマメジカ、こちらは私の友達のイイズナちゃん。
イイズナちゃんはとても勇敢で頼もしくって、川に飛び込んであなたを助けたんだよ。
イイズナ
それにしても、むちゃするわね。 泳げもしないのになんで川に飛び込んだりしたの？
？？？
なぜ・・・・飛び込んだ・・・・川に・・・・どうして・・・・なんのために・・・・？
(おかしいな・・・・思い出そうとすると・・・・頭が真っ白になる・・・・・・)

マメジカ
えーと、えーと、どこから来たの？ あなたみたいなフレンズは初めて見るわ。

・・・私みたいな・・・フレンズ？
私、何も思い出せない・・・・・・・・。

イイズナ
川原のことを覚えてないの？ どうやってここに来たかとかも？ 自分が誰なのかもわからないの？
たいへんよマメジカ、この子は重い病気になったみたい
マメジカ
何も覚えていないなんて、病気に違いないわ、かわいそうに・・・・・・。
？？？
何も思い出せない・・・・せめて名前がわかれば、覚えてない・・・・・・・・。
イイズナ
名前・・・・・それって大事なの？
？？？
(そうだ、私の持っているものを見てみよう。何か手がかりが見つかるかもしれない)

色鮮やかな2枚の羽根、何に使うのかは不明。
消しゴム、鉛筆、特になし。
シリアルナンバー *****
[パスの名称を入力してください]（※ここで入力した名前が以後ユーザー名として使われる）
性別：男　女

？？？
※※※・・・・これが私の名前・・・・？
マメジカ
よかった、思い出せたみたいね。
※※※
パスに書いてあるので、私の名前だと思うけど、それ以外のことは思い出せない・・・・・・。
イイズナ
難しいことはわからないから※※※って呼ぶね。
ずぶ濡れだし、混乱してるみたいだし、放っておけないわね。
マメジカ
イイズナちゃん、私もそう思う。 何も覚えていないこの子を放ってはおけないよ。
でも、石を探さないと、オコジョさんに怒られる
イイズナ
後でワケを話しましょ。怒られたら一緒にごめんなさいすればいいわ。
じゃ決まりね。
草原にはたくさんのフレンズがいるから、だれかがあなたのことを知ってるかもしれない。聞きに行きましょ

"新しいフレンズを迎える"

イイズナ
日差しが強くて暑いわね。
マメジカ
イイズナちゃん、むやみに歩き回らないで！私たち迷子になってる・・・・・・
イイズナ
草原は私達の縄張りじゃないから、全然馴染みがなくて・・・・・・
誰かに道を訊けたらいいのに・・・
マメジカ
あ、見て！向こうを誰かが歩いてる！
イイズナ
よかった、あの子に声をかけてみよう。
マメジカ
うん！でも、あの子は急いでて私たちのこと気づいてないみたい・・・
※※※、どうしよう？

口笛を吹く
大声で呼ぶ
大きく手を振る

マメジカ
あ、気がついた。※※※の方法が役に立ったね！
ドキドキする。どんなフレンズだろう。
イイズナ
※※※はあの子がどこから来たフレンズだと思う？

サバンナ
森林

あの子と何をしたい？

切磋琢磨する
木の上で月を見る

イイズナ
あ！私たちに手を振っているわ！早く行きましょ。

私はキンシコウです
※※※、あなたの覚悟は受け取りました。では、一緒に修行しましょう。

イイズナとマメジカが王様を探しにお城まで同行することになり、ラッキービーストが道案内をすることになったのです。

0-2

"キングダムガイド"

イイズナ
ちぇ、望遠鏡をあいつに壊されちゃった。

遥
ははは、お城の中の様子までは望遠鏡じゃ見えないわよ。そうだ、みんなで王様に会いに城にいってみる？
雨林の範囲内で起こったことなら、王様は何でも知っているはずよ。
※※※についても知っているかもしれない。

※※※
王様に会いに行きたい！そして、私のことを教えてもらいたい！

マメジカ
ボクも王様に会ってみたいかも～

イイズナ
私はお城を探検したい！

遥
それなら、二人で※※※に道案内してあげてくれない？

※※※と一緒に行く！

イイズナ
もし途中でセルリアンに出会ったら、ぶっ飛ばしてやるわ！

マメジカ
ぼ・・・ボクも手伝いたい！でも、ボクはセルリアンが怖いし、足手まといかも・・・

遥
マメジカさんは、イイズナさんが暴走し始めたら止めてもらえる？
マメジカ
わかった。それなら得意だよ！やった、ボクにもできることがあった！

遥
そして、ラッキー

ラッキービースト
呼んだかな？

遥
パトロール担当の方ね。

ラッキービースト
はい、何か用かな？

遥
私の代わりに、この子たちのために案内してもらいたいです。

ラッキービースト
わかった。まかせて。

マメジカ
遥さんは一緒に行かないの？

遥
私は調査しなきゃいけない事があって、まだ途中だから手放せないの。

イイズナ
探検は私達に任せといて！遥は安心して調べ物しててね。

※※※
遥さん、お世話になりました！
甘くて温かいお茶を飲んで、体が温まり、元気も出ました。

遥
どういたしまして。

イイズナ
早く行こう！王様を探すのが待ちきれない！

遥
イイズナはやる気満々だけど、なんだか心配ね。念のため、お別れの前に・・・
もう一度チュートリアルに入って練習しましょう。

"名残惜しい別れ"

冒険のコツをつかんだみたいね。 私が教えられるのはここまでかな。あとは、あなたの努力次第よ。
色々言うことが多くなったけど、何か質問とか無いかしら？

あの、遥さん......。 また会えますか？

もちろん！
後で追いかけるわ。困ったことがあったら、ラッキービーストが連絡してくれるから安心してね。他に問題はないようね。それじゃあ、また後でね！

途中、イイズナとマメジカが王国の見どころ紹介してくれました。私は王国が思ったよりもずっと大きいことに気づきました。

0-3
「無限の野望」

イイズナ
城へ行く〜王様を探しに〜
う〜ん、行けども行けども熱帯雨林の影すら見えないわ。

※※※
見渡す限り草原ですごく広いね。

マメジカ
ここは夜は暗くて怖いけど、日中は明るくていい場所だね。

ラッキービースト
説明してもいいかな。

イイズナ
うわ、ラッキービーストが急に喋りだした！　びっくりした。

ラッキービースト
これは「プレーリーエリア」といって、低木が多くて動物が住むのに適しているよ。
「サイレントリバー」は大草原地帯をゆっくりと流れ、その源流は「奇跡の湖」という王国の有名な観光スポットになっているよ。
この澄んだ美しい水は、動物たちのオアシスになっているよ。

※※※
ラッキーさんすごいですね。もし分からないことがあったらぜひ教えて下さい。

ラッキービースト
もちろん、何でも聞いてね。

※※※
頼もしいですね、ラッキーさん！

イイズナ
え～、私だって頼りになるわ。

マメジカ
ボクもボクも！草原のこと知ってる。

※※※
もちろん、二人も頼りになるよ。

マメジカ
あのね…王国って大きいんだよ。

イイズナ
草原地帯以外にも、たくさんの地方があるわね。
たくさんの木があって、木陰の涼しいところとか。

マメジカ
花がたくさんあって、甘い香りがする所とか。

※※※
いいなあ、行ってみたいな！

イイズナ
でも、天気が悪いところもあるわね。

マメジカ
いたるところに氷があるような寒い場所とか・・・

イイズナ
砂だらけの暑い場所とかね・・・

・・・まずい！悪いことを思い出した！
オコジョ姉さんに怒られる！
私たち...お使いの途中だった！

マメジカ
しまった、すっかり忘れてた・・・

・・・何のお使い？
慌てないで、落ち着いて、一緒に考えよう

マメジカ
ボク達はオコジョさんに言われて川原に光る石を探しに来たんだけど……水の中から声が聞こえて石を拾うのを忘れちゃって…

※※※
ごめんなさい！私のせいで、大事なお使いを忘れちゃって。

イイズナ
..........ああ！別に大丈夫よ。お使いなんていつでもできるわ！

マメジカ
本当に大丈夫？　イイズナちゃん、オコジョさんが怒ったらどれだけ怖いか忘れてない？

イイズナ
う……。
嫌なことは忘れましょ！王様に会いに行くなんて楽しみじゃない。

将来のことばかり考えてくよくよしていても始まらないわ、まず目の前の獲物を捕まえに行くわよ！

私もそう思います！
イイズナちゃん、本当に大丈夫？

マメジカ
あまり良くないと思う。
でもイイズナちゃんは決めたことは必ずやるんだ。

※※※
あはは、イイズナちゃんは本当に勇往邁進しているね。

伶イタチ
ゆ？ゆ、勇？？？

※※※
やることを決めたら、怖いものを恐れずに、前に進んでやり遂げるってこと。

マメジカ
かっこいい！

イイズナ
えへへ！でしょ！？さあ目標に向かって急ぐわよ。前へ進め～！
王様に会いに行こう！

※※※
.........ちょ、ちょっと待って！

イイズナ
え～、進むんじゃないの！

※※※
みて！そこ……！

マメジカ
あ！！セルリアンが現れた！！！
イイズナちゃん！助けて！

イイズナ
狙った獲物は逃がさない……かっこいいイイズナにまかせなさい！
えい！ジャンプ！

※※※
......わあ！跳んだ!!

ラッキービースト
イイズナは世界最小のイタチ科動物で、体は小さいけど、非常に獰猛な性格をしているよ。
ジャンプ力が優れていて、自分より体の大きい鳥を襲うこともあるヨ。

※※※
あ、ありがとうございます。ラッキーさん。でも今は解説しているような場合じゃあ・・・

イイズナ
行くわよ！よく見ててね！
えーーい！！

突然のセルリアンの大発生に、誰もが途方に暮れ、逃げ惑うしかなかった。間一髪、草むらからサーバルとカラカルが飛び出してきて、救出してくれた。

0-4 "不安な草むら"

※※※
スゴい ・・・! セルリアンをあっという間に倒しちゃった・・・。

ベルベットウィーゼル
へへ・・・！ このくらいどうってことないわ！

マメジカ
イイズナちゃんかっこいい！

※※※
・・・ ま、待って！木の陰・・・セルリアンが・・・。

イイズナ
もう一匹いる！！！？

マメジカ!
ど、ど、ど、どうしようイイズナちゃん！！。

イイズナ
もちろん、私に任せ・・・うわわ！？

マメジカ
イイズナちゃん、唖然としてどうしたの。

イタズラっ子！
マメジカ、※※※、準備はいい？

はい、準備万端です!
まだ、少し待って・・・。

イイズナ
逃げるわよ!!!

マメジカ
・・・逃げるの！？

イイズナ
もちろん！

マメジカ
イイズナちゃん、この世に怖いものはないって言わなかった！？

イイズナ
も、も、もちろん怖くないわ！ 失礼ね！
ただ、数が多くて相手し切れないだけよ。

※※※
二人とも、言い争ってる場合じゃないよ! セルリアンが追いかけてくる!

マメジカ!
いやあ！！ 助けてえええ！！

？？？
うみゃみゃ〜！

？？？
今助けるわ。

マメジカ
え？ あのフレンズは・・・・？

？？？
うみゃみゃパーンチ!

イイズナ
サーバルちゃん！

マメジカ!
サーバルちゃん・・・それと・・・カラカルちゃん!

サーバル
楽勝! このくらいのセルリアンなんて、大したことないね。

イイズナ
ちょうどいいときに来てくれて助かったわ。

サーバル
狩りごっこをしていたら、突然マメジカの悲鳴が聞こえてきて、びっくりしたよー。

※※※
助けてくれてありがとうございます  

カラカル
あら、あなたは誰？ 初めて見る気がするんだけど？

※※※
はじめまして、※※※です。

サーバル
※※※・・・?
カラカル、※※※って知ってる？

カラカル
いや、聞いたことないわ。

イイズナ
※※※はヒトよ！ 川に落ちたところを私が助けたのよ。

サーバル
すご～い。
ヒト？ヒトなの？ 匂いを嗅がせて・・・

※※※
あはははは、くすぐったいよ・・・。

サーバル
へ～ こんな匂いがするんだ・・・面白い!
あ、自己紹介がまだだったね！草原村のサーバルです。

カラカル
私はカラカル。この元気だけが取り柄なサーバルの保護者みたいなものね。

サーバル！
え？ ひど～い! 私たちパートナーじゃなかったの！？

※※※
サーバルさん、カラカルさん、よろしくお願いします。

サーバル
私についてきて、迷子にならないようにね！

イイズナ
心配御無用！私たちはしっかりついてってるわ！
あれ？※※※、マメジカ、どうしてそんなゆっくりなの？

ふぅ……サーバルさんは飛び跳ねて、パワフルですね…

マメジカ
そうだね。イイズナちゃんも十分元気だと思っていたけど、サーバルちゃんもそうだなんて……

サーバル
わかった！じゃ、ゆっくり歩いて、景色を見ていこう。
あのアカシアが見える？ 葉っぱが生い茂っていて、太陽が強いときは、下で涼むことができるんだよ。
そのバオバブの木の実は大きくて、王国饅頭みたいに食べられるよ！

マメジカ
わあ、バオバブ……食べてみたい！

サーバル
今はその季節じゃないから、食べるのは無理かな。また今度ね。

マメジカ
残念、また今度……（ごくり）

サーバルさんはこの辺のこと詳しいんですね

サーバル
もちろん！私はカラカルと毎日ここでごっこをしてるから。

カラカル
みんな、この先に水を飲める所があるから、ちょっと休みましょ。

目的地がレインフォレスト・キャッスルだと知って、サーバルとカラカルは驚いていた。 多くのフレンズ色付き文字が王様に会いに行ったが、無駄だった。

0-5

"遊ぼうよ、ハンティング・ゲーム！"

サーバル
え？ みんなは熱帯雨林のお城に行くの？

マメジカ
うん、王様はこの辺のことをみんな知ってるんだって。
※※※が現れたのは河原で、そこに近いのは「レインフォレスト・キャッスル」なんだ。
それで、熱帯雨林の王様が※※※の事を知ってるんじゃないかと思って。

カラカル
う~ん、大丈夫かしら・・・？

※※※
何か問題ですか？

カラカル
大したことじゃないんだけどね......。

サーバル
王様は、お城の外のフレンズとはあまり会わないみたい。

※※※
え？ じゃあ、お城に行っても、王様に会えないかもしれないってこと？

サーバル
うん、フレンズが何人も王様に会いに行ったんだけど、結局、会えずに帰ってきたんだって。

マメジカ
うーん
王様ってボクと同じなのかな。怖がりで外の人に会うのが苦手だったり。

カラカル
いや、そうじゃないのよ。 聞いた話だと、王様に会いたいフレンズは、まず屈強な守衛のいる門を通らないといけないらしいのよ。

マメジカ
守衛？

※※※
お城の入り口を守っている人、だったかな？

サーバル
そう、お城に入るには、まず守衛と戦わないといけないんだ! 守衛を倒さないとお城に入れないの。

そういうことなんですね。
ちょっと難しいような...。

イイズナ
戦うぐらいわけないわ、私にまっかせて!

※※※
えっ！イイズナちゃん戦うの？

イイズナ
もちろん！ 私に怖いものなんかないわ!

マメジカ
心配だなあ・・・。イイズナちゃんセルリアンにも苦戦してたのに・・・・・。

イイズナ
マメジカ、なんか言った？

マメジカ
な、な、な、何も！

イイズナ
さっきのはアクシデントよ。 急にたくさんのセルリアンに追いかけられたから不意を突かれただけ。
私が本気をだせば、その辺のフレンズなんか朝飯前よ!

※※※
守衛の強さは？

サーバル
かなり強いと思う！

カラカル
結局、私たちの草原村の最強のフレンズも負けちゃったのよね。

マメジカ
え？！サーバルやカラカルよりも強いフレンズが負けちゃったの？

カラカル
ええ。そのフレンズは王様に会えなくて、落ち込んで帰ってきたわ。

イイズナ
あ、相手にとって不足はないわ・・・・

私も強い守備を見に行きたいです！
イイズナちゃん、無理しないで。

イイズナ
決まり！すぐに守衛に挑戦するわよ！

※※※
でも、作戦もなしに勢いで突き進むのはちょっと心配だよ・・・

イイズナ
え？！勝つには、正面からどーんとぶつかるしかないわ！戦いは勢いよ！

※※※
う～ん・・・それで勝てるかな・・・作戦を練った方がいいと思う・・・・

イイズナ
作戦・・・練る？

※※※
うん、守衛の弱点を知っておくとか、苦手な戦い方をするとか・・・・・対処できるように準備をしておくの。

マメジカ
※※※すごいね！

※※※
私って・・・・すごいかな？

マメジカ
難しい言葉をたくさん知っているし、いろいろなことを考えてる。
※※※って頭いいよね。

※※※
頭がいい・・・これも能力なのかな？

マメジカ
もちろん、速く走れるフレンズや、飛べるフレンズ・・・・・※※※の頭がいいのも、とても素晴らしいことだよ！

・・・※※※※、どうしたの？難しい顔してるけど？

※※※
なんだか、何かを思い出しそうだったんだけど・・・・
・・・やっぱり思い出せない。

イイズナ
※※※、元気を出してよ！王様に会ったら、何か知っているかもしれないわ。

マメジカ
ボクも作戦に賛成
結局、サーバルやカラカルよりも強いフレンズは負けたんだよね？

イイズナ
そ、そうね・・・

マメジカ
いつもみたいに勢いで前に進んでも勝てないよ。

イイズナ
うーん・・・・・！しかたないわね！
守衛を倒すために、「計画」というものを考えてみましょ。

※※※
サーバルさん、カラカルさん、守衛と戦った村のフレンズに会わせてもらえませんか？

サーバル
もちろん大丈夫だよ！

カラカル
彼女はあそこの河原にいるかも。すぐに連れてきたげる

サーバル
案内するね。

※※※
ありがとうございます！

サーバルは私たちをプレーリービレッジに連れて行ってくれました。私たちは最強のフレンズに会いましたが、それがカバだとは思っていませんでした。

「川沿いのプレーリービレッジ」

イイズナ
結構歩いたのに、なんで周りは草だらけなのかしら。

サーバル
ここは草原地帯だから、いたるところに草が生えてるんだよ。
それに、ここは私が新しく見つけた道で、めったにフレンズは通り掛からないよ。
私も歩くのは初めて！

イイズナ・マメジカ
初めて？！

マメジカ
サーバルちゃん、本当に評判通りなんだね・・・

サーバル
とうちゃーく！ここが私たちの縄張りの草原村だよ！今回の近道は大成功！

カラカル
ねえ、これのどこが成功なのよ！

マメジカ
セルリアンに対処するのにちょっと手間取ったけど、近道にはなったみたい。ありがとう、サーバルちゃん！

※※※
みんな無事で何よりだよ。
ここの雰囲気はとても静かで落ち着くね。

ラッキービースト
説明するネ。
プレーリービレッジはサイレントリバーの下流に位置していて、水の流れが遅く、入浴や水遊びにピッタリだヨ。
ここには草食動物を中心に多くの生き物が生息していて、周りには低木がたくさん生えているヨ。

イイズナ
説明は後でいいでしょ。さあ、まずは村の最強のフレンズに会いましょう！

サーバル
うん、わかった。

イイズナ
どんなフレンズかしら、とてもワクワクするわ！

マメジカ
村で一番強いフレンズだから、とても大きいのかな？それとも大きな角を持っているのかな？

イイズナ
きっと翼のあるフレンズね！それで高い山の頂上までひとっ飛びできるのよ。

マメジカ
羽と角、両方あるのかも？想像したら・・・・

イイズナ・マメジカ
かっこいい！！

カラカル
・・・ないわよ。

※※※
え？

カラカル
大きな角も翼もないわ。

※※※
一体フレンズなんだろう？ドキドキする。

サーバル
カバ～！どこにいるの、カバ〜!?

※※※
カバ······？

サーバル
うん！カバ！

マメジカ
それじゃあ、村の最強のフレンズって...カバさん？

サーバル
そうだよ、この村にはカバほど強いフレンズはいないよ。

マメジカ
カバさんには会ったことある。優しくて上品なお姉さんだったね

イイズナ
話すときはとても落ち着いていて、戦うときは無敵でカッコよかったわ！

サーバル
うん、私たちはとても敵わないよ。

カバ
やああああああああ！

セルリアン
ーーー！

カバ
私の縄張りを荒らす奴は絶対に許さなーい!!!

セルリアン
ーーー！

イイズナ
うわ！なんてパワーなの！

マメジカ
セルリアンが一瞬で吹き飛ばされちゃった！

※※※
すごい・・・
カバさんは一人でセルリアンと戦ってる！

ラッキービースト
説明するネ。
カバは強い縄張り意識を持っていて、自分の縄張りに侵入する者を容赦しないよ。
侵入者が肉食動物であっても、カバは体当たりで相手を攻撃するよ。

イイズナ
・・・こんな時まで説明する必要なくない？

サーバル
カバ！私も手伝うよ！

イイズナ
みんなで助けましょう！

ラッキービースト
さて、説明を終わるよ。

カバは、熱帯雨林の城の守衛とは戦っていないと言った。これは誤解だったのか。

"一つの誤解"

サーバル
カバ!

カバ
サーバル、なぜここに？

サーバル
この子たちが「カバに会いたい」って言ってるから、ここまで連れてきたんだ~。

カバ
草原の村のお客さんだったのね。
えっと、私たち河原で会ったわよね。

サーバル
え？ 会ったことあるの？

カバさん、お久しぶりです。
カバ
それで、あなたはどんな動物でしたの？ ずっと知りたかったんです。

サーバル
ヒトなんだって!

カバ
ヒト...？
なるほど、たしかに人間らしいわね。通りで、遥に似てると思ったのよ。
それで、どうしてまたみんなが私のところに来たの？

※※※
話せば長くなるんですけど、熱帯雨林の王様に会いたいんです。

カバ
王様に会いたい？ そう、私も王様に会いに雨林の城に行ったことがあるわ。でも・・・

マメジカ
カバさん、守衛さんにに負けたんですよね

カバ
・・・負けた？

イイズナ
あきらめて、王様に会わずに帰ってきたんでしょ？

カバ
私が守衛に負けた？ それで諦めて帰ってきた？ 誰から聞いたの？

イイズナ
サーバルとカラカルがそう言ってたわ。

サー・カラ
えっ!!!!

カバ
あなたたちなの？

※※※
それじゃあ・・・事実じゃないんですか？

カバ
大きな誤解があるようね〜。

マメジカ
守衛さんに負けたんじゃないの？

カバ
私は...結局、守衛とは戦わなかった。

イイズナ・マメジカ
えーっ！？ 戦ってないの！？

サーバル
どうして！？ カバはお城に行かなかったの？

カラカル
王様に会わずに帰ってきたって言ってなかったっけ？

カバ
いえ、お城には行ったのよ。

※※※
では、伝説の衛兵を見たのでしょうか？

カバ
ええ、そうよ。でも、その後、恐ろしいことが起こった...

マメジカ
恐ろしいこと！？ ど、ど、ど、どうしよう・・・ちょっと怖い・・・。

イイズナ
マメジカはほんとに怖がりね! まだ、どんな相手かわからないのよ！

マメジカ
でも、でも...。

イイズナ
これは※※※が決めなきゃいけない問題よ。 逃げるも戦うも※※※次第ね。

※※※
私の問題・・・

どうしても、王様に会いたい!

※※※
お願いしますカバさん! 守衛との出会いを詳しく教えてください。
カバ
いいわよ。 でも、その前にセルリアンを退治しなくちゃね。

セルリアンは川の上にとまっていて、なかなか帰ろうとしないようだ。 カバも元気に縄張りを守っていた・・・・・・・・。 長い夜になりそうな予感がします。

0-9
領土に関する知識

（会話はなし。世界観に関わりそうなボスの独り言がある。）

ラッキービースト
この度はご迷惑をおかけして申し訳ありません。
フレンズが増えると、アイテムをどんどん使い切ってしまい、足りなくなりそうです。
実際、王国には十分な物資が揃っていた。
しかし、人間が退却する際に、セルリアンに乗っ取られてしまった。
危険ですが、お友達への支給品もたくさんあるので、ぜひ行ってみてください。

アドベンチャーをクリックする。
資源を生産・ストックしているエリアへ行き、物資を調達する。
クリックすると、アドベンチャーの種類が切り替わります。
クリックすると、リソースベースのアドベンチャーレベルにアクセスできます。
リソースベースのレベルは、毎週期間限定でオープンしています。
必要なリソースアドベンチャーがその日に開かれていない場合は、別の日にまたお越しください。 アドベンチャー、また別の日に来てくださいね。
資源に応じたレベルには大きな報酬が用意されているので、それに合わせて冒険の計画を立てましょう。

私たちの頼みで、カバはついに彼女が城の守りと対峙した経験を話した。同時に、川の中には神秘的な光が輝いているようだ。

「夜を徹して対峙する」

カバ
そういえば、城では、本当に難しい決闘でしたわ・・・

・・・（ごくり）

カバ
その夜、月が出たばかりの時、私は村を出たわ。
夜は元気だから。

※※※
カバさんも夜行性ですか？

カバ
そうね。暗い中でも目がよく見えるから・・・
だから、すぐに見つけたわ・・・城の前に立っているフレンズの姿・・・

イイズナ
警備員ね！

カバ
そう、真っ闇な中でもあの鋭い眼差しが見えて、じっと見つめて・・・本当に恐ろしい目だった。

マメジカ
うわ～聞いているだけで体が震える・・・

カバ
あのフレンズは只者じゃないわ。目が合うと終わりよ。彼女の迫力だけで怖くて足が踏み出せないわ。

イイズナ
まさか・・・カバさんみたいな強いフレンズでも？

カバ
私のこれまでの経験だと、自分より強い相手かどうかは、一目見ればわかるわ。
彼女は私と互角か、もっと強いフレンズのはず・・・相手にスキを見せたら終わりです。
だから、彼女と最後まで対峙して、相手が気を緩めたら、一気に勝負をかけるつもりだった・・・

それでそれで！？

カバ
そして・・・どれくらい経ったのか、だんだん夜が明けてきた。

マメジカ
え？朝まで硬直していたの？

カバ
太陽が昇る・・・私の肌・・・
私の肌が痛くなってきた・・・そして我慢ができなくなった！！

イイズナ
カバさん、ついに動いたか！

カバ
だから私は・・・慌てて村に帰った・・・

为什么!?
どうして！？

※※※
・・・肌が痛いから？

イイズナ
どういうこと？！

カバ
私の肌はとてもみずみずしくて、日光浴をしすぎると、水分を失うの。
だから、肌が乾燥しないように、私は普段は川の近くにいるの。

イイズナ
それじゃ、にらめっこして・・・帰ってきただけってこと？

マメジカ
イイズナちゃん、怒らないでね・・・

イイズナ
でもこれじゃあ、警備員の弱点さえわからないじゃない。

マメジカ
確かに警備員の弱点はわからなくて、むしろカバさんの弱点がわかったね。

カバ
事情はこんなところね。お役に立てなくてごめんなさいね。

※※※
いえ、経験を共有してくれてありがとうございます。肝心なことがわかりました。
肝心なこと？

※※※
まず、警備員の目が怖い！

それだけ！？

※※※
間違いないのは、カバさんでさえ震えるような鋭い目をしているフレンズがいるってこと・・・
これって中々ない特色だよね。

カバ
ええ、目が合うだけで動けないほど怖くなったのは初めてね。

マメジカ
そんな恐ろしい警備員を探して戦うの？いやだ~！

イイズナ
戦うなら私の出番ね。

マメジカ
そ、そうだね・・・

イイズナ
目つきが怖い？彼女の目が見えなきゃいいんでしょ！
簡単なことね！

※※※
イイズナは自信があるみたいだね、何かいい作戦でもあるの？

イイズナ
うふふ、私に任せて！

マメジカ
イイズナちゃん、なにか方法があるの？

イイズナ
目を閉じて戦う！！

一同
・・・・・・

イイズナ
どうしたの？急に黙り込んじゃって？

サーバル
イイズナ、それじゃ・・・

マメジカ
何も見えない・・・

イイズナ
えーっと・・・目が合うと怖くて動けなくなるんでしょ？だったら目を閉じるしかないわよね。何か変？

カバ
でも目を閉じると、警備員が見えなくなるわよ。

イイズナ
勘よ！勘！その方向に向かって突き進めば、何とかなるわ！

鼷鹿
それは無理だよ・・・イイズナちゃん・・・

イイズナ
じゃあマメジカは何かいいアイデア思いつくわけ？

マメジカ
ボクたちは目を閉じたら何も見えないよ。警備員の目を隠してみたら？

イイズナ
どうやって隠すわけ？目を隠すには、結局警備員を見なきゃいけないし！

マメジカ
あ・・・うん・・どうしよう！どうすればいいかな、※※※？

※※※
思ったんだけど・・・私たちは本当に警備員と戦わなくちゃいけないのかな？

カラカル
戦わずにどうやって王様に会うつもり？

※※※
カバさんの話だと、相手は見つめるだけで攻撃してくるわけではない・・・ですよね？

カバ
そう言えば、確かにそうね。

サーバル
太陽が昇ったからカバが帰ってきただけだね。

カラカル
なるほど、確かに勘違いしてたわね。でも、戦わないならどうやって王様に会うの？

マメジカ
ひょっとしたら、その警備員・・・みんなが思っているほど怖くないんじゃない？

※※※
うん？

マメジカ
好戦的なフレンズなら、最初から攻撃してくるはずだよ。
ボクと同じように戦うのが苦手なフレンズなんじゃないかな・・・

イイズナ
そう言えば確かにそうね。私だったら相手が攻撃してくる前に先に攻撃するわ。

マメジカ
もし警備員にお願いしたら、ボクたちを王様に会わせてくれるんじゃないかな~？

一同
う～ん・・・

カバ
ところで、※※※、まだ王に会わないといけない？

※※※
私が川で目を覚ましてから、何も思い出せません・・・

マメジカ
遥さんは※※※は人間だと知っていたけど、他のことは知らないみたい。

※※※
城の近くで起こったことは、王様なら知ってる。遥さんはそう言ってくれました。

サーバル
だからみんなはお城に行くんだよね。カバのこともみんなに話したよ！

カバ
なるほど・・・
記憶違いじゃなければ、※※※川の方から流れてきた・・・（考え込む）川の方・・・

マメジカ
カバさん、何か思い出したの？

カバ
うん・・・偶然かもしれないけど。
私も川のことを聞きたいから、王を探しに行ったの。

イイズナ
川のこと？

カバ
みんな、私と一緒に川の下流に来てくれる。みんなに見てもらいたいものがあるの。

マメジカ
雨が降って、空気がしっとりしてて気持ちいい~
雷が鳴るのがちょっと怖いけど・・・

イイズナ
マメジカ、雨の日は雷がよく落ちるものでしょ。何が怖いの。

マメジカ
イイズナちゃんにはわからないよ・・・

カバ
ふたりとも喧嘩しないで。さあ着いたわ！

サーバル
ここは・・・さっきセルリアンが現れた場所でしょ？！

カバ
ええ、この川の水をよく見て・・・

マメジカ
わあ、キラキラしててキレイ~!

イイズナ
川の水が光ってるわね！
川底・・・何かキラキラしたものが湧いているような・・・

カバ
この色、たぶんサンドスターよ。

・・・サンドスター？
この前、遥さんから聞きました。

ラッキービースト
説明するヨ。サンドスターは動物をフレンズ化させる不思議な物質だよ。

※※※
フレンズ化？このキラキラした物質のせいで・・・みんな今の姿になったの？

ラッキービースト
そうだよ。
サンドスターは火山の噴火によって形成されたと伝えられているけど、その中には多くの未解明の謎が隠されていて、その全貌はまだ分かっていないんだヨ。

※※※
この目で見ても、やはり不思議だな。
そう言えば、私がみんなと話したり、遊んだりすることができるのも、サンドスターの力のお陰なんだよね？

マメジカ
うん。ボクもみんなと話すのが好きだな～。

ラッキービースト
王国では、サンドスターは至るところに存在しているよ。

イイズナ
遥も言ったけど、これが私たちが活力を保つことができる源だと。

※※※
サンドスターがフレンズの活力の源なら、川にサンドスターが押し寄せてきても、別に問題はないよね？

カバ
確かに何もないけど・・・私は毎日ここで水浴びをしているの。
川の水がこんな色になるのを見たことがないから、ちょっと気になるわね。

マメジカ
この川は、カバさんの縄張りだよね。
毎日いる場所が変わってたら、気にせずにはいられないよね。

カバ
ええ。私も心の中で少し心配しているんですの。
それで、王に聞いたほうがいいと思って、彼女に会いに行きましたのよ。

安心してください。私がこのことを王に伝えます。

カバ
あら！本当？。

※※※
私は何も覚えていないのでとても不安です。だから、必ず王様に自分のことを聞きに行きます。
カバさんもきっとこんな気持ちだったから、城に王を探しに行ったんだと思います。

カバ
※※※、本当にありがとう。

マメジカ
ボクたち、お城に行くために歩いてきたんだもんね。

イイズナ
その次はどうするの?

※※※
まずその衛兵に会いたい！それで直接話してみる！

イイズナ
もし取り合わずに襲って来たらどうするの？

※※※
その時は・・・

マメジカ
みんな1，2の3で逃げよう！

イイズナ
まったくしょうがないわね！危なくなったらわたしを頼りなさい。

マメジカ
えええ、イイズナちゃん、大丈夫？

イイズナ
大丈夫！
カバが警備員と戦ったことがない以上、誰が強いか弱いかなんてわからないでしょ？
きっと、そいつはただぼんやりと立っているフレンズで、大したやつじゃないのよ。
ふふん！私に任せなさい！

マメジカ
さすがイイズナちゃん

イイズナ
決まりね、出発しましょう。

マメジカ
うん！出発しよう、雨林城の方へ~!

この後0-10で0章終了になります。0-10はバトルのみで会話はありませんが、アラフェネが登場するミニアニメ？が流れます。（アライさんが倒れてきた木に潰されます）