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私たちの頼みで、カバはついに彼女が城の守りと対峙した経験を話した。同時に、川の中には神秘的な光が輝いているようだ。
「夜を徹して対峙する」
カバ
そういえば、城では、本当に難しい決闘でしたわ・・・
・・・(ごくり)
カバ
その夜、月が出たばかりの時、私は村を出たわ。
夜は元気だから。
※※※
カバさんも夜行性ですか?
カバ
そうね。暗い中でも目がよく見えるから・・・
だから、すぐに見つけたわ・・・城の前に立っているフレンズの姿・・・
イイズナ
警備員ね!
カバ
そう、真っ闇な中でもあの鋭い眼差しが見えて、じっと見つめて・・・本当に恐ろしい目だった。
マメジカ
うわ~聞いているだけで体が震える・・・
カバ
あのフレンズは只者じゃないわ。目が合うと終わりよ。彼女の迫力だけで怖くて足が踏み出せないわ。
イイズナ
まさか・・・カバさんみたいな強いフレンズでも?
カバ
私のこれまでの経験だと、自分より強い相手かどうかは、一目見ればわかるわ。
彼女は私と互角か、もっと強いフレンズのはず・・・相手にスキを見せたら終わりです。
だから、彼女と最後まで対峙して、相手が気を緩めたら、一気に勝負をかけるつもりだった・・・
それでそれで!?
カバ
そして・・・どれくらい経ったのか、だんだん夜が明けてきた。
マメジカ
え?朝まで硬直していたの?
カバ
太陽が昇る・・・私の肌・・・
私の肌が痛くなってきた・・・そして我慢ができなくなった!!
イイズナ
カバさん、ついに動いたか!
カバ
だから私は・・・慌てて村に帰った・・・
为什么!?
どうして!?
※※※
・・・肌が痛いから?
イイズナ
どういうこと?!
カバ
私の肌はとてもみずみずしくて、日光浴をしすぎると、水分を失うの。
だから、肌が乾燥しないように、私は普段は川の近くにいるの。
イイズナ
それじゃ、にらめっこして・・・帰ってきただけってこと?
マメジカ
イイズナちゃん、怒らないでね・・・
イイズナ
でもこれじゃあ、警備員の弱点さえわからないじゃない。
マメジカ
確かに警備員の弱点はわからなくて、むしろカバさんの弱点がわかったね。
カバ
事情はこんなところね。お役に立てなくてごめんなさいね。
※※※
いえ、経験を共有してくれてありがとうございます。肝心なことがわかりました。
肝心なこと?
※※※
まず、警備員の目が怖い!
それだけ!?
※※※
間違いないのは、カバさんでさえ震えるような鋭い目をしているフレンズがいるってこと・・・
これって中々ない特色だよね。
カバ
ええ、目が合うだけで動けないほど怖くなったのは初めてね。
マメジカ
そんな恐ろしい警備員を探して戦うの?いやだ~!
イイズナ
戦うなら私の出番ね。
マメジカ
そ、そうだね・・・
イイズナ
目つきが怖い?彼女の目が見えなきゃいいんでしょ!
簡単なことね!
※※※
イイズナは自信があるみたいだね、何かいい作戦でもあるの?
イイズナ
うふふ、私に任せて!
マメジカ
イイズナちゃん、なにか方法があるの?
イイズナ
目を閉じて戦う!!
一同
・・・・・・
イイズナ
どうしたの?急に黙り込んじゃって?
サーバル
イイズナ、それじゃ・・・
マメジカ
何も見えない・・・
イイズナ
えーっと・・・目が合うと怖くて動けなくなるんでしょ?だったら目を閉じるしかないわよね。何か変?
カバ
でも目を閉じると、警備員が見えなくなるわよ。
イイズナ
勘よ!勘!その方向に向かって突き進めば、何とかなるわ!
鼷鹿
それは無理だよ・・・イイズナちゃん・・・
イイズナ
じゃあマメジカは何かいいアイデア思いつくわけ?
マメジカ
ボクたちは目を閉じたら何も見えないよ。警備員の目を隠してみたら?
イイズナ
どうやって隠すわけ?目を隠すには、結局警備員を見なきゃいけないし!
マメジカ
あ・・・うん・・どうしよう!どうすればいいかな、※※※?
※※※
思ったんだけど・・・私たちは本当に警備員と戦わなくちゃいけないのかな?
カラカル
戦わずにどうやって王様に会うつもり?
※※※
カバさんの話だと、相手は見つめるだけで攻撃してくるわけではない・・・ですよね?
カバ
そう言えば、確かにそうね。
サーバル
太陽が昇ったからカバが帰ってきただけだね。