ここはジャパリ文庫
SSシリーズを投稿するスレです。
多分何言ってるかわからんと思うからざっくり説明すると、
出版社みたいにここでたくさんの作者さんがSSを投稿し、みんなを楽しませる感じのスレ、
個人で出すよりこういう感じで出した方が知名度も上がるかもしれないし、何より人気投票とかも取るつもりだから(取らないかもしれないけど)みんなももっともっとSSという存在に触れられると思うんだ。
だけど作者さんが傷つくようなことは言うなよ、おかしいと思ったらおかしいっていうのは悪いことじゃないがアドバイスって形で言ってよな
1・まず宣伝をする。
「漫画雑誌とかでいう読み切りみたいなの、ざっくりとしたあらすじとか書いたらいいと思う。[近々公開]とか[○月○日公開予定]とかも書いていいよ(これは好きな時に書いてね)」
2・投稿する。
「書いた自分の作品を投稿しよう。長さはどんだけでもいいしクロスオーバーでもいい、面白い作品を作ろう(読者さんは感想などを書こう。作者さん、喜ぶよ)」
3・続きを投稿する
「続きは一週間後くらいに投稿しよう。予定や気分で投稿できないなら作者かわかるようにしてから[今回は投稿できません]と書いておこう」
自分の作品を投稿して、君もスターになろう!!
・すでにSSスレで投稿している作品でも、こちらで投稿しても良いとする。(ただし、SSスレとここと両立されて投稿すること)
・すでにSSスレで投稿している作品をこちらで投稿する場合、すでに書いている話を一気に投稿しても良いとする
・一人につきSSは何作品も投稿しても良いとする
(投稿できないなどのことは自己責任でお願いします)
・クロスオーバー作品を書く場合はなんの作品とのクロスオーバーなのかを明確にする。
(タイトルの横に「けもフレ×???」という形で書いておくなど…)
・最新話を上げる時、前回のアンカー付けを忘れずに
・SSの最後に予告をつけてもいいとする。
又はつけなくてもいいとする。
・書けるSSは、けものフレンズのSSのみとする。
・ SSを投稿する場合は
ラベルをつけて投稿すること
《【現在連載中の作品】》
・【アラフェネぶらり旅〜まんまるを探して2周目〜】(完結)
・【サバずきんちゃん】
・【アナザーワールド・サンドスターストーリーズ】
・【けものフレンズ2】
・【虫喰いでないフレンズ】
前回>> 220
悪魔と奇跡とハンターを 第6話
〈さらなる契約〉
守る依頼。
それが今回の依頼。
潰す依頼。
それが彼女の要望。
私たちは何より、彼女の要望を優先すべきだと考えた。
ヒグマ「おい!何でこんなに早くお出ましするんだ!!」
クマデ「ざけんな!寝れねぇじゃん!」
現在時刻午後12時。
リカオン「ミカさん!隠れますよ!毒牙!爪を隠して!!」
毒牙「わかっておる!」
現在地、ミカ宅跡。
(3話のあそこ)
キンシコウ「こいつ……!手強いですよ!」
如意棒「ああ、少しまずいな……!」
相手の名は、「中田博士」
どうやら「セルリアンズ」という、集団の博士らしい。
(ご丁寧に挨拶してくれた)
ヒグマ「キンシコウ!行くぞ!!」
キンシコウ「ええ!行きますよ!」
瓦礫に隠れた私たちは飛び出し、相手に向かい走る。
相手はセルリアン移殖体、セルリアン特有の触手を巧みに使い、襲いかかる。
もちろんこちらの方にも攻撃を仕掛けてきた。
私たちはそれを避け、武器を構え戦闘の体型に入る。
キンシコウ「ヒグマさん!一気に畳み掛けますよ!」
ヒグマ「よし!ごめん!先行ってて!」
キンシコウ「え?」
如意棒「キンシコウ!前を見ろ!たく……あのバカは……」
クマデ「やーだーねーむーいー!!」
はぁ……何でこんな時に……
ヒグマ「今回ばかりはお願いします!!手伝ってください……く…クマデ…様……」
クマデ「やだよ眠い」
ヒグマ「チッ…なんだよこのガラクタ」
クマデ「あー!今ガラクタつったな!」
ヒグマ「あー!わかった!この戦いに勝ったらあの有名な叙々苑で食べ放題(仮)をやろ!(嘘)な?これでどうだ?」
クマデ「叙々苑で……食べ放題……!」
ヒグマ「ああ!そうだ!どうだ?」
クマデ「そんな金ねぇだろ、この無一文」
ヒグマ「くっ……ぐぬぬ……!」
キンシコウ「何ちょっと悔しがってんですか!!」
如意棒「気をぬくな!クソ……」
仲間は必死に戦ってるってのに……
如意棒だってこいつの仲間じゃないのか!?
ボコボコにやられてるキンシコウを見るのなんて嫌なのに……
キンシコウ「ど……どうしたら……」
如意棒「キンシコウ!魔装だ!」
キンシコウ「嫌ですよ……痛いですし……」
如意棒「まだやったことないだろ!さぁ!早くお尻に刺せ!」
何言ってんだ、と、想う人も少なくないと思う。
如意棒は本来、「尻尾」がない動物用の魔具であるため、尻尾があるキンシコウは尻尾がある場所の下、つまりお尻に刺さなければならないのである。
地味に服越しに行けるので、いちいち裸にならなくても良い。
そしてこれをお尻に刺すとどうなるかというと、
「上級契約」、を果たすことになる。
如意棒「死にたくないなら早くやれ!私は女の子にはソフトなんだぞ!」
キンシコウ「ああ!もう!分かりましたよ……刺せばいいんでしょう!?」
それにしても中田博士なんも喋らなんなぁ…
あと、言っとくけど、これはアレじゃなくてお尻にだから、全然性的じゃないから。
ブスッ!
大げさな音がなる。
これは如意棒のせい。
キンシコウ「いっ……たくない……?痛くない!?」
如意棒「当たり前だ、ソフトだからな」
背後から布のようなものが覆いかぶさる。
それはキンシコウの体を覆い、一つの服になった。
それはまるで西遊記の悟空のような……
如意棒「魔装!孫悟空!」
キンシコウ「え?それ毎回言わなくちゃいけないのですか?それにしても……凄い……」
如意棒「当たり前だ、作品の都合上言った方が楽だからな」
キンシコウ「魔装したと同時に第四の壁を超えたのですか……」
私は唖然とした。
そして強く嫉妬した。
キンシコウ「これなら……行けます!」
強く踏み切って走り出す。
???「ちょっと待った!!」
足を止めて、私も後ろを見る。
聞き覚えのある声、まさか……
ヒグマ「りか……リカオン……?」
中田博士もつったったまま見ている。
暗闇の中から出てきたのはリカオンだったが、
それはあまりにも変わり果てた姿だった。
ボロボロで長いローブ
くまが出た目
あまりにも具合が良さそうな姿ではなかった。
毒牙「魔装……牙狼毒鬼(がろおどくき)……」
やはり、それは普通ではなかった。
クマデ「みんな燃えてんねー」
第7話へ続く……
前回>> 229
悪魔と奇跡とハンターを 第7話
〈デメリット〉
(推定OP・シリウス)
中田博士「ぐあああああああっっっ!!!」
夜の街に響くその声は、実に禍々しかった。
毒々しく滴るその液体は毒牙によって作られる。
その毒は、中田博士の体を蝕んだ。
戦いの舞台はいつ何か外へ広がっていた。
ヒグマ「うわぁ…なんだあれ……」
クマデ「熱いねぇ、燃えてるねぇ」
コンビネーションの取れた戦い方。
これはリカオン、キンシコウのコンビネーションではなく、武器のである。
キンシコウがリカオンに対し合図をする。
それを受け取り、リカオンは後ろへ退いた。
中田博士「な……なんだ?」
かすれる声が聞こえる。
それは年季の入った声。
ミカ「ひ……ヒグマさん!」
ヒグマ「あ……?ミカ!?」
ミカ「リカオンさんはどこに?」
キンシコウが如意棒を伸ばし、相手を拘束する。
キンシコウ「今です!!リカオンさん!」
リカオンは頷き、相手に対し拳を固め、強く心臓部を殴る
相手は弾け飛び、バラバラに砕け飛んでいった。
ヒグマ「おぉ……すごい……」
ミカ「リカオンさん………」
何よりもすごいのは3分ほどであまり被害を出さず、ケリをつけたことである。
だが、その分………
二人は倒れた。
魔装が徐々に溶け、
私とミカは急いで助けに行った。
私たちは怯える。
あざだらけのキンシコウ。
体のあちこちが緑や青色に変色したリカオン。
ミカ「リカオンさん!!キンシコウさん!!」
体を揺さぶるミカ、
ヒグマ「う……嘘だろ……」
携帯電話を握りしめ、救急車を呼ぼうとする。
クマデ「やめとけ、今の人間の医学じゃ治せたもんじゃない」
ヒグマ「じ……じゃあ!諦めろって言うのか!?」
クマデ「違う……!これはデメリットだ。契約上でも契約者が死んだら困る。死に至ることはないだろ」
ヒグマ「こんな状態!放っといたらダメだろ!こんなことになんでなったんだよ……」
クマデ「毒牙は毒を流す、そして抗体を作るなら、こうなったのもわかるだろ?それに如意棒は上級契約となると、多数の亡霊や妖怪を受け入れやすい体になる。だからこうなったんだ」
ヒグマ「……それは治るのか……?」
クマデ「知らん……」
あたりはどんよりとなり、ミカが声をかけるのが耳に入る。
なんで……なんでこんな事に……!
如意棒「早く運べ!こいつらを殺したいのか!?」
あれ?
毒牙「硬いアスファルトの上では意味がないじゃろ!さっさと運べ!!」
ヒグマ「あれ?……し……死んじゃうんじゃ…?」
如意棒&毒牙「死なないわ!!運べ!!」
ヒグマ「お前ぇ……!!」
私が持っていたクマデの方を見る。
クマデ「別に死んだとか言ってねぇじゃん」
た…確かに……
ミカ「い……生きてるんですか!?」
ヒグマ「ああ、そうっぽいな……」
私はキンシコウを、クマデとミカはリカオンを運んだ。
二人はまだかすかに意識があるためか……
リカオン「オロロロロロロ!」
ミカ「うわぁ!!」
毒牙「毒の影響じゃ!気にするな!」
キンシコウ「おろーせー!!エビカツサンドを食べたいんだー!!」
ヒグマ「はぁ!?」
如意棒「変な妖怪が入ったっぽい!気にするな!」
一応だが、忘れてはならない。
これは深夜の街のど真ん中である事を
クマデ「とんでもねぇ近所迷惑だこと」
第8話へ続く……
>> 211
あんまりこういうデザインはやったことないので苦手ですが…
ってもう終了してたんですねw
(SS読んでるよ、続き頑張ってね)
(7月4日で応募終了してしまったみたいですぜ兄貴…)
(デザインかっこええ…!)
(あれ、そうやったんか…まあいいか)
カッコいい…!すげえ!
クッソかっこいいんだけど……
ありがとうございます!!!
前の話>> 222~
【アラフェネぶらり旅〜まんまるを探して2周目〜】
[12.27話]じゃぱりとしょかん Bパートー2
ジャガー「あれ?かばん・・・とサーバルとアライさん」
かばん「あれ?ジャガーさん。こんなところで何を・・・?」
ジャガー「いや、ビーバーとプレーリーの手伝・・・ん?」
アライ(天の助けなのだ) ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
ジャガー(なんだ?よくわからんが・・・)
アライ "└( ̄- ̄└)) ((┘ ̄- ̄)┘"
ジャガー「そう言えば・・・?」
アライ ( ^^)ノノ( ^^)ノノ
ジャガー「向こうで・・・?」
アライ z(--z)) ((s--)s
ジャガー「博士たちが」
アライ ('-^)-☆ ('-^)-☆
ジャガー「呼んでたぞ?」
かばん
「そうなんですか?ありがとうございます。行ってみます」
「おかしいな…博士たちがすぐに『りょうり』を食べたいって言ったのに…」
ジャガー「ぜんぜん分からんけど、良かったのか?あれで・・・」
アライ
「助かったのだ。アライさんも戻るのだ。
サーバル、元気を出すのだ。きっとフェネックがどうにかしてくれるのだ」ごろごろ
サーバル「???」
ジャガー「・・・ごはんでも炊くか…」
ののののののののののののののののの
フェネ
「もう1つの方だけど、食料集めの件もマーゲイさんにそれとなく伝えといたから、
博士達から正式な依頼をよろしくね~
人数も増えそうだから、併せてざっと100ヶくらいかな~?」
博士「強欲なのです」
そもそも、なぜ自分で言わないのです
フェネ「それは長からの指示っていう方が、みんな動いてくれるでしょ~」
博士
「そうやっていろんなフレンズに貸しを作って・・・
まさか『げこくじょー』・・・長の座を狙っているのですか?」
助手
「それとも、われわれを裏で操る気ですか?
断ると言ったら・・・?」
フェネ「あ・・・かばんさーん!」
博士「な!やめるのです」
助手「アレをかばんに言うのは、やめるのです」
(´-`).。oO
フェネ
「そうだねぇ。でも『りょうり』について、こう言ったらどうかな〜?
『博士たち実は超辛党らしいよ〜』って」( ̄▽ ̄)
博士
「ヒーー!?やめるです!かばんならきっとバカ正直にそうしてしまうです!
分かったのです。協力してやるのです」シュシュー
助手
「ヒェッ!?なんという悪魔的発想なのです。
考えただけで恐ろしいのです。分かったのです。協力してやるのです」シュシュー
かばん「なんですか?フェネックさん」
博士「用事があるのはわれわれです」
助手「えーと、えーと・・・」
博士「今日はカレーを食べたい口になってるのです」
助手「そう、それです。超甘口の気分なのです」
かばん
「??? そうなんですか?」
(味付けのリクエストをしたかったのかな?)
カレーの鳥「「 (ー。ー) 危なかったのです」」
博士
「あんなことを言えば、
その場限りではなく半永久的に辛いりょうりを作り続けかねないのです」
助手
「しかも『実は』と付けることでかばんをキズ付けることなく、
われわれがただのツンデレキャラのように思わせられる」
博士「あまつさえ伝聞調にすることで矛先を自分に向けさせない」
助手「なんたる叙述トリック」
博士「恐ろしい子なのです」
助手「さすが某タロットスレで『悪魔』にノミネートされるだけのことはあるのです」
フェネ
「ひどい言われようだな~
でも、たとえわたしが汚れ役をしても、アライさんといればきっと洗い流してくれるさ~」
カレーの鳥((なに『いいこと言った』みたいな雰囲気なのです))
アライ「まんまるを洗ってきたのだ」
フェネ
「ありがと~。じゃあ任務完了、ということで~。
あとはお願いするよ~」
カレーの鳥(( ・・・ ))
ののののののののののののののの
かばん「お待たせしました」
博士「待たせすぎなのです」
助手「早く食わせろなのです」
サーバル「かばんちゃんのカレー久しぶりだね」
ジャガー「ごはん大盛りは誰だ?」
かばん「みんな行き渡りましたか?では」
一同「いただきます!」
アライ「ん?フェネックのカレー、量が多いのだ」
フェネ「そう?じゃあ替えてあげるよ」
博士「あ!」
助手「ちょ!」
かばん「あの、それは・・・」
アライ「むしゃむしゃ...カラいのだーー!!」
かばん「博士たちに頼まれて特別に作った激辛カレー」
博士「さらっとバラしたのです」
助手「いや、これは」
フェネ「ふ~ん。むしゃ…うん確かにカラいね~」
博士「なぜ平気なのです?」
フェネ「この大きな耳は放熱作用も持ってるからね~」
助手「弱点はないのですか?この悪魔っ娘は」
アライ「そんなことよりカライさんを助けて欲しいのだーー!」
かばん「はい、お水」
♪~ ED「僕のフレンド」
ジェーン「とうとう私たちの本編デビューですよ!」
コウテイ「・・・」
イワビー「・・・」
プリンセス「・・・」
ジェーン「ちゃんと出番があるんですよ!?」
コウテイ「・・・」
イワビー「・・・」
プリンセス「・・・」
ジェーン「なんでこんなに暗い雰囲気なんですか?」
フルル「ねぇ、ジャパリまん持ってな~い?」
ジェーン(・・・)
「次回ぺぱぷらいぶ!」
~Cパート~
ハシビロ「じーーーーっ」
ア???(こ、こわい)
ハシビロ「こんな時どんな顔すればいいか分からなくて・・・」
ア???(意外に可愛い声)
「わ、笑えばいいんじゃないですか?」
ハシビロ ( `へ´)ニヤ
ア???「ヒッ!」
ハシビロ「空は初めて?」
ア???「は、はい」
ハシビロ「じゃあ行きましょうか」 ( ̄ν ̄#)にや
ア???「その会話の流れに、その笑顔は怖いですって!」
バサッ
ア???「うううああぁぁぁ…」
バサバサッ
ア???「・・・ああああぁぁぁ」
~to be continued~
覚えておいででしょうか?
「作者からの挑戦状」
本編で説明させて頂いたとおり、
今回は「作者の勝ち」とさせて頂きます。
ですが、次点として
「名無しのフレンズ」さんの「バラムツ」案は、後の話で使用させていただこうと思います。
他にも、
応募してくださった「たべないでください⁽˙³˙⁾◟( ˘•ω•˘ )◞⁽˙³˙⁾」さん、
「とまと仮面」さん、「amamas」さん
そして協力してくださった「けもフレ大喜利 ネヲ寄席」スレ主さんに感謝いたします。
覚えてましたよ、バラムツ拾うんだw
調べてみたら、面白いなぁって。
3話先(ろっじ)で出す予定です。
どう料理するかをお楽しみに( ̄▽ ̄)
>> 239
あったなぁ……
けっこう前じゃなかった?
遡ってみたら6/9投稿。
約5週間ぶりの伏線回収でしたw
これで肩の荷が1つ降りた(^O^)
ーと言いつつ、次の荷の重いこと。
でもメインストーリーも、ひと段落ついて
回収していく方が多いので、あとは楽しくやりたいです。
次回も楽しみにしておりますです
余談
サーバルとの一件から早、四週間がたった。
夕方になり、僕とサーバルは家にいた。
もう夕食の時間、二人は準備にかかる。
サーバル「かばんちゃん!電話だよー」
かばん「電話?誰だろう?」
スマートフォンを手に取り、電話の相手を確認する。
かばん「カコさん!?どうしたんだろう……?」
カコ、彼女は僕の友人
彼女は僕に動物、そしてフレンズ、そしてヒトを教えてくれた。
フレンズには、明確な成人や未成年というのは存在しないが、僕は今年で16歳
もちろん、フレンズとして生まれてからね
フレンズには[フレンズ社会検定]というものがあり、それをやることは義務付けられてる。
A+からDまで、ランクがつけられ、それによって就職できる職業や人生が決まる。
A+を取ったフレンズはまだ二人しかいない。
僕はその内の一人だった。
かばん「もしもし?カコさん?」
カコ「久しぶりだね、【ミライ】」
かばん「え………あっ!はい……」
カコ「プッ……かばんの方が良かった?」
かばん「いえ…はい、大丈夫です」
言い忘れていたが、僕の場合は特別だった。
フレンズ一人一人に戸籍がある。
フレンズは同じ種類がフレンズ化することは少ないこともあり、戸籍には動物名が記される。
だが、僕の場合はヒトであり、フレンズであるため、戸籍上の名前はヒトでない。
そう、それが【ミライ】だったんだ。
ヒトのフレンズは前代未聞、初めての出来事であったため、「人としての知識を持ち、未来に新たな歴史を作る」という意味で【ミライ】になった。
カコ「最近、お仕事はどう?」
かばん「え……?だ…大丈夫ですよ……」
カコ「……無理はしないでね」
かばん「大丈夫ですよ、今は」
カコ「え?何かあったの?」
かばん「いえ?何もないですよ。ところでカコさん、今何してるんですか?」
カコ「今?ああ、もちろん研究に専念してるよ、ジドって言う人と一緒にね」
かばん「え?ジド……」
カコ「知り合い?」
かばん「いや、知りませんね……」
あ、そうそう、言い忘れてたけど、かばんってのは名前が決まるまでのあだ名だったんだ。
だけどみんな名前が決まるまで時間があったから、こっちの名前が定着したみたい。
カコ「あと……」
かばん「え?」
カコ「近い将来……何かが起きる、その時はもしかしたらこの国の終わりかもしれない……」
かばん「あ………」
カコ「その時は、絶対逃げてね……絶対だからね」
かばん「…………」
カコ「ん?聴いてる?」
かばん「逃げませんよ……絶対……」
カコ「え!?なんで………?」
かばん「だって………守りたいものがありますから……」
カコ「……そう、そうか……だったら、少しあの人に聞いてみるね……今日そんだけだから」
かばん「……わかりました。」
僕は電話を切った。
サーバル「誰からだったー?」
かばん「んー?友達からだったよ」
僕は料理に取り掛かった。
今日が終わり、明日はどうな日になるだろうか?
楽しみであるが、
心配でもある。
明日は本当にあるのか……と、
だから、信じないといけない
自分の【野心】を
サーバル「ねぇ…?かばんちゃん……これってピーマン?」
かばん「大丈夫だよ、それはパプリカだから」
さぁ、明日はどうな日になるだろうか?
余談終わり。
悪魔と奇跡とハンターを 第8話
〈やりたいこと〉
ヒグマ「中田……正露願……?なんちゅー名前だよ……」
クマデ「傷んだものとか食べた人に効きそうだな」
ヒグマ「そうだ、リカオンに飲ませたら効きそうだな」
ミカ「え……この人をですか……?」
ヒグマ「正露丸をだよ」
アレから一夜明け、今現在
中田博士のものと思われる名刺を拾った。
そこには住所まで書かれていた。
キンシコウ「ヒャッハーー!!やっぱりオロ○ミンCはキマるゼェー!!」
それは隣の部屋から、
今は全員私の部屋にいる。
運んだのがここだったからな
ヒグマ「アレはどうする?また、変なのが入ってるぞ」
クマデ「オロ○ミンCでキマるとかどんなんだよ………」
今は昼頃、
こんな状況じゃロクに飯なんか食えたもんじゃない。
ミカ「す……すみません…少しトイレ借りてもいいですか?」
ヒグマ「え?いいよ」
ドアを開け、トイレの方へ駆けてゆく
ミカ「あれ……だれか入ってる」
リカオン「す……すみませんっス……少し…お腹が痛くて……」
絶対少しじゃない
正露丸が必要なようだ。
ヒグマ「ロビーのトイレ使ってー!」
まぁ、寮とか言いつつ、マンションみたいなもんだかね
ミカが玄関を開ける音が聞こえる。
ヒグマ「なぁ、クマデ……これ……」
クマデ「ああ、住所だな」
ヒグマ「行かないか?」
クマデ「は?」
ヒグマ「お前ならいけると思う……!二人は苦戦したけど、お前ならワンパンだろ!」
クマデ「…………」
ヒグマ「……なーんてな、じょう………」
クマデ「だよなー!!俺だったら絶対行けるよな!やっとわかったかぁ…俺の強さが!」
まぁ、本当はその上級契約やら魔装とかをやってみたいだけなんだけどな……
だけど、この気持ちは嘘ではない、こいつの強さは私も嫌という程わかってる。
クマデ「じゃあ、いつ行く?いまか?それとも……」
ヒグマ「え……えぇ……いつでもいい……」
クマデ「いややっぱり!今でしょ!!」
ヒグマ「えぇ……って!ちょっと!!」
クマデで勝手に動き出し、ドアを突き破り玄関へ行く
ヒグマ「ああ!!ちょっと待て!!わかったから!」
クマデ「今の俺は機嫌がいい!この言葉に乗ってやろう!」
私はクマデを掴み、玄関を開ける
するとまた勝手に動き出した。
私はそれに引っ張られるがまま、階段の方へ…
クマデが下に行くせいで、私は尻餅をつき、そのまま階段を下った。
ヒグマ「いったぁ……!」
クマデ「お前のケツの脂肪がいいクッションになったんじゃないか?」
ヒグマ「ぐぬぬ……」
まだ引っ張られる。
やっとたっても、すぐコケそうになる。
ミカ「あ……あれ……?」
ヒグマ「キンシコウとリカオンを頼んだー!!」
ミカ「……武器に引っ張られてる………」
ああ……もう!
なんでこうなんだよ!
住所は、山奥の中、
幸い、街中を通らなくて済む。
ヒグマ「って!この住所ここの近くじゃん!!」
警察寮の後ろにある森を抜けたそこにこの住所が示す建物があるらしい。
クマデ「ははは!たーのしー!!」
第9話へ続く……
観客A「これが今年デビューの『hakuA』かー」
アイドル追っかけB「3代目PPPが復活して1年ちょっとでまた新たなアイドル。いい時代に生まれたわ~」
アイドルオタクC「マーゲイがマネジャーになったのも驚いたけど、今やプロデューサーだもんね」
オタク仲間D「最近はスカウトまでして人材発掘にも余念が無いんだってね」
観客E「わたしは『ぱふぉーまーコツメ』が楽しみ」
トキ中毒者F「トキ様、トキ様の歌…」prpr
古参PPPファンG「フルル~、生フルルが見れる~」
ののののののののののののののののののの
<さあ、いよいよですわよ。みなさん準備は出来まして?
<用意は万全であります。我々の歌でフレンズの結束を固めるであります。
<え~?ちょっと待って~。キーボード忘れてきちゃったかも?
<今日はバンドverだから楽器は舞台に置いてあるだろ。それより先輩方(PPP)は…
<確かに心配ではありますが、今は自分たちの仕事を全うしましょう。
ランペ「そうですね。では『hakuA』行きますわよ!」
一同「「「「おーーーー!!」」」」
ざわ… ざわ……
ののののののののののののののののののの ざわ…
♪~ イントロ
観客「わーーーーーー!!」
アルマジロ「よよ…その昔(白亜紀)この地球 に君臨し…」
ヤマアラシ「火山活動によって潰えたとされる夢」
アルマジロ「皮肉にもサンドスターに導かれ、再びこのパークに降臨した彼女たちが」
ヤマアラシ「今度はアイドルで『トップ(Ace)』を目指す!」
アルマジロ「歌うはhakuA!」
ヤマアラシ「サンドスター伝説!…ですぅ」
♪~
あの日の事 覚えてるかな?
かつて この地球(ほし)で出逢った 私たち
そして紡がれていった思い出(ストーリー)
そして時が引き裂いた 二人
観客 \(^▽^\)(/^▽^)/
あれから何年経っただろう
突然空から降り注いだ星の砂(サンドスター)
姿は変わってしまったけれど また会えたね
数億年(とき)を越えた奇跡
オーロックス \( 'ω')/\( 'ω')/ オリックス
天空(そら)で2人が出逢う夜に
星と星が出会う川を見ながら
刻むは更なる 未来の旅路(ヒストリア)
ああ 紡がれていく サンドスター伝説
🎉🎉ドーーーーーン!!🎉🎉 わーーーーーーー!!
【アラフェネぶらり旅〜まんまるは見つけた〜 EXステージ】
[12.28話]ぺぱぷらいぶ ~オープニング~
今回協力してくださったフレンズたちを紹介するぜ!
[hakuAポスターイラスト]
ふる奈ちゃん
[hakuAキャラデザ・キャラ設定]
ジャパリを歪める永遠の神ちゃん
[サンドスター伝説・歌詞]
amamasちゃん
お粥ちゃん
名無しのフレンズちゃんたち
ばにらちゃん
ゆーたちゃん
(50音順)
[オリジナルフレンズファンスレ]
スレ主:風神のフレンズちゃん
[オリフレ投稿スレ]
スレ主:名無しのフレンズちゃん
[新・安価でみんみの歌を作るスレ]
おうたのデビルマン(第二形態)ちゃん
[文藝誌 ジャパリ文學]
とまと仮面@上品なフレンズちゃん
ありがとうございました! (^人^)
ありがとうございます😊
そして、我輩からも一つお願いしてもよいでしょうか。
今回のセリフ部分をオリフレwikiの彼女たちの一言欄に利用してもよろしいでしょうか?(一部ちょっと改変、切り抜きするかも…)
ドウゾドウゾー
すごく可愛く、素晴らしいと思いますっス
なにも協力してないけど、ありがどうございました。
hakuA~~~!!\(^▽^\)(/^▽^)/
こっち向いて~~~!!
んんっいい歌!!
悪魔と奇跡とハンターを 第9話
〈噛み合わない破壊〉
森を抜けると、そこには廃墟のビルがあった。
光が漏れていて、幻想的な感じを出している。
クマデ「ここか………」
ヒグマ「ここだったんだ………」
想定していた数倍近かった。
クマデ「俺とお前ならいける!じゃあ行こうか!」
ヒグマ「……全く……調子がいいんだから……」
正直な話、このままいくことに対し、少しの罪悪感があった。
このまま行って、もし負けたら
あのボロボロな仲間たちは助けに来るだろうか
本当にこいつを信じていいのか
こんな勝手なことをして仲間は許してくれるのか
クマデ「大丈夫だって、安心しろよ」
ヒグマ「……まぁ、言い出しっぺは私だし……」
クマデ「なんだ?嫌なのかよ」
ヒグマ「まぁ、冷静に考えたら嫌だな」
クマデ「嫌じゃないならそんなこと言うな」
ヒグマ「嫌なんだよなぁ……」
私は呆れながらも前を向き、足を前に出した。
こいつを信用すれば、本当に魔装はできるのだろうか?
魔装なしで勝てるのだろうか?
クマデ「ヒグマ!後ろだ!後ろにいる!!」
ヒグマ「え?……ってうわわわわぁ!!」
クマデが勝手に動き、後ろにいると言っていた敵に攻撃を加えようとする。
私はとっさにしゃがみ、攻撃を回避した。
ガンッ!
それは明らかになにかを弾く音。
相手は移植体……?
うっすらと男の姿が見える
クマデ「お前は誰だ……?」
男「勝手に入ってきて、それはこっちのセリフだよ」
男はそれをクマデではなく私に言う。
私はクマデを指差す。
ヒグマ「あ…こっちです……」
男「はぁ?こっちは武器じゃないか」
男がクマデを見たところで私は思いっきり股間を殴った。
メリケンで、
男「グアッ!!ぶぐぅ!」
クマデ「ナイスだヒグマ!一気に行くぞ!」
私はクマデを手に取り
ヒグマ「バカ!逃げるんだよ!!」
クマデ「はぁ!?どうして!?」
私はクマデを持って逃げようとするが、クマデはその真逆の方向に進もうとする。
ヒグマ「あいつはまずいって!って!うわぁ!」
手が刃物のように鋭くなっていたのを私は見た
男は高くジャンプし、私の方へ斬りつけようとする。
私はとっさにクマデでガードした。
クマデ「痛い痛い!!なにするんじゃあ!!」
男「ガードしているだろ!!」
私は男をはじき返し、吹き飛ばした。
ヒグマ「こうなったら仕方ない……クマデ!魔装だ!」
クマデ「は?やだよ」
ヒグマ「えぇ……どうして……」
クマデ「お前いつも汗かいてんじゃん」
ヒグマ「はぁ?今に始まったことじゃないだろ……」
クマデ「それに汗くっさいし」
ヒグマ「お……お前!わ……私は女だぞ!!」
クマデ「俺も女だし!!!」
しばらくクマデと睨み合いをしていると
男「……フッ……フハハハハハハハ!!なんだ?お前?面白いぞぉ!」
一人笑い笑っている。
転げてしまいそう。
少しふらついているし、
男「紹介遅れた。私の名は政府非公認セルリアン研究財団【セルリアンズ】賢者称号所持者の………ドクタァーー……セルリアンッだぁ!!」
クマデ「溜めたしダッセェ名前」
ヒグマ「安直だなぁ……」
ドクター「先程お前は、私のことをまずい、と言ったな?それは正解だ。私を敵に回すことはオススメできない……ましてや、お前のようなフレンズには特にだ!なんせこの私の体内には13体ものセルリアンが移植している」
クマデ「だからなんだってんだよ」
ドクター「この私の顔に免じて許してやろうと思ったが、この私の存在および、この集団の存在がバレたのなら話は別だ。どうあがいても無駄だ、私を殺すか自分を殺すか、二択だが…どっちを選ぶ?」
クマデ「見ろよあいつ、少年漫画で序盤の方に死ぬやつみたい」
ドクターが指を二本立て、こちらにかざす。
ドクター「あ、もう一つ、渡辺の研究データを持ってきたら、殺すのはやめてやろう。もちろん、偽造や変な細工をした時点で死は確定だ」
ヒグマ「!?……なんでそれを知っている……」
ドクター「そんなもん簡単さぁ、お前の職業、そしてここの名前、我々の目的、最近の部下のヘマ、それらから推定するとこうなるわけ、ね?簡単でしょ?」
私は退き、逃げる体制に入る。
ドクター「そうか、それなら仕方ない」
目に見えない速度、私の方へ急接近する。
クマデでガードする暇もなかった。
死が私の脳をよぎる。
ガンッッ!!!
またもや弾く音……
クマデ「親方!空からリカオンが!!」
ヒグマ「り……リカオン!?」
それはリカオンだった。
彼女はドクターの腹部を殴り飛ばした。
リカオンはこっちにきて、
リカオン「ヒグマさん、これは正露丸の分ですよ……!」
毒牙「よくつかまっとけ!」
リカオンが右手を前に出すと、煙が勢いよく出た。
煙がなくなるとそこはもう、警察寮の近くだった。
ヒグマ「うわぁ!……え?ここは……」
リカオン「ヒグマさん、早く来てください。話があります」
魔装をしていたためか、怒っているのか怒ってないのかわからなかったが、ヒグマは怒っているに一票を入れた。
クマデ「あっちゃぁ……めんどくさいゾォ……」
第10話へ続く……
ここで作者の募集ターイム!
今現在連載しているこの「悪魔と奇跡とハンターを」で出てきた「魔装」という単語ですが、正直なところ、この魔装はどんなデザインなのかというのは文章でしか記されてません!
なのでこの「リカオン」と「キンシコウ」の魔装状態のデザインを募集します!
毒牙と如意棒のデザインは前回募集したのを使ってください。
またなんかありましたら聞いてください。
締め切りは7月20日までです。
前の話>> 247
【アラフェネぶらり旅〜まんまるは見つけた〜 EXステージ】
[12.28話]ぺぱぷらいぶ Aパート
オーロ「ハンターになって暴れられると思ったのに、いきなり会場警備とはな」
オリ
「仕方ないだろう。ここにセルリアンでも乱入したらパニックだ。
ゆきやまちほーの方が過酷だろうが、こっちを選んだのはお前だぞ?」
オーロ「それこそ仕方ないだろう。この格好で雪山は腹を壊す」
オリ「それより私たち、ハシャギ過ぎじゃなかったか?」
オーロ「むう。それは否定できん。しかしヒグマは、お堅すぎる気はする」
オリ「確かになw でもあのストイックさは尊敬できる」
わーーーーーーー!
オリ「さあ、任務に戻ろう」
オーロ「ああ、ステージ上の演者を守るのも仕事だしな」
ののののののののののののののののののの
観客E「きゃー!コツメちゃーん!こっち向いて~」
観客H「ゴツメぢゃ゙~ん゙(低音)」ダダッ
オリ「こら、それ以上ステージに近付くな!」
オーロ「席に戻らんと実力行使に出るぞ」
観客H「!? 分かりました」すごすご (ステキな腹筋♡)
♪~
アルマジロ「コンタクトジャグリングというのは、道具を体から離さず行うジャグリング・・・
ヤマアラシ「中でも最も有名なのが『クリスタルボール』ですぅ」
<ハイッ!!
わーーーーーー!
観客E「コツメちゃ~ん、かわいい~!」
観客I「すっごーい!」
<いいぞー!コツメー!!
ヤマアラシ「ではここで前半終了ですぅ」
アルマジロ「じゃあQKだよー。10分経ったら戻ってきてねー」
不定期とーこー
けものフレンズ2(けものフレンズBBSにて先行公開中)
こちらでも先行公開を開始する予定です。
てかします。
次から。
どぞ!
(尚、本作品には進行上の問題でオリフレが含まれております。ご迷惑をお掛けします。)
https://kakuyomu.jp/shared_drafts/xZ8oP5bzBoL2VeCAN4pED68AF4AsMNwy
こちらから(文字数多すぎた)↑
悪魔と奇跡とハンターを 第10話
〈ケセラセラ〉
ヒグマ「す……すみませんでした!!」
ロビーにて、私は頭を下げた。
何も話をしていないが、まずいことをしてしまったことには変わりない。
毒牙「いや……今回はクマデが悪いと、わしは推測しよう」
リカオン「ミカさんが、武器に引っ張られていたって言ってたっすよ」
クマデ「はぁ?だからなんだってんだよ」
如意棒「だからもクソも、まずいことになったと、言っているんだ」
キンシコウ「敵のアジトに乗り込むのはもう少し情報を手に入れてからです」
完璧にクマデが責められている。
本当は私が原因なのに……
ヒグマ「ちょ……ちょっと……」
その言葉を言い出せず……
恐怖がこみ上げてきた。
リカオン「アホ」
毒牙「カス」
キンシコウ「おバカさん」
如意棒「能無し」
クマデ「小学生かお主らは」
クマデばかり責められ、
私はそれを見ているだけ……
罪悪感しかないし、いい気分じゃない。
あんなに普段はいらない存在なのに
ヒグマ「ちょ……ちょっと待って!!!」
大声で私は待ったをかける。
一同「ん?」
ヒグマ「本当はな……」
一同「うん」
ヒグマ「これ全部私のせいなんだ……」
一同「へぇ…」
ヒグマ「だから!本当にすみませんでした!」
一同「要するにクマデのせいね」
ヒグマ「ファッ!?」
クマデ「ファッ!?」
ヒソヒソ
リカオン「ヒグマさんが……度重なるクマデのストレスのせいで……おかしなことを……」
毒牙「まさかクマデを庇ってるのか?何か弱みで握られているのか……」
ヒソヒソ
キンシコウ「これは間違いなく、クマデに騙されてますね……」
如意棒「あいつ……何で釣ったのか……?はちみつか……?」
ヒソヒソ
クマデ「こいつらどんだけ俺のこと嫌いなんだよ」
ヒグマ「い……いや……本当だから……」
毒牙「つかぬ事を聞くが……」
ヒグマ「は……はい……」
毒牙「もし、原因がお前なのだったら、なぜこのようなことを提案した?怒らないから正直に答えてくれんかのぉ」
正直……
恥ずかしいから嘘をつこうとは思ったものの、正直な答え以上に怒られなさそうな答えはなかった。
ヒグマ「その……ま……魔装が……したくて……」
一同「は?」
ヒグマ「ま……魔装がしたかったんだ!!かっこいいし!強そうだからぁ!!」
一同「たったそんだけ?」
私は頷いた。
顔はもう真っ赤。
こんな恥ずかしいこと……
するとみんなが笑い出す。
大声で、みんな、
もちろんクマデも。
毒牙「あはははは……お主のその子供みたいなところ……やはりクマデとは違うな!」
如意棒「ふふふ……これじゃ、大丈夫ですかね?」
ヒグマ「え?怒らないのか……?」
毒牙「当たり前じゃろ、怒らないといったからな」
如意棒「大丈夫ですよ。なるようになるさ」
クマデ「そうだぞヒグマ、気にすることじゃない」
毒牙&如意棒「オメェは黙ってろ」
クマデ「仰せのままにー」
またみんなが笑う。
私もつられて笑った。
あはは
あはは……
如意棒「まぁ、こうなったのがヒグマのせいであったのなら……」
ヒグマ「え?」
一同「ここから先はあなたの責任ですよ」
クマデ「おいおい、ヒグマ、お前ここから先はとか決めてないだろ、どうすんだよ」
私は黙る。
自然と仲間が大きく見えた。
ヒグマ「……もちろん、決まってるだろ……」
それはプレッシャーに近く、何も圧の感じない、不思議なものだった。
クマデ「なんだよ、めちゃくちゃ怒ってんやん」
第11話へ続く……
ただ今、魔装のデザインを募集しております!
絵に自信がなくても、デザインに自信がなくてもどしどし応募ください!
期限は7月20日までです。
(応募がなかった場合、延長させていただきます)
夏休みに入ったら十個位作りますね!
10個!?うせやろ!?
我輩も時間ができ次第つくるつもりです
右手が刃物に変形して左手から炎が射出する滅茶滅茶な魔装
そして胸や腕、足等のサイズはそのフレンズによって変更自由可能。ただし胸はAカップからGカップまで。それ以上ははちきれること不可避。
素材はシリコンとステンレス、内容物に火打石と油(ガス)を含む。
パワードスーツっぽくていいなぁ……
ローブ追加オネシャス!
毒牙の魔装形態
やっぱ毒々しくてカッコいい!
前の話>> 256
【アラフェネぶらり旅〜まんまるは見つけた〜 EXステージ】
[12.28話]ぺぱぷらいぶ Bパート-1
アライ「すっかり出遅れてしまったのだ」
フェネ「アライさんが川でリンゴを洗ったりしてるから~」
ワイワイガヤガヤ・・・
観客I「haquAって初めて見たけど、ファンになっちゃった!」
観客E「コツメちゃん、やっぱり凄かったー!」
PPPファンG「水晶玉が卵みたいで可愛かった~」
ザワザワ…
アライ「もしかして『らいぶ』は終わっちゃたのか!?」
ペンギンのフレンズ「よ! 今はQK時間。後半は10分後だよ」
フェネ「どうもどうも、ありがと~」
Gペンギン「しっしっしっw いいってことよ」
アライ「ちっちゃくてかわいいフレンズさんなのだ」
観客J「ねぇねぇ、hakuAに会わせてよ~、まだ中にいるんでしょ?」
「だめだ、だめだ。
それとhaquAな!名付け親のくせに間違う作者に免じて今回は許してやるが、次、間違えたら制裁しちゃうぞ♡」
作者「申し訳ありません!!」 m(─ ─)m
フェネ「haquAの楽屋には近付けそうにないね~」
アライ「じゃあペパプの楽屋にでもいってみるのだ」
観客?「このパークにアライグマは1人だけのようね」
フェネ「!?」
アライ「どうしたのだ?」
フェネ「いや~、違うSS(世界 線)の話じゃないかな~」
のののののののののののののののののの
ロティ「なあ、出番は終わったのに いつまでここに居るんだ? もう帰ろうぜ?」
ランペ「ロティさん、「例の車」を準備しておいてくれませんか?」
一同「!?」
ランペ「念のため、です」
ロティ「やれやれ、ランペは言い出したら聞かないからな。了ー解!」
バタン!
オリックス「おっと。ところでhaquAの皆さんはいつまでいるんだ?」
オーロックス「あ、あのサインを・・・もらえる… かな?」
ロティ何かあったら 観客とhaquAをよろしく頼むぜ。警備員さん♡」
「悪ぃな。ちょっとヤボ用ができたから、ちょっと失礼するぜ。
それと
オリ「何かってなんだ!? おい! って、行ってしまった」
オーロ「サイン…」
のののののののののののののののの
アライ「おはようございます、なのだ」
フェネ「アライさ~ん、もう午後だよ~」
アライ
「おーいしおにいさんは言ったそうなのだ。
芸能界の挨拶はいつでも『おはようございます』なのだ!と」
フェネ「・・・」
アライ「って、どうしたのだ皆?」
フェネ「これは完全にハイライトが消えちゃってるね~」
かちゃ…
フルル「水晶玉が卵みたいで可愛かった~。って、どうしたの~?」
フェネ「どうしたの~?は、こっちのセリフだよ~」
アライ「一体何が起こったのだ?」
フルル「え~とねぇ・・・」
( ̄ω ̄). .o0
コンコン
ランベ
「お邪魔します。今回デビューさせて頂くhaquAです。リーダーのプリンセスさんですね。
私リーダーをさせてもらっているランベですわ」
コウテイ
「わたしがリーダーなんだが… そうだよな、プリンセスの方がリーダーらしいよな」orz
ランベ(しまった…)
ロロ
「そう言えばあなたが3代目PPPを立ち上げたんだったな。よろしく。
一度あなたと飲み明かしてみたいものだ」
プリンセス「獺祭が…」orz
ロロ(地雷…)
リン「イワビー先輩、原付免許はどうだったんですか?」
イワビー「3回受けて4回落ちた...」orz
リン(計算が...)
リト
「ジェーン殿、これ有志が作ってくれた歌詞なのであります。 おかげで曲作りも..」
ジェーン
「どういうこと!? てっきりトキさんの時みたいな『かおす』になると思ってたのに。
こんないい曲歌われたら私たちが霞んじゃうじゃない」orz
リト(黒い...)
タオ「あ、あのコレ… 差し入れのジャパリまんです」
フルル「わーい。あとでグレフルジュースと一緒に食べよう~」
タオ(全部持ってちゃった。皆さんで分けてもらおうと思ったのに…)
・・・・・・・・・・
フルル「-という訳なの~」
アライ「もうすぐ出番なのにどうすればいいのだ?フェネック」
フェネ「ちょっとコレ借りるね」PCタカタカ
のののののののののののののののの
[12.28話]ぺぱぷらいぶ Bパート-2
わーーーーーーー!
アルマジロ「トキさんの『エロイムエッサイム・エロイムエッサイム〜我は求め訴えたり~』でした」
トキ中毒者F「あぁ、あぁ…」悶絶
ヤマアラシ
「最後はお待ちかね! ペンギンだけに大トリ!
パークの正統派アイドル・ペパプで『ようこそジャパリパークへ』!ですぅ」
・・・・・・ しーーーーーん ・・・・・・
アルマジロ「あれ? ペパプさ~ん?」
ヤマアラシ「出番ですぅ...」
ざわ…ざわざわ…
観客K「どうしたの~?」
観客B「ペパプは~!?」
アルマジロ「よよ…どうしよう?」
ヤマアラシ「一応楽屋には居たんですぅ」
観客C「もしかして具合が悪いの~?」
観客L「いるんなら顔だけでも見せて~。歌わなくても踊らなくてもいいからさ~」
アライ「ほら、ああ言ってるのだ。フルルさんだけでも...」
フルル「え~? 5人一緒じゃないとヤだな~」
観客M(くっ・・・ こうなったら…)
ヤマアラシ「こんな時、マーg…
アルマジロ「・・・」ギュッ (*・ω・)-oo-(・ω・)
マジアラシ「「みんなでペパプを呼んでみましょう!」」
観客「はーーーい!」
ぺ・ぱ・ぷ! ぺ・ぱ・ぷ! ぺ・ぱ・ぷ!
コウテイ「誰がリーダーかなんて問題じゃない。ファンが私たちを待ってるんだ」 ✨ハイライト復活
P・P・P! P・P・P! P・P・P!
ロロ「やるか?」
ランペ「はい。リトさん、お願いします」
リト「イエッサー!」
ブォロロォーン!!
観客A「なに今の声?」
ザワザワ! ザワザワ!
観客D「まさかセルリアン!?」
オーロ「違う! セルリアンはこんな声じゃない。 みんな落ち着くんだ!」
haquAファンN「あれはリトさんの友好の印、歓迎の歌!」
オリ「なんだと? 『何かあったら』ってコレのことだったのか?
タカタカ…タン
フェネ「なるべく切らさないように、製造再開に向けても頑張ってるらしいよ~」
プリンセス「蔵元さんが諦めてないのに、私たちが挫けてどうするのよ!」 ✨ハイライト復活
ブオォン ギュルルル ザシャーー!
haquAファンN「舞台袖にトレーラーが・・・あれって…」
ロティ「お待たせ!」
リン「これは面白くなってきた」
タオ「あ~ん、ちょっと待って~」
観客K「なに? なにが始まるの?」
♪~ ホルン「パパ↓ー パパ↑パー...
<ウイーーーン
♪~ パララ パーララ パパパパーラララ...
haquAファンN「ようこそジャパリパークへ、だ」
観客L「吹奏楽ver.?」
M「!!」
♪~
haquA パ・パ・パ・パ パ・パ・パ・パ・パー
観客 どったんばったん お・お・さ・わ・ぎ!
M「ウッホホ ウッホッホ…×4」 観客 (」・ω・)」ウー!(/・ω・)/ ガオー
ジェーン
「私たちには、おーいしおにいさん、みゆはんおねえさん、
他にもたくさんの人が作ってくれた。ぽっと出の新人アイドルになんて負けてられない」 ✨ハイライト復活
…スッ
アライ
「なんなのだ? このカンペは…?
『アライさんが悪いわけではないのですが、人気者税と思ってイワビーさんに謝ってください』・・・?
よく分からないが、済まなかったのだ。イワビーさん」
イワビー
「誰かのせいじゃない、自分の力不足だ。それに、これであきらめたらロックじゃねぇ!」 ✨ハイライト復活
♪~
haquA パパパパー パパパパー パ・パ・パ・パ パパパパー
観客 ららららー ららららー ウェカ トゥザ じゃぱりぱー
観客「コウテイワビ-!」 観客「ジェーンセス」 G「ふるるー!」
フルル「ここまでお膳立てされちゃったら...」
コウテイ「ファンの想いに応えるのも!」
ペパプ「「「「「アイドルの仕事!!」」」」」 ♪(・v・)从(・v・)♪(・v・)从(・v・)
♪~
haquA パパパパー パパパパー パ・パ・パ・パ パパパパー
ペパプ ららららー ららららー ウェカ トゥザ ぺぱぷらいぶ
haquA パパパパー パパパパー パ・パ・パァパパ パパパー
ペパプ ららららー ららららー あ つ まぁれと もだちー
haquA パ・パ・パ・パ パパパ パー
ペパプ よ・う・こ・そ ぺぱぷ らいっ!
アルマジロ「ペパプ with haquAで『ようこそジャパリパークへ』でした」
ヤマアラシ「次は・・・」
のののののののののののののののののの
[12.28話]ぺぱぷらいぶ Bパートーエピローグ
観客A「とってもいい『らいぶ』だったね」
観客B「ハラハラしたけど、熱い演出だったわぁ」
M ( ̄ー ̄)
ざわざわ…
コウテイ「助けられてしまったな」
ランペ
「これでも悔しいんですよ。ファンにあれだけ求められる貴方たちが羨ましい。
でもファンの想いに応えるのがアイドルの務めだと思って…」
コウテイ
「・・・君たちはもう立派なアイドルのようだな。
だが、トップアイドルの座をやすやすと譲る気はないぞ」
( ・`ω・´)⊃⊂(._.〃)握手
アライ「ーて、アライさんの見せ場が、全然無かったのだー!」
フェネ「アライさ~ん。せっかくの良い雰囲気が台無しだね~」
キタ「あ、いた! アライさん、今度わたしたちが主催する舞台に出て欲しいんだけど」
チラシ
PPP(... ...)ふぇすてぃばる のお知らせ
アライ
「なに!? アライさんたちも『ぱふぉーまんす』を見せるのか?
それもペパプと同じ舞台で?」
コウテイ「ん? そんな話は聞いてないぞ?」
プリンセス「マーゲイも何も言ってなかったわよ?」
イワビー「あ! このチラシをよく見ろ」
PPP(sPecial Performance near the hot sPring)ふぇすてぃばる ...
ペパプ「・・・」
キタ「博士たちにはちゃんと許可もらったんだからね」...走
アライ「よし! 次回こそアライさんが主役の座を取り戻すのだ!」
フェネ「フラグじゃないといいね~」
♪~ ED「僕のフレンド」 うた:ペパプ
合縁奇縁 一期一会
・・・・ ・・・・
・・・・ ・・・・
つまりは これからも ペパプを よろしくね
イワビー「いやぁー、なんとか乗り切ったなぁ」
フルル「これであとは、のんびり予告だけ…」
マーゲイ「そうはいきません」
コウテイ Σ(゚Д゚) 「来てたのか?」
マーゲイ
「皆さんには、博士達の依頼でじゃぱりまん100ヶ集めてもらいます
そのあとジェーンさんとフルルさんは『PPPふぇすてぃばる』に参加です」
一同「ええ~~!?」
ジェンフル「アイドル使いが荒すぎる…」
プリンセス「次回、ふぇすてぃばる!」
~Cパート~
バサ バサッ
ア???「気まずい...」
ハシビロ「ちょっと寄り道してもいいかな?」
ア???「はい、どうぞ」
バサッ バサー
ショウジョウ「あら、ハシビロコウと…あなたも。久しぶりね」
ア???「あ、その節はお世話に。おかげで無事としょかんまで行けました」
アルパカ
「あら~いらっしゃ~い…と言いたいところだけど、これから私たち、お出掛けなのぉ~。あなたたちも来る~?」
ア???「いえ、僕は遠慮しときます。あとは1人でも…」
ハシビロ ( ._. )コク
ショウジョウ「じゃあ私が下まで送ってあげるわ」
バサ…バサ…
ショウジョウ「気を付けてね」
ア???「はい、あなたも」
キングコブラ「お、君はあの時の…何か頼みごとか?」
ア???「あの時はありがとうございました。 いえ、1人で大丈夫です」
コブラ「気を付けてな」
ミナミコアリクイ(こっちに来ない...)
~Dパート~
サモエド「どうしたの?」
スナドリネコ「見ろ。ユリリアンだ」
<ユリ?
スナドリ
「そいつはセルリアンじゃないと思う。きっとボタンを掛け違えたせいで足を踏み外しただけのフレンズだよ」
サモエド「ふ~ん...」
スナドリ
「いいか? ユリリアンはフレンズが横を通りかかると、花に見える部分から大きな音を出す。
驚いて飛びのいたところをフジリアンが捕まえる。そういうセルリアンだ」
サモエド「じゃあ別の道から…」
スナドリ「手口は分かってるんだから、驚かなければいいんだよ。見てろよ」 てくてく...
リト「ブォロロォーン!!」
スナドリ「おわっ!?」
<スナドリ「・・・」💢
ののののののののののののののののののの
急遽追加
~Eパート~
スナドリ「随分賑やかだけど、なんかあったのかな?」
サモエド「ぺぱぷらいぶ があったみたいだから・・・その後夜祭かな?」
スナドリ「そうか...」
サモエド「なんか元気無い...?」
スナドリ「いや、また失敗してしちゃったな・・・って」
サモエド「でもセルリアンのこと、よく知ってるし」
スナドリ「分かってて引っかかったら格好悪いだろう」
サモ「スナドリちゃんはかっこいいよ」
スナドリ「そうか? アタシはかっこいいか? ま、まぁ確かにな」
サモエド「それに、わたし的には大成功だよ」
スナドリ「なんで?」
サモエド「スナドリちゃんのパンツ見れたから」
スナドリ
「!? このSSは全年齢向けの健全路線なんだから、そういうこと言うなよ!
それと見せても大丈夫なスパッツなんだからな!」
サモエド「えへへ...」
スナドリ「なに笑ってんだ。 褒めてないよ!」
~to be continued~
スナドリネコちゃんでお馴染みの、
絵師「名無しのフレンズ」ちゃん、
ありがとうございました m(─ ─)m
あともう1回、出番があるけどね ( ̄ー ̄)ニヤリ
いいですね~、お約束というやつですねw
とんでもない、出演させてくれてありがとうございます
こちらこそ描いてて楽しかったです☆
自分の頭の中にだけいたキャラが具現化して動いている姿を見るというのは、謎の感動を覚えますね
haquAライブもバッチリ決まって喜ばしい…
続きも期待しております!
そういやHN考えるの忘れてたな…
いいですね~(ぱんつじゃないからはずかしくない)
なんとなく描いた絵に台詞をつけて下さってうれしい…らいぶの後夜祭の花火だったのか
うまいこと繋げましたねwありがとうございます!
ああ…いい…!
かわええ…
更なる活躍に期待…!
オリフレスレ>> 2345で予告した「オリジナル要素」
・ジャパリパーク内で投棄されていたトレーラー(ウィング式)を博士たちに許可を得て改造。
・haquAの「移動手段」兼「衣裳部屋」兼「楽器置き場」兼「簡易ステージ」
・運転はオロロティタン担当
・名前は「プテラ(pterA)」
両全開した姿が「プテラノドンみたい」というチンタオサウルスの一言から。
後付けで「アイドルの世界で羽ばたく」という意味がある。
・両サイドボディには「haquA」の文字、後部には
<の絵が描いてある
たまげたなぁ…
素敵なプレゼント、ありがとうございます😊
いいですね~
創作要素がクロスオーバーしててすごい
なんか綺麗なまとまってるなぁ……
お疲れ様でした。
悪魔と奇跡とハンターを 第11話
〈大間違い〉
響く銃声。
響くサイレン。
響くヘリの音。
ドクター「しっかし……名刺に電話番号と住所を書いたのは間違いだったようだなぁ……」
廃墟の中、漏れる空の光に手を重ねた。
パッカァーーン!!!
半角じゃ表せないほどに大きいセルリアンをハンターたちはバッタバッタ倒していった。
ドクター「あと何体でなくなるだろ……?あと……3体くらい?」
パッカ-ン
パッカ-ン
ドクター「やっぱ1体くらい」
前回から時間をおいて、一週間後。
ヒグマ率いる「チーム・ハンター」は、今もなお戦っている。
観察班「30メートル級……すごい大きさです!」
信号が入る。
ビルのようなデカさ。
少しばかし怖いような……
大量のヘリ、戦闘機をセルリアンが次々と飲み込んで行く。
ドクター「おお!!さすがだ!あれは手なずけるのが困難だったからなぁ……」
パァァッッカァァァァン!!!
ドクター「こいつは驚いた。あれをやっつけちまうとはなぁ……だ・け・ど……」
それを倒す頃にはヘリも戦闘機も、何もかもが飲み込まれ、ハンターぐらいしか残っていなかった。
倒したと同時に飲み込まれたものは解放されたものの、戦う気なんぞ残ってないかったのである。
ヒグマ「ミカ!!大丈夫か!?」
煙に包まれる森、
穴の空いた死体が地面を埋める。
ミカはその中に紛れ、倒れていた。
ミカ「大丈夫です……プロテクターが重くて……」
ヒグマ「よし……おぶってやるから…一気に行くぞ…!」
ミカに私が手を差し出す。
リカオン「ヒグマさーん!行きますよ!!」
ヒグマ「わかった!!」
ミカを背負い、私は例の場所へ行く。
走り、走り
こけることもなく、
先ほどの戦いで傷だらけだったが、
ドクター「あばーれあばーれ、あーばれーまくーれ」
ゲッダォォォォン!!
まるで歌詞に合わせるように廃墟の壁が壊れる。
ヒグマ「追い詰めたぞ……ドクター!!」
ドクター「なんだその言い方。まるで因縁の敵みたいじゃないか」
ヒグマ「たしかに一回くらいしか会ったことないけど!」
リカオン「たしかに一瞬見たくらいだけど!!」
キンシコウ「私に限っては会ったことすらないですけど!!!」
壁を破ったのはハンター三人。
逆光のおかげか光って見える。
ドクター「まぁ、来たということは決断は出来たということだな?」
ドクターが手を差し出す。
ヒグマ「ああ、ミカ、アレを出してくれ」
ミカがズボンのポケットからUSBを取り出した。
ドクター(あれ?USB?じゃあさっきのはなんだったの?)
ドクター「ほほぉ〜ん……自己防衛に入ったか…」
ミカ「違う!よく見ておけ!!この木偶の坊!!」
ドクター「んん?こんなキャラだっけ?…っておい!!」
ミカはUSBを落とし、自分の足で踏んづけた。
3回ほど地団駄を踏み、USBは再生不可能なところまでボロボロになっている。
ドクター「あ……あわわわ……あわわわわ」
ヒグマ「見たか!?これが私たちの決めた未来だ!殺すならどうぞお好きに」
ドクター「あわわわ……あわわわわ」
ヒグマ「なんなら、USBの残骸でもどーぞ」
ドクター「あわ……アハ……アハハハハハハ!!」
ヒグマ「ん……?」
ドクターは前髪をかきあげ、
ドクター「サイコーだよぉ!!お前らぁ……私の……私の期待しか裏切らないぃ!!!」
クマデ「失せろ!!攻撃が来る!」
太く、青い触手はハンターの方へまっすぐと……
第12話へ続く……
悪魔と奇跡とハンターを 第12話
〈守る魂〉
三人はしゃがみ、攻撃を避けた。
もちろんミカも、
ミカはさん人の方に近づく
毒牙「わしと如意棒は前線を、ヒグマはミカを!」
ヒグマ「わかった!」
リカオンとキンシコウはドクターの元へ行く
私はミカと一緒に後ろの方へ行こうとした。
クマデ「おい!俺たち今からどうするんだ!?」
ヒグマ「ミカを一旦安全なところへ避難させて、それから戦いに参加する!」
クマデがため息をし、
クマデ「このまま逃げればいいじゃない?」
ヒグマ「はぁ!?」
私は歩を止めた。
ヒグマ「バカ!そんなことしたら二人はどうするんだ!」
クマデ「見捨てりゃいいじゃん」
ヒグマ「くっ……仲間だぞ……?」
クマデ「だからなんだってんだよ」
リカオン「ヒグマさん!避けてください!!」
ヒグマ「え?…ってうわぁ!!」
後ろを向くと、ドクターの触手が地面に向かって勢いよく突き刺さってきた。
クマデ「仕方ない……ヒグマ!構えろ!」
ヒグマ「ミカ……とにかく自分が安全だと思ったところに行って……」
リカオンが爪を立て引っ掻いても効果が見えない。
キンシコウが如意棒で何度も攻撃しても効果がわからない。
リカオン「こいつ……しぶとい……」
キンシコウ「効いているのかわからないですね……」
クマデ「行くぞヒグマ!」
ヒグマ「ああ!うおおおおおぉぉぉ!!」
勢いよく走り、クマデを上にあげる。
ドクターの目の前に来た瞬間、クマデを振り下げた。
ガンッ!!
ドクター「ほほぉ〜ん……火力はこいつが一番か、」
ドクターはクマデの攻撃を片手で受け止めた。
リカオン「まだだぁ!!」
リカオンとキンシコウが横から追い打ちをかける。
だが、それもドクターの触手によって防がれてしまう。
そして、リカオンとキンシコウは触手、ヒグマはドクターの片手によって押し飛ばされる。
ドクター「弱いな……武器の使い方がなってない」
リカオン「……魔装!牙狼毒鬼!!」
キンシコウ「魔装!孫悟空!!」
二人「うおおおおおぉぉぉ!!!おらぁ!!」
強く、ドクターに対し、攻撃を続ける
ドクター「ハハハハハ……痒いだろやめろ」
先程と大して変わらない様子。
むしろ……さっきよりひどい、
リカオン「グハァ!……」
キンシコウ「イッ……はぁ……はぁ……」
重傷になって返却、
立てないほどボロボロになっていた。
ヒグマ「嘘だろ……」
だがしかし、この中で最も体力が残っているのは私だ。
行かなければならない。
が、足が動かない。
そりゃそうだ。
私は魔装も何もしてないただのフレンズ。
魔装した状態でも負けるのなら生身で行ったって負けるだけ
ドクター「……見つけた……」
ヒグマ「な……何を……?」
ドクターが見つめる方向に触手が飛んでいく。
ミカ「キャアァァァ!!」
ミカが隠れていた瓦礫に当たったのである。
ヒグマ「ミカァ!!」
ミカは間一髪避けれたものの、足が飛び散った瓦礫に挟まれ、身動きが取れなくなっていた。
が、しかし、ドクターの触手はなぜかドクターの元へ戻って行った。
ドクター「さぁ、ゲームの時間だ」
ヒグマ「げ……ゲーム?」
ドクター「そう!今から行うのは【お前の覚悟はどれくらいだ?】ゲームだぁ!!」
ヒグマ「覚悟……?」
ドクター「ルールは簡単。今から私は彼女…つまりミカを攻撃する……」
ヒグマ「なっ……!」
ドクター「そこでお前が、【助けて死ぬ】か、【見捨てて生きる】かの二択を選ぶ」
ヒグマ「………バカか?私にはクマデがあるのにか?」
ドクター「ただし、その武器は使えない、状態をよく見ろ」
ヒグマ「え……?」
クマデ「ヒグマ……あんなガキ捨てて逃げようぜ?」
ヒグマ「はぁ!?……なんで……?」
ドクター「武器とおしゃべりする君達にはうってつけじゃないか?大体だが声の区別もついて来たし……」
ヒグマ「ドクター……お前……!!」
ドクター「憎んでる暇なんでないぞーシンキングタイムスタートー」
ヒグマ「おいおいクマデなんで!任務遂行したらお金入ってくるし!いいものいっぱい食べられる!」
クマデ「えぇ……勝てる保証とかあんの?」
ドクター「イィ〜チィ……」
ヒグマ「あるともあるとも、クマデ!お前が力を貸してくれればあんな奴一瞬だ!」
クマデ「魔装しなきゃ勝てないだろ、さっきの見たか?」
ドクター「ニィ〜……」
ヒグマ「じ……じゃあ!魔装だ!魔装しよう!どうしたらいい?お尻に刺すとか!?なんでもやる!」
クマデ「誰があんたみたいな汚ねぇケツに刺さるんだっつの、俺はやだよ」
ドクター「サァ〜ン……」
ヒグマ「ちょっとだけ…!ちょっとだけでいいから力貸して!お願い!それでダメだった逃げるって形で!」
ミカ「え……?」
ドクター「シンキングタイムおーわり!じゃーあ!ゲームを始めようか」
ドクターが攻撃の準備をしている。
クマデ「仕方ない……一回だけ、お前の体に魔力を流す。それで終わりだ。無理だったらさっさと撤退な」
ヒグマ「クマデ……自然と感謝の気持ちが湧いてくるよ……こんなショボい手助けなのに……」
ドクター「発射よーい……!発射ぁ!!」
先程とは比べものにならないくらい大きな触手…
高さは私の1.5倍くらいある。
目の前に来た触手に向かって私は高くクマデを上げ、振り落とした。
ドガガガガガガガガ!!
ヒグマ「き……キツイ!!」
クマデ「イタタタタタタタタタタタ!!待って…チョー痛い!!!」
ヒグマ「でも…うおおおおおぉぉぉ!!」
パッカァ-ン!
触手を見事粉砕。
しかし、私は勢いのあまり、クマデを降った方向に飛ばしてしまった。
クマデ「痛っ…」
ヒグマ「クマデ……大丈夫か?」
私は佇んだまま、クマデの方を見て、安全かどうかを確認した。
ヒグマ「どうだ!!ゲームは私の勝ちだな!!」
ドクター「………」
ヒグマ「……あれ?勝ったらなんかあったっけ?」
ドクター「そう!」
ヒグマ「へ?」
ドクター「このゲームには明確じゃないところがたくさんある!」
クマデ「は?」
ドクター「制限時間も、報酬も、そして……」
私は息を飲む。
ドクター「明確な攻撃回数も……」
ヒグマ「はぁ!?」
先端が尖った。
というか鋭い触手が飛んでくる。
私の方へ。
ザシュッ……
それは実に素早く、見えないくらい
私なんかを一瞬で殺せるほどの殺傷能力があったわけだ。
それは私の心臓部を貫いていた。
ヒグマ「え……えぇ……?」
滴る血、地面を赤く染める。
ドクター「じゃあ、ミカ?君も一緒に……」
ドクターが攻撃の準備をする。
痛く、力が入らない。
視界がぼやけて行く。
このまま、死ぬのか……
《少女「助けて!ヒグマ!お願い!!」》
え……?
声……これは……
《救助隊「やめろ!早く逃げるんだ!ここは危ない!!」》
……なんで……?
見殺しには……
《救助隊「大丈夫だ!!あの子は必ず助け出す!だから早く避難しろ!!」》
そうか……
だったら……
【もう………】