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勇者王の試練 -失われし聖剣を求めて-

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【概要】某長編ドラマの外伝になります
【ローカルルール】Xでの進行という性質上、主催を含む参加者全員が時間がある時に参加できるよう調整しています。
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らて
作成: 2023/07/29 (土) 18:53:38
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首領パッチ「馬鹿野郎、俺を誰だと思ってやがる!いずれは第1兵団の団長になる首領パッチ様だぞ!」

ミア・テイラー「(こいつまだ諦めてなかったのか)」

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スカーレット・デルタ「皆様、ご無事で何よりです。(マリマロン遠征組の面々に目を配る)」

第4調査兵団・オペレーター ――― 『コハク』

第4調査兵団・戦闘員 ――― 『スカーレット・デルタ』

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ライオット「すっげ……!海のマリマロンの次は、森のプラリーニ…って感じだな… こんな大自然の中に王国があったのかよ…!」

劉狼「拙僧もこの目に拝んだのは初めてだ。大層立派な世界樹だ。生命の根幹を担う、力強さを確かに感じる。(ヴィヴィから受け取った酔い止めのお陰ですっかり調子を取り戻している)」

劉狼「さあ、与太話はここまでぞ。王の前だ、諸君、跪くのだ。(第3メンバーに対し跪くよう促す)
お初にお目かかります、ロンスア王。拙僧は、レギュレイター第3調査兵団・副団長、劉狼でございます。
此度は、墜落した我々を救済していただきましたことを、深く感謝申し上げます!」

アサギ「いやまさか墜落事故なんて人生で経験するなんて思ってもみなかったすけどね…トラウマになりそ……」

ラタリア「――――あっ!お~~~~~い!君たち~~~~!(そんな時、だぼだぼの袖をぶんぶん振り回しながら彼らのもとへやってくる)」

ライオット「んっ゛!?……この声は…――――は、博士ぇ!?な、なんだってこんところに…!?」

ラタリア「んえぇ?博士がここに居ちゃまずいらか?てゆーか、それよりも!みんな無事で本当に良かったのらー!(ライオットに抱き着いてよしよしする)痛いとこはないらか?お腹空いてないら?博士のチョコバー食べるら?」

ライオット「おおっぷ…!……あ、ああ……心配かけて悪かったよ…あと今はそんな食欲ないから遠慮するよ…」

ラタリア「それならよかったのら!王様から話は聞いてるら!ここでは博士が引率するから、みんな大船に乗ったつもりでいるらよ!」

アサギ「(ついさっき飛行機乗って墜落したばかりだから不安でしかない…)」

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首領パッチ「よろしく〜(腰に手を置いて無礼100%でロンスアに)まぁ俺のことは聞いてると思うけど第1兵団の団長の首領パ…」

ミア・テイラー「無礼だぞ(パッチを地面にめり込むくらいの勢いでバットで殴って伏せさせ、跪く)」

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ケイティー「流石にやりすぎですよ…(跪きながら)」

コハク「プラリーニ王国国王の前です。無礼な態度は慎むように(首領パッチに)」

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和久平八郎「乗り合わせて事故に巻き込まれた刑事とは名ばかりで定年を越えた男です。(跪く)」

いかりや長介(ドリフターズ全員)、タイキックさん、蝶野正洋「(敬意を表し跪く)」

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首領パッチ「くそぉ、あのハゲといいこの生意気女といい第1兵団はなんてとこだ……(体を地面にめり込ませながら)」

ミア・テイラー「なんか言ったか?」

ケイティー「(すごい空気だなぁ…)」

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スカーレット・デルタ「はいそこまで(首領パッチとミアを制して)国王の御前で揉め事は関心したものではありません。」

ミア・テイラー「…Sorry。ついムキになってしまった(再びロンスアの方に目を向ける)」

首領パッチ「(クソッ、ハゲ団長と一緒に後でその髪切ってやる…)」

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ロジェスティラ「ふと思ったのだけどこのトゲトゲ(パッチ)は、団長の座を得た上で組織の転覆を狙う敵なのでは(おまいう)」

オーランド「いけませんよ。例えそれ以上にやばいアレな予感がしても憶測で仲間を疑ってかかってはいけません。そうでなくても既になんかもういろいろアレですが」

ロンスア「どうか気を楽に、王ではあるが隠居を間近に控えた老兵に過ぎない。ラタリア殿には、息子が何かと迷惑を掛けている、現在進行形でな。寧ろ我々が伏して礼を言わねばならぬ立場なのだ(掌を上に、両腕を上げ傅く面々に立ち上上がるよう促す)」

ヴィヴィ「あー、じゃあ陛下。私はこれでお暇しますね、何かと多忙ですので、そちらのドラ息子と違って(笑顔で歯に衣着せぬ物言いでそう告げると踵を返そうとする)」

ロンスア「はっはっはっはっは。 待 ち な さ い (朗らかな笑みで圧を発し、ギャグ的に腕が伸びヴィヴィの肩を掴む) ラタリア女史の仲間とも合流できたのだ。宴の前に、手早く本題を済ましてしまおうではないか。共に、な」

ヴィヴィ「いやあの、めんどくさいんですけど。どうせ外れですってハズレ、あなたのバカ、じゃなかった、アホ、じゃなくって、クソ、でもなくてロクデナシドラ息子が早とちりして言い出したことでしょ?(心底気だるそうにジト目で、あくび紛れにそう言い、弱々しく抵抗の意を見せる)」

ロンスア「…………。(国王に対するそれとは思えない言い草では有ったが、彼女の言葉も否定できないのか顔に手を当て、重い溜息と同時に肩を落とした)」

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ロンスア「………。ン"ン"(口元に拳を当て咳払い、気を取り直し対面上強面な王としての風格を取り繕いレギュレイター陣へ、後ろ手を組み胸を張って向き直る)実を言うとだな、ラタリア殿を始めとするレギュレイター各位をお招きしたのには訳があってな。」

ロンスア「話せば長くなる為ここでは割愛するが、『ゼレオロス、並びにルディンに纏わる記録』と思しき石板が、我が国の古代遺跡から発掘されたのだ。貴殿らがヴィエル女王から聞いての通り、ゼレオロスの急速な発展には古代ルディンの遺産が関係していると見て間違いないだろう。これに纏わる情報はレギュレイター、並びに世界政府と共有せねばならない。」

ヴィヴィ「と、強く『ロラル王子殿下』が主張し、独断でレギュレイター本部に鬼電されたんですよね。陛下?(ひょっこりと画面端から顔を出し猫なで声で)」

ロンスア「……グググググ(ヴィヴィの顔に手を当て画面外へ追いやる)……。そ、そういうわけだ。丁度今、ラタリア殿に現場を見ていただきたく遺跡へ向かう道中であったのだ。良ければ、貴殿らにもご足労願えないだろうか。直接帝国と一戦交えた貴殿らであればこそ、何かに気付けるやもしれぬ」

ヴィヴィ「無駄骨じゃないといいですねー」

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ライオット「……『ルディン』と言えば、そういえばヴィエル女王が言っていた、あの…――――(ラステルムでの謁見の光景がフラッシュバックする)」

ラタリア「そうなのら!あのゼレオロスが五大国すべてに匹敵する程の国力を得たその根底には、『古代ルディン文明』があってこそ…!らけろ、未だ多くの謎を秘めたルディンに関する文献はあまりにも少ないのら…」

ラタリア「けど!その新たな発見が導き出された今!はかせたちは前人未到のルディン、その片鱗に触れられる良い機会となるのらー!これを聞いてはかせも研究をすっぽかして思わず飛び出してきたのら!」

劉狼「ふむ、なるほど…それが確かな事実とあれば、朗報ですな。我らが敵対しているゼレオロスにはまだ不明瞭な点が多く存在する。その根底にあるものが掴めれば、敵の素性…その全貌も明らかとなりましょう。」

アサギ「今の今まで見つからなかったものなんすよね~…なら、もしかして本当に"そう"なんじゃないっすか…!?」

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ミア・テイラー「……そう都合よくいくといいけどな(訝しむように見ながら)」

首領パッチ「何!?おっさん!早く案内しろ!!」

コハク「国王、ご案内いただけますか(無礼なパッチを押しのけ)」

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フロール「プラリーニ王国……実際に来るのは初めてですが、これが【世界樹】……確かに、近くに立つだけでも自分の様な人間にも………っと、直接此方に呼ばれた方々ですね。よろしくお願いします……っと(興味深げに周囲の景色を見渡していたが、プラリーニ王国に直接招集された面々、続いてロンスアの姿を認めて姿勢を正し、劉狼をはじめとした第3兵団の面々に続き、王の前に跪き)」
ヘルトラウダ「うう……自然が……自然がはちゃめちゃに多い……最早田舎ってレベルじゃない……あっ、よろしくお願いします、『コハク』さん、『スカーレット・デルタ』さん……動ける第4の構成員が居たんですね…はっ!?(コハクとスカーレット・デルタの姿に少し安心したのか、安堵のため息を軽く吐いた後、フロールに一拍遅れて姿勢を正し、王の前に跪き)」

フロール「ラタリア博士も来られていたのですね……思わず飛び出して……ああいや、しかし…他ならぬ博士が仰るのならば、間違いなく有力な情報なのでしょう。大きな手掛かりを掴めた訳ですし……我々も同行し、調査するだけの価値がある事は間違いないと思います。きっと……」
ヘルトラウダ「……当たり外れはともかく、私達は別に考古学の専門家でも何でもないんですけど大丈夫なんですかね………帝国に関わる文明の記録がつかめれば、まあ……ルーツは大きい情報とはいえ…(それ以上口には出さない物の、疑念と不満がやや顔に現れた表情で面々を見て)」

フロール「(……タイミング的に都合よく我々の航空機が落ちて、おまけにこの近くで回収される……偶然としては出来過ぎている様な…いや、元々ラタリア博士を主として、マリマロンへ出動した面々とは他の部隊がここに来るのは既定事項だった様ですし、考えすぎか…??)」

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スカーレット・デルタ「…『ヘルトラウダ』さんですね。同じ第4兵団としてよろしくお願いします。」

コハク「動ける第4…?まるで、"兵団が機能していない"ような言い方ですが……何かあったのでしょうか?」

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首領パッチ「(視線を上に向ける)……おい、いくらほとんどの奴がパチンカスだからって機能していないはないだろ!(状況を知っていたが必死にごまかそうとする)」

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志村けん「もう少し状況理解しろよ!(パッチの頭を叩き)」

ハーカム・ナロンパット「コチラノ状況読メナイケレド、壊滅状態ラシイナ。(タイキックを行わず考え込む)」

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ロンスア「うむ、ラタリア博士が述べられた通りだ。私も直接この目で確認はしていないが、ロラルの信玄通りであれば貴殿らにとっても有益な情報となろう。(そう頷き表面上期待している、それを分かち合うように友好的なな笑みを作っていたが……)…………。(ヘルトラウダを一瞬一瞥し、彼女の不安への同意を示し表情に影が堕ちる)」

オーランド「ええ、まあ祖業が良くないという噂はよく小耳に挟みますが所詮は噂です。我々は軍人、振る舞いへの注意は疎かにしてはなりませんが実績こそ注視すべきでしょう(第四に関する話題を遮るように割って入り) ………ありがとございます。同盟国とはいえ不利な状況を共有するのははばかられますからね(小声でパッチに耳打ちする)」

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ロジェスティラ「……(フロール同様の疑問を抱いているのか、眉をひそめつつも歩速を遅く、距離を取りながら一同についていく)

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~移動了~

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 プラリーニ王国聖域:ラアバラレグア
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ヴィヴィ「魔女はキキ、相棒の猫はジジ、私はツアーガイドのヴィヴィです。(前方を行くロンスアと背合わせに歩む。旗を振り気だるげに作り笑いを浮かべた) 聖域ラアバラレグアは、嘗て『地上の星空』から去来した魔王と、その魔物を退治した勇者、『ラブクラフト』を祀る遺跡です」

ヴィヴィ「今でもプラリーニ王国には空間の裂け目が地表に出現し、そこから溢れ出した怪物を王国の精鋭が退治しています。勇者ラブクラフトが暴れた頃は、それはもう巨大な蜘蛛みたいな化け物が暴れたんだそうで。 で、それにトドメを刺した場所がこの聖域ラアバラレグアです。」

ロンスア「左様。故に我々プラリーニの民は、大いなる災いが再び訪れる時、『流転せし魂を持つ勇者』が再びこの地に現れ、それを滅するという予言を信じておる。故にこそこの聖域ラアバラレグアには、かの勇者が手にしていた『聖剣』が国宝として保管されているのだ。」

ヴィヴィ「案外、古代ルディンの遺産とやらも地上の星空から出現した異物が元になってるのかもしれませんね。あ、そうほざいてがります学者がいるってだけで、私はこれっぽっちも信じてませんケド」

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ヴィヴィ「……っと(グシャリ 湿った土と濡れ腐食した枝を踏み足を止める。目的地へ続く石畳の一本道に人影を見つけた。 初動こそ警戒するそれだったが、すぐにその正体に気付くと杖を握る手を緩めた。見知った仲のようだ) そういえば、レギュレイターには"一番早く"来ていた先客がいたんでした……。 どうです?なんか収穫ありましたか。」

ヴィヴィ「―――――――― 冒険者ウィルバー。ああいや、今はウィルバー副団長でしたか。」
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ウィルバー「 ガサ  (その男は石畳の床を慣れ親しんだ庭園を散歩するかのような足取りで闊歩し、草を腕で無造作に押しのけでレギュレイター陣と正面から合流した。乾いた瞳孔は変わらず、眼の前にあるものすら視界に入れていないかのようだった) ……。一通り見廻したが目新しい発見はない。」

ウィルバー「(ようやくレギュレイターの存在を認識したのか、彼等の姿を視界に入れ) 機械生命体の報告は聞いていないが。」

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ライオット「(おい聞いたかアサギ。『流転せし魂を持つ勇者』とその『聖剣』だってよ!テンション上がるよなァ~~~~~~~~~!)(小声ながらもその声音は興奮に震えている)」

アサギ「(だと思いましたよー)(そんな先輩とは対照的に無の表情を貫いて棒立ちしながら話半分で関係者の話を聞いている)」

劉狼「(シッ…貴殿等、私語慎め)(静かながらも厳かな声音でライオットたちを制する)……なるほど、それがプラリーニに代々伝わる伝承でございますか…。」

ライオット「―――――!(刹那、お口からその姿を現した青年・ウィルバーの姿を捉えて表情が改まる)………(あいつ、どこかで見たような……)(脳裏を巡らせて記憶を辿るが、確か同じレギュレイターの副団長だったはず…という曖昧な記憶のみしか浮かばないようだ)」

ラタリア「お~…!これはこれは、第9の副団長のウィルバーじゃないかー!いの一番に来ていたら?はかせも早く乗り込んで一足先に探索してみたかったら~!」

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ウィルバー「…………。(ラタリアへすぐに応答せず顎に拳を当て、ぐるりと面々を見渡す。ようやく合点がいったのか小さく頷き)恐らくあなた達とは別件だ。"反復"の対抗策が見つかれば必然と状況が大きく動だろう、そうなる前に"有給"を消化しているだけだからな。」

ウィルバー「"仕事"の話は本部で改めて周知・共有を承る。それで構わないか(淡々と言葉を紡ぐと、その場から移動こそしないが意識だけは既に別の場所へ向いているかのように、機械的な眼差しを返した)」

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ヴィヴィ「彼、この国によく出入りしていた学者の息子でしてね。年1ぐらいかな?それぐらいの頻度でここを出入りしてるんですよ(近くにいる団員に耳打ちをし) 蛙の子は蛙っていうんですかね、研究を引き継いでるんだそうで」

オーランド「恐縮ですがウィルバー副隊長。現在レギュレイターは原則、二人一組行動を義務付けれています。休暇であってもそれは例外ではありませんが」

ウィルバー「カルロ三等兵に休暇を消化させ行動を共にしている。後で端末にホテルの位置情報を伝えよう、彼に聞けば"裏は取れる"だろう。(あたかも"疑いを向け入れられている"ような口ぶりで、一瞥もやらずそう返す)」

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フロール「ここがその聖域なんですね……確かに、並々ならぬ雰囲気です…(……成程、この国の英雄譚からなる聖剣の伝説…というだけでは無いようですね……実際に怪物が現れているというのならば尚更ですし、聖剣も現存していると来れば)……あれ?ウィルバー副団長?」
(ヴィヴィとロンスアの説明を真剣に聞き入っていたが、予想外の人物が現れた事で思わず素っ頓狂な声を上げ)

フロール「……所定の手続を踏んだ上でプライベートで休暇を取って居るのであれば、我々からそれ以上詮索しようとは思いませんが……」
(引っ掛かる部分がある様で、思わず戸惑いが現れた声音でウィルバーに声を掛け)

フロール「(…………本当に、偶然なのか……?年に一回程の頻度で、僕達とここで会うなんて……やはり、今このタイミングで何かがある気がする…)」

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ヘルトラウダ 2023/10/29 (日) 00:01:52

ヘルトラウダ「………皆さんが知らないのであれば、私が今言ってもアレだと思うので………そもそも隊に来て日が浅いですし………」
(第4に何があったか、その説明は露骨に避けて誤魔化しながら聖域まで歩き続けて)

ヘルトラウダ「……く、草………土……木…………全然人の手が入ってない、自然……蔦が凄い…良いんですかこれ私達が立ち入って……駄目じゃないんですか…?えっ誰?えっ副団長?……第9の?(あっよかったウチじゃないわ)」
(第4兵団へ着任直後の為、当然の如く面識が無く、言及があるまではまるで気付かなかった様で)

ヘルトラウダ「(も、もしかしたら会った事……は少なくとも一度もない、何かの資料でこの顔見た事ある様な……無い様な……無い気がする……)あっええと……休暇中お邪魔してすみませんね…」
(ウィルバーがこちらをまるで気にしていない様子なのを良い事に、横から顔をまじまじと見つめている)