「幸………せ…に……………エリナ」
ぼくがいい終えると そのとき同時に船がまた爆発をおこした
ぼくはディオがなにか言っていることしかわからなかった そして その声もやがて…
ぼくの命はここで終わった ぼくは 本当の紳士になれたかな
ぼくはあのとき 死んだんだ エリナを逃がすために死んだんだ
そう 死んだはずなのに…
~???~
気づけばそこには太陽があった とてもまばゆい 船の爆発がおきてからどれくらい太陽をみなかっただろう
ぼくはもちろんこう言った みんなが誰でも言いそうなたったひとつのシンプルな言葉だ
「ここは…?」
~私のコメント~
自ら追わせるマゾの鑑ですねこれは…
でもどうしても書きたかった 後悔はしてない
なるべく月曜日に書くつもりですがやる気が有り余ってると月曜日じゃあなくても書いちゃいます
ジョジョ好きとしてはすげー楽しみだゾ
支援
支援
支援
楽しみです♪(無理しないでね😅)
チンパンジー代表として支援
おれぁおせっかい焼きのスピードワゴン!ロンドンの貧民街からこのSSを支援したいんでくっついて来た!
けもの賛歌は生命の賛歌!けものの素晴らしさは生命の素晴らしさ!
いくら強くともこやつらセルリアンは「生命」を知らん!へしと同類よォーッ!
(意訳:なにこれなにこれ、おもしろそー!どうしてこうなったのかはわかんないや!でも支援するよ!)
ぼくがここがどこなのかわからないからはっした言葉が ぼくの全体的な状態の変化をあらわしていた
そう ぼくは紳士として守るべき女の子になっていたのだ
「なっ…」
しかもぼくとわかる原型がなくなっている 白くもふっとした異様な髪 見なれない白い服
そしてじぶんで言うのはどうかとは思うがいい感じに白く美しい肌
でもぼくはこの姿がいまのぼくのすがたとは信じきれなかった ぼくは死んでしまったはずなんだ
だが 少しだけ残っていた水たまりにその姿が見えた どうやらぼくは信じきるしかなかった
とりあえず ここがどこなのかをしらべるべきだ ここはどうやらサバンナのようだ
ひどく暑いが どういうわけか結構耐えれるきがした おそらくぼくの全体的に白い姿のおかげかな?
それなりに歩いていくと 後で女の子の声がした ぼくは安心して振り向いた が…
「ど どうぶつの耳!?」
と 思わず言った でもいまのぼくもライオンのような髪に耳 そしてしっぽもあった 彼女の視点では普通のことなんだろう
でもその女の子は無邪気だ ちゃんと女の子らしい笑顔でこっちにやってきた
ぼくもその女の子に向かっていった そしてぼくの近くにきては…
「はじめまして!見かけない子だねー、あなたはなんのフレンズなの?」
ちゃんと初めましてとあいさつしている 礼儀正しい子だ! でもぼくは疑問だあった フレンズって?
ぼくはこう言った
「初めまして 質問に質問で返すようで悪いけどフレンズって? それにここはどこだい?」
女の子はすなおにこう答えてくれた
「ここはジャパリパークだよ!フレンズっていうのはねー、わたしたちアニマルガールの名前のことだよー!」
じゃぱりぱーく 聞いたことない地名だ ぼくの勉強不足かな? 子供のときに勉強で間違ってムチでぶたれたというにがい思いでがあったなぁ…
それとアニマルガール…ぼくは正直なんのどうぶつかわからない だからぼくはちゃんと答えた
「ごめんね ぼくはなんのどうぶつかわからないんだ でもかわりに名乗っていた名前があるんだ」
それを聞くと女の子は興味しんしんに「どう名乗ってたのー!?」と聞いてきた かわいいなァ…!
ぼくがエリナに恋をした感覚に似ていた でもこの子とは友だちだけでいいかなと思った
とりあえずぼくは名乗った
「ジョナサン・ジョースター それがぼくの名乗っていた名前だ」
ジョナサン・ジョースターのフレンズ・・・どんなデザインなんだろう?
実際にはジョジョ自体がそうなったんじゃあなくて転生や体を借りてる状態?に値するところです
「ジョナサン・ジョースターかー!ふしぎな名前~!」
そうなのかな?まずぼくはここの一般的な名前がどんなものかわからないからなんともいえない
ちょっとかんがえようとすると女の子は名乗ろうとしていた
「わたしはサーバル!サーバルキャットのサーバルだよ!」
サーバルキャット? そういえばぼくは生物のことはおおまかにしかわかってないからそんなどうぶつがいたのはしらなかった
「あなたがジョナサン・ジョースターだとすると…うう~名前が長くて言いづらいよ~!」
それはそうだろう ぼくらのいるところでは姓と名があるからだ でもぼくはあえてそう言わずに
「じゃあ ぼくのことはジョジョってよんでくれないかな ぼくはいつもそうよばれてたからそのほうがしっくりくるんだ」
「じょじょ…ジョジョ…!これなら言いやすいかも! じゃあこれからはジョジョって呼んでもいい?」
「ありがとう ぼくからもおねがいするよ きみはサーバルでいいかな?」
「いいよ!これからよろしくね!」
なぜだろう こんなに自然な友情はなんだかしんせんな感じがする! これは実際普通なはずなんだけど…
それからぼくとサーバルはたくさんあそんだ エリナとデートしたときみたいに
でも ちょっと違うところは恋人じゃあなくて友だちってところかな
すごくむかしのことなのにまるで昨日のように思いだしてくる すごく楽しい!
ある日 ぼくたちは待ち合わせのやくそくをした こかげがあるところで太陽が真上ぐらいのときにそこで会おうと
まさかたったそれだけのやくそくがすごい旅になるなんて思わなかった
ある日さばんなちほーでは、あたらしいフレンズの生命が、また生まれていたッ!!
ジョナサンの身の回りにいた動物といえば…
ダニーですか?w
どっかの元警官「俺はもうこのSSはヤバイと思う(良い意味で)。今すぐ続きを書くべきだぜ。」
サンドスターの噴火により新しいフレンズがあらわれるのはジャパリパークでは普通ッ!
ただし、たった今生まれたフレンズもかなり特殊ッ! けものとは思えない姿 彼女は一体何のフレンズなのかッ!!!
そして当日 サーバルは その謎のフレンズと知りあい、そのフレンズをかばんと名づけた
これが ジョジョとサーバルたちの奇妙な旅が始まるきっかけだったのだッ!!
きょうは待ち合わせ場所の木陰でサーバルを待っている 少しづつ太陽が上に登っていく
登っていくにつれ ぼくの楽しみも大きくなっている!
「もうすぐ太陽が真上になる もうすぐサーバルが来るときかな!」
そう言っているとサーバルのすがたが見えてきたッ それとあの姿はサーバルの友だちかな?
ボクはかばん、かばんっていうのは初めて出会ったサーバルさんに名付けてもらった名前。
サーバルさんはボクの知りたいことの為に手伝ってくれている。待ち合わせをしてる相手が何か知ってるかもしれないらしい。
「! 見えてきたよー! あそこで休憩も含めてあの子と挨拶しようよ!」
「あのひとがですか?わかりました!」
すこしペースを上げて歩く。そう言っても木陰にくるのはそんなに遠くなかったみたいだ。
サーバルさんはそのフレンズに出会うととっても嬉しそうだった。そして続けてそのフレンズさんの紹介をしてくれた。
「このこが待ち合わせの相手だよー!ジョジョって呼んでるんだ!」
白い鬣のような髪がとっても綺麗だ… それに、とっても優しそう!
「ぼくはジョナサン・ジョースター 今言ってくれたようにぼくはジョジョって呼ばれてるんだ」
この人がジョジョ…でもボクはジョジョ、というよりジョースターさんと呼んだ方がしっくりくるような気がした。
「ボクはかばんです よろしくお願いします えーと、ジョースターさんって呼んでも良いでしょうか?」
「ああ 大丈夫だよ でもなぜかばんという名前なんだい?」
「わたしが名前をつけたんだよー! ちゃんとかばんをせおってるでしょー?」
「そ そうなんだ… ちょっとネーミングセンスをうたがうというか…」
ジョースターさんはなんだか微妙な反応をしていた。
サーバルさんはジョースターさんにボクが何者かを聞いてくれていた。
ジョースターさんは至って悩む素振りもなく、あっさりと答えた。
「かばんは人間だよ ぼくにはわかる」
あっという間だ。ボクはジョースターさんに人間の詳しいことを聞き出そうとした。
だけどジョースターさんは「きみが人間として成長してからぼくはおしえる」と言って、頑なに教えてくれなかった。
その表情はとても真剣そうだった。ボクはどんなフレンズなのか。ボクの人間としての成長とは…
どこかの海洋学者さんがフレンズになったら面白いだろうなぁ…
知識が豊富すぎる
絶対サーバルとの相性最悪だゾ
おお、かばんも登場するのか!
おもしろくなって来やがった!
~とあるちほー~
サンドスターの噴火によりジョジョ(転生者)やかばん(人間)などのフレンズが生まれることになった。
もちろん、フレンズが生まれる場所はさばんなちほーだけなはずはなく…
「…ハッ!? これは一体… 徐倫は…」
「いや待て 今おれがいる場所はまさか…」
意外ッ! そこは海ッ!!
このフレンズは海のド真ン中で浮かび上がっていたのだッ!
「ここは海のド真ん中… ダークブルームーンを思いだすぜ…」
「それにこの海に写るすがた…おれが見てるのはイッカクに似た女か…? いや これは今のおれか…やれやれだぜ」
彼女 いや彼は自分が何者かを一瞬にして理解した
我々はこの男(?)を知っている! いや!この海洋生物の詳しさとこの冷静さを知っている!
言うまでもなく 彼は空条承太郎! 転生しているのはなにもジョナサンだけではなかった!
「スタンドはあの時プッチにDISCにされたが… どうなんだ」
スタープラチナ! やはりその身は滅びても誇り高き魂は消えることは無い!
「イッカクに似てるだけあってだいぶ泳ぐのが楽だな もう岸についてやがる」
人間もある程度は泳ぐことは可能だが もちろん同じ哺乳類としては鯨や海豚のほうが上!
イッカクのフレンズになった承太郎が泳ぐのが楽だと思うのも当然だった!
さて イッカクになった空条承太郎はかばんたちの旅にどう関わるのか 彼はまた奇妙な冒険へと舞い込んでいくのだった!
言ったそばから出てきて草
スタープラチナのフレンズ…
プラチ菜みたいになるのかな?(うろジョジョ参照)
~さばんな
痴呆ちほー~かばんとサーバルが休憩し終わってから数分後の間 いろいろあった
木登りをしたり かばんが川に落ちてしまったりと ちょっと大変だった
ぼくらがなにげなく歩いているとかばんが聞いてきた
「これも、フレンズさん ですか?」
ぼくとサーバルは同じようにふり向いた ぼくはなにか胸騒ぎが起きた
この生物 吸血鬼ほどではないがなにか危機感にくるものがあった
サーバルは急にあわてて
「ダメ!それはセルリアンだよっ!」
やはり危険生物…! みょうな胸騒ぎを覚えるのはなにもおかしくなかったようだ
ぼくが向かおうとしたが ぼくより先にセルリアンに飛びかかってやっつけていた
ぼくは安堵した そして紳士として女の子を守ることができなかったことと女の子に手をわずらわせてしまったことで辛くなった
サーバルは「どうしたの?」とぼくのことを気にかけてくれた
だけどぼくはなんでもないと言ってぼくは笑顔を無理やり作った
それでもサーバルは心配そうにこっちを見ていたが深く聞いてくることはなかった
おそらくぼくが笑顔を無理やり作っていることに気づいていた どうしてなのかは知らないだろうけど気をつかってくれたんだろう
ぼくはそれに応えるようにきちんと気持ちを入れ替えた
今度からはこの子たちを紳士として守れるように…
かばんは地図を見つけていた ぼくはどこで見つけたのか気になったから聞いた
「これは…地図! どこで見つけたんだい?」
「このなかに入ってました」
なるほど これはケースになっていてこのケースの中に地図か入っていたのか!
サーバルは凄く驚いていた そうこうしていると女の子の叫び声が聞こえた ぼくは本能のようにそっちに走っていった
「わわっ、待ってよジョジョ!」
「待ってくださいジョースターさん!!」
ぼくは紳士として放っておくわけにはいかなかった 呼吸の乱れさえ起こらなかった
ぼくはどうしてもかばんたちを待つわけにはいかなかった…!
そこには女の子がセルリアンに捕まっていた それもさっきより一回り以上大きかった ぼくは怒りを隠せなかった
「なっ! 何をするんだァーーーーーッ! ゆるさん!」
ぼくはじぶんでもわからないくらいに素早く女の子を掴んでいた触手のようなものを破壊して助けた
それだけじゃ満足できず セルリアンになんども波紋をこめた拳をぶつけていた
どうやら呼吸さえ覚えていれば波紋を作ることが出来たみたいだ
ぼくは一心不乱にセルリアンを殴りつけた ディオとの青春が皮肉のように思い出される
『ディオォォォォォ 君がッ 泣くまで 殴るのをやめないッ!』
とても皮肉なことに この時の様子が頭に浮かんだ
ぼくはなにも見えていなかった セルリアンが策を使い ぼくがその策にかけられていたことを
触手がぼくの腕と足を縛り付けた 右手は前に突き出したままだった
サーバルたちはようやくたどり着いたらしく ぼくの状況を見て慌てふためいていた
「ジョジョ!はやく振りほどいて!セルリアンに食べられちゃうよっ!!」
「あぁっ ジョースターさん!! ぼくがこんなダメなフレンズだったばっかりに…」
ぼくの右手はセルリアンの体内に入った どうやら体内は液体に似た感覚だ
その向こうがわに弱点のようなものが見えた そういえばサーバルはあれを破壊してセルリアンをやっつけていた
だが今はぼくは身動きがとれない いったいどうすれば…
「うぐっ ゆ ゆっくりと痛みが や やってくる…!」
これが食べられている状態 ぼくはこのまま死んでしまうのか…詰み の状態になったのだ
波紋呼吸ができたところでなんの意味もない ぼくはチェスで言う
いや 待て 液体に似た感覚…!? そうか ブラフォードと戦ったときの波紋…!
『なにジョジョ?ダニーがおもちゃの鉄砲をくわえてはなさない?
ジョジョ それは無理矢理引き離そうとするからだよ 逆に考えるんだ
「あげちゃってもいいさ」と考えるんだ』
ぼくはもうもがかない なぜならそんなことをする必要がなく勝つことができるんだ
ぼくは改めてセルリアンの策の失敗について言ってやった
「セルリアン! おまえはたった今 ミスをおかした ぼくを呼吸させれるようにしてるのがおまえの策のミスだ!」
「か、勝つことができるのジョジョ!?」
「ああ!もちろんだ!水が波紋を伝わるのはたやすいぞ!」青緑波紋疾走 ッ!!」
「水中のための波紋!
生み出した波紋は弱点へと一直線! これならあいつをやっつけれる!
そしてそのまま弱点を貫き…破壊ッ!! ぼくはセルリアンをやっつけたんだ!
生存ルートや!?
楽しく読ませてもらってます。
応援してます♪
「す…すっごーーーい!!」
「わっ」
サーバルが駆け寄ってきてブレーキが間に合わずにぼくにかるくぶつかってしまったらしい
ぼくも少しおどろいた かばんはすごく安心したようだった
「ジョースターさん… 無茶するのはやめてくださいね?」
と かばんに怒られてしまった でもぼくはそこまで気に止めることはなかった
ぼくは紳士として女の子を助けることができたからだ
「ねぇねぇ今の何だったのー!? ひかってるのがへしを壊しにいったよー!?」
あの弱点はへしっていうのか… 今度戦うときは覚えていたほうがよさそうだ
そしてそう考えたあと ぼくはその技について答えた
「波紋ってんだ 変わった呼吸法で生み出せる力なんだ」
「はもんって言うんだー! 私にもできるかなー?」
「それはぼくにはわからない でもぼくの師匠…ツェペリさんが万人にひとりの適性だって言っていた 習得するのは難しいかもしれない」
「そうなんだー!」
と、サーバルと波紋のことで話をしていると さっき助けた女の子が話しかけてきた
「え、えと… さっきは助けてもらってありがとうございます…どうお礼をしたらいいか…」
「ぼくはお礼が欲しくてきみを助けたわけじゃあないぞ」
「え…?」
「ぼくは本当の紳士を目指しているから 紳士としてきみを助けたかったからだ」
「紳士はいかなるときもきみのように困っていたり苦しんでいたりする女の子を助けなきゃあならないんだ」
「そんな助けてやってお礼を要求するようなやつは紳士じゃあない だからぼくはお礼が欲しいわけじゃあなかったんだ」
「本当の…紳士…?」
「ああ それじゃあかばん サーバル 行こうか」
「は、はい」
「? わかったー」
ぼくたちはゲートをあとにした
SPW「さすがジョースターさん!俺達にできねぇことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる憧れるゥ!」
「ジョナサン・ジョースター… 自分の考えを貫く真っ直ぐな子… あの子ならどんなところでもかばんを導いてくれるでしょうね」
カバは物陰でそう独り言を呟いていた
~ゲート近くに来る前…~
「わーい!水だー!」
サーバルとかばんは水場に駆け寄って行った。
ただし、ジョジョは怪しがって近づくことはなかった。そこに何かいると思ったからだ。
「だぁ~れ~?」
そこからカバが現れた。かばんはおどろいて腰をぬかしていた。
サーバルはおどろいた様子もなく、「あ、カバ!」と言っていた。
そしてジョジョは「これがカバなのか…!?」と驚愕していた。
カバはかばんに質問をしていって「あなた、何も出来ないのねぇ」と辛辣な一言を言っていた。
そしてジョジョにも質問していた。
「あなた、名前は?」
「ジョナサン・ジョースター それがぼくの名前だ」
「ジョナサン・ジョースター…?聞いたことない動物ですわね」
「そりゃあぼくの名前であって動物名じゃあないからね… ぼくはどんな動物かわかってないんだ」
「あなた、泳げまして?」
「それなりに」
「空は飛べるんですの?」
「えぇ… 羽根もないのに飛べないよ」
「足が早いとかは?」
「…早いのかどうかわからない」
「じゃあ… この子たちを守れるだけの力はあって?」
ジョジョはその質問はがっつくように答えた。
「当然だッ! たとえサーバルたちじゃあなくてもぼくは紳士として女の子は絶対に助けてみせる」
カバはその強い眼差しを見て 嘘は言っていない、固い意志を認識した。
だがあえてカバは、ジョジョにプレッシャーを与えようと、
「シンシがなんだか良くわからないけど、あなたはそれを貫けるんですの?もし助けられなかったら、なんて…」
「ぼくを馬鹿にするなッ そんなに言うならぼくがほんとうに救えないかどうか見てみればいいじゃあないか
その場凌ぎなんかじゃあないぞ!ぼくは紳士として誓って言っているんだ!」
カバはジョジョの強い意志を再認識した。そのあと、なんの言及もしなかった。
~じゃんぐるちほー~
承太郎は海から出たあと、歩いてじゃんぐるちほーまでやって来たらしい。
承太郎はもともと日本からカイロまで旅をしてきたときがあったが、恐るべし!
だが、それもただただ飲まず食わずでやってきたわけじゃあないのだッ!!
「なんかよくわからねぇロボが食料を持ってきてくれなきゃあおれは餓死してただろうな…」
そう、ジャパリパークにはラッキービーストというロボがフレンズに食料を持ってきてくれている!
今の承太郎もフレンズだからか、ラッキービーストから食料をもらってここまで生きてきたのだ
「しかし ここらにはわけのわからねーバケモンがうじゃうじゃいやがる」
「まぁエンヤ婆のスタンドで操作されてる死体よりかマシだけどな」
ジャパリパークにはセルリアンという危険生物がいる。だが 承太郎は様々なスタンド使いを征していた!
さらにはスタンド使いの吸血鬼まで倒していた!そんな承太郎にはセルリアンなど敵ではなかった!
「ム…? あれは…」
承太郎は初めて自分のフレンズを見つけた。だが承太郎は女としか思っていなかった。
それでも現地の人だと思ったため、承太郎は聞いて損は無さそうだと思ったようだ。
「すこし尋ねていいか?」
「ん?見慣れないやつだな、まぁいい 何が聞きたい?」
「おれはここに来たばっかりなんでな ここの事をできる限りでいいから教えてはくれねーか?」
「ここはジャパリパークと言われている。そして今いる場所がじゃんぐるちほーだ」
「じゃぱりぱーくのジャングル地方か…(…地方?)よくわからねー場所だな」
「…私もこのパークの動物が人間に近くなるっていうのは理解できないところだ」
その一言は承太郎を驚かせた。動物が人間に近くなる そんな非科学的なことは本来有り得ないはずなのだ。
承太郎はその言葉にがっつくように質問した。
「おい待て てめー今なんと言った…?」
「まぁそうなるだろうな 動物が人間に近くなる って言ったんだ」
「…………………」
「無理に理解しようとする必要はない。それより質問がもう無いなら聞いていいか?」
「なんだ」
「お前はどこからやって来たんだ?どう見てもここのやつじゃなさそうなんだが」
「最初は海にいた」
「う、海ィ!? まさかここまで歩いて!?」
「実はな…」
そのフレンズは驚きを隠せなかった。 普通ここまで行動力のあるフレンズは稀だからだ。
そいえば承太郎はイッカクのフレンズだったね
やっぱ陸生は不得意なんかな
一応アプリけもフレにそってるので陸は普通でスゥゥゥゥゥ…
「お前… 泳ぎきって歩いてやって来たって… そんなやつは流石にここには居ないぞ…」
「せざるを得なかったんでな ところでてめーは何もんだ」
「何者って… 意味的にはこっちがお前に質問したいところだぞ… 私はキングコブラだ」
「…そうか おれはおそらくイッカクだ 海洋生物ならそれなりにはわかってるんでな」
承太郎は先にフレンズのことについて教えて貰ったからそこまで驚かなかったようだ
「おそらく というとあまりわかってない様子だな まぁ無理もない、本来人間に近くなるっておかしいし…」
「そう言えば言いたかったんだがお前 どこに海からここまで来る体力があるんだ…?」
承太郎は思い当たることはたくさんあったが 言おうとは思わなかった
本来カイロだの飛行機が2回以上も墜落したりだの仲間が3人も死んだり自分が爆死したりスタンドがDISCにされて奪われたりだの時を止めれるだの…
普通に考えて信じてもらえるわけがないだろうと思ったからだ
「さぁな 思い当たることはないな…」
とだけ返した。
「…バケモノかお前は」
「気づかないだけでもしかしたら結構そーゆー体力のあるやつが多いのかもしれねーぞ」
流石にこの一言は「そんなまさか」と苦笑いで言われたようだ
「もしかしたら今来てるのもそうなのかもしれねーぞ」
3人組(…?)がやって来ていたのだ ジョジョとサーバルにかばん
まるで二人の子供を連れている親のようなメンツだった。
(ジョジョ…三人の中で一番落ち着いている 人間経験あり 強い かばん…結構知恵がある 少し勇気が足りない
サーバル…アホの子)
「えーと…あなた達は…?」
かばんは二人(…?)に訊ねた
「キングコブラだ」 「多分イッカクだ」
二人が言い終えると ジョジョは先に自己紹介をした
「ぼくはなんのフレンズかわからないけどジョナサン・ジョースター、この子たちはみんなジョジョって呼んでるよ」
「!?」
承太郎(イッカク)は驚愕した ジョナサン・ジョースター 何故その自分の先祖の名前が出てきたのかと…
とうとう元祖ジョジョと代表ジョジョの邂逅か・・・
「てめー…ジョナサン・ジョースター…だと?」
「え?そうだけど…」
「まさか きみはぼくの子孫だとか?」
「…そうd「イッカクっていうんだー!?イッカクはどこから来たの?」
なんというタイミング。サーバルはイッカク のことを知ろうといろいろ質問攻めをしている。
彼(適切ではない言い方かもしれない)の性格上こうやってしつこく話しかけてきたり騒いでいたりとすると…
「やかましい! うっとおしいぞこのアマ!」
こうなるのだったッ! 承太郎はウットーしい女が大っ嫌いなのである!!
「えっ」 「ひっ!」 「み…っ」 「!?」
ジョナサンたちは 言葉を失った。
ののの ののの ののの ののの ののの ののの ののの ののの ののの ののの ののの ののの ののの ののの ののの ののの
「つまり承太郎 きみはぼくの子孫ってことで間違いはないんだね」
「ああ」
かばんたちは承太郎に話しかけづらくなってしまったようだ 特にサーバルは。
かばんは勇気を振り絞り、サーバルが承太郎に聞こうとしていたことを質問した。
「あ あの… ちょっと質問いいですか…?」
「なんだ」
「イッカクさんはどこからやってきたんですか…?さっきサーバルさんが聞こうとしてたことなんですけど…」
「海のど真ん中だ」
「す、すごいですね! 海からここまでやって来たんですか…!」
「…すまないな 急に怒鳴ってしまって おれはこういう性格なんでな… どうか気にしないでくれないか」
「だ、大丈夫です お気遣いありがとうございます」
承太郎は少し反省した そしてかばんが誰かに似ていると思ったのだった。
「ム…」
ジョジョたちはこのあと結構な距離歩いてきた その先にあったのは大きな川。
流れもやや強く 普通の人間が泳ごうとするのは自殺行為!
「これじゃあ渡れないね…」
かばんは肩を落とした。かばんは自分にこんな川を泳ぎきれると微塵も思わなかったからだ。
そして 自分に自信がない。自分は何も出来ないと思っているからだ。
「コォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…」
ジョナサンは不思議な呼吸をしていた。かばんたちは地面にナゾのエネルギーが働いていることを感知した。
「ジョジョ、なにしてるのー?」
「ああ 少しね…」
ジョナサンは変わった呼吸をやめたと思えばおもむろに川へと足を出した。
「な なにしてるんですかジョースターさん! 流されちゃいますよ!!」
かばんはあせってジョナサンに危険と呼びかけた…が
ジョナサンは川で立っていた!立っているところの足元の水面には変わった形の波紋が浮かんでいた。
「うみゃ!?」
「こ これがじじいも使ってた波紋の力か…」
サーバルはその光景を見て驚愕し、冷静な承太郎もこれにはビビった!
「波紋エネルギーで水面に立つことだってできるさ!えーと、承太郎は大丈夫?」
「一応おれは泳げそうだ サーバルかかばんを運んでやれ」
「ジョースターさんの考えることはよくわかんないですよ…」
そしてジョナサンはサーバルをお姫様抱っこで水面を渡り、
承太郎は自らの肩に足を、そして頭に手を置かせて泳ぎ出した。
「サーバル、大丈夫?怖かったり痛かったりしない?」
「うみゃ、ちょっぴりからだが痺れるけど大丈夫かな」
「あ、あの 承太郎さん 重くないですか? 無理はしないで…うわぁ!」
「やれやれ 人の心配するより自分の心配をしてろよな」
あれこれいいながら四人は川を渡っていると…
「えぇ!?ちょ ちょっと 川を渡るのは流石に無理があるでしょ!?」
結果…舟渡しの船で移動することになったのだった。
「いやさ…そこの白いキミ、川を歩いてるってどういうことなんだ!?何者!?」
「ん~…ぼくにはわからないな とりあえずぼくの名前はジョナサン・ジョースター きみは?」
「変わったことをするひとは名前も変わってるなぁ… ま、いいや 私はジャガー ここらへんでふなわたしをしてるのさ」
「それで、そっちの子たちは?」
「正式にはイッカクだ(多分) んで名前が空条承太郎だ」
「かばんです」 「サーバルだよ!」
お互い自己紹介したあと、ここに来るまで起きたことを話したりした。
「いや~…まさか本物の魔法みたいなことができるフレンズがいるなんて…」
ジャガーはジョナサンを見ながらそう言った。
本来、ネコ科にはそれなりに泳げるものもいるが、水面を歩く なんてものは超次元の領域なのである。
実際、ジョナサンはまだやってはいないが波紋で骨折程度までの怪我を治すこともできるから大層な話なのだ。
「ぼくも最初に見たときはおどろいたよ」
「え?生まれついてあったんじゃないの?」
「修行したんだ」
そうやって話をしていると…
「あれー?ジャガーなにしてるのー?」
一匹のフレンズが泳いでやってきた。ナランチャかな?
「この見た目と無邪気さ… おそらくコツメカワウソか…?」
「すっごーい!なんでわかったのー!?変なのー!」
承太郎は海洋学者なので、カワウソぐらいの海洋生物は咄嗟にわかったようだ。
だが承太郎はいい気ではなかった。なぜなら…
すごくやかましいから。
だが、かばんのことも考えて、怒鳴らないようにした。が…
「え、えと…承太郎さん… もしかして怒ってます…?」
イライラしていることをかばんにさとられてしまったようだ。
承太郎は「すまないな…」と言った。
川を渡ったあと、移動中に見えた高山を目指すことにした。
「ここを登れば高山地方、というところにつくんだね?」
「そうみたいだねジョジョ、早速行こう行こう!」
ジョナサンとサーバルはすぐにロッククライムを始めた。
かばんは木に登るのも大変なのにこんな山は無理だと思って、
「こんな山を登るなんて無理ですよぉ…」
と弱音を吐いていた。
そのとき、承太郎はリフトを見つけたので、これに乗ることをすすめた。
デートか!?おのれ承太郎
もちろん、自力で登るよりリフトの方が早いと決まっていた。
承太郎とかばんは頂上についたあと、建物を見つけた。
かばんはなんの建物かわからなかったが、承太郎はそこがカフェと言うことを理解した。
次回、こうげんちほー
to be continued…