「お前… 泳ぎきって歩いてやって来たって… そんなやつは流石にここには居ないぞ…」
「せざるを得なかったんでな ところでてめーは何もんだ」
「何者って… 意味的にはこっちがお前に質問したいところだぞ… 私はキングコブラだ」
「…そうか おれはおそらくイッカクだ 海洋生物ならそれなりにはわかってるんでな」
承太郎は先にフレンズのことについて教えて貰ったからそこまで驚かなかったようだ
「おそらく というとあまりわかってない様子だな まぁ無理もない、本来人間に近くなるっておかしいし…」
「そう言えば言いたかったんだがお前 どこに海からここまで来る体力があるんだ…?」
承太郎は思い当たることはたくさんあったが 言おうとは思わなかった
本来カイロだの飛行機が2回以上も墜落したりだの仲間が3人も死んだり自分が爆死したりスタンドがDISCにされて奪われたりだの時を止めれるだの…
普通に考えて信じてもらえるわけがないだろうと思ったからだ
「さぁな 思い当たることはないな…」
とだけ返した。
「…バケモノかお前は」
「気づかないだけでもしかしたら結構そーゆー体力のあるやつが多いのかもしれねーぞ」
流石にこの一言は「そんなまさか」と苦笑いで言われたようだ
「もしかしたら今来てるのもそうなのかもしれねーぞ」
3人組(…?)がやって来ていたのだ ジョジョとサーバルにかばん
まるで二人の子供を連れている親のようなメンツだった。
(ジョジョ…三人の中で一番落ち着いている 人間経験あり 強い かばん…結構知恵がある 少し勇気が足りない
サーバル…アホの子)
「えーと…あなた達は…?」
かばんは二人(…?)に訊ねた
「キングコブラだ」 「多分イッカクだ」
二人が言い終えると ジョジョは先に自己紹介をした
「ぼくはなんのフレンズかわからないけどジョナサン・ジョースター、この子たちはみんなジョジョって呼んでるよ」
「!?」
承太郎(イッカク)は驚愕した ジョナサン・ジョースター 何故その自分の先祖の名前が出てきたのかと…