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エシック：倫理委員会委員長。老人男性。
№2：監査評議会評議員ナンバー2。20代女性。
ヘンダーソン：研究開発委員会兵器開発部門管理官。部下のアイリスがクーデター側であることは知らない。

これ：財団ネットワーク上での会議。音声のみ。>> 1530は彼ら独自のネットワーク上での同じような会話。

エシック：部隊は作戦を始め、№1は音信不通、おかげで倫理委員会は機能不全か。まったく、管理者の存在意義が問われるな。

№2：あいつは、1はやりすぎている。倫理委員会が機能不全など、笑わせる。行き過ぎた馬鹿を始末するのは、貴様らの仕事だろうに。

エシック：同僚の暴走を止められなかった雌犬が、何を偉そうに。

ヘンダーソン：我々は不毛な口論をしようと、この通話を開いたのではありません。今回の議題は、半ばクーデターじみた№1とシュガート委員長への対応のはずです。

№2：そもそも連中がどこにいるのかわからない以上、こちらのユニットアルファも、倫理委員会の『法の番犬』も手を出せないんだろう？

エシック：当たり前だろう。となると、捜査と操作はこちらでやる…ということにするが、構わんか？指揮系統は一本の方がいい。

ヘンダーソン：我々開発部門は出る幕はなし、でしょうか。そちらにお任せいたします。

№2：こちらは勝手にやらせてもらう。ユニオンが我々か、それとも奴らのどちらについているのか…知っている者はいるのか？

エシック：財団としての主権は私たちにある。こちらにつくのが通りだろう。

ヘンダーソン：『彼』や、メンデルスゾーンはどうでしょうか？

№2：相手がどうであれ、反逆者は消すのみだ。

機種

現在開発が行われているのはType 00～Type
05までの6機種。番号ごとに役割が振り分けられており、開発されたものは基本ここに振り分けられる。

一覧

• Type 00

試作枠。ナンバリングが00なのは実戦投入を考えていなかった為でありモジュール技術の構築を目的としていた。「Primitive」の戦車1機種のみであり、殆どの車両には適応されていない。現在では模擬戦専用のType 05に設計が引き継がれている。

• Type 01

Type 00よりも小型化を目的として開発された試作枠(一部主力であった時がある)。こちらも「Enfance」の戦車1機種のみであるが、Type 05を除く戦車の設計やデザイン、他車両種に設計が使用されており、大きな影響を与えている。

• Type 02

廉価量産版、技術検証用の開発枠ではあったが、度重なる改修による主素材となるディープスレートの採掘量の高さや加工の容易さ、実用性の高さが証明されファントム陸軍兵器の主力となっている。
輸出用の役割も持っている。

• Type 03

高性能機枠であり、ネザーによる異世界の素材やファントムの高い技術が施されており、主に隊長機種として運用されている。ファントムと言ったらこれ！という看板娘の役割を持っており、広告塔である。

• Type 04

特殊運用枠。特殊部隊用やかなり親密な国への輸出用として製造されている。

• Type 05

初の模擬戦専用の第4世代機種を表す物であり、戦車専用の機種。技術検証やデータ回収を担いつつも今までの主力戦車のスペックを凌駕する性能を活かした防衛部隊への配備がされている。

上記写真の素体でmod.3の改良版。半露出していた前部装甲のオブザーバーカメラが完全内蔵されており、増加装甲の対応がされている等の防御力強化が行われている。

方針1　「勢力の拡大化」
　世界情勢の水面下で着々と戦力を付けたWOLF社はISAF同様、財団化。その後、ヨーロッパを中心に施設の増築や業務内容の多様性化を目指す。
　財団となるWOLF社がどのような道を歩むかはまだわからない。
方針2　「現状維持」
勢力拡大時に伴うリスクを考え、現状を維持し世界の水面下で己の道を歩むことにする。その後どう発展するかはわからない…