TNO茶番専用のスレです!皆さんで破滅の道をたどって行きましょう!
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この鯖の決まりごと(法律のようなもの) 1 年前
モルトラヴィス帝国崩壊、義勇軍創設へ
オーガスレリア王室派クロアチア王国は、モルトラヴィス帝国領マドリードで武力蜂起を起こした帝国軍部隊を支持した。王国軍は、反乱軍の支援のため義勇軍を編成。志願者が揃い次第要請があれば派遣される。
タタタタタタ
反乱軍a「抵抗する兵士は戦車で薙ぎ払え!ツヴァウ元帥の意思を引き継ぎこの帝国に安定をもたらすのだ!」
反乱軍a「サビーネ陛下を悪逆非道なルミナス、帝国親衛隊から救出するのだ!」
ーーーーー
???「アーク1より親衛隊司令部へ。現在、ビリェーナの作戦空域を飛行中」
???「こちら親衛隊司令部よりアーク1。"制裁"は許可された。繰り返す。"制裁"は許可された」
???「…了解」
???「爆弾倉開け」
???「(…これでどのくらいの人が犠牲になるんだろうか)」
ーーーーー
反乱軍b「ビリェーナは既に帝国軍の元に返った!」
反乱軍c「……レーダーに反応あり。射程外敵爆撃機1、thu-99です」
反乱軍b「後続の航空部隊は?」
反乱軍c「親衛隊の妨害によって戦闘機は殆ど戦線に到着できていません…」
反乱軍b「…くそ、爆撃機一機だけで……一番近い機体に迎撃を支持しろ!」
ーーーーーー
???「投下まで5,4,3,2,1…」
???「投下」
現在の帝国
内戦中☆
シュルヴィア派占領地にてジェノサイド発生
ルミナス派、ビリェーナへ核兵器投下
ミトラスフィア派、帝国反乱軍と停戦。共同戦線を発表
地中海方面艦隊の一部、オーガスレリアの支援を受けてクロアチアから出港。バレアレス諸島を占領。
半年振りだ……
アラスカ上陸
リバティニア共和民主党の発表によると先日午後12頃、共産党が支配するアラスカへ共和民主党軍20万人による大規模な強襲上陸作戦が決行された事が明らかになった。
こっちじゃ内戦中だったな()
なんだか唐突に全てを破壊したくなったので来ました()
エミさんとか色々の人達は死んでます()
そんな末期な場所だったんですかここは…()
まぁ元々自分の国家を破滅の道へ誘うドMプレイするところだから…
自分自身を痛めつけるのも意外と楽しいですよ♡()
うわぁ……
大宰相選挙でやべえやつ代表ルミナスが当選してやべえことになった()
なおエーギル派は中立、イリュア派はオーガスレリア領へ、…
共産党政府の降伏
共和民主党政府は、本日未明アラスカのアンカレジを完全に支配下に入れた事を発表した。またこれと同時に共産党政府のジョセフ書記長は降伏を宣言。アラスカは再び正当な指導者の手に戻った。
それっぽい何か()
パルマ沖海戦、最大規模
現政権軍に属する旧本土艦隊「アリアドネ」と帝国から離反した旧地中海艦隊との間でパルマ沖海戦が勃発したと政府系メディアが報じた。
アリアドネ所属の約40隻、反乱軍の約35隻が激突する史上最大規模の艦隊決戦であり今後の戦況に大きなーーー、プッ
我々旧地中海艦隊は、以前の帝国を取り戻すべく行動を起こしました。革命を主導したイリュア司令官は既に殺され艦隊は指導者を失いました。しかし、我々の最終目標は果たされていない!
亡き司令官の命に従い、我々は帝国の修復を宣言します。あの暴虐の限りを尽くす大宰相から皇帝を解放するべく我らは帝都を地図から消す必要があるのです。なぜ帝国はここまで壊れたのか?それはもうかのサビーネ帝は大宰相に殺されてしまったからだ。しかし、我々の記憶の中でサビーネ帝は生きている。サビーネ帝帝都におらず。
日付が書かれてる場所(名前の横)をクリックして、
そっから「削除」って書いてあるとこ押せばコメント消せますよ。
あと、「修正」って書いてあるところを押せばコメントが編集できます。
ハワイ上陸
他国民間メディアが報じた情報によると、本日未明より共和民主派が政府軍支配下のハワイ島へ上陸を開始した事がわかった。
エイムズの死
ハワイへ上陸した共和民主派は勢いを変えずに進軍を続けている。
本日午前6時頃、ハワイ州オアフ島の自宅で治療中であった国家社会主義労働者党のエイムズ大統領を同地へ進軍した共和民主党軍が殺害したことが明らかになった。国家社会主義労働者党はこれに対し特に反応は無いが内戦の終結は近づいていると思われる。
真の共和国
〈条件〉:
共和民主党が内戦に勝利
ローザ・ハミルトンが大統領に当選
新公民権法が制定
共和民主党の支持率が70%以上
国家方針「完成」を取得している
〈詳細〉:ファシズムから解放されたリバティニアは過去を断ち切り自由主義に向け歩み続ける。
ローザ・ハミルトン大統領は、リバティニア自由主義の象徴となった。新公民権法の制定によりリバティニアに住む全ての人民が平等に自由と平和を手に入れる事が出来る。我々は遂に解放されたのだ。
自由万歳!
労働者は進む
〈条件〉:
共産党が内戦に勝利
ジョージ・ラッテンバーグが書記長に就任
国家方針「団結よ、永遠なれ」を取得している
〈詳細〉:正解は一つでは無い。
人民は彼らを尊重しないファシズムや退廃的な自由主義ではなく我々の指揮する共産主義を選択した。
TNO、ホール大統領がモデル
繰り返す、繰り返す…
〈条件〉:
共和民主党が内戦に勝利
ローザ・ハミルトンが大統領に就任
国家方針「冷酷な判断を下す」を取得していない
新公民権法が廃止
政権安定度が25%を下回っている
反対運動が国内全体に広がっている
ローザ・ハミルトンが大統領を辞任
ジム・コールが大統領に就任
〈詳細〉:死が報われるとは限らない。
国内で発生したハミルトン大統領への反対運動は最早政府ではどうすることも出来ない規模にまで膨れ上がった。民意に従い辞任することを選んだハミルトンに代わり、就任した次期大統領は問題の残る自由主義を捨てる事を選択した。
TNO、ヨッキー大統領がモデル
断てぬ過去
〈条件〉:
共和民主党が内戦に勝利
ローザ・ハミルトンが大統領に就任
新公民権法が廃止
政権安定度が25%を下回っている
反対運動が国内全体に広がっている
ロバート・D・ローゼンバーグが陸軍元帥に就任
〈詳細〉:過去を断ち切る事は決して出来ない。
国内で発生したハミルトン大統領への反対運動は最早政府ではどうすることも出来ない規模にまで膨れ上がった。辞任をする判断も出来たが彼女らはそれを選ばず陸軍にこの事態の収拾を依頼した。
TNO、武藤章「翼賛会の終焉」と岸信介「指令第44号」がモデル
第三次世界大戦
〈条件〉:
国家社会主義労働者党が内戦に勝利
エイムズ・ウォーカーが回復
国家方針「帝国主義に終焉を」を取得している
〈詳細〉:さようなら。
太平洋を統一した我々は遂に最後の作戦を開始する。
TNO、ゲーリングルートがモデル
1.パプスブルク共栄圏ルート
〈条件〉∶
ルミナス(現政権)が内戦で勝利
与党が急進派である
親衛隊が政権を獲得
〈内容〉∶双頭の鷲はハプスブルクの栄光を手に
〈概要〉∶アステシア家はスペイン=ハプスブルク家の血筋を継承しており、かつての海洋帝国、オーストリア帝国の領土を我々が領有するのは当然正当性を持つものである。
2.ヨーロッパの守護者ルート
〈条件〉∶
「ルミナスの処刑」を達成。
サビーネ帝が生存。
旧政権が内戦に勝利。
アデレードが生存。(任意)
ミトラスフィーアが生存。(任意)
与党が旧政権勢力である
〈内容〉∶我々がヨーロッパを守る
〈概要〉∶ルミナス政権に抵抗する旧政権、旧地中海艦隊、民主派は互いに手を取ることはないだろうが、帝国に平穏をもたらすという点では一致している。もし旧政権であればルミナス政権と親衛隊を打ち倒したとき、かつての姿を取り戻すに違いない。
3.海から来たる脅威ルート
〈条件〉∶
「ルミナスの処刑」を達成。
与党が深海教である
「海の目覚め」を達成。
シナノが生存。(任意)
〈内容〉∶悪夢は現実に。
〈詳細〉∶ローカルな宗教であった彼らはやがて帝国全土を呑み込み、宗教国家を誕生させる。その先に何があるのか。少なくとも明るい未来はないだろう。
4.帝国は連邦へ、王国は州へ
〈条件〉∶
旧地中海艦隊がエレクシアを占領
民主派がエレクシアを占領
「ルミナスの処刑」を達成
サビーネ帝が退位
エリザベートが皇帝に即位しない
「アステシアの粛清」を達成(任意)
〈内容〉∶双頭の鷲は古き衣を脱ぎ捨てる
〈詳細〉∶旧連邦内戦は政権の腐敗によって起こったものであり、それを経験した我々は同じ過ちを冒さず良き連邦を作ることができる。
リバティニア内戦の終結
本日午前6時頃、亡くなったエイムズ大統領に代わり国家社会主義労働者党を指導していた評議会が、正式に共和民主党への降伏を宣言した。またこれと同時にガラパゴス諸島を領有していた王室党も共和民主党に降伏。一年程に及んだリバティニア内戦は終結した。
さらに共和民主党党首であるローザ・ハミルトン氏はリバティニア連邦共和国の建国と自身の2028年までの大統領就任を発表しており、リバティニアは自由主義によってこれから歩み出すと考えられる。
リバティニア連邦共和国
民主派、現政権軍に降伏
旧ポルトフィーノ王国南部を勢力圏としていた民主派は、現政権軍及び帝国親衛隊による攻撃に耐えられず降伏を宣言した。リスボンでは帝国親衛隊の戦略爆撃によって焦土化しており、粛清を恐れ現政権に寝返る勢力も増えている。
ジュノー7人裁判
先月31日より開始されたジュノーにおける裁判の判決はリバティニア内戦時に政府軍側に味方していたサミュエル・H・ノートン元帥以下7名の将軍に死刑判決が下されリバティニア中に大きな波紋を呼んでいる。
当時7名の将軍を支持する者たちは大々的な署名活動を行い、1000000名を超える人々からの支持を得ることに成功したが死刑賛成派のローザ・ハミルトン大統領が大統領権限を使い市民の意思を無視した事が問題となっているのだ。
既にノートン元帥を支持している大勢の市民は、ホノルルを始めとする大都市で抗議活動を開始しており、ホノルル市警が対処しようと試みているが、依然として勢いは増す一方である。
やりかけのことを終わらせようと思ったのでこの際終わらせちゃいます()
ローゼンバーグにとってノートンを始めとする将軍らはライバルと言える存在であると同時に様々な戦場を共に戦ってきた戦友と呼べる存在でもあった。しかし今回の出来事に関しては喜ぶべきであると言えるだろう。彼らはこれからの行動を妨害してくる可能性がある。それだけは避けなければならなかった。そのような不安も今回の出来事のお陰で完全に忘れる事ができるようになったのだ。プラカードを掲げ抗議運動を続ける群衆の声を聞きながらローゼンバーグは内務大臣に送る手紙の最後の一文字を書き終えた。
自身の机から葉巻を一本取り出し、火打ち石の心地良い音を鳴らしながら火をつけその芳醇な香りを楽しむ。視点を窓の外から机の上の時計へと移す。…そろそろ時間だ。外から10名ほどの足音が聞こえてくる。スケジュール通りに物事が進んでいる事はいいことだ。
「入ってきてくれたまえ」
アーニー・エマーソン・メイスやウォルター・パトリック・ハワード・ジュニアなど、その他多くの著名な人物が続々と会議室に入ってくる。皆笑顔でローゼンバーグの名を呼び握手をして軽い挨拶をしているが彼には彼らがどのような裏の顔を隠しているのかをよく知っていた。人は見た目によらないという言葉の意味を改めて実感する。
バンと勢いの良い音と共にローゼンバーグは立ち上がると「仲間たち」に向けはっきりと聞き取りやすい英語で話し始めた。
「さぁ諸君、今後の方針について話し合おう」
まだ、下準備に過ぎない
ノートン元帥含む7名の将軍へ下された死刑判決の報を受け退役軍人会、学生団体、労働組合など多くの思想を持った人々がロタ、ホノルル、アンカレジを始めとする大都市でデモ活動を続けていた。中には様々な戦争を戦い抜き現在のリバティニアの英雄とも言える7人に対しこのような運命を与えようとしている検察・裁判だけでなくハミルトンを始めとする政府や政治家までもを批判する声も聞こえてくるようになってきた。
各州の知事が警察に秩序の回復を命じているが、それも結局のところ失敗に終わっている。一部の警官たちは群衆に対しデモの中止を呼びかけているものの大半の警察官はこの経験したことのない程の規模のデモに対しどのような対応を取れば良いか分からないからだ。止める者がいなかった以上、彼らはひたすらに自分達の要求が通るまで歩き続けるだろう。
あぁ、クソ…
大統領は補佐官すら職務室に入室させずただ1人、自らの頭を要塞のように固くし自分を閉じ込め他人を排除しながら考えを巡らせていた。それが彼女の生き方であったしそれであらゆる困難に対処してきたからだ。しかし、今回は今までと同じようにはいかなかった。
外を見てみるともう既に大統領官邸の前まで来た群衆が「無罪」という二文字が書かれたプラカードを掲げる姿がよく見える。
報告書を読み漁ってもどうすればいいのかが分からない。分かるのは大都市だけではなく上院下院でも大統領への不満が高まっていることと不透明な先行きだけだ。
このままノートンを排除するべきだろうか?
しかしここで群衆の意見を聞き入れノートンらを無罪にしてしまえば次の選挙では圧倒的に不利になってしまう。
決断は今しか出来ないのだ。
・正義はなされよ ←
・民衆を無視して何が民主主義か
ハミルトン大統領がジュノー7人裁判の判決に追い討ちをかける
本日国務省が発表した重大なスキャンダルはデモに参加している人々の夢を奪いそして国内の状況をさらに悪くするものとなった。
ハミルトン大統領が最高裁判所にノートン元帥以下7名の将軍を今月10日までに処刑するよう命じていた事が明らかになったのだ。これにより野党の代表陣の多くはハミルトン大統領の決定を「民主主義を否定しており、今すぐにでも弾劾されるべきだ」と最も強い言葉で非難しており、ハワイ州では全人口の約2分の1に相当する1500000人もの人々がデモに参加している様子が確認されている。
サミュエル・H・ノートンが思っていた以上に留置所での生活は退屈なものだった。毎日決まった時間に配給される食事を食べ、小説を読むなどをして暇を潰し、寝る、それ以外にない。しかしその退屈にも終わりが訪れた。
「時間になってしまいました。元帥閣下」
3名ほどの職員が彼に手錠をかけ共に刑場に向かうよう歩き出す。歩いて行く途中ブライアン、レジナルド、ジェームズ。見慣れた顔を持つ者たちが見えたが、彼らも皆先ほどまでのノートンと同じように何かしらをして暇を潰していた。そして職員が扉を開け彼に拘束具を着用させると数分ばかり話し始めた。
「このような結果になってしまい本当に悲しく思います。元帥閣下」
『私もそう思うよ。だがこれは祖国が決めた事だ、軍人である以上私はそれに従うしかない』
「しかし、あなたの守ってきた我々国民はそれに納得することは出来ないでしょう。我々は閣下を今すぐにでもここから連れ出すことができます」
『いや、いいんだ。どうせ死ぬのなら潔く死にたい。こんな老人のことを思ってくれて嬉しく思うよ』
おそらく将軍と思わしき人物が扉の向こうから6名の兵士を連れ現れる。肩につけられた階級章を見てみると銀の延べ棒のようなものが一つついていることからおそらく中尉なのだろう。彼は兵士達をノートンから5m先ほどに並べると彼らに向けて一喝する。
「構え!」
一歩一歩堂々とその中尉はノートンの下へ歩いていき、一言尋ねることにした。
「最後の一言は?」
ノートンは表情一つ変えずただ緑色に輝くその両眼で中尉の顔を見つめる。その反応が気に食わなかったのか、不機嫌そうに中尉は元の位置へ戻るとまた兵士達に命令を下す。
陸軍に入隊してからこのような運命になる可能性があることは重々承知していた。おそらくここにいる兵士達の多くは人を撃つのは今日が初めてなのだろう、表情が様々な感情が入り混じったものへと変わり、動きが固くなっているように見える。最後にライフルの銃身がこちらを向いた時この時の為若い頃から決めていた一言を兵士達に向け叫んだ。
「祖国万歳!」
ホノルルの通りに群衆が集まっていた。彼らはプラカードを掲げ求めていることはただ一つ。サミュエル・H・ノートン元帥の恩赦による釈放のみである。
ホノルル市警はすぐさま警官隊を派遣して群衆の向かい側に立ち、最悪の事態に備え今出来る最大限のことをしようと努力している。彼らの緊張は時間が経つごとに増していっており、いつ何が起きてもおかしくない状況だった。しかしその時は来てしまったのだ。
誰かのスマートフォンがニュース番組の内容を群衆に大音量で知らせる。ノートンの銃殺刑が執行され、それにより彼は刑死したというのだ。
その訃報が聞いた群衆の反応は人によって本当に様々だった。英雄を殺した裁判所を罵る者、情け容赦のない政府を罵る者、中には無能なハミルトン大統領さえも罵る者が路上を覆い尽くし、もう彼らの答えは一つしか残されていなかった。こんなことは続けさせられない、いや続けてはならない。彼らを支配したのはただ一つの感情であり、思いであったのだ。
その中の誰かが道端に落ちていた石を警官隊に向け投げたのがきっかけで怒りは群衆だけではなく警官隊にまで波及した。群衆は先ほどまで平和的な解決をする為に使っていたプラカードを分解して武器にし警官隊は各自の警棒を手に取り彼らに向け勢いよく振り下げる。先程まで「話し合いこそが未来となる」などと口走っていた者達は全員最早暴徒と成り果てた群衆の下敷きにされたかこんなことをやめさせるべく警官と共に戦っている者もいた。
数分もただのうちに通りは混沌で包まれ、今やそれはホノルルだけではなく共和国全体に波及している。
リバティニアは無政府状態に陥った
ハミルトンは自身の椅子から一度たりとも立ち上がることなくただ突っ伏してひたすらに考えていた。どうしてこうなったのだ?、少しでも考えるのをやめてしまうと外からの群衆や警察官らが発する悲鳴と怒号が耳に飛び込んできてしまう。今すぐにでもこの仕事を辞めてしまいたい。そもそも彼女は内政のことなんかより外交の方がよっぽど適任なのだ。
各大臣からの電話が鳴り止まない。内容は全て一貫してハミルトンに何かしらの指示を求める内容だった。しかし、いくら指示を求められても言えることは何も無い。ハミルトンだって彼らと同じ状況だったからだ。
最早今の政府には情報も物資も支持すらもなにもない。
そう、無いのだ。誰にも、十分に。
しかし辞任したところでこの暴動は収まるのだろうか?、答えはおそらく違うだろう。もしそうしてしまえば彼女自身は解放されても共和民主党が崩壊し失礼で不恰好な野党が政権を奪取するのは分かっていた。
与党と野党の議員らがお互いのことを批判するのをやめない限り議会でも暴動が起きかねない。ここで決めなければそれこそ本当に取り返しがつかなくなるのは目に見えていた。
彼女は何か行動を起こさねばならないのだ。
陸軍はどうだろう?、ノートンに死刑判決を下した時彼らは政府を批判するどころかファシストへの正義の鉄槌を下したと称賛の声をあげていた。今の彼らならば政府に従順に従ってくれるだろう。
次に彼女自身が直接彼らに対して演説を行うという手もある。最も現実性が無く難しい選択だがリターンを考えると最も良い選択かもしれない。
そして、これは難しい選択となるかもしれないが辞任するという手もある。もしかしたらこれは国民にとって最善の選択となるのかもしれない、国民に対して何もしてやれなかったハミルトンが最後に行う「国民のための政策」になるのかもしれないのだ。しかしこれを選んでしまうと彼女は凶弾に倒れる可能性があるのは目に見えていた。一瞬だけこのまま生き恥を晒すよりその方が良いと思ってしまったがすぐにその考えを頭から追い出す。
どれを選ぶにしてももう時間はない。最善の選択を見極めるのだ。
陸軍に収拾を願おう ←
直接話をするのが礼儀というものだ
それでも辞任が最善の選択だ