ある日、サンドスターが噴火。
そのサンドスターによりフレンズが生まれた。
そのフレンズは虎のようでライオンのようでもある。
ただ、確かなことはその彼女の目にはハイライトがなかった。
彼女は孤独で孤高であった。
誰かと共に居ることを嫌うのだ。
その理由は善し悪し問わず彼女が『他の子とほんの少しだけ違うから』。
ほんの少し違うから他者を引き離そうとする。
そして引き離したあと自己嫌悪する。
本当は友達が欲しかった。
でも自分は少し違う、だから自分のようなものが居ていいわけが無い、群れることが嫌いではないのだが。
ある日、それが悪化するも運命が変わるときが来た。
この時点で駄作だけど頑張ります でも失踪率高めです
なになに、SSー?すっごーい!
支援します
デビルマンスレかと思った。支援
実はDevil May Cryっぽい感じにしつつ作ろうと思ったのでそうしました
フレンズ1「あ、あの子って確か噂のひとりぼっちだっけ?」
フレンズ2「そうみたいだね…でも噂ならすぐ引き離されるからあんまり良さそうな子じゃあないかも…」
フレンズ1「そうなんだ~…信じきるつもりは無いけど話しかけにくいし、行こっか」
フレンズ二人は少し違うフレンズを指して会話した後、また歩き出した。
少し違うフレンズは小声でこう言った。
「嫌ってやってるんじゃあないんだがな…」
彼女はこんなことが起こるたび思った。もっと他の子と話がしたいと。
他の子と平等でいたいと。
だか、こんな願いは叶うわけないだろうと思っていた。その刹那、何かが飛んでくるのを見た。
飛んでくる方向は二人のフレンズたちの方向。
彼女は考えるより先に体が動いていた。そして
「危ないッ!!」
とそう叫び、その飛んできた物は彼女の腕に深く刺さった。
その2匹のフレンズ達は驚愕と唖然により言葉を失っていた。
ここにまた1つ新しいジャパリパークがうまれる
適度に行間を空けた方が見やすいですよ
そうなんですか ありがとうございます
小説リレーとはまた違ったストーリーが生まれそう(ワクワク)
分かルマーン
頑張れスレ主、支援
庇った彼女は深く刺さったにも関わらずうめき声を出すどころか少しもよろけず立っていた。
おそらく虎のような体の強さによるものだろう。
その出来事あってか周囲のフレンズからは『本当は優しい子』という感じになり、前より彼女も他のフレンズと話しかけやすくなった。
それでも彼女は何やら困っている様子だった。
それに気付いたフレンズは
「どうかしたの?」
と答えた。どうやら彼女は自分の動物での名前がわからなかったらしい。
そのフレンズはライオンの様な威厳と虎の様な強さを持っているというところから彼女を『ライガー』と呼ぶことにした。
その名前も定着し、みんなからもライガーと呼ばれることになった。
ライガーはこのとき、神という存在があるのなら感謝したい、と思った。
しかし、数日経つとまた他者を引き離すようになった。以前より酷くなっている。
しかも1人でいるところを見たフレンズによると彼女は自分の腕を見て泣いていた。
ただ、泣いている理由こそわからなかったが何か事情があるのだろうと悟り、遠ざけもせず、あまり深入りしないようにした。
ライガーは腕を包帯で隠していた。
実際、獣の様な腕をしているフレンズはたまに見かけるのだが、それを気にするフレンズもいる。
だが、ライガーは獣の様な腕をしていない。
強いて言うなら異形。神や悪魔が存在していると信じている人なら悪魔に憑かれているとも言いそうな腕だ。
ライガーはその事で悩み、泣いていた。
ライガーは包帯を外しこう言った。
ライガー「どうして私はこんなにも他の奴とは違うんだ… 何の因果で私はこんな事になるんだよ…」
私は何者なんだ?私はフレンズになるべきじゃあなかった化け物だったのか?
彼女の頭には四六時中そんな考えが渦巻いていた。
こんな腕を見せたら、確実に向こうから遠ざけられる。
一度セルリアンに食べられてやろう、なんて考えたがその勇気が出ない。
一度でも神がいたら感謝する、なんて考えた自分を殴ってやりたいとライガーは思った。
そんなことをずっと考えていたら、気が付けばセルリアンの大群に出くわした。
もしかしたらここで死ねるだろう、と思ったがやはり死ぬことに恐怖を覚える。
死にたくなんかないのだ。
そこでライガーは思った。思い切りここで暴れてやろうと。
そこで死んだら充分生きた証だ。
ありえないがもし生き残れば、群れを潰す程の力があれば、『その力で何かするべきこと』を探すと。
ライガー「セルリアン 共、かかってきなよ…」
そう言い終えると、ライガーはセルリアンの群れに飛び込んで行った。
まずは小さいセルリアンを悪魔の様な腕で掴む。
どういうわけかサンドスターを吸収されてるような感じはなかった。
掴まれたセルリアンはどうにかして逃れようと暴れるが、指一本一本がしっかり食い込み、離さない。
そしてライガーはそのセルリアンを別のセルリアンめがけて放り投げた。
ライガーは少し驚愕した。
確かに力を込めて投げたのだが、豪速球、物凄い勢いで飛んでゆき、セルリアンに命中した。
威力は怯むどころか、セルリアンをぶち抜いたあと、思い切り散滅。
投げられたセルリアンは地面に衝突、あまりの勢いに激突した瞬間、潰れた。
ライガー、二度目の驚愕。
まさかこの腕にこんな力があると知らなかったからだ。
そこまで強いとなればすぐさま他のセルリアンに殴りにかかる。
それなりに大きくてもワンパン、ここまでチートじみた能力を持つフレンズがいただろうか。
死ぬなんていう不安なんて吹っ飛び獅子奮迅、セルリアンを倒すために大暴れ。
こんな見た目をしていなければハンターからもスカウトされるだろうな、とライガーはひっそり思った。
50何体といたセルリアンはいつの間にか数分であと一体。
身の危険を感じたかセルリアンは逃げる体制に入った、が彼女はそれを許さずセルリアンの体を掴む。
振り回し、何度もセルリアンを地面に叩きつける。
そして終いに大岩に投げつけた。
その大岩はセルリアンの様にぶち抜かれることは無かったものの、激突により崩れた。
なんということだ、50数体のセルリアンをたった1匹で倒しきったのだ。
彼女はそんな力を持つことになったと悟ると、考えた通り自分に出来ることを探しに行くことにした…
行間空いて見やすくなりました。
掲示板の機能を使って、着色したり効果的な演出が出来るかもしれませんね。
応援してますよ。
ありがとうございます。
?「おい、見たか?今のフレンズ」
巨大なハンマーのようなものを持ったフレンズが言った。
?「あいつ、50体以上も居たセルリアンを無傷で倒したみたいだぞ」
?「はえ~…これはスカウトした方がいいんじゃあないですか?ヒグマ先輩」
大きな耳のフレンズがそう答えた。
最初に口を開いたフレンズはヒグマと言われているようだ。
?「リカオン、そうは言ってもフレンズはみんな事情と言うのがあるんですよ、そう急いでもしょうがないですよ」
リカオン「そう、ですよねー…」
リカオンと言われるフレンズは少し耳を垂れた。
ヒグマ「それもそうだ。もう少し機を伺って、確実に面識が出てきたら話してみると言うのはどうだ?リカオン、キンシコウ」
リカオン「賛成です!」
キンシコウ「右に同じく、私もありだと思います」
?「ワイトもそう思います」
ヒグマ「よし決まりだ。このあとさりげなく出会って、そうして観察兼信頼をされるようになってスカウトすることにしよう。これもセルリアンハンターとしてジャパリパークを守るためだ」
そうして三匹のハンターはその場を後にした。
かなり見やすくなりました!
セリフとセリフの間も改行すれば完璧だと思いますよ。
支援
唐突なワイトに若干ゃ草を禁じ得ない
あんまりシリアス過ぎてもあれなのでちょいちょいネタを入れることにしました。ちょいちょいです。
ライガーは旅をする。
何故こんな腕になったのかを知るために。
1匹のフレンズとして大切なフレンズを守るために。
そして…自分がすべきことを成し得るために…
フレンズ1「ん?あの子って確かライガーじゃあ無かった?」
フレンズ2「ホントだ…腕に包帯をしてる…傷が酷くなったから泣いてたのかな…」
フレンズ3「でも見ろ、何かいつもと違っている目をしているぞ、何かこう、使命感というか…」
そうだ、私は自分がすべきことを成し得るという使命感のもと歩いている。
私はそのために前向きに生きている。
もう死ぬなんてことは考えない。
フレンズ2「多分…あの子は上手くやっていけそうと思う」
フレンズ3「かもな」
フレンズ1「きっと、あの子はいつか仲良く話が出来るようになるはずだよ!」
ライガーは怯んでも屈して挫折することは無いだろう。
彼女には力がある。
腕がおかしくなろうと目指す道がある。
そして彼女は何があっても信じてくれる仲間がある。
彼女はその信じるものを胸に無意識にせつげんちほーへと向かっていった。
?「ライガーちゃんの勇気に喝ッ采」
?「わ か る マ ン」
~ せつげんちほー ~
?「寒いけどここすき」
?「ワイトもそう思うと思いますよ」
たった一度の出番を…(ry
彼女自身、何故ここに来たのかわからなかった。
でも、彼女はここで何か成すべきことがあるのだろうと思った。
ライガー「随分と肌寒くそれでいて美しい景色だ…」
彼女は無意識に感嘆していた。
そして彼女は同時に、無常観と胸騒ぎを覚えた。
ライガー「…ム セルリアンか」
偶然いち早くセルリアンを見つけた。
こちらには気づいてないので、一気に仕留めにかかろうとした瞬間
ライガー「!? つ、氷柱だ… なるほど、あそこに出来ていた氷柱が落ちたのだな」
セルリアンは落ちてきた氷柱により死滅していた。
その様子だからこそ、彼女には胸騒ぎしていた。
その時、
\ピイィーーーッ!/
唐突な口笛とともに走ってくる足音が聞こえた。
刺客のフレンズ「見つけたぞッ あの虎っぽいお嬢さんにここの怖さ教えてやるとしようかッ! ホッキョクグマ!ホワイトライオン!」
刺客のホッキョクグマ「あんまりそういうのは好まないが、まぁ仕方ないか」
刺客のホワイトライオン「じゃぱりまんはちゃんと貰うよ?」
ライガーは色々と思った。
やけに治安悪いし、あのギャングのような奴らは言っていることがバラバラだと。
ライガー「随分と血気盛んだな…右腕が使えないのは心許ないがやるしかないな」
ホッキョクグマ「痛いかもだけど、許せよ」
ホッキョクグマは武器をライガーめがけて振りかぶった。
ライガーはこれを片手で受け止める。
ホッキョクグマ「なんだコイツ!? 無謀なことしやがる…! でも関係ない、このまま重さをかければ…」
ライガー「ぬんッ」
ホッキョクグマ「え 嘘 そんなのあり…」
体当たり。棒の部分を使って反発して繰り出した。
だが、油断してはいけない。後ろにも敵はいるはず。
ホワイトライオン「ゆだんたいてき、ね」
ライガー「油断した覚えはないんだがな、っと」
ホワイトライオン「たこすッ!!」
回る勢いで回し蹴りお見舞してやったのだ。
ってなんだタコスって。
?「ぜんぜんわからん!」
流石ライガー 数秒で二人の襲いかかってきた敵を蹴散らした。
?「なにぃーーッ!? あっという間にあの二匹を… しかたがないというやつだ 私が相手だなッ!」
やはり仕切るだけあってかなかなかの実力。
右手が使えないライガーはどのようにしてこの戦いを制すのか。
ライガー「むぅ、ここはこうして見るか…」
何を思いついたかライガー、その場から離れてはあっちこっちと駆け巡る。
これには刺客もビックリ、一体何をしようというのか。
?「待てッ どこに行く!」
慌てて追いかける刺客にライガーは、
ライガー「もう既に罠にかかっているのは知っているか?」
?「!?」
ライガー「ぬんッ!!」
?「な、縄ァーーーーッ!?」
バラまいていた縄を思い切り引っ張り、刺客の動きを封じたのだ。
ライガー「縄は仲間に解いてもらうんだな」
刺客「仲間って…気を失ってない状態なら…って」
蹴散らした刺客のフレンズたちが立っていた。
刺客二人は何故平然として立っているのかを説明した。
の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の の
ライガー「…というわけだ」
ホワイトライオン「それ本来私らが言うんじゃあないかな どうでもいいけど」
刺客「……………………」
まだ名乗っていない刺客はしばらく黙り込んで、
刺客「アンタ、名前は?」
ライガー「何を考えたのかは知らんが私はライガーだ。なんの動物かは知らんがな」
ライガー「お前達に喋ったところでどうしようもないだろうが…この腕になったとき、何故かは知らんが強くなっていた。」
ライガーはおもむろに包帯を取り外してその腕を見せつけ、
ライガー「その力があるから今私がやるべき事を探して旅している訳だ」
と言った。
刺客は何か決意したかのように名乗り出した。
刺客「そうか。改めて自己紹介するぜ、私の名はダイアウルフ。約三十万~約1万年前のアメリカ大陸に棲息していた絶滅種さ。」
ライガー「そこまで聞いてない」
ダイアウルフ「その力がどれくらいの物かは知らん。手加減してた前提で言うが何故思い切りぶちのめさなかった?」
ライガー「質問に質問で返すようで悪いが何故フレンズがフレンズを傷つけなければならない?」
ダイアウルフ「仰る通りってやつか…まぁ、とりあえず自分のやるべき事を探してると言ったな、だったら人助けをしたらどうだ?」
ダイアウルフ「そういうことにするなら私は協力は惜しまねー そんなんでどうだ?」
ライガー「…そうだな」
彼女の中でも、決意が現れたようだ。
明日書けれるかな
ライガーはそういうと立ち上がり、旅を再開しようとした。
そのとき、何があったかダイアウルフが引き止めた。
ライガー「…なんだよ」
ダイアウルフ「これを持っていくんだな ライガーさん」
ダイアウルフは何かを手渡した。
当然、ライガーの反応は「なんだこれは」だった。
ダイアウルフ「つうしんき と言うらしい これを使えば持っているやつと会話ができるらしい」
ライガー「…これで連絡しろって訳か?」
ダイアウルフ「その通り ライガーさん理解が速いな」
そう言うと、お互い別の道を歩いていった。
ライガーは無心で歩いていた。
ただ、彼女は寒そうにもせずに歩いている。
道中セルリアンに出会うこともあったが、まるで道中の虫を踏み潰すかのように倒していた。
歩いている途中、前方から必死に走って来るフレンズが見えた。
こっちにやって来ては息を切らしていて、なにか喋るためか呼吸を整えようとしていた。
ライガー「…どうかしたか?」
ライガーはそう言った。
やってきたフレンズはようやく息を整えて、
ギンギツネ「私はギンギツネ。貴方に助けて欲しいことがあって走ってきたの…」
ライガー「と言うと…?」
ギンギツネ「私はおんせんのげんせんと言われる場所の点検のため一緒にキタキツネと来てたの。」
ライガー「よくある話なら、連れ去られたってところか?」
ギンギツネ「そう!セルリアンに連れ去られたの! セルリアンは向こうの方に行ってたの!」
ライガー「仕事ってのは来るものなのか…まあわかった。とりあえず、向こうにいるんだな?」
ギンギツネ「ええ。足でまといかもだけど、私もついていくわ」
聞き終えるとライガーは、少し気だるそうに、出発した。
やや早歩きだったので、数分で例のセルリアンの場所に到着した。
するとライガーは思い出したかのようにギンギツネに振り返って
ライガー「言っておくが例のセルリアンの場所に来たら私に目を移さないことをオススメする」
と言った。
ギンギツネはどういうことか、と思い
ギンギツネ「見られちゃ困るものがあるの?」
ライガー「ある。私は戦闘態勢だったら目があったやつを無差別に攻撃するつもりでいる」
ライガー「だからあんたはセルリアンに見つからないように命懸けで助けに行くんだな」
ギンギツネ「なんでそんな恐ろしい能力を…」
ギンギツネは恐慌したような声でそういい、苦笑いした。
道中、セルリアンの住処になっていたらしく 嫌悪感を抱きそうなほどのセルリアンがいた。
ギンギツネは完璧にビビっていたが、ライガーは有無を言わさず蹴り飛ばしたり、しつこい様であれば殴り潰していた。
ギンギツネはどっちが化け物なのかと思い、怖さも消し飛んだらしい。
そして、例のセルリアン、(つまり親玉)の元にたどり着いた。
親玉セルリアン「なんや、ワシのメシが向こうからやって来とうやないかッ。」
ライガー「喋れるのかよ…」
ギンギツネ「うぷ… もう無理、見たくない」
ライガーは喋れることに驚愕、ギンギツネは親玉の蛙のような姿で吐き気を催していた。
ライガー「まぁどっちだっていいさ。おいデカブツ、率直に言っておれはお前を捻りに来た」
親玉「あン?このワシを嘗めとったら痛い目見んゾゴルルァ…」
ライガーは冷淡な態度で挑発し、あっさりと親玉は挑発にのった。
ギンギツネはその発言に驚愕し、小声で
ギンギツネ「嘘でしょ!?あの気持ち悪いのを素手でやるの!?」
ライガー「そうじゃあなきゃ何があるってんだ?」
ギンギツネは更に驚愕、今にも鳥肌がたっていた。
ライガーは何がおかしいのか、と思っていた。
ギンギツネ「…これからあなたが行おうとする勇気に私は敬意を評するわ」
ライガー「…………………………?」
ちんぷんかんぷん。彼女にはギンギツネが考えることは理解出来なかった。
そんな考えを置いて、ライガーは親玉セルリアンに先陣切って突っ切って行った。
ギンギツネ「とりあえず、私はキタキツネを助けに行かなきゃ…!」
ギンギツネはキタキツネを助けるため辺りを見渡す。
【注意】作者のエグいにわか知識が発生します。
キタキツネ「お姉ちゃん…!」全然あってるかわからん 知ってる人は指摘下さい
ギンギツネ「キタキツネッ!!」
親玉「やかましいわッ!お前は潰れて黙っときゃええんやッ!」
親玉セルリアンの頭部らしきところから氷塊が放たれた。
わずか数秒の間で曲射したときの着弾点を予測し、完璧な角度、出力で曲射を行った。
キタキツネ「お姉ちゃん…逃げて…!!」
しかし理不尽なことにキタキツネもギンギツネ反応に遅れててしまい、悲しいかな、ギンギツネの運命は死。
もうこのままでは助かることは無い筈だ。
ギンギツネ「…ごめんなさい。私、ダメなお姉ちゃんだったわ…」
ギンギツネは死を確信し、ゆっくり目を閉じた。
それと同時に何かが砕け散る音がした。
ライガー「やれやれ 喋る余裕があるなら逃げるくらいしろよな」
ギンギツネ「ライガー!」
誰もライガーが気づいてないとは言っていない。
彼女はいち早く察知して向かって走っていた。
ライガー(よし、右手は見えていないらしいな)
ライガーは少し右手を気にしつつ、右手を降ろした。
ライガー「依頼狐 ぶっ殺そうとしやがって 仕返しさせてもらうぜ」
ライガーは別に報酬金とかもないし、貰うつもりもないのにそれっぽいことを言ってセルリアンに向かって歩き出した。