前回「12.5話まんまるさがしのたび」の後編作です。(まだ前編をご読書してない方はそっちを先に読んでいただければ分かりやすいと思うので幸いです。)注意事項は以下のとおりです:実名する自動車の名前や小物の名前など数々出てきます。またキャラ崩壊や違い差や言葉のミスなどがあります。それをふまえてご了承してください。
原作:けものフレンズプロジェクト
作:もやしまる
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おしらせ
タイトル背景・アイコン募集中
🐉
フレンズピックアップ企画
週間フレンズ+月刊けものを統合し、総合ファンスレとしてリニューアル
詳しい事はスレで
秋イベント
けもがたり
変則隔週日曜日 22:00~23:00 けもがたりの場所
11・12月の予定 🐸<もう今年も終わりでありますなぁ
11/3 黄色い生き物の話 モンキチョウ、キビタキ、ウデフリツノザヤウミウシなど
11/17 赤い生き物の話 アカゲザル、タンチョウヅル、ベニザケ(繁殖期)など
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12/1 緑・青色の生き物の話 ミドリムシ、ウグイス色のメジロ、アオツラカツオドリ、マルタタイガーなど
12/15 雪と氷と生き物と ユキヒョウ、ニホンザル、アザラシ、ワカサギなど
12/29 これまでのけもフレとこれからのけもフレ プロジェクト10周年!
けもがたり保管庫
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日記
2024/9/9
久々の日記更新。この前三次コラボに行ってきました。親になると子供目線で施設を見たり色々と気付きが出てきますね。
2024/12/15
熱中症になった
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今日か明日ぐらいに連載開始です。
毎行文字がつまっていると目が疲れるので、一行ごとに改行したほうが良いかと思います。
こんなふうに。
(っ´∀`)っ
アドバイスありがとうございます。是非ともそんな感じにしようと思います(^。^) (PCから失礼します(ー_ー))
(前回のあらすじ)バスが治って喜んでいたアライグマ達だがそれもどん底に叩きつけられるようにまだ治って
ない箇所が数個見つかった。博士達も驚いていたが勿論そのパーツを取りに行く事は勿論ないのでまたアライグマ達に物事を押し付けた。アライグマ達はめんどくさかったが報酬が倍になると聞いてアライグマ自身だけが眼を光らせた。そして仕方なくまた部品を調達しに行く旅が始まった。
ゆきやまちほー エリア区間ゲート跡
アライグマ達は博士達が居たゆうえんちから約35分か40分ぐらいかけてようやくゆきやまちほーの玄関口まで来た。
アライグマ「やっとゲートなのだ~···(くたー)」
フェネック「ちょっと道に迷ったりとかしたからね~··。まぁ仕方がないよ~。」
ヤング「道がすごく変わっていてビックリしたぜ。ありゃ俺でも迷うの確定だわなー。」
ゲート付近には米軍のハンヴィーと軍用トラックが反対側に破棄されていた。かなり錆びている。
フェネック「ここにも車があるね~。」
アライグマ達はゲートを超えゆきやまちほーに入って行った。最初は雪は見られなくて普通の野原が広がって
いたが先に進むと雪が沢山積もってる区間にやって来た。進む程雪が多くなっていってしまいにはヤングの
タイヤが滑り始めた。(普通のタイヤの為)
急な雪の坂に近づくと登りきれなくてスリップして落ちて行くばかりだ。アライグマ達は困った。
フェネック「あれ?どんどん滑って後ろに落ちていってる~···」
後ろのタイヤからゆっくりと下って行ってる。
ヤング「じゃあ二人で俺を押してくれ。そうしたら上れそうだ。」
アライグマ「了解なのだ。」
フェネック「はいは~い。」
アライグマ「押すのってどこだっけ?」
ヤング「俺のリアだよリア。簡単に言うと後ろだよ。」
アライグマ「なるほど。」
二人は後ろに回り込んでヤングを押した。
二人「せーのっ!(グイ)」
バララララ ギュギュギュギュ···(エンジン音とタイヤが雪に空回りする音)
だが少ししか登らない。
ヤング「クソー足が持っていかれる··。」
フェネック「もう少し強く押したら行けそう?」
ヤング「ああ、そうしないと無理かもね。」
アライグマ「じゃあ今度は強めに押すのだ!」
二人は手に力を入れた。
二人「せーのっ!、ふーーーーー!!(強く押す)」
タイヤは少しずつ動いてる。そして段々登っていってる。
ヤング「あともう少しだぞー。」
一分後なんとか平らな所にようやく登りきれた。二人は少し汗をかきながら息を吐いた。
アライグマ「疲れたのだ···」
フェネック「同じくだよ···」
ヤング「二人ともよく頑張ったゾ。」
二人は再びヤングに乗って先に続いている雪景色に続いて進んだ。
バラララァン···
辺りはヤングのエンジン音しかせずとても静かだ。
無言でも暇だからフェネックはアライグマに話しかけた。
フェネック「アライさん~。この先進むのどうする~?今は順調だけどまたバランス崩すかもしれないよ~。」
アライグマ「う~ん···あ、そうなのだ。ギンギツネとキタキツネの場所に行ってみるのだ。もしかしたらなにか知ってるかもしれないしなのだ。」
フェネック「じゃああのおんせんに向かおうか~。」
二人は早速ゆきやまコンビが居る温泉へと向かった。
その頃温泉では
キタキツネ「なにこれギンギツネ···。」
ギンギツネ「昨日なんとなく倉庫の掃除をしていたら倉庫の裏に少し小さくてこれが入るくらいの倉庫があったの。で、その倉庫を開けたら··」
キタキツネ「このよく分からない変なのが出てきたって事なんだね。」
ギンギツネ「そう言う事。」
キタキツネ「これじゃなくて新しいゲームかカセットが出てきたら良かったな~···」
ギンギツネ「ハァ~··」
ギンギツネがため息を吐いたのと同時に遠くからエンジン音が聞こえた。
キタキツネ「ギンギツネ、遠くのほうからバスの音が聞こえるよ。」
ギンギツネ「サーバル達かな?」
バラァン、バラララ 音は近くなってくる。
ギンギツネ「バスってこんな音したっけ··?」
キタキツネ「さぁ?もう覚えてないよ。」
そして遂に姿を表した。アライグマ達だ。雪の丘をまるでWRCみたいに少しジャンピングして温泉に向かった。
フェネック「アライさん大丈夫~?お尻痛くない~?」
アライグマ「ちょっと痛いのだ··w。」
ヤング「あんまりジャンプし過ぎるなよー。俺の体がもたないよ。」
ゆきやまコンビは驚いた。
ギンギツネ「なにあれ··?!」
キタキツネ「少しバスにそっくりだね。(ジャンプカッコいい··」
そしてアライグマ達は入り口にヤングを停めて降りてきた。
アライグマ「どうもなのだ。」
フェネック「ども~。」
ギンギツネ「まさか貴方達が運転していたとは思いもよらなかったわ。」
キタキツネ「カッコいい···なんと言う名前なの?」
ヤング「スバル360ヤングSS。」
キタキツネ「ヤングSSか~····あ、キミ喋れるんだね。」
ギンギツネ「バ、バスが喋った?!」
アライグマ「あれはバスじゃないのだ。ヤングなのだ。」
フェネック「アライさんそれはニックネームだよ~。まぁ乗り物だね~。」
ギンギツネ「のりもの?」
フェネック「物を運んだりどこでも行ける快適な道具の事だよ~。」
キタキツネ「あとレースとかミッションにならなくてはない物···。」
ギンギツネ「それはゲームの中ででしょ!」
アライグマ「本題は今から話すのだ。」
ゆきやまコンビ「??」
それからカクカクヘラジカ ダイハツコンテ!
ギンギツネ「あ~それなら知ってるわ。行き方はね、この今居る温泉の向こう側に行くと大きな道があるんだ
けどそこには乗り物の破棄された物が沢山あるから少しややこしいと思うから少し後ろに行くと少し大きな空
白があると思うからそこから抜けるといいわ。そして丘を2つのぼったらこの地方のほぼ終りに近い所に建物
あるわ。そこを探索するといいわ。」
フェネック「二人は建物に入った事はないの?」
キタキツネ「ギンギツネが「怖い怖い!」て言って入らなかったんだよ。」
ギンギツネ「////」
アライグマ「まぁ分かったのだ。有力な手がかりありがとうなのだ。」
フェネック「ありがと~」
二人はヤングに戻ろうとしていたその時、ギンギツネが言った。
ギンギツネ「ちょっと待って!」
ばすてきコンビ「へ?」
ギンギツネ「その乗り物で行くと多分雪が多くて無理だと思うわ。だからこれ使って。」
ギンギツネは鍵を渡した。
フェネック「これは?」
ギンギツネ「乗り物の鍵。乗り物はこっちにあるからついてきて。」
そう言ってギンギツネとフェネックは裏に行った。
フェネックが裏に行くとシートで被せられたなにかがあった。
ギンギツネはシートをめくった。それは1944年型の軍用ケッテンクラートだった。ボディーカラーは少しシ
ルバーに近い色だった。
フェネック「これはなに?」
ギンギツネ「それが、私にも分からないんだわ···。倉庫の掃除をしていたら裏の小さい倉庫にあったの。」
フェネック「へぇ~。」
ギンギツネ「前にイスがあるから多分そこで操縦するのだと思うわ。一回乗ってみてよ。」
フェネックは少し登って操縦席に座った。
ギンギツネ「どう?」
フェネック「う~ん···痛くもないし普通の座り心地だね。」
ギンギツネ「そう、ならよかったわ。」
フェネック「ところでこの鍵を差し込む所はどこなの?」
ギンギツネ「少し真下を見ると差し込む所があるはずだわ。」
フェネックは下を見て眼で見て探した。確かにあった。
フェネック「あったー。」
ギンギツネ「じゃあ動かしてみて。」
フェネック「はいはーい。(ガチャ)」
シュトトトトト、ドゴドゴドゴ··。エンジンがかかった。随分と放置されていたわりには一発で動いた。
フェネック「この棒でバックしたり進んだりするのかな。(ゴトッ)」
レバーを動かしたがケッテンクラートはびくともしなかった。
ギンギツネ「動かないわね···」
フェネック「あれ?足元になにかあるけどこれはペダルかな?(グィッ)」
ドゴォン!··ただたにエンジンが吹かして唸るだけだった。
フェネック「あれー···おかしいな~···」
キタキツネ「ハンドルに付いている黒いのを捻るんだよ。」
フェネック「なるほどー」
捻るとケッテンクラートは前に進んだ。
フェネック「おおー!動いたー!」
ギンギツネ「どこでその操作方法を知ったの?!」
キタキツネ「まんがで呼んだんだよ。」
ギンギツネ「貴方って本読むんだ··。」
キタキツネ「ギンギツネが知らないだけだよ。ゲームの休憩時間とかに読んでるんだよ。」
ギンギツネ「そ、そうなんだ··」
フェネック「なんとなく動かし方が分かったよ。」
ギンギツネ「それはよかったわ。」
キタキツネ「あと荷台に箱とらいふると左右にラックを付ければ完璧だよ。」
ギンギツネ「それは漫画の中ででしょ!」
フェネック「じゃあ早速アライさん乗っけて探しに行きますかねー。」
ギンギツネ「セルリアンが最近また増えてきているみたいだから気おつけて。」
キタキツネ「もしセルリアンに追いかけられたら黒いのを全力で捻ってペダルをベタ踏みするとそのケッテンクラートが思っていたより早くなるよ。」
フェネック「なるほど。ありがとう。」
アライグマ「(おおーい!フェネックー!まだなのかー?(大声))」
フェネック「アライさんが呼んでるね。」
3人は玄関まで戻ってきた。フェネックはアライグマにケッテンクラートを見せた。
アライグマ「おおー!新しい乗り物発見なのだ!」
ヤング「ほぉ、ケッテンクラートか。状態が綺麗だな。」
フェネック「倉庫にシート被せられた状態であったみたいだからね。燃料もまだいけそうだし。」
ヤング「じゃあ俺は留守番て事か。」
アライグマ「そうなるのだ。ヤングには申し訳ないのだ··。」
ヤング「別に大丈夫だ。少し長時間休憩したかったのもあるし本当に平気さ。」
フェネック「ありがとう··ヤング。」
ヤング「気にする事ないさ。二人とも気おつけて。」
フェネック「うん。」
アライグマ「じゃあ行ってくるのだ。」
ヤング「おう。」
ギンギツネ「気おつけるのよー!」
キタキツネ「怪我しないように··ボクはヤングとお喋りでもしとくよ··」
ばすてきコンビはケッテンクラートに乗った。フェネックはエンジンをかけてハンドルを握った。
そして最初はゆっくりゆっくり進んで慣れてきたらスピードを徐々に上げた。
アライグマはゆきやまコンビとヤングに手を振った。ゆきやまコンビも手を振っていた。ヤングは手を振る変わりにヘッドライトをつけたり消したりしていた。
そしてどんどんゆきやまコンビの姿が見えなくなっていった。アライグマは少し寂しそうな顔になった。
それを見たフェネックはアライグマに声をかけた。
フェネック「アライさん~。私が居るからそんな寂しそうな顔しないでよ~。」
アライグマ「は!困らせてご、ごめんなさいなのだフェネック··。」
フェネック「大丈夫だよ~。それより旅はまだ始まったばかりだし元気だしていこうよ~。」
アライグマ「そうなのだ··そうなのだ!旅はまだ始まったばかりなのだ!ここでどんよりしていたら一巻の終わりなのだ!」
フェネック「そ、それは大げさじゃないw?(本宮s本性)」
アライグマ「だよねw!(小野s本性)」
二人「ふふw、あははww。」
所々本性が出ながら寂ししい気持ちは吹き飛んでいった。
それから数分後 二人は雪景色を進んで行くとギンギツネが言っていたとおり道路があった。
フェネック「道路が見えてきたよアライさん~。」
アライグマ「おおー!早速近づいてみるのだ!」
5分後
改めて近づいて見てみるとどうやら交差点だったらしい。交差点の真ん中では事故った跡があり初代プリメーラのフロントバンパーが破損していて2代目デミオのフロントも大破していた。2台とも顔が原形をとどめないほど潰れていた。またボディーには錆が所々付いていた。
二人はその風景を見たあとケッテンクラートで歩道に上がって車の列を通り抜けた。フェネックは車の列を見
てギンギツネが言っていた空いている隙間を探した。
そして進んで行くと軽自動車がギリギリ通れるくらいの間隔が空いていた。
フェネック「(ここがギンギツネが言っていた隙間かー···思っていたより狭い···)」
フェネックはケッテンクラートを止めて少し考えた。
アライグマ「どうしたのだフェネック?」
フェネック「あ、いやなんでもないさ~。じゃあ行こうか~。」
ゆっくりゆっくりとアクセルを踏む。最初の車のフロントとリアをすり抜けて真ん中へと入っていく。
車線が2車線な為あと3台も抜けないといけない。
フェネック「ううー···」
だんだん近づいて行くのと共に幅も小さく狭くなっていった。
数分後、なんとか通り抜けた。だが少しケッテンクラートの左右を擦ってしまった。傷が付いたが差ほど目立つ訳でもないくらいだった。
フェネック「ふぅー、なんとか抜けれた···」
アライグマ「お疲れなのだ。」
ケッテンクラートは歩道を乗り越えてまた雪景色の中を走っていった。
雪景色を走り続けていると一個のコンテナハウスが向こうに見えた。
フェネック「なんかあるね~」
アライグマ「ちょっと行ってみるのだ。」
フェネック「はいよ~。」
ケッテンクラートを進めてコンテナハウスの入り口付近まで来た。近づいて見てみるとコンテナハウスの隣にはJPPR仕様のいすゞビックホーン(二代目)が雪を被ってサビて破棄されていた。
二人はケッテンクラートから降りてコンテナハウスのドアが開くか試した。見事ドアの鍵はされていなかった。中は当時の面影が残ったまんまだった。ソファーとデスクが置かれていてどうやら見るからに事務所だったらしい。
アライグマ「中は沢山分からない物があるのだ。」
フェネック「これも遺産?って言うのかな?。」
フェネックは机の上をなんとなく見てみた。机にはノートみたいな物が置かれていた。表紙には「日誌」と書かれていた。
フェネック「なんだろうこれ···?」
ノートを開いて見てみた。ノートにはこんなのが書かれていた。
199×年4月13日
いよいよ憧れのジャパリパークで飼育員!今日が初日の仕事で少し緊張しているけど大丈夫だよね··笑。
199x年6月4日
今日はあいにくの雨~。サーバルはつまんない~!と言っていたな~。キタキツネは···いつもと変わらずゴロゴロ··。そう言えばもうパークに来てから1年たったなー。(一年早い~笑)
2000年1月1日
明けましておめでとうございます!って言っても自分が書いて読むだけだからいっかー笑。20世紀も残り1年とは···なんか寂しいぃ。
2xxx年12月15日
長らく日誌に記録してなかったけどこれが最後の日誌···。そしてサーバルやキタキツネ達ともお別れ···。そしてセルリアンに攻撃され亡くなった他の飼育員の仲間···本当にごめん···皆··なにもできなくてすまない···。
私はあと15分後ぐらいにはこの事務所に迎えの車が来てそしてキョウシュウからヘリで避難しないといけない··。なんて書いたら言いか悲しみで思いつかないけど···本当にジャパリパークに来て飼育員になって楽しい毎日だっ
そこで文字は終わっていた。