【SS】Requiem:channelの派生編です。
主人公の視点が切り替わる章はしばらくこういう個別トピ形式で書いていこうと思います。
今回の主人公はナチュラルボーンスーサイドの
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「古狸奈の思い出映画館 大川橋蔵ノンフィルム資料館」からお越しの皆々様へ こちらは掲示板・第二部です。 2022/06/21発足しました。 第一部は現在7月末までコメントや閲覧可能で稼働中です。 なにかおし...
身内向け能力バトル系長編SS「Requiem:channel」※現在休載中❕↓↓
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昼過ぎ、休日、薄雲が滲む、青空が、黄昏の街を、彩る。
今日も、家族連れが、賑わう、この公園で、僕は、日課に励む。
子どもたちの、はしゃぐ姿は、眩しい、僕はいつも、つい見惚れてしまう。
特に、噴水広場で、水遊びをする、あの子たちは、どうしてか、とっても、輝いて、見える。
目眩がする、くらいに。
僕は、ぞくぞくするのを、ぐっと、ガマンして、子どもたちに、目星をつける。
「…今日は、あの子にしよう。」
砂場で1人、退屈そうに、絵を描く、女の子を他所に
父親は、煙草をフカして、母親は、通話に夢中だ。
なんて、不幸な子、なんだろう。
だけどもう、大丈夫。僕が君を、退屈から、救ってあげる。
僕は、そっと、物陰から、顔を出して、彼女に、背中に隠し持っていた、風船 を、差し出す手振りを、見せる。
不思議そうに、僕を伺いながら、一歩、また一歩、僕に近づく、その姿は
自ら、誘い込まれる様に、炎の中に飛び込む、羽虫に似ていて、とても、愛らしい。
「おいで、もっとたのしい遊びを、僕が教えてあげる、から。」

───── File:1「Serial Serious」
*
「…はよ〜ごぜいま〜す…。」
「おはよ、玲羽」
「おはようございます。」
「おはよーーーっす( :⁍ 」 )」
「え、あ…おはよう…ござい」
「うん、おはよ。」
「…………いや。」
「おれ1年ぶりに懲戒処分から帰って来たんだけど、1ミリも触れないってお前ら冷たくないか?せめておかえりだろそこは。」
「っるせ〜〜〜〜!!ボゲ!!😭」
「お言葉ですが班長、俺達は今そんな"社交辞令"に構う程暇じゃないので。」カチカチ…
「へぇ。(こいつらの首輪爆破してぇ〜)」
「ぼ、ぼくはさっきひさしぶりですって…言おうとしたんですけど」
「あのさ!玲羽、海斗の言う通りウチら今過労死寸前でさ…ごめんね〜おかえり〜」
「そんなに忙しいのか?MⅢ班 って駐禁注意 か上の部署からたらい回しにされた面倒事の処理ぐらいしか仕事無ぇーはずじゃん。」
「東部街の連続誘拐事件、MⅢ に下りてきたんだよ!」
「…連続誘拐??ヤバくね、ていうか上で手に負えない事件 を俺らで処理できる訳ねぇだろ。」迷宮入り で済ませるつもりか…。嫌 な仕事に就いちゃったな。」
「さては…上の奴ら
本当、
「まぁ、迷宮入り にさせたい気持ちも少しは判りますがね。何せ、この事件の犯人 と目されている人物が彼 の九龍月華会 の幹部、風船(暫定レート:S)と
"東の業厄"
くれば、治安管理局も手をこまねく訳ですね。」
「…ふーん、なるほどね。要は警察が大物ヤクザ相手だから手出しできないって訳か。」
「けど、それじゃあ子供を誘拐された親族の気持ちは浮かばれない。相手が何者でも犯罪者に変わりはない、その罪を白日の下に晒すのが俺達の責務だ──。」
「「「「おぉ〜…。」」」」
「…いや、今のはちょっとカッコつけすぎたけど気持ちは本物 だから…。」上官 共と反社会勢力 に一泡吹かせるぞーーー!!」
「…おれの出所祝いに高みの見物決め込んでる治安管理局の
「「「「おぉ〜〜!!」」」」
「…フッ(決まった…。)」
「いや〜!玲羽もしばらく見ないうちに変わったな〜!!私も見習わなきゃ…」
「……………あ、そういえば大水木に言いたい事あったんだ。」
「………?何?」
「あれ…」
「何も…思い出せない……?」
――――――――
―――――
――…
【ミーバネルチャ治安管理局東部街 支部】
「"泥棒猫"の件以来だな、この街に来るのは」
「まさかあれだけ大事 になるなんて私も思わなかったよね〜」
「…あぁ〜大水木 のせいで嫌 な事思い出しちゃったなぁ〜!野蛮あいつマジで覚えとけよ。」
「それは思い出せるのに私に言おうとした事は思い出せないんだ。」
「いや、今ほんのちょっとビビっと来た。野蛮に撃たれた時より少し前のこと思い返してたら少し記憶の核心を擦 った感覚があったし」
「へぇ」
「ま、もう大体予想付いてるけどね」
「………あ?」
「あーー!はいはいはい!それよりさ!ちゃっちゃと本題の"風船"の捜査資料貰って仕事済ませようぜ!」
「私は早くお家に帰って、ぽ酒飲んで、布団でぐーたらして、眠剤飲んで、半日くらい爆睡したいんすよね!!!」
「終わってる人間の1日の過ごし方じゃん…。てか風呂入れよ」
「まぁどっちにしろ今日はどうせ夢見が悪いし、俺は最初から徹夜上等だけどな。」
「…夢見が悪いって?」
「これから会う捜査一課の"裏虹 虚空 "って人の同僚が2人、詳細は公にされてないが恐らく”九龍 ”絡みで殉職した。」
「消された…ってコト!?」
「俺達も九龍の縄張りに足を踏み入れた、龍の顎に掛けられる次の犠牲者は俺達かもしれない、けれど今は怖くないんだ何も。」
茗夢遊戯 の時、助けてくれたの思い出したよ。嬉しかった。」
「
「だから、これからも頼りにしてるよ、大水木。」
「…へぇ、えへへ…照れ臭…」
「まぁ物理的に臭いのは大水木なんだけど」ガチャッ
「マジで死ね」
「本当に今回死んだらお前呪い殺すからな。」
ミーバネルチャ治安管理局東部街 支部、ミーバネルチャ東部街を管轄とする治安管理局員の支部であり中央街に配属された局員が立ち入ることもしばしば、勿論ここに用件があるのは"関係者"か"犯罪者"の2択だが俺は先日の夜宵エマ "の一件の断片者 対策法第4項違反の処罰の際に御用になったから後者にも当て嵌まる。
"
そのせいか支部内を行き来する局員からは怪訝な目線を配られる、手短に用件を済ませて帰りたい。
今回用件のある裏虹虚空 のいる捜査一課は支部の2階、エレベーターを出て手前の事務室 を渡ってさらにその奥、ガラス材の間仕切り で隔たれた窓際に位置していた、成果が得られず死人と辞表だけが残った部署がそこへ追いやられた "ようにしか映らないが。
「こんにちは、裏虹さん…ですよね。先程連絡した中野玲羽です。隣の間抜け面は大水木あきらっていいます。」
「私が裏虹です、ははっ、何せ私1人しか残っておりませんので。」
「中央街から遥々足を運んで頂き恐縮です…さぁさぁ2人ともお掛けになって…」
「単刀直入に用件を言います、裏虹さん達が担当していた"風船"に関する捜査書類を見せていただけませんか?」
「…ということは、あなた達が"風船"の事件 を引き継いだ班の…」
「お察しが早くて助かります、この度の"風船"の連続誘拐事件の捜査で裏虹さんのお力添えが必要だと考え連絡した次第です。」
その瞬間、裏虹と目が合った、裏虹の瞳は濁った水槽の様に光を失っていて生気を感じられなかったが、俺と視線が合わさったその瞬間驚いたのか興奮状態の猫のように瞳孔がカッと開いたのに思わず驚いて視線を裏虹の足元に鎮座する2段重ねの段ボールに移してしまう。
「…成程…いいでしょう、幸先の無い私に断る理由などありませんので。」
「ちょうど捜査資料が手元に残せるのが今日で最後だったんですよ。」
「失礼ですが、捜査一課は解体に?」
「えぇ、やはりこの一室の段ボールの山を見れば察しは付きますかね。ですがお見苦しいかもしれませんが私はこの場所が名残惜しい物です…」然 し、貴方の瞳を見て私は揺らいだ。未だ全貌も分からぬ巨悪に立ち向かおうとするその決意がその瞳からは窺える。」
「今はなき同僚と共にかつて罪人と戦った記憶が刻まれた場所なんです、ここは。だから私はその象徴とも言える捜査資料を今日まで手放せなかった…。
他国なら、"刑事の勘"と言うものか。この瞬間裏虹が洞察力に優れた人間だということは証明されたようだ。
「誠に勝手な願いにはなってしまいますが…私と、かつての同僚達の晴らせなかった悔いを、貴方達に託しても良いのでしょうか…」
「えぇ、一向に構いません…いや」
「…被害者の親族と裏虹さん達の無念を必ず晴らします、俺達だって死ぬ時まで局員やる覚悟で来てます、だから約束しますよ。」
「俺達が絶対に"風船"を捕まえてみせます。」
「…ははっ、まるでひと昔の私の生き写しを見てるようだ…。おっと、本題に移りましょうか。」
「たしか…この段ボールに、纏めて…無い…?これはデスクトップPC…か…。Mindows8…」
「裏虹さん、3人で手分けして探しましょうか?」
まるで耄碌した老人を介護してるような気分にさせられる。
「いえ、思い出しました…風船の捜査資料は纏めてこの棚の下の段ボールに梱包していたことを…」
裏虹が咳き込みながら段ボールから取り出した捜査資料を机に広げていく、資料は長年日陰に置かれていたようで少しカビ臭く、埃を被っていた痕跡があった。
「私見ですが…この四つの事件が特に風船の猟奇的倒錯が顕著に現れている事件だと思います。」
「俺も同感です。裏虹さん、本日は貴重な時間まで頂きご協力ありがとうございました。」
「あとは本部のデーターベースの近年の風船絡みの事件と照会してプロファイリングを進めてこうかと思います。」
「ははっ、それは頼もしい限りですね。また私如きに力になれることがあればいつでもご相談ください。」
「えぇその時は遠慮なく裏虹さんの力、貸してもらいますよ。」
「それじゃ、失礼します。帰るぞ〜大水木ー。」
「…んー、あぁごめん考え事してた。」
――――――――
―――――
――…
「ただいま帰りましたよ、ガキんちょ共」
「お戻りですか、班長。収穫は?」
「裏虹さんから拝借した東部街一課の捜査資料、報道機関にも嗅ぎ尾けられていない情報まで事細かに記されてる。」
机仕事組 は収穫ナシで手詰まりだったので。」犯罪統計 の"風船"絡みと思われる事件全てに閲覧規制が覆 っています。連続誘拐から"監獄破り"に至るまで全てに。」
「未解決事件wikiなんかに載っていない事件の全貌もな。」
「班長が(最低限の)仕事ができる人で助かりました、
いかんせん
「
「それも多分規制が掛けられたのはつい先刻 、班長達が帰ってくる少し前ですよ…"監獄破り"の捜査資料がいきなり閲覧不可なったので…」
「玲羽班長の名前も載ってたな…☃️」
「へぇ、陰謀臭い展開じゃん。あの会話も盗聴されてたかもな。戦力外 、ゲームしてる暇あるならこの部屋調べろ。」
「給料でますか⁉️ 😮」
「やり甲斐なら出るよ」
「ひどい世の中になったもんや…🥺」
「わかるよ、おれ達でいい世の中を作っていこう(T_T)」
あれっきり、大水木は物思いに耽ってどこか取り留めのない様子で閉口している。
思えば東部街であの会話を交わしたきりこんな調子だ。
おれの記憶のどこか、欠落した何かに関わりがあるとすれば全てに合点が行くがどう切り出せばいいかも検討が付かない。
「…あ。」
重い口を開けた大水木の第一声だった。
「仮にうちらが"九龍"を突っつくのが面白くない公安だか管理人 だかが情報規制をしてるなら…」カタカタ…
大水木が徐 に自機のPCのキーボードを打ち込む、その血走った目にモニターのブルーライトと偏執の狂気が映る。
「閲覧規制 を掛けるのは"九龍"構成員全員の捜査資料のはず…だけど。」ピタッ
「他の構成員が関与した事件に規制は掛かってない、つまりこの情報規制は"風船"に関わる情報だけを局所的に規制した…ってところでしょ!」
「…へぇ」
「…成程。」
「…😮❓」
「…それ僕も思ってました」
「でも、そのピンポイントな手回しが却って事の黒幕を分かりやすくしてるな。」
「治安管理局内部で"風船"の関与した事件を嗅ぎ回られると困る人物、或いは」
「"風船"の関与した事件に絡んでいる本当の黒幕か。」
――――――――

蔓 や蔦 が今にも文明の痕跡を今にも覆い隠してしまいそうなこの廃墟は、捜査資料の一件の現場だった黒木場山のその敷地内だ。
―――――
――…
東部街9区2丁目
来客を待っていた、その来客の前で私は神妙な顔付きで突飛な話をし出すどうかしてるとしか思えない役を演じようとしてる。
それでも私は柄にもなく今回に限ってこの役を買って出た。
決して昔見ていた刑事ドラマに触発された訳じゃないから、決して、大事なことなのであと一十一回は言いたい。
「やぁ、こんばんは、仕事熱心な、治安管理局員」
暗闇から気配を察知させず現れたその男の風貌は白のパーカーを羽織り、坊主頭で白眼を向いた坊主頭の同じ人間とは思えない怪物の様相を成していた。
「…始めまして、連続殺人犯 さん」
「私は大水木あきら、あなたの正体は十分把握してるから名乗らなくても差し支えないけど」
「ふふっ、ぼく、そこまで有名になってたんだね、鼻が高いような、ちょっと照れるような…」
「…ところで、君は、なぜここに、いるのかな?」ニヤッ
「東部街の連続誘拐事件のその真相について、あなたに話しておきたかったことがあるから」
「そっか、それは、興味が、唆られるお話だね、じゃあ、早速、話して、もらおうかな」
「まず、これは東部街の旧捜査一課がプロファイルした捜査資料のコピー」
そう言って私は捜査資料を天高く舞い上げた。
目の前の怪物は廃墟の床中に散乱した捜査資料を律儀に一枚一枚拾い上げた割に、興味なさげに一枚一枚ペラペラと捲っては我慢できなかったのかつい吹き出す。
「事件、のことは、僕が1番、知ってる、に、決まってるよ」
「こんな、資源ゴミ、目を通さなくたって、僕の脳みそが、事件の思い出を、名作脱法ポルノ映画のフィルムのように、鮮明に、思い出させてくれる、からね」
「本当にそうでしょうか?」
「え?どうして、かな」
「この捜査資料の2018年9月11日、同年12月15日の事件、被害者はどちらも身元不明のまま捜査が打ち切りになっています。」
「僕は飽きた玩具のことは、よく覚えてない。丸焼きにしたか、蛆の餌になるまで発酵させたか、それとも身寄りがないスラムの子供を弄りすぎたかな、ははは、やっぱり覚えてないや」
「それがあり得ないんですよ、この二つの事件」
「…え?」
「司法解剖ってぶっちゃけた言い方をすれば肉が残ってればほぼ例外なくDNAは検出できるので身元は特定できるんですよ、例え腐敗が酷くても。遺骨だけ残ったケースでも僅かにDNAが付着していたり、歯型なんかで特定できるけど」
「そして身寄りのない子供の線ですが、本来DNA鑑定から血縁者を特定することが可能なんです、ですが今回それができなかった…つまり…」
「遺体の損壊はそれほど激しくなかったのにDNAだけ損壊が激しかった奇妙な死体が2つもこの連続事件に存在したっつー訳ですよ、連続殺人犯さん。」
「へぇ、おもしろいね。でもそれ、僕に関係ある?」ギョロッ
「もちろん、あなたがこの事件に関与してますからね」
「さて、DNAの損壊が激しかった理由としてここで私の推論をいくつか述べます。」
「まず、放射線を浴びたことによるDNAの損傷。常識的に考えられる線としてはこれが一番あり得る線ですが…」
「遺体はおろか、現場からも放射線は検出されなかったことが当時の捜査資料から確認されています。」
「さて、勘のいいあなたならもう既にこの"奇妙な死体"を作り上げた力の正体気づいているのでは?」最初 から全部知っていて私らを虚仮 してさぞかし愉快だったでしょうなぁー!?」
「いーや、
「…そうですよね?"裏虹虚空"さん♪」ニコッ
「…お見事、然し彩の輝き失っていない若人の目を欺くにはこの程度の変装、徒労に過ぎなかった訳ですかな。」ビリッ
眼前の男は連続殺人犯の皮を自ら破り捨て、かつて私達の前で「巨悪に立ち向かも心半ばに挫折した」哀れな治安管理局員を演じていた、"裏虹虚空"へと再び変身を遂げる。
「一応お尋ねしますがね、なぜ私が身元不明の被害者の事件へ関与したと推測されたのですかな?それは非常に興味が唆られる。」
「単刀直入に申し上げましょう、ぶっちゃけここからは私の憶測なんてますけど、まずあなたは風船の事件を捜査する過程で風船(並びに九龍)と密約を結んでいます。その密約の発覚を恐れてあなたは秘匿している自身の断片 を用いて同僚の2人を身元不明の子供の遺体として口封じを行った。」人材資源 として売り込んだ、そこで交渉は成立した。」
「そしてあなたは東部街の一課ということもあり、優れた土地勘や東部街市民の生活ルーティンについて人並み以上に把握している、その為九龍に自身を替えの効かない
「ご名答、私はそれからというものの東部街の子持ち世代の個人情報、子供の誘拐に適したタイミングを風船に教えた。そして私は風船が誘拐した子供(女児に限定して)の2割を私に引き回すことを条件とし、私は一つのビジネスを始めることにした…」
「…ビジネス?」
彼の口から予想もしなかった言葉が飛び出し、嫌な予感が全身を走った。
「どうやら"裏虹虚空"としての私のイメージが先行しているようだね、夢半ばに余生を諦観するだけの“裏虹虚空"が…」
pousse Jardin の館の主、双葉俊明 、私の本当の名前。本当の夢だ。」
「それでは僕の存在理由が本当に"虚空"になってしまうだろう?」
「