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「…はよ〜ごぜいま〜す…。」
「おはよ、玲羽」
「おはようございます。」
「おはよーーーっす( :⁍ 」 )」
「え、あ…おはよう…ござい」
「うん、おはよ。」
「…………いや。」
「おれ1年ぶりに懲戒処分から帰って来たんだけど、1ミリも触れないってお前ら冷たくないか?せめておかえりだろそこは。」
「っるせ〜〜〜〜!!ボゲ!!😭」
「お言葉ですが班長、俺達は今そんな"社交辞令"に構う程暇じゃないので。」カチカチ…
「へぇ。(こいつらの首輪爆破してぇ〜)」
「ぼ、ぼくはさっきひさしぶりですって…言おうとしたんですけど」
「あのさ!玲羽、海斗の言う通りウチら今過労死寸前でさ…ごめんね〜おかえり〜」
「そんなに忙しいのか?
「東部街の連続誘拐事件、
「…連続誘拐??ヤバくね、ていうか上で手に負えない
「さては…上の奴ら
本当、
「まぁ、
"東の業厄"
くれば、治安管理局も手をこまねく訳ですね。」
「…ふーん、なるほどね。要は警察が大物ヤクザ相手だから手出しできないって訳か。」
「けど、それじゃあ子供を誘拐された親族の気持ちは浮かばれない。相手が何者でも犯罪者に変わりはない、その罪を白日の下に晒すのが俺達の責務だ──。」
「「「「おぉ〜…。」」」」
「…いや、今のはちょっとカッコつけすぎたけど気持ちは
「…おれの出所祝いに高みの見物決め込んでる治安管理局の
「「「「おぉ〜〜!!」」」」
「…フッ(決まった…。)」
「いや〜!玲羽もしばらく見ないうちに変わったな〜!!私も見習わなきゃ…」
「……………あ、そういえば大水木に言いたい事あったんだ。」
「………?何?」
『大水……が持…"死…の断…使…す……片"』
「あれ…」
「何も…思い出せない……?」