真昼の迫真ランド

【SS】FREAK'S(フリークス) / 21

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相原ガガ美 2023/09/08 (金) 00:11:48 修正



『玲羽クン…寝惚けてる?』


「あ、いや最近多いんすよね。なんて言うか…記憶の中に不自然な空白があるような感覚があるんすけど…若年性アルツハイマーかもしれないすね。」


『フーン、記憶の混濁…ネ…』

局長がそう呟いた途端何やら意味ありげな沈黙が流れた。


『…ヨシ‼️😺👉取り調べは以上ダヨ😃


「おっ、待ってました。じゃあもう帰っても…」


『その事なんだけど👉👈実は緊急召集は別件なんだヨネ😅今、第3会議室で緊急会議を開いているんだけどキミ達MⅢ班もそこに合流してほしいナ🥺


「えーーーーーっっ、まぁ断れる立場じゃないんでそりゃ行けと言われたら行きますけど。」


『今回の作戦には"水際作戦"に比肩する程の威信がかかっちゃってるから錚々たる面々と管理人(アドミニストレータ)のお偉いさんが来てるから気を引き締めてネ〜✌️✌️
『それじゃ、改めてご苦労サマ。外まで見送るヨ😃


「この部屋の外って、3歩先のすぐそばじゃないっすか」


「私の手の届く範囲で部下に降り掛かる火の粉を見過ごす訳にはいかないからネ👌


「いや〜最高にかっこいいっすね、局長…」ガタッ

おれが呆れながら取調室のドアノブに手を掛けたその時、局長が耳元で囁いた。




管理人(アドミニストレータ)と公安の連中を味方だと思うな。』
『私の見たてではガラスの向こうの3人の部下の中に彼らに通じている不届き者がいる、忘れるなよ。』


振り向いたその時には、局長の姿は部屋から消えていた。

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