痛みの塔

【新設】『Requiem:channel』用語・設定解説 / 3

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相原ガガ美 2021/10/21 (木) 23:06:47 修正

◆『断片(フラグメント)について』

  • 常人にはない特殊能力 - 【断片(フラグメント)

ごく一部の人間にのみ発現する特殊能力を"断片(フラグメント)"と呼び、断片(フラグメント)を所持する者達はこの世界では一般的に
"断片者(フラグメンター)"と呼ばれている。
その力は常理の範疇を超える数々の現象を引き起こし、未だに多くの謎が残されている。
つい最近までミーバネルチャ本国及び管理人(アドミニストレータ)は表向きには 断片(フラグメント)及び断片者(フラグメンター)の存在を否定していたが、茗夢遊戯(ノリユメ ユウギ)率いる断片者(フラグメンター)を神格化するアザミ教会によるCoup d'État(クーデター)アザミ革命によりその存在が世間に広く知らしめられた為、その存在の事実を後手に回る形で公に認めることとなった。

現在ではその計り知れない強大な力を国の管理下に置くことを目的として国家非公認の断片者(フラグメンター)達をミーバネルチャ治安管理局と公安対断片者(フラグメンター)対策課の手により秘密裏に各地で"回収"を進めている。

  • 【元囚人の局員達】-【追跡者(チェーンサー)

「アザミ革命」以降、各地で頻発する野良断片者(フラグメンター)の犯罪発生率に対して管理局員の人材不足は深刻だった。
それを鑑みた管理人(アドミニストレータ)が取った策は先日の「対アザミ水際作戦」で捕えた断片者(フラグメンター)達を即戦力として管理局員に加えるという博打的な計画。

その名も「首輪の付いた追跡者計画(チェーンサー・プラン)
そして管理局員として配属された元囚人の断片者(フラグメンター)達は追跡者(チェーンサー)と呼ばれることになった。

追跡者(チェーンサー)となった断片者(フラグメンター)達には束の間の自由が約束される代わりに文字通り首輪が付けられた、それはスイッチを押せば内装された刃が頸動脈を切り裂き、体内に致死性の毒が回り、そして爆発する。
追跡者(チェーンサー)達の反逆行為を阻止する為の非人道的抑制処置である。

ミーバネルチャ治安管理局の班に配属された追跡者(チェーンサー)ごとに割り振られたスイッチは原則として班長が一つ、万が一の予備として班長以外の正規の局員がもう一つ肌身離さず持ち歩く決まりとなっている。

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