https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%B0%FC%C6%A2%A4%CE%A5%CF%A5%B5%A5%F3 エロくて優秀であざとい恐るべき暗殺者 宝具に製作者の拘りを感じる エロい
大天使様共々挙げていただいててありがたい…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%B8%FA%B2%CC%CA%CC%A5%B9%A5%AD%A5%EB%A5%EA%A5%B9%A5%C8 更新される度に自泥のスキルが登録されているのを確認してほくそ笑む
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%B9%A5%EC%A5%A4%A5%DE%A5%F31%C0%A4 あの業績が多すぎてまとめることが難しいスレイマンを鯖として纏められるセンスに脱帽 スキルと宝具もシンプルに強くて素敵
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%C3%C4%C0%F0%A5%B3%A5%EB%A5%EA こるりん!こるりん!こるりん!こるりんんんんぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!こるりんこるりんこるりんんんぅううぁわぁああああ!!! ううっうぅうう!!私の想いよこるりんへ届け!!難波のこるりんへ届け!
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%B0%A4%C6%EE%B5%DC%A5%E8%A5%CF%A5%CD 大食いの女の子っていいですよね
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%BD%A5%D4%A5%A2%A1%BC https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%D0%A5%EB%A5%D9%A5%ED グノーシス泥はいいぞ 完徳者の鯖か鱒とか誰か練らないかな...
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%A8%A5%A6%A5%AF%A5%EC%A5%A4%A5%C7%A5%B9 >【関連キャラ】 >ヒュパティア:「あなたはよくやりましたよ」 ここすき
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A4%DF%A4%B7%A4%E3%A4%B0%A4%C1%A1%CC%A5%BC%A5%ED%A1%CD https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%BD%BD%B1%C6%C5%B5%B2%CF 『全て唯一つ』の読み方の対比が美しい
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%AC%A5%B0%A5%F3%A5%E9%A1%BC%A5%BA#content_15 北欧鯖を練るときにいつもお世話になっています
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%b5%f5%cc%b5%b5%a1%b4%d8Apo-Qlipha 泥モザイク市で一番好きな泥組織をダイマ クリフォトの樹がすきなのもあるし10人の女の子全員が個性的なのもいい 逆神姉妹が特に良い 殺し愛姉妹というのが特に良い
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%B1%A3%A4%B5%A4%EC%A4%B7%BF%C0%C8%EB%A4%C8%B2%E1%A4%B4%A4%B9%C6%FC%A1%B9 >頬が若干赤く染まっているのが見える。どうにもこの日を心待ちにしていたというのが見て取れる。 ここすき
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%a5%b7%a5%b9%a5%bf%a1%bc%a1%a6%a5%c8%a5%ea%a5%c3%a5%b7%a5%e5 シスター!!!! 俺だ!!!!! 結婚してくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%DE%A5%C3%A5%C1%C7%E4%A4%EA%A4%CE%BE%AF%BD%F7%5B%A5%AA%A5%EB%A5%BF%A1%A9%5D んーダメか この子です
https://seesaawiki.jp/kagemiya/D/%a5%de%a5%c3%a5%c1%c7%e4%a4%ea%a4%ce%be%af%bd%f7%5b%a5%aa%a5%eb%a5%bf%a1%a9%5d ちょっと気になったことのテスト代わりに推し泥 初出からずっと好き
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A1%D8%C6%BB%B2%BD%A1%D9 このこすき
当職を褒めてくれた「」ゲミヤ本当にありがとう……! 精一杯のkawaiiを詰め込んだから思う存分kawaiiしてくれ
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%E9%A5%D5%A1%A6%A5%E1%A5%A4%A5%AB%A1%BC 自由さと強烈なインパクトを持つ怪作
ゼノン・ヴェーレンハイトはある意味愛を手に入れながらも己の中の神を選び悪竜へと変じた。 カノン・フォルケンマイヤーやヴィルマ・フォン・シュターネンスタウヴは神に見捨てられながらも愛を手に入れた 理想と夢に踊らされ現実にがんじがらめにされた二組は片方は救済を選び片方は忍耐を選んだ。 ラインの黄金で鋳造された願望器たる聖杯は救いをもたらしただろう。 だが、それは正しい救いか?主はそれをお許しになられるのか?……結局、その答えは出なかった。 三組の生き残り、勝者達は聖杯を破壊することで安易な救いを否定し、己の足で立ち前に進む事を選んだ。 かくして歴史の狭間に存在した願望器はその存在を抹消された……それが、正しかったのか誤りだったのか未だに私は答えを得てはいない 嗚呼、だが、我らが天におられます主はきっとこう言われるだろう。汝らに祝福あれ、と。
「……っ! クソ、気を失ってたか」 仰向けに寝かされていたスコルツェニーは意識を取り戻し、身を起こすと周囲を見渡した。周囲には誰もいない、場所はどうやらヴリル兵器の工場跡のようだが。 頭に残った最後の記憶は1000トン爆弾の直撃を受けて吹き飛ぶハウニヴと物陰に隠れようとした自分。 「漸くお目覚めかい」 いつの間に戻ってきたのか麗人、ユスポフは水筒を手に傍らに立っていた。 「飲みなよ」「すまん……ふぅ、ハウスホーファーは?」 差し出された水筒に口を付けると、ユスポフに問い掛ける。 「逃がした、まぁこれ以上なにも出来ないさ」 「フリスタは?」「行ったよ、自分の任務を果たすってさ」 ユスポフの言葉に無言で頷くスコルツェニー。もう一度水筒に口を付けると中身を一気に煽った。 「あんたはどうするつもりだ?フリスタを追うのか?」 スコルツェニーは中身のなくなった水筒を手渡すと立ち上がり鋭い目付きでフリスタを見る。 「……いや、パリに帰るよ。 流石にこれ以上は老体には辛い」 スコルツェニーの鋭い視線を往なすように肩を竦めると水筒を受け取った。
確かに最初に出会ったときに比べれば疲れが隠しきれていない。 「さて、どうやってベルリンを抜け出すかな……」 ユスポフはこれ以上話はない。とでも言いたげにスコルツェニーに背を向け、何処かへと歩き出した。 「おい、ユスポフ!」 その様子を見たスコルツェニーは何かを決心したように声を上げる 「……と、なにこれ?」 ユスポフが振り向いたのを確認すると小さな何かをスコルツェニーは投げた。 ユスポフが受け取ったそれは小さな何かと何本かの鍵だった。 「使えよ、ベルリンからの地下脱出ルートが書かれたマイクロフィルムとその先の車両の鍵だ、逃走資金も置いてある」 「いいの?」 にっと口元を歪めたスコルツェニーにユスポフは首を傾げた。 「本当は別の奴用に用意してたんだがな。虚栄心とプライドばかり肥大した野郎だったが、憎む程悪い奴じゃなかった。……殺されちまったけどな」 スコルツェニーの頭に思い浮かぶ一人の男の姿。 「あんたなら上手く使ってパリまで帰れるだろう、好きに使ってくれ」 「なんの気紛れ?」 ほんの少しの猜疑心と多数の興味でユスポフは問い掛ける。 「どうせ使わずに赤軍に見つかって接収される位ならあんたが有効活用してくれた方が良い」 今度は皮肉げに笑みを見せると、ユスポフに背を見せる。 「行くの?」 「ああ、俺は聖杯戦争の見届け役だ、何しろ監督役がクソの役にも立たねぇからな。最後まで見届ける義務と権利がある」 その背と夜の闇に隠れ、スコルツェニーの表情は伺い知れなかった。 「……あの子の事よろしくね」 まるで妹の事を頼むように、子を託すような優しい口調でユスポフは言った。 「約束は出来ねぇな」 「……そう」 「ああ……」 静寂が辺りを支配する。 「じゃあな、ラスプーチンを殺した男、噂に違わぬ大した奴だったぜ」 頭だけを向けたスコルツェニーは言った。 「さようなら、ヨーロッパで最も危険な男、貴方も中々だったわ」 口元に笑みを浮かべユスポフは答えた。 ユスポフとスコルツェニー、二人は夜のベルリンで背を向け進んでいく。 二度と交わらないそれぞれの道を。
『中佐さんは目覚めないね』 『脳震盪で大分頭が揺れたようだからね、暫くは動けないさ』 『そうだね』 『行くのかい?』 『うん、それが僕の仕事だからね』 『クリスタ、一緒にパリに来ない?』 『え……?』 『貴女も分かっているでしょう? このままソ連へ帰っても決して功績が認められる訳じゃない、消されるよ』 『…………僕は。いや、君こそ来てくれない?君は優秀だ、きっと中将も気に入ってくれる』 『悪いね、僕はもう騒動に疲れた。 年寄には流石に堪える、少し休ませて貰うよ』
『─────────────』 『─────────────』 『─────────────』 『─────────────』
二人の会話はどれ程続いただろう、それは本人たちにしかわからない。
「フハハハハハ!!そんなものかね、スコルツェニー!ヨーロッパで最も危険な男と言うには名前負けしているぞ!」 スピーカーを通したハウスホーファーの勝利を確信した笑いが周囲に響く。 確かに勝利をハウスホーファーに確信させるほど未完成ながらも投入されたハウニヴの戦力は圧倒的だった。 飛行不可能であるが故にLandkreuzer P1000(陸上巡洋艦 P1000)陸上戦艦ラーテの試作車両に乗せられたハウニヴはスコルツェニーやユスポフの手持ち火器ではびくともしない。 「あんなのがあるだなんて聞いていないのだけど」 「俺もだよ、ユスポフ」 工事の廃墟に身を隠した二人は声を潜め、無限軌道の金属音を立てる移動要塞の様子を見た。 「手持ちのバズーカは勿論パンツァーシュレックもファウストも尽きた」 残ったStG44の残弾を数えながら思考する。 アレ相手には正面からでは88(88ミリ高射砲)のゼロ距離射撃でさえ厳しいだろう、砲であれば巡洋艦級の威力が必要だ。 だが、上方や下方からなら…… 「良しスコルツェニー。僕は逃げるから囮になりなさい」 「ふざけんな、爺さん。ここまで来たんだ最後まで付き合えよ」 ハァー、とユスポフが溜め息をつく。
「デリカシーがない上に気が利かない。 モテないよ、君」 「うるせぇ、そりゃアンタはどっちにもモテるだろうけどな」 「分かるかい?」 満更でもねぇ顔してるんじゃねぇよ、と言う言葉を飲み込むと時計を見た。既に“予定”の時間はかなり過ぎている。 「……こりゃ冗談抜きで逃げるのも考えないとマズいか」 スコルツェニーは犬歯を舐め、喉を潤す。 「年長者として言わせて貰えば犬死に、無駄死には敵を喜ばせるだけだからね。 生きてさえいればどうとでもなるものよ」 何処か達観した様子でユスポフは言った。 「あんたが言うと説得力がすげぇな」 煙幕はある。煙幕で撒いて夜の闇に紛れればどうにか逃げられるだろう。 と、そこでスコルツェニーの耳に聞き覚えのある音が聞こえた。 「……いや、大丈夫だ。漸く来やがった」 「良いタイミングだなぁ、援護するから注意を反らしてきなさい」 ユスポフはデグチャレフPTRD1941対戦車ライフルを構え、左手で前へ出るよう指し示す。 何度か深呼吸をしたスコルツェニーは意を決したようにStG44を腰だめに飛び出した。 「ハウスホーファー!」「自棄になったか!」 対戦車ライフルの援護を受けてStG44を乱射するがハウニヴには通じない。 ハウニヴから発射された光線がスコルツェニーの真横を通り、着弾すると同時に爆発。 爆発に巻き込まれ、吹き飛ばされるスコルツェニー。 「ここまでだ、オットー・スコルツェニー」 光線の銃口が倒れ伏したスコルツェニーに向けられる。 ハウスホーファーの言葉に横向きから仰向けになったスコルツェニーはゆっくりと右腕を空に向け指を指した。 「…………サイレンが鳴るぞ、連合軍が尽く恐れた死を告げる悪魔のサイレンが」 「サイレン…? まさか、上空だ!」 スコルツェニーの口元が歪む。 それを見たハウスホーファーは上空を見た。確かにサイレンは鳴り始めていた。 ドイツ空軍の爆撃機Ju87 シュトゥーカが急降下時に聞こえる風切音を連合軍はこう呼んだ悪魔のサイレン、と。 そこにいたのはJu87G、旧式化したJu 87を30mm機関砲を2門搭載した対戦車仕様。 Ju87Gはハウニヴへ30mm機関砲を連射すると搭載した1000㎏爆弾を解き放った。 「止めろォ!」 『待たせたね!フェリ君、中佐さん!』 「……遅ぇよ」 スコルツェニーにはコックピットで笑みを浮かべるフルスタの顔が見えたような気がした。
「おのれスコルツェニー…!」 ハウスホーファーは混乱の収まらない半壊したヴリル兵器生産工場を前に歯噛みしていた。 ハウスホーファーに、世界に黄金たるアーリアの血に栄光をもたすべく作られたヴリル・パワー兵器郡の見るも無惨な残骸に煮えたぎるような怒りが溢れ出す。 この光景を作り出したのはコミュニスト達のスパイと取るに足らないと見たたった一人の男、欧州で最も危険な男。オットー・スコルツェニー。 ハウスホーファーもヴェーレンハイトも聖杯戦争の見届け役として派遣された彼を取るに足らない男だと思っていた。 どんなに工作員としても優れていても神秘に全く興味はなく命じられた役割を果たすだけと機械的に果たすだけの男。 ハウスホーファーは一時期軍に在籍し少将にまで上り詰めた経験がある。 だから、彼の事を優秀だが命令にしか従うしかない兵士だと思っていた。いや、思い込まされた。 傲慢と余裕から自分を甘く見たと感じた彼はそれを利用し完全に此方を欺いた。 傲慢と余裕につけこんで奴が工事襲撃に仕掛けた工作は至ってシンプルな物だ。 幾つかの爆発物を工場内に仕掛け、爆発させると緊急事態だと武装親衛隊と陸軍を突入させた。
そして通信を遮断すると武装親衛隊陸軍にあることを伝えた『奴等はソ連のスパイだ、全て敵だ。銃を向ければ分かる、奴等は決して投降もせず反撃してくる』と。 一方ヴリル協会とアーネンエルベ機関には別の事を言った『我々の企みが全てバレた、奴等は全て敵だ。奴等は決して投降を許さない、生き延びたければ抵抗するしかない』 見事とさえ言っても良い、恐らくは内部に内通者がいたのだろう。 ヴリル協会アーネンエルベ機関と陸軍、武装親衛隊は真正面からぶつかり合い貴重なヴリル兵器さえも使用する事になった。 その隙を突きスコルツェニーとスパイ達はヴリル兵器の製造設備を爆破、兵器郡を破壊。 正直に言おう、大ダメージだ。これを立て直すには途方もない時間が必要だろう。
だが、まだだ。まだ終わってはいない。 残存したヴリル兵器とその青写真は私の手の元にある。 この戦力では聖杯の奪取は不可能だろう、ドイツ第三帝国は滅びるだろう。 しかし、ヴリルパワーが有る限りヴリル・ヤたるゲルマン民族の世界支配は必ず成し遂げる。 おゝ、偉大なるかなヴリル・ヤ! 地下深くシャンバラに棲まうものよ、必ず再臨の時は来ませり! さぁ、来るが良い! 欧州で最も危険な男よ、コミュニストのスパイ達よ 私は逃げも隠れもしない、決着を付けよう
「ねぇねぇスコルツェ兄さん、なんで僕らに協力してくれるのさ」 「それは僕も気になったよ、是非聞かせて貰いたいね」 英霊兵製造工場襲撃に向け、工場を見下ろせる建物の一角に居座り様子を伺っていたクリスタ、基フルスタはふと疑問を口にした。 代用コーヒーを手に現れたユスポフもフルスタに同意し、妖しく微笑む。 「あ? なんでって、そりゃ……」 工場を覗いていた双眼鏡から目を離したスコルツェニーはユスポスからカップを受け取ると珍しく言いにくそうに表情を歪めた。 「僕と違って君達は国に忠誠を誓った軍人とスパイよね。 スコルツェニーは髑髏と鉤十字に、フルスタは鎌と鎚に。そんな君が何故国に敵対してまで私達に協力するわけ?」 ユスポスの眼差しは正確に的を居抜く矢のように感じられた。 フルスタも無言でスコルツェニーを見つめる。 当たり前だが、疑われている。とスコルツェニーは感じた。 「……俺はドイツの為に黒衣の軍服に袖を通した。そんな俺が今ドイツに弓を引こうとしてる。確かに矛盾だ、だが俺は総統からこの聖杯戦争を見届けろと言われた」 「それは理由にはならないんじゃない?」 ユスポフの言葉に頷くスコルツェニー。
「その通りだ。見届けるだけなら何もしないのが正解だろう。ヴェーレンハイトやハウスホーファーのお題目がそのままならドイツは救われる。それでめでたしめでたしだ」 「…………ふざけろよ。ドイツ人にもロシア人にも何万人にも血を流させて聖杯なんて訳のわからねえもんに頼って解決だ?しかも、それを主導してるのがあの胡散臭い二人と来てる。ナチスのバカ共はこの国が負けたことを受け入れるべきだ。……例えどんな悲惨な未来でも。ヘルトクリーガーも聖杯もこの国には要らねえ。だからお前さん達に協力してる。……この答えで納得したか?」 「ふーん、中佐さんも色々考えてるんだね」 「そもそも私は地位と名誉が目的だから興味ないもの」 「ああ、そうかよ」 「中佐さん、一つ確認したいけど聖杯はうちが貰っていいんだね?」 「好きにしろよ、精々アメ公達と奪い合え」 フルスタの言葉を聞き流すと乾いた唇を潤そうと冷めかけた代用コーヒーに口をつけた。 「交渉成立ね、改めて宜しく」 差し出されたユスポスの手を一瞥したスコルツェニーは鼻を鳴らした。 「誰がラスプーチンを殺した男と握手なんてするか」 ただお互いの目的を果たす為。ここに奇妙な同盟関係は正式に結ばれた。
気づかなかった…プレビュー大事だな!ありがとう!
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%C4%A5%AF%A5%E8%A5%DF%28%B0%C5%29 プロタゴニストの感想投稿したからか混ざってしまってた…はいヒューマンに到れなかった程度の存在を意識して作ったので各種ヒューマンは参考にさせていただきました…これでいけてるかな
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%B8%A5%E7%A1%BC%A5%B8%A1%A6%A5%A2%A5%C0%A5%E0%A5%B9%A5%AD%A1%BC (例の前奏) ナユタンパロ泥はいいぞ
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%B9%A5%B8%A5%E3%A1%BC%A5%BF 直飲みをしたい
リンク先の名前にプロタゴニスト混ざってますよ!
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%CB%E4%B2%D0 かわいいのじゃー >編成:わからん(わからん) ここすき
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%D7%A5%ED%A5%BF%A5%B4%A5%CB%A5%B9%A5%C8%A5%C4%A5%AF%A5%E8%A5%DF%28%B0%C5%29 自泥だし超最近投げたばっかりのツクヨミちゃんなんだけど作り終えた時の感想という名の裏話を 実は5年前くらいに別の界隈で二次創作聖杯戦争をやろうとしたことがあってそこでFateだし無限だな!無限月読!って一発ネタを思いついたのが始点でした(企画倒れしたけど)サブカルチャーに侵された存在に変化するネタは漠然とあったけど ここまでシリアスでヒューマン寄りになるとは思わなかった 何にせよ5年越しに単なるパロじゃなく形にしてあげられたのでかなり勝手に思い入れがあります このまま若気の至りとして葬り去られるはずだったので泥として練り上げられてよかった…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%E0%A5%EF%A5%BF%A5%EA 遂に来た鋼鉄王 神話色強めな主神テシュブと同化した神王の側面も見てみたい
はやぶさちゃんに続き宇宙機鯖を泥モザイク市に突っ込んでやるぜ!というやる気に満ち溢れながら作った子達です ツクシちゃんやあんちゃん卑弥呼様の露出が多いので若干影が薄いかもしれませんがこの子達も思い出深い存在です 折を見て過去ログからSS抽出してまとめておきますね…
ずっっっっっっっと前からそれこそ泥スレに来る前からぼんやりと構想してた「ヘーゲルの英雄概念ってモロに抑止力の後押し受けた存在だよなぁ?」っていうアイデアを具現化したものです 世界精神がどう見ても霊長の抑止力なのとか込み込みで哲学系ネタをドカンと盛り込んだ自信作です パロ要素があるのはご愛嬌ということで
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%BA%B4%B5%D7%B4%D6%A5%C0%A5%E0 燃え上がれ 燃え上がれ 燃え上がれ ダム
実はゴリゴリのパロ泥なのでキャラクター的な魅力は結構パロ元に依存するところもあるかもしれない…… しかしそれでもちゃんとトム・サムの人格として自然なものを目指したので褒めてくださったのはとても嬉しい 有難うございます
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%C6%A3%C2%BC%C1%E0 お気に入りのパロディ泥 なんて迷惑なんだ...
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%C5%A5%C5%B7%B2%A6%BB%FB%A4%CE%A5%CF%A1%BC%A5%D3%A5%F3%A5%B8%A5%E3%A1%BC 私はヴェガ姉妹推しです
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%22%B1%A3%A4%B5%A4%EC%A4%B7%BC%F3%CE%CE%22 デートSSは名作であった... 当職かわいいよ当職
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%F4%A5%AF%A5%D6%A1%A6%A5%AB%A5%AD%A5%B7%A5%E5 パワフルイケ魂大天使様いいよね... 神戸に危機が訪れた時に活躍する姿を見たい
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%B0%FC%C6%A2%A4%CE%A5%CF%A5%B5%A5%F3
エロくて優秀であざとい恐るべき暗殺者
宝具に製作者の拘りを感じる
エロい
大天使様共々挙げていただいててありがたい…
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更新される度に自泥のスキルが登録されているのを確認してほくそ笑む
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あの業績が多すぎてまとめることが難しいスレイマンを鯖として纏められるセンスに脱帽
スキルと宝具もシンプルに強くて素敵
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こるりん!こるりん!こるりん!こるりんんんんぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!こるりんこるりんこるりんんんぅううぁわぁああああ!!!
ううっうぅうう!!私の想いよこるりんへ届け!!難波のこるりんへ届け!
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大食いの女の子っていいですよね
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グノーシス泥はいいぞ
完徳者の鯖か鱒とか誰か練らないかな...
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>【関連キャラ】
>ヒュパティア:「あなたはよくやりましたよ」
ここすき
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『全て唯一つ』の読み方の対比が美しい
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北欧鯖を練るときにいつもお世話になっています
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クリフォトの樹がすきなのもあるし10人の女の子全員が個性的なのもいい
逆神姉妹が特に良い 殺し愛姉妹というのが特に良い
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>頬が若干赤く染まっているのが見える。どうにもこの日を心待ちにしていたというのが見て取れる。
ここすき
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んーダメか
この子です
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初出からずっと好き
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このこすき
当職を褒めてくれた「」ゲミヤ本当にありがとう……!
精一杯のkawaiiを詰め込んだから思う存分kawaiiしてくれ
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自由さと強烈なインパクトを持つ怪作
ゼノン・ヴェーレンハイトはある意味愛を手に入れながらも己の中の神を選び悪竜へと変じた。
カノン・フォルケンマイヤーやヴィルマ・フォン・シュターネンスタウヴは神に見捨てられながらも愛を手に入れた
理想と夢に踊らされ現実にがんじがらめにされた二組は片方は救済を選び片方は忍耐を選んだ。
ラインの黄金で鋳造された願望器たる聖杯は救いをもたらしただろう。
だが、それは正しい救いか?主はそれをお許しになられるのか?……結局、その答えは出なかった。
三組の生き残り、勝者達は聖杯を破壊することで安易な救いを否定し、己の足で立ち前に進む事を選んだ。
かくして歴史の狭間に存在した願望器はその存在を抹消された……それが、正しかったのか誤りだったのか未だに私は答えを得てはいない
嗚呼、だが、我らが天におられます主はきっとこう言われるだろう。汝らに祝福あれ、と。
「……っ! クソ、気を失ってたか」
仰向けに寝かされていたスコルツェニーは意識を取り戻し、身を起こすと周囲を見渡した。周囲には誰もいない、場所はどうやらヴリル兵器の工場跡のようだが。
頭に残った最後の記憶は1000トン爆弾の直撃を受けて吹き飛ぶハウニヴと物陰に隠れようとした自分。
「漸くお目覚めかい」
いつの間に戻ってきたのか麗人、ユスポフは水筒を手に傍らに立っていた。
「飲みなよ」「すまん……ふぅ、ハウスホーファーは?」
差し出された水筒に口を付けると、ユスポフに問い掛ける。
「逃がした、まぁこれ以上なにも出来ないさ」
「フリスタは?」「行ったよ、自分の任務を果たすってさ」
ユスポフの言葉に無言で頷くスコルツェニー。もう一度水筒に口を付けると中身を一気に煽った。
「あんたはどうするつもりだ?フリスタを追うのか?」
スコルツェニーは中身のなくなった水筒を手渡すと立ち上がり鋭い目付きでフリスタを見る。
「……いや、パリに帰るよ。 流石にこれ以上は老体には辛い」
スコルツェニーの鋭い視線を往なすように肩を竦めると水筒を受け取った。
確かに最初に出会ったときに比べれば疲れが隠しきれていない。
「さて、どうやってベルリンを抜け出すかな……」
ユスポフはこれ以上話はない。とでも言いたげにスコルツェニーに背を向け、何処かへと歩き出した。
「おい、ユスポフ!」
その様子を見たスコルツェニーは何かを決心したように声を上げる
「……と、なにこれ?」
ユスポフが振り向いたのを確認すると小さな何かをスコルツェニーは投げた。
ユスポフが受け取ったそれは小さな何かと何本かの鍵だった。
「使えよ、ベルリンからの地下脱出ルートが書かれたマイクロフィルムとその先の車両の鍵だ、逃走資金も置いてある」
「いいの?」
にっと口元を歪めたスコルツェニーにユスポフは首を傾げた。
「本当は別の奴用に用意してたんだがな。虚栄心とプライドばかり肥大した野郎だったが、憎む程悪い奴じゃなかった。……殺されちまったけどな」
スコルツェニーの頭に思い浮かぶ一人の男の姿。
「あんたなら上手く使ってパリまで帰れるだろう、好きに使ってくれ」
「なんの気紛れ?」
ほんの少しの猜疑心と多数の興味でユスポフは問い掛ける。
「どうせ使わずに赤軍に見つかって接収される位ならあんたが有効活用してくれた方が良い」
今度は皮肉げに笑みを見せると、ユスポフに背を見せる。
「行くの?」
「ああ、俺は聖杯戦争の見届け役だ、何しろ監督役がクソの役にも立たねぇからな。最後まで見届ける義務と権利がある」
その背と夜の闇に隠れ、スコルツェニーの表情は伺い知れなかった。
「……あの子の事よろしくね」
まるで妹の事を頼むように、子を託すような優しい口調でユスポフは言った。
「約束は出来ねぇな」
「……そう」
「ああ……」
静寂が辺りを支配する。
「じゃあな、ラスプーチンを殺した男、噂に違わぬ大した奴だったぜ」
頭だけを向けたスコルツェニーは言った。
「さようなら、ヨーロッパで最も危険な男、貴方も中々だったわ」
口元に笑みを浮かべユスポフは答えた。
ユスポフとスコルツェニー、二人は夜のベルリンで背を向け進んでいく。
二度と交わらないそれぞれの道を。
『中佐さんは目覚めないね』
『脳震盪で大分頭が揺れたようだからね、暫くは動けないさ』
『そうだね』
『行くのかい?』
『うん、それが僕の仕事だからね』
『クリスタ、一緒にパリに来ない?』
『え……?』
『貴女も分かっているでしょう? このままソ連へ帰っても決して功績が認められる訳じゃない、消されるよ』
『…………僕は。いや、君こそ来てくれない?君は優秀だ、きっと中将も気に入ってくれる』
『悪いね、僕はもう騒動に疲れた。 年寄には流石に堪える、少し休ませて貰うよ』
『─────────────』
『─────────────』
『─────────────』
『─────────────』
二人の会話はどれ程続いただろう、それは本人たちにしかわからない。
「フハハハハハ!!そんなものかね、スコルツェニー!ヨーロッパで最も危険な男と言うには名前負けしているぞ!」
スピーカーを通したハウスホーファーの勝利を確信した笑いが周囲に響く。
確かに勝利をハウスホーファーに確信させるほど未完成ながらも投入されたハウニヴの戦力は圧倒的だった。
飛行不可能であるが故にLandkreuzer P1000(陸上巡洋艦 P1000)陸上戦艦ラーテの試作車両に乗せられたハウニヴはスコルツェニーやユスポフの手持ち火器ではびくともしない。
「あんなのがあるだなんて聞いていないのだけど」
「俺もだよ、ユスポフ」
工事の廃墟に身を隠した二人は声を潜め、無限軌道の金属音を立てる移動要塞の様子を見た。
「手持ちのバズーカは勿論パンツァーシュレックもファウストも尽きた」
残ったStG44の残弾を数えながら思考する。
アレ相手には正面からでは88(88ミリ高射砲)のゼロ距離射撃でさえ厳しいだろう、砲であれば巡洋艦級の威力が必要だ。
だが、上方や下方からなら……
「良しスコルツェニー。僕は逃げるから囮になりなさい」
「ふざけんな、爺さん。ここまで来たんだ最後まで付き合えよ」
ハァー、とユスポフが溜め息をつく。
「デリカシーがない上に気が利かない。 モテないよ、君」
「うるせぇ、そりゃアンタはどっちにもモテるだろうけどな」
「分かるかい?」
満更でもねぇ顔してるんじゃねぇよ、と言う言葉を飲み込むと時計を見た。既に“予定”の時間はかなり過ぎている。
「……こりゃ冗談抜きで逃げるのも考えないとマズいか」
スコルツェニーは犬歯を舐め、喉を潤す。
「年長者として言わせて貰えば犬死に、無駄死には敵を喜ばせるだけだからね。 生きてさえいればどうとでもなるものよ」
何処か達観した様子でユスポフは言った。
「あんたが言うと説得力がすげぇな」
煙幕はある。煙幕で撒いて夜の闇に紛れればどうにか逃げられるだろう。
と、そこでスコルツェニーの耳に聞き覚えのある音が聞こえた。
「……いや、大丈夫だ。漸く来やがった」
「良いタイミングだなぁ、援護するから注意を反らしてきなさい」
ユスポフはデグチャレフPTRD1941対戦車ライフルを構え、左手で前へ出るよう指し示す。
何度か深呼吸をしたスコルツェニーは意を決したようにStG44を腰だめに飛び出した。
「ハウスホーファー!」「自棄になったか!」
対戦車ライフルの援護を受けてStG44を乱射するがハウニヴには通じない。
ハウニヴから発射された光線がスコルツェニーの真横を通り、着弾すると同時に爆発。
爆発に巻き込まれ、吹き飛ばされるスコルツェニー。
「ここまでだ、オットー・スコルツェニー」
光線の銃口が倒れ伏したスコルツェニーに向けられる。
ハウスホーファーの言葉に横向きから仰向けになったスコルツェニーはゆっくりと右腕を空に向け指を指した。
「…………サイレンが鳴るぞ、連合軍が尽く恐れた死を告げる悪魔のサイレンが」
「サイレン…? まさか、上空だ!」
スコルツェニーの口元が歪む。
それを見たハウスホーファーは上空を見た。確かにサイレンは鳴り始めていた。
ドイツ空軍の爆撃機Ju87 シュトゥーカが急降下時に聞こえる風切音を連合軍はこう呼んだ悪魔のサイレン、と。
そこにいたのはJu87G、旧式化したJu 87を30mm機関砲を2門搭載した対戦車仕様。
Ju87Gはハウニヴへ30mm機関砲を連射すると搭載した1000㎏爆弾を解き放った。
「止めろォ!」
『待たせたね!フェリ君、中佐さん!』
「……遅ぇよ」
スコルツェニーにはコックピットで笑みを浮かべるフルスタの顔が見えたような気がした。
「おのれスコルツェニー…!」
ハウスホーファーは混乱の収まらない半壊したヴリル兵器生産工場を前に歯噛みしていた。
ハウスホーファーに、世界に黄金たるアーリアの血に栄光をもたすべく作られたヴリル・パワー兵器郡の見るも無惨な残骸に煮えたぎるような怒りが溢れ出す。
この光景を作り出したのはコミュニスト達のスパイと取るに足らないと見たたった一人の男、欧州で最も危険な男。オットー・スコルツェニー。
ハウスホーファーもヴェーレンハイトも聖杯戦争の見届け役として派遣された彼を取るに足らない男だと思っていた。
どんなに工作員としても優れていても神秘に全く興味はなく命じられた役割を果たすだけと機械的に果たすだけの男。
ハウスホーファーは一時期軍に在籍し少将にまで上り詰めた経験がある。
だから、彼の事を優秀だが命令にしか従うしかない兵士だと思っていた。いや、思い込まされた。
傲慢と余裕から自分を甘く見たと感じた彼はそれを利用し完全に此方を欺いた。
傲慢と余裕につけこんで奴が工事襲撃に仕掛けた工作は至ってシンプルな物だ。
幾つかの爆発物を工場内に仕掛け、爆発させると緊急事態だと武装親衛隊と陸軍を突入させた。
そして通信を遮断すると武装親衛隊陸軍にあることを伝えた『奴等はソ連のスパイだ、全て敵だ。銃を向ければ分かる、奴等は決して投降もせず反撃してくる』と。
一方ヴリル協会とアーネンエルベ機関には別の事を言った『我々の企みが全てバレた、奴等は全て敵だ。奴等は決して投降を許さない、生き延びたければ抵抗するしかない』
見事とさえ言っても良い、恐らくは内部に内通者がいたのだろう。
ヴリル協会アーネンエルベ機関と陸軍、武装親衛隊は真正面からぶつかり合い貴重なヴリル兵器さえも使用する事になった。
その隙を突きスコルツェニーとスパイ達はヴリル兵器の製造設備を爆破、兵器郡を破壊。
正直に言おう、大ダメージだ。これを立て直すには途方もない時間が必要だろう。
だが、まだだ。まだ終わってはいない。
残存したヴリル兵器とその青写真は私の手の元にある。
この戦力では聖杯の奪取は不可能だろう、ドイツ第三帝国は滅びるだろう。
しかし、ヴリルパワーが有る限りヴリル・ヤたるゲルマン民族の世界支配は必ず成し遂げる。
おゝ、偉大なるかなヴリル・ヤ! 地下深くシャンバラに棲まうものよ、必ず再臨の時は来ませり!
さぁ、来るが良い! 欧州で最も危険な男よ、コミュニストのスパイ達よ
私は逃げも隠れもしない、決着を付けよう
「ねぇねぇスコルツェ兄さん、なんで僕らに協力してくれるのさ」
「それは僕も気になったよ、是非聞かせて貰いたいね」
英霊兵製造工場襲撃に向け、工場を見下ろせる建物の一角に居座り様子を伺っていたクリスタ、基フルスタはふと疑問を口にした。
代用コーヒーを手に現れたユスポフもフルスタに同意し、妖しく微笑む。
「あ? なんでって、そりゃ……」
工場を覗いていた双眼鏡から目を離したスコルツェニーはユスポスからカップを受け取ると珍しく言いにくそうに表情を歪めた。
「僕と違って君達は国に忠誠を誓った軍人とスパイよね。 スコルツェニーは髑髏と鉤十字に、フルスタは鎌と鎚に。そんな君が何故国に敵対してまで私達に協力するわけ?」
ユスポスの眼差しは正確に的を居抜く矢のように感じられた。
フルスタも無言でスコルツェニーを見つめる。
当たり前だが、疑われている。とスコルツェニーは感じた。
「……俺はドイツの為に黒衣の軍服に袖を通した。そんな俺が今ドイツに弓を引こうとしてる。確かに矛盾だ、だが俺は総統からこの聖杯戦争を見届けろと言われた」
「それは理由にはならないんじゃない?」
ユスポフの言葉に頷くスコルツェニー。
「その通りだ。見届けるだけなら何もしないのが正解だろう。ヴェーレンハイトやハウスホーファーのお題目がそのままならドイツは救われる。それでめでたしめでたしだ」
「…………ふざけろよ。ドイツ人にもロシア人にも何万人にも血を流させて聖杯なんて訳のわからねえもんに頼って解決だ?しかも、それを主導してるのがあの胡散臭い二人と来てる。ナチスのバカ共はこの国が負けたことを受け入れるべきだ。……例えどんな悲惨な未来でも。ヘルトクリーガーも聖杯もこの国には要らねえ。だからお前さん達に協力してる。……この答えで納得したか?」
「ふーん、中佐さんも色々考えてるんだね」
「そもそも私は地位と名誉が目的だから興味ないもの」
「ああ、そうかよ」
「中佐さん、一つ確認したいけど聖杯はうちが貰っていいんだね?」
「好きにしろよ、精々アメ公達と奪い合え」
フルスタの言葉を聞き流すと乾いた唇を潤そうと冷めかけた代用コーヒーに口をつけた。
「交渉成立ね、改めて宜しく」
差し出されたユスポスの手を一瞥したスコルツェニーは鼻を鳴らした。
「誰がラスプーチンを殺した男と握手なんてするか」
ただお互いの目的を果たす為。ここに奇妙な同盟関係は正式に結ばれた。
気づかなかった…プレビュー大事だな!ありがとう!
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%C4%A5%AF%A5%E8%A5%DF%28%B0%C5%29
プロタゴニストの感想投稿したからか混ざってしまってた…はいヒューマンに到れなかった程度の存在を意識して作ったので各種ヒューマンは参考にさせていただきました…これでいけてるかな
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%B8%A5%E7%A1%BC%A5%B8%A1%A6%A5%A2%A5%C0%A5%E0%A5%B9%A5%AD%A1%BC
(例の前奏)
ナユタンパロ泥はいいぞ
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%B9%A5%B8%A5%E3%A1%BC%A5%BF
直飲みをしたい
リンク先の名前にプロタゴニスト混ざってますよ!
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%CB%E4%B2%D0
かわいいのじゃー
>編成:わからん(わからん)
ここすき
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%D7%A5%ED%A5%BF%A5%B4%A5%CB%A5%B9%A5%C8%A5%C4%A5%AF%A5%E8%A5%DF%28%B0%C5%29
自泥だし超最近投げたばっかりのツクヨミちゃんなんだけど作り終えた時の感想という名の裏話を
実は5年前くらいに別の界隈で二次創作聖杯戦争をやろうとしたことがあってそこでFateだし無限だな!無限月読!って一発ネタを思いついたのが始点でした(企画倒れしたけど)サブカルチャーに侵された存在に変化するネタは漠然とあったけど
ここまでシリアスでヒューマン寄りになるとは思わなかった
何にせよ5年越しに単なるパロじゃなく形にしてあげられたのでかなり勝手に思い入れがあります
このまま若気の至りとして葬り去られるはずだったので泥として練り上げられてよかった…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%E0%A5%EF%A5%BF%A5%EA
遂に来た鋼鉄王
神話色強めな主神テシュブと同化した神王の側面も見てみたい
はやぶさちゃんに続き宇宙機鯖を泥モザイク市に突っ込んでやるぜ!というやる気に満ち溢れながら作った子達です
ツクシちゃんやあんちゃん卑弥呼様の露出が多いので若干影が薄いかもしれませんがこの子達も思い出深い存在です
折を見て過去ログからSS抽出してまとめておきますね…
ずっっっっっっっと前からそれこそ泥スレに来る前からぼんやりと構想してた「ヘーゲルの英雄概念ってモロに抑止力の後押し受けた存在だよなぁ?」っていうアイデアを具現化したものです
世界精神がどう見ても霊長の抑止力なのとか込み込みで哲学系ネタをドカンと盛り込んだ自信作です
パロ要素があるのはご愛嬌ということで
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%BA%B4%B5%D7%B4%D6%A5%C0%A5%E0
燃え上がれ
燃え上がれ
燃え上がれ
ダム
実はゴリゴリのパロ泥なのでキャラクター的な魅力は結構パロ元に依存するところもあるかもしれない……
しかしそれでもちゃんとトム・サムの人格として自然なものを目指したので褒めてくださったのはとても嬉しい
有難うございます
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%C6%A3%C2%BC%C1%E0
お気に入りのパロディ泥
なんて迷惑なんだ...
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%C5%A5%C5%B7%B2%A6%BB%FB%A4%CE%A5%CF%A1%BC%A5%D3%A5%F3%A5%B8%A5%E3%A1%BC
私はヴェガ姉妹推しです
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%22%B1%A3%A4%B5%A4%EC%A4%B7%BC%F3%CE%CE%22
デートSSは名作であった...
当職かわいいよ当職
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%F4%A5%AF%A5%D6%A1%A6%A5%AB%A5%AD%A5%B7%A5%E5
パワフルイケ魂大天使様いいよね...
神戸に危機が訪れた時に活躍する姿を見たい