航空機に関する質問を解決しあうスレ コメント欄 https://wikiwiki.jp/warthunder/自由掲示板/航空機に関する質問を解決しあうスレ
大戦中の爆撃機を護衛する戦闘機はどのようなフォーメーションが基本だったのでしょうか? 映画「ダンケルク」の中だとBf109がHe111の後方を飛ぶ感じで「空軍大戦略」だと爆撃機よりもかなり高い位置を飛んでいるように見えました。
どういう隊形が基本だったかは分かりませんし状況次第で変わると思いますが、一例として日本海軍だと「陸攻編隊の左右上方」「陸攻編隊の前・左上方・左・後左上方・後右上方」「陸攻編隊の後上方で高度差1000m」と言うのが戦記や手記・回想に出てきますね。
>高度差1000m 意外と高度があるのですね。ありがとうございます。
南方油田防空に就てた日陸パイロットの回想だと連合軍機は爆撃機+1000〜2000上に護衛機がついてたみたいで、米陸軍機より英海軍機の方が間隔は狭かったみたい
米英機で間隔の違いがあったのは興味深いです。ありがとうございます。
国によって違いますね。此方も爆撃機ではなく襲撃機護衛ですが一例として赤色空軍を紹介しますと、9機のIl-2が高度100~500mにて攻撃目標に向かう際にはその上空500mに8機のYakが下のIl-2と同速度で護衛に付きます、これが基本1グループの在り方で2グループが合同で飛ぶ際にはYakの更に500~1000m上空にLaやLaGGが16機飛びます、大抵8機毎の2組に分かれ円やジグザグ飛行にてグループ全体をLa達の巡航速度で行き来します。敵機来襲時にはYakは戦闘速度にまで加速して敵機にまっすぐ向かい格闘戦を仕掛けます、敵機が離れると追いはせず元位置に戻ります。Laは基本は編隊での一撃離脱にて戦い、敵機が離れる際には少し追撃をします。以上が機体数が充足している43年以降地上襲撃の移動時護衛の基本です。この他に重要目標や集中狙い、或いはIl-2編隊が新米等の場合にはPe-2(先導機)が編隊から先行し急降下ポーズや実際に爆弾を落として目標点を示したりします。目標点に付いてからは航空優勢ならIl-2が円形に編隊変更し円襲撃を行い、Yakが更に周囲を編隊変更無く円飛行にて護衛し、Laが更に周囲を編隊変更無く円飛行します。航空優勢では無い場合にはIl-2も編隊変更無く1航過、長くても2航過にて襲撃終了し全機そのままの編隊姿勢にて帰還します。
赤色空軍はグループ数により護衛機が一段から二段重ねで飛ぶのですね。赤色空軍のフォーメーションや運用の知識はほぼ皆無だったので大変勉強になりました。ありがとうございます。
戦中機で過渡期のモデルは歓迎されたり逆に歓迎されない傾向はあったのでしょうか? 例えばBf109E-1に角ばったキャノピーを用いたタイプとかBf109F-1に100馬力程劣るE-4のエンジンを間に合わせで搭載したりケースがあったようですが戦闘機として使う場合はそれほど大きな違いは無いものなのでしょうか。
大抵の機体に言えることだけど、速度の重視で運動性能は下がっていく傾向にあるからなぁ。アメリカ機とパイロットは乗り換えで運動性能の低下にかなり文句あったそうだよ。日本も後期型は運動性能下がった事が度々の不満に繋がってたし。前の機体に馴れたパイロットは運動性能重視な場合もある。エミールなんかも海峡でスピットファイアと格闘戦してたようで、もともと速度性能差はそんなにない。E型はF型より翼面荷重低い上にスラットは同様に搭載だから、単純旋回に決定的に差がある。次期開発のスピットとは速度有利も埋められてかなりやりづらくなってるから、使いどころはあったのじゃないかな。集団飛行してるのに一撃離脱のドクトリンと合わないってのはあるだろうけど。
零戦(十二試艦戦)の採用試験のときに、横空のパイロットたちから「(固定脚で低速の)九六艦戦より運動性能が低い!」で不満ぶーぶー言われてたのは有名な話。
>速度の重視で運動性能は下がっていく傾向 ありがとうございます。米軍機のパイロットでも不満があったのですね。
Bf109そのものの話からそれてしまうから求めている解答とは違うかもしれないけれど、そういった過渡期の例で個人的に興味深いのはスピットLFVシリーズかな。LFVシリーズはFw190が登場した際、まだ数の少ないMk.IXの代わりに、Mk.Vを何とかFw190に対抗させようとして生まれた機体だった。切断翼を装備していたから、横転性能でわずかに劣る程度、旋回性能でも大きく勝っているので、BoBからのパイロットとかは気に入りそうなもんだけれども、対Fw190に関しては、速度性能に差がありすぎ(30~50Km/hくらい)、できることは結局旋回に巻き込むか、上昇離脱中の敵機を狙うかしか存在しないし、前者は降下されたら追いつけないし、後者はハイリスクすぎるしで、結局有効打を与えるのは難しい。つまり、奇襲できなければ一方的に攻撃され続けることになって、旋回すれば敵機は追随できないけれど、だからといって撃墜されないわけではない。というわけで、常にスピットファイア側のパイロットは恐怖にさらされていなければならず、それがとても屈辱的で悔しかった、ということらしい。それで、結局ありがたくないあだ名までつくことになった(本wikiのMk.Vc小ネタ参照)。これが一転してシーファイアになると、艦隊航空隊は性能についてはかなり好意的にとらえられているんだけどね
>スピットLFVシリーズ ありがとうございます。スピットファイアの開発史の中でもFw190相手には苦労があったのですね。
重戦闘機に積んでる37mm機関砲とかそれ以上の口径の銃は元から銃本体に精度の数値決めてるじゃん。連射すると弾がぶれる事なんだけどさ、これって本来銃自体が精度悪くなってるの?それとも銃の反動で次弾を発射する頃には機体自体が思わぬ方向を向いてるのを加味してるの?銃身自体が同じ方向向いてるのに、出てきた弾が砲口から変な角度に向けて出てくるのはひたすら違和感あるんだよね。個人的には。ゲームの質問と現実の質問をごっちゃにして悪いけど、両方気になる。ちなみにホルテンが対地で猛威を奮って精度を悪くされたのは公式的には「全翼機の撓み」なんだっけ? 公式からのソースで聞いたことないけど。零戦の20mmは主翼桁のガンプラットホームとしての剛性不足でふにゃふにゃしてた説も、開発に携わった人からの解釈として出てるし。機体によっては主翼だけで連射時の精度は影響受けるって事なのかな。それはゲームにはないし、あるなら機体毎に設定しなくちゃいけないけど。大型機関砲もこのマウントの一時的な変形が原因なら、Ta 152Cがエンジンマウントを使っていて精度保とうとしてるのも理解できるし。けど現実の情報だとYak-9Tは2発目以降だと機体が揺れまくって全然狙いがつけられないって情報がはっきり残ってるのよね。謎。ここからはもう完全に勝手な考察なんだけど。だから、多分yak-9tは「銃自体は向いてる砲口に弾を飛ばすが、機体自体が揺れるから精度が悪い」を再現しようとして、ゲームだから機体が反動で暴れない。結果として好き放題連射できる銃になってる。申し訳程度に人工的に精度を悪くして補ってる。で他の大抵の大口径機関砲には初期値で連射時の機体のブレと、マウントの一時的変形を前提に組み込んでる。 じゃないと精度が悪すぎる。Ho-204とか明後日の方向飛んでるし。
後半部分はともかく前半5行に関しては次弾以降は初段の反動をうけてズレるし、銃身が加熱すると若干膨張し、それで回転力も弱まるので精度が落ちると考えてくれたらいい、弾種によっても変わるとかあるけど。ゲーム上の演出でそれを再現するのはある程度ランダムに初心者が撃ち勝てる要素を与えたかったり、LMGが「弾の多いAR」となることを防ぐため予め精度悪化という点で差別化を図ったり…かな。
戦時中の機銃や機関砲の収束距離は自分で好きな距離を調整出来たのでしょうか? 100mや200mのような切りのいい分かりやすい距離ではなく120mや180mといった中途半端な距離でも収束することはできたのでしょうか。
機関砲の収束は地上で機体を固定しボアサイトと呼ばれる照準器を銃に取り付けて的と合わすか、実際に的に射撃して取付角度の調整をしていたので、調整可能な距離の範囲内であれば理屈上は自由に設定可能のはず。ただし、パイロットの裁量で設定できたかといえば、軍の方針、マニュアルがあるし、再調整に手間がかかるのでどうなんでしょうね? Gun harmonisation wiki が分かりやすく説明している。米軍のマニュアルもあった。(誰か翻訳して)
抄訳だけど、おおざっぱに述べると「一口に収束距離調整といっても、機銃または機関砲の搭載数、発射速度、距離による弾道落差、それに搭載部分(翼なら荷重ねじれによる発砲ブレ勘案)などを考慮して最適な弾幕を得ることが撃墜への早道なので、ごく単純に収束距離だけ調整すればそれで万事おkとはいかない」的な話を数学とか交えて言ってるみたい。米軍のマニュアルはまさにその話で、弾丸の弾頭重量と発射速度と取り付け角度、試験射撃での落下距離、比較弾道なんかの表がたくさん記載されてる
追記、日本陸軍の場合だと、 松本良男「秘めたる空戦」(独立飛行第103中隊、飛燕部隊) での描写では地上で機付長とパイロットが相談しながら上司の許可取って自分の得意距離に角度調整してた様子なので、逆に何メートル固定でこれで射たなければ懲罰、軍法会議的な(誰の得にもならない非合理的な)罰則はなかったんじゃないかと思う
米軍のエースには収束300m、曳光弾なしって個人調整のがいたらしい。バーリングだったかな?
ありがとうございます。ここまで詳細な資料や内容は初めて見ました。
射撃距離を語る人はいても照準距離について語る人はあまりいないんですが、日本陸軍だと200m一点照準が規定の様ですが飛行70戦隊の様に部隊内で変更したり、個人で変更したりしたと言う話はあるので、ある程度は個人の裁量で出来たと思います。ただ、基本的に共有機材なので規定通りと言う方が多かったとは思います。
自機の慣性って機銃の弾とかにも反映される?
されるよ。わかりやすいのは爆撃機の銃座を真横に向けて撃ったとき。戦闘機の対地機銃掃射でも横滑りしてるときに撃つと若干見える。どちらも機体の進行方向に弾が偏向して飛んでくように見える。
なるほど。だから旋回戦のときは偏差多めにとる必要があるのか
大戦中の戦闘時に撃墜されて着水したりベイルアウトしたパイロットを救助するために自国軍の救助部隊が待機していたり海上で捜索活動などはしていたのでしょうか?
はい。たとえば、ドーバー海峡の英空軍には、救助・捜索のためのウォルラス部隊が存在していました。もちろん、船舶による救出例も多々あったようです。1943年からは、目印用のスモーク、救助用のボートやフレアなどを備えたスピットファイアMk.IIASCが存在しています。実戦部隊の方も、ウォルラスが到着するまで周辺を警戒していたり、もしくは要救助者をすぐに発見できるように、その周囲を燃料ギリギリまで旋回して待つ、なんてこともしていたようです
ありがとうございます。海での救助というと船舶だけのイメージがあったのですが空軍にもあったのですね。
大日本帝国海軍では「トンボ釣り」という俗称があって、空母随伴艦のうち旧式駆逐艦が専任で捜索救助任務にあたってた。WW1頃の最初期は機体も回収してたけど、WW2くらいになると機体が高速化して着水すると機体修理不能になるため、パイロットのみを救出するようになった。駆逐艦だけでなく大型水上飛行艇も捜索、救出活動に携わっていた。
ありがとうございます。旧式駆逐艦や水上飛行艇を使うのはとても合理的だと感じました。
大戦末期に本土爆撃で損傷したB-29を海上に不時着させて搭乗員を潜水艦で救助してた例もあるね
ありがとうございます。潜水艦でも救助活動が出来るのは意外でした。
第二次世界大戦中のソ連軍のパイロットの空戦記ってありますかる
和訳されてるのが意外と少ないんですよね、そしてパイロットオンリー本はなかなか……それでも言うなら、ノモンハン空戦記-ソ連空将や出撃-魔女飛行隊などでしょうか、1エリアの空戦話ならクルスク航空戦上~下、モスクワ上空の戦い防衛編をオススメしますね。そして本ではありませんがソ連パイロットや兵士の和訳インタビューを纏めたサイトがあるので紹介しておきますリンク
ありがとうございます。とても興味深いサイトでした。書籍もチェックさせて頂きました。
ソ連エースパイロットのインタビュー記事を見つけた ので貼っておく。原典がロシア空軍公式サイトからの日本語訳。
夜間戦闘機のパイロットはどのような選抜基準だったのでしょうか? 視力が良かったり日中の対爆撃機任務の戦果が高いパイロットから選抜されていたのでしょうか。
人参が好きな人とか?w(違
米軍の夜間爆撃機の搭乗員はブルーベリーのサプリメントを食べるようにしていたようです。
ブルーベリーも人参も効果ないけどね。ビタミンAもアントシアニンも過剰摂取しても目が良くなる訳じゃ無い。人参はレーダーの性能が上がったのを悟られない為に英国が流した嘘情報で戦後に何故かブルーベリーに転生して生き残ってるだけ。医学的根拠は無いのでブルーベリーのサプリを飲んでも全くの無意味。一方でドイツはマリーゴールドから本当に目に効く薬を作って、そっちは今でも使われてます
日本陸海軍は何か基準があって選抜されるわけではなく、普通に配属されていますね。
ありがとうございます。普通に配属されていたのですね。
戦闘機に付いている”編隊灯”ってどんな時に光って、どのような用途があるのでしょうか?
夜間や雲中など目視で見えづらい状況で編隊を維持する用途。東西関係なく世界共通で左側が赤で右側が緑(機体によっては尾翼が白)なのは船舶の衝突防止灯火由来の航空ルールで、平時では戦闘機も民間機と同様に航空灯を光らせて飛んでいる。 / 最新鋭ジェット戦闘機くらいになると灯火が超高輝度LEDに変わって、機内操作で輝度を変化させられるほか、設置場所も翼端だけでなく垂直尾翼や機首側面、翼の上下面などで光って機体のおおまかな形がわかるようになっている。
編隊灯と航法灯の説明がごっちゃになってないか?編隊灯は淡い緑色の単色発光のはずだけど
大戦機だと「淡い緑色の単色発光」を作るためには白熱電球に耐熱透過塗料で着色しなきゃいけないので、灯火や無線なんかの電線を使用する技術が最後まで未熟だった(エナメル線を最後まで作れなかった)日本機なんかだと大戦後半はただの白光になってるよ
航空機の風防の枠の数、幅はやはりガラスの強度で決まるのでしょうか?特に零戦などは何故枠が多いのでしょうか?
そのへんは曲面ガラスを作るのが難しかったと聞く。変に作ると歪んで見えるからね。米機のバブルキャノピーはアクリルだったかな。
零戦も前面以外は全てアクリルなんだけど、均一な厚みの曲面に成形できなかったみたい(日本国内でのアクリル樹脂の製造開始は1938年)。 / 布でこすると(内容不純物のせいで)みかんのような匂いがしたそうで、飛行場の近くで拾った匂いガラスは男の子の宝物扱いだったそうな。
曲面にする以上精巧に造っても視界が歪むのは仕方ないので。現代でもF1(車)でキャノピーを試作した際に曲面故の視界の歪みで却下になっていたりする。現代戦闘機でも戦闘機の操縦席からの映像で歪みを見ることができる。できるだけ平面でかなり大きめである零のキャノピーを構成するためにかなり枠が増えていたはず。
枠を増やした系の機体で言えば、F-84はB型でキャノピー吹っ飛んだかなんかの強度不足の事故でG型では枠多いものになってる。バードストライク対策でF-2はF-16から枠1つ増えて3分割。
概ね視界と強度確保との戦いだね。零戦は歪みを嫌った部分があったのは確か。隼のパイロットなんかも同じ理由で風防を開けて索敵していた人もいたからね。英米でそういう話を聞かないのは、ファストバック式でも視界を確保できて、死角が少なくなる上、単純に歪みに慣れてしまうかららしい
初歩的な質問になるのですが何故翼が長い方が旋回性が高いんですか?
細長い方が、揚力を発生させるときに受ける抵抗が少ないため、急旋回時のエネルギー損失、いわゆるエネ保持が少なくなります
旋回半径が小さくはなりませんが、一般的に翼が細長いと同じ翼面積ならば誘導抵抗という空気抵抗の一部分が減るためエネルギー保持力が高くなります。ちなみに音速を超えると空気抵抗に占める誘導抵抗成分が減るため超音速機の翼は短くなる傾向にあります
ありがとうございました。
パイロンに装備する兵装は誰が決めているの?個人で決めれたりとかはできたのでしょうか?
航空機からの支援物資の投下って急降下爆撃の要領で地面に落とせば正確な投下位置で落とせたりしないんですか?
戦闘機みたくパイロンに吊り下げるのならそのやり方出来ると思うけど、輸送機で後ろからパラシュート付きの箱投下するやり方だと難しいんじゃないかな パイロンだとサイズと形状に結構制約受けそうだし
投下する物資とか,投下する機体が耐えられるのかが問題では?
物資自体が落下の衝撃に耐えられるかも問題だろうし、それ用の箱とか作るのも面倒だと思う。仮にうまくそれで投下出来ても地面に突き刺さった物資をどう掘り出すかも考える必要あるだろうしあまり現実的ではなさそう
既にいくつか話が出ているので付け加える形になりますが、仮に急降下でそのまま投下しても地面に突き刺さるか物資をぶちまけるかのどちらかですし、パラシュートで減速させるにも投下高度が高ければ風で流れますし、低ければ減速しきれずに突き刺さるか物資をぶちまけると言う事に変わりないので現実的かと言うと…(現実的にできるなら既に軍隊の偉い人達が採用しているはずなので、採用していないと言う事はそういう事かと)
セスナ機みたいな低速機から1.5リットルのペットボトルをばらまくと仮定して、急降下の際に自機の最終投下速度が時速250キロだった場合、空気抵抗を考えなかったら地面に落ちたときの衝撃加速度は1本あたり1.5kgかける250=375kgだからクラスター爆弾ばらまいてるのと同じ状況になるよね。ペットボトルが着弾衝撃に耐える金属製だと、受け取る人が下にいたらそれはもう伝説になりそう。
戦前から大戦中にかけての航空機設計者はパイロットの資格を持っていたのでしょうか?設計者がパイロット達からフィードバックを受ける話は書籍にもよく出てくるのですが設計者自身がテストフライトをしたという話はあまり出てきません。やはり設計者は設計が専門なのでしょか。
Fw190の設計者のクルト・タンク博士とかが自分でテスト 飛行やる設計者で有名かな。あと戦前に創業の航空機メーカーは創業者が設計者兼テストパイロットのパターンが多い。スーパーマリンとかセバスキーとかグラマンとか。むろん試作機もろともテストパイロット兼主任設計者兼社長がお亡くなりになって無名のまま消えてった会社もある。
震電設計者の鶴野少佐も有名。
フォッケウルフ社の共同創始者の片方なハインリヒ・フォッケは第一次世界大戦で陸軍航空隊のパイロット。あと、珍飛行機で有名なブローム・ウント・フォスBV141を設計したリヒャルト・フォークトも第一次世界大戦中に操縦訓練を受けている。変わったところだと、代々木公園や所沢航空公園や航空発祥記念館で顕彰されている日本に航空技術を伝えたフランスの設計者アンリ・ファルマンもパイロット出身。
ありがとうございます。想像以上に設計者とパイロットを兼ねているケースが多く驚きました。
無印R-27って現実でも本当にあんな感じの性能なんですか?基本的にこのゲームは資料からデータを取る方式を採用してる以上、飛行性能なんかは現実とも相関関係になるはずですよね。なら本当に一世代前のR-24系より短射程の中距離ミサイルを新型機に合わせてわざわざ作ったってことになりますがいくらなんでもソ連の技術者もそんなこと分かってるだろうし詳しい人に経緯を教えて欲しい…
詳しいことは俺も解らんけど、Gaijinもなんで27の性能が24より低いのか、その理由を示す資料は見つけられなかったって言ってるね。参照した資料が間違ってるっていう可能性もワンチャンあるかも?
それかシーカーの性能とか信頼性みたいな飛行性能とは別の性能はR-27でも向上したみたいなのでその面を重視して採用したとか…?でも改めて見るとR-27の採用からたった3年でR-27Eが採用されたところを見るとやっぱり射程はキツイものがあったんですかねぇ最初からR-27E作れたのでは
F-14BのBOLチャフ/フレアポッド、搭載量がものすごく結構多いけど数が多いのは搭載場所工夫してるのか、それともばら撒いてるモノ自体が小さいのでしょうか?
海外ソースだと「ランチャー(LAU-138 rail)1つあたりチャフ160個搭載」とある から、ご指摘のブツの小ささと同時に搭載場所が機内搭載時より増加した恩恵じゃないだろうか。
あれ、もしかして本来はチャフ専用なのかこれ 惑星だとフレアも積めちゃってる気がするけど
BOLっていうユニット自体はチャフ・フレア双方に対応してて、レールランチャーの後ろに突っ込んだりパイロン側面に貼り付けたりして色んな機種で使える。F-14の場合はグローブパイロンの後方にデカい水平尾翼があって、高熱のフレアだと危ないからBOLはチャフ用、胴体尾部の既存ディスペンサーをフレアって風に使い分けてたらしい。BOL countermeasure dispenserでググると開発元のSaab公式ページとか装備写真とか色々出てくるから見るといいよ。
F-16とかF-86とかF-8みたいなガマ口をガバッと開けた様なインテークの機体ってなんであんな可愛いんですかね…もちもちしてそうで可愛い
生きもの感強いよな。P-40なんかもシャークマウス塗装を抜きで見ると、ごぼーん・・・って感じでユーモラス。
ドイツが旧式化したJu87の代わりにFw190を地上攻撃に転用したように日本でも九九式双発軽爆撃機や九九式襲撃機の代わりに戦闘機を使うとはならなかったのでしょうか?爆装量だけなら上回っているようですが。
すいません。wiki見たら九九式双軽の方が爆装量上でした…爆装量云々は無視してください
キ43、キ45、キ84などが通常爆弾の他、タ弾を用いて活躍しています。海軍では艦載機としての爆戦の例もあります。
実際に、木主が考えたように隼や零戦が普通に対地・対水上攻撃にも出撃してるぞ。旧式の爆撃・攻撃機よりは確かに戦闘機は俊敏だし、空戦で自衛力がある戦闘機に対して攻撃機は任務の性格上損耗が激しくて、戦闘機の方が残存機体に余裕があったんじゃないかとも思う。単座機だから乗員は一人でいいのも逼迫した戦況にマッチする部分があったのか?なんて想像したりもするが。だから、大量の量産実績があってたくさん用意でき、かつ爆装量も航続力も一定以上ある運用しやすい機体として、零戦や疾風や隼が日本の戦闘爆撃機の例としてよく挙げられる。
実際隼だと地上から30m(曖昧)位までしか飛べなかったが九九襲だと10m位の低空飛行が出来たって現場の証言もあるし戦闘機の流用では補いきれなかった面も結構あったのではないだろうか
ソースは?? なんで鈍重な襲撃機が軽快な戦闘機よりも超低空飛行が得意なんだ? 機体性能や機体特性じゃなくてパイロットの練度だろそれ。隼が低空飛行苦手なら、Bf109や鍾馗並みに着陸事故起こしてないと整合性がないじゃん
疑う訳でなく上のソースは気になるが、装甲や頑丈で信頼性が高い襲撃機というイメージとは裏腹に、九九式襲撃機の翼面荷重は一式戦の二型よりも同等か低く機動力は高い。最初から爆装状態で戦闘の一局面でなく低高度を維持したまま飛行することを考慮しているので爆装状態での安定性も高いのでおかしくはない。一式戦の安定性が低いのではなく、九九式襲撃機の低空飛行能力が図抜けていると考える方が自然。
皆様↑↓回答ありがとうございます。質問について海軍が艦爆搭載員を爆戦に乗せたように軽爆撃機運用部隊に戦闘機を配備するわけにはいかなかったのかという事が聞きたかったのですがやはり単純に戦闘機を使えばいいというわけではないのですね。
飛行分科が軽爆襲撃の65戦隊では一式と二式複戦を襲撃機として運用していますね。今見たら九九式襲撃機で川の上を堤防と同じくらいの高さで飛行する訓練とか出てきてすごい。
史実だと爆撃照準器の有無でも相当使い勝手変わりそう
丸メカに載ってたと思い込んでたが今読み返すと書いてなかった。ネットで見かけた伝説が混ざったみたい。適当言ってごめん
度を超えた遅さだと多少ふらついても立て直しやすいというのはあって、英のソードフィッシュは操縦士の書いた戦記読んてると波頭に車輪ぶつけて帰ってきた話とか乗ってるね。まあ主翼の翼幅と同じ旋回半径で回れる機体の話だから、99式襲撃機がどの程度かは知らんけど。
↑3 一式戦で対地支援を行った64戦隊の話だと一式戦でも可能な急降下爆撃の実施要領を作成してそれに沿った訓練を行ったという話がありますね。
Fw190と比較した場合はまた日本とは事情が違ってくるかもしれん。対地攻撃隊のSGやSKGに配置された攻撃機仕様のFw190-F/Gは99襲みたいに対地想定の下面装甲とかも追加されてたりして、日本で一式戦や零戦をそのまま爆撃任務に充てたのとはまた違うように思える。62/63爆戦でも装甲の追加とかはしてないはずだし。SG配置のFw190は戦闘機の転用というより、機体も運用もかなり襲撃機そのものになってる気がする
戦争が後半になると戦闘機隊も地上支援を行う部隊が出てきたり、九九襲撃を二式複戦へ機種変した襲撃機部隊が出てきたりしていますね。
日本軍(恐らく日本陸軍)パイロットの体験談で撃墜され脱出した際にイギリス軍のパイロットから敬礼されたみたいな話をネットで見たのですが誰の戦記か分かる方はいますか?
イギリス軍ではないけど、これかな
求めた物とは違いますが興味深い話でした。ありがとうございます。
第二次大戦中のパイロットの制服についてですがウールの制服にネクタイ姿で搭乗している英軍パイロットのシーンがあり緊急時に動きづらいのではないかと思いましたが開戦初期頃はこのようなスタイルが多かったのでしょか?爆撃機の搭乗員や第一次世界大戦のパイロット達は皮革製のジャケットが多かったと思いますがパイロット個人の好みで選べたのでしょうか。
映画は知らないが実際に着用された各国飛行服については ここに詳しい から、そちらを読んだ方が早い。 / 実は21世紀現在用いられている各国の軍人用制服はほとんどがイギリス軍が元祖で、ブレザーにネクタイという各国現代軍人の正装も19世紀イギリス陸軍のネクタイ姿を継承してて当然イギリス空軍士官も礼装がそれだったから、任務によっては飛行服ではなく礼装姿で飛行することも有り得たかもしれない。 / WW1の頃は好み云々よりも「操縦席が風防なしの剥き出しで、時速300キロ(風速83メートル)の暴風を受け続ける」という関係で、個人で真夏でも防寒用途で飛行服の下にセーター着たりマフラー巻いたりしていた。
ありがとうございます。リンク先を拝見したのですが各国とも意外と似たようなデザインに感じました。
アメリカの殆どのジェット戦闘機は核爆弾が運用可能ですがソ連の機体はそうではありません。これはどのような運用思想の違いからでしょうか?単純にソ連に核を小型化できなかったからでしょうか?
ソビエト連邦の最初の核実験の成功が1949年なんだけど、その核実験で使用された核弾頭は最初から航空機ではなくミサイルでアメリカ本土に打ち込む前提で実験されていて、1957年に完成したのがR-7、世界初の大陸間弾道ミサイル。だから小型化できなかったのではなく、撃ち落とされる可能性がある航空機で目標の上空に到達、投下する計画が最初からなかっただけ。 / なお、当時の技術で撃墜がほぼ不可能な弾道ミサイルで敵国に直接核弾頭をお届けする発想がなかったアメリカやイギリスは大パニックになったそうな。
いや、そもそもソ連の戦闘機が核積めないというのが誤りでは?前線戦闘機は大体積めると思うんだけど
ベトナムの頃までのアメリカは「爆撃機が全てを決める」と言う思想で動いてるから純粋な制空戦闘機を持ってない。全ての戦闘機には爆撃能力が必須で核も持てて当たり前。一方でソ連の戦闘機は対航空機用の攻撃機と言う様なもので、地上空中を問わず敵航空機を破壊するのが主な目的。複葉機の頃から地上の航空機を攻撃する為のロケットは使っても、地上爆撃は爆撃機や攻撃機のお仕事。その差じゃね?ソ連の戦闘機に核を運用する能力があったかは知らん。間違ってたらゴメンね
ソ連は現場に判断権の多くを下ろしていないかったので戦術核をポンポン打ち合うような事態を想定していなかった。基本、核兵器は報復措置として集中運用する体制だったので(フルシチョフの軍事革命について参照のこと)核兵器の開発が弾道弾中心に進んだ。その後トハチエフスキー機動戦理論に再度日が当たり、NATOの防衛陣の突破に核を使う戦略が編み出されたが、信用できない空軍ではなく、師団レベルに配備された短距離弾道弾を中核に戦略が練られた。海軍では米機動艦隊に対する基本戦略として核弾頭を持つミサイルの飽和攻撃ドクトリンが編み出されたが飽和攻撃はタイミングを合わせる必要がることから大型機からの多数同時発射が基本戦略とされ、これらのドクトリンに合わせて機器が開発されてた。後年、ソ連が崩壊し、大型機の集中運用が困難になったため、比較的搭載力のある機体で代用するようになったがあくまで代用。また、一部の戦術機も米国の柔軟戦略に対応するため、一定程度の対応力は持つように開発はされていたがあんまり本気ではなかった。そんなわけで米側に比べて航空搭載の核兵器は手薄。まあ、これらは当時通常兵力では東側が優勢という状況を踏まえてのものなので今後は分からんけどね。
MiG-23はM型から翼下に2発の小型核弾頭積めるぞ。MiG-21以前の機体は小型軽量過ぎて、そもそも核は愚か大型の通常爆弾すら搭載不可だったからな。
海上自衛隊のいずも型に搭載されてるF-35Bってどうして航空自衛隊所属なんですか?明らかに運用上揉めそうだと思うんですけど何か理由とかあったりするんですか?
いずも型が固定翼機専門の母艦ではないためと、海自にはまだ運用能力が整備されていないという見方がある。また、他国でも同様に艦載機が空軍管轄の例もあり、海軍航空隊を有する米軍でも空母艦長は航空畑出身。これは航空機運用に対する理解が必要なことと、航空隊が艦隊に気軽に使い潰されるのを防ぐ運用上の意図があるらしい。
揉めるかどうかはわからんよ。航空隊関連の人員予算、運用の手間その他あれこれを海自が負担できるか?と考えると必ずしも欲しがっているかはわからない。むしろ航空専門の空自で負担してもらって海自は艦隊作戦に注力したい、必要な時は共同作戦になるくらいで合意してるんじゃなかろうか。輸送や上陸戦の為に陸自機と作戦することもあるだろうし、枠を超えて共同する能力は既にある。海自としては哨戒や洋上監視のような任務の為に今のスタイルの航空隊で満足してて、戦闘攻撃機隊は欲しがってないんじゃないかなーと
Q.なんで日本機って修理高いのですか?
ここの話題ではない
さらに付け加えると別に修理費高くないという
上とちょっと被るんだけど空母艦載機の所属や指揮系統ってどうなってるの?代表的な軍で教えてほしい
丸や世界の艦船や世界の傑作機みたいな雑誌って真面目に信じて良いんですか?wikiとかで専門雑誌を参考文献として書かれてたりするを見るとこれでいいの?って思ってしまいます
まぁ基本は取材前提というかそれ以上のことは書かないから「○年後の自衛隊はコレだ!」みたいなのじゃなければまぁ信用に値するんじゃない?ただ特集の後に「〜の予定だ」とか「〜が予想される」に関しては8割型デスクだと思うけど、それがわかる分だけ親切やね。
スペックとかの話なら本物の数値は現役の軍人にも公開されないレベルの機密で、一般人が知る事は絶対に無いのからどの資料見ても大差ないよ
古い機体の話なら大枠は信用してもいいと思う。可能なら他の本や公文書をあたって裏取りした方がいいけど。後はライターの評判を調べておくとか、出版時期が古い奴は情報も古いから新しめの奴と比較するとかで精度は上げられるはず
公文書や搭乗員の回想みたいな一次資料が勘違いとか誤記とかその軍独自の計測法だったりするので、雑誌含めた二次資料はそういうのを複数見比べて確度を高めてくれてるポジションなんだよね。だから一次資料の出典を複数書いてくれてる二次資料が一番信用できる。丸は読んでないけど世界の傑作機はだいたい及第点てはないかなぁ。
西洋だと聖書みたいに扱われてる ジェーン海軍年鑑 は実は日本含め欧州外の艦船になると急に信頼性が落ちる、とかそういう情報を念頭に置いて自分で「複数のソース」を組み合わせて考えるといいよ。丸にしか載ってない情報があったら、それはだいたいにおいて間違ってるかまだ裏取りが済んでない(信頼性が確立していない)あやふやな情報ということになる。
最近の書籍だと、誰とは言わんがまたお前かってくらい過剰に同じ名前ばかりがあちこちで文章書いてたりすることがあって、しかも嫌な書き方するから個人的に敬遠してる著者だったりして読むとこねえよ!って困ることがあったりもするな…同じ雑誌や題材で、大昔の版の方が色んな著者が出てきて内容も違ったりする。まあ基本的には新しい版の方が正確ってのは異存ないんだが、どこの誌でもおなじみ権威の俺様登場でwikipediaみたいなこと聞かされるより、自分で考える材料としては色んな著者の意見が読みたいと思ってしまったりもするんだが…。あと、誤りや違いが判明した例ってのも、その理由や経緯の考察も含めてそれ自体も情報だと言って良いと思うので、単純に間違ってたからバツ、ではない意義を感じる。興味があるなら、通説で誤りとされてるからと敬遠せずに、寧ろ古い資料も読んで見て欲しい。
こういうとこで書くときの参照元はどうしても限られてくるから仕方ない。個人や小団体で本職の人に詳しいこと聞かせてもらえて公表もできるなんてまずないし、そもそもどこ行っても世傑や丸が参照元として出てくるのはそれだけ色々な意味での信頼があるという事でもある。その一方で人口に膾炙した有名説の誤りが発覚することもあるし、大手紙ゆえに著者側で権威ぶって自説を混ぜ込んでたりする事もあり、逆に自分の頭で考えるにあたって界隈ではほとんど重要視されてないものを読んで自己判断で独自考察する必要が出てくる時もある。資料の信用性というのは多かれ少なかれ目安程度であって、最終的には自分で判断したうえで自分の意見としてしっかり持つしかない。
WW2しか知らないけど、世傑はだいたい8割くらい正しいって認識。だけど、入門としてあそこまで小気味よく纏まってる本もないからあれが一番いいって感じ。間違ってるのも、例えば公式の性能表を転写してるのに重量だけ違うとか、そういう深掘りしてたらちげーな…ってなる程度。戦果とか活躍の話は結構テキトーだったりするけれど、これは日本で戦果対照やってる梅本さんでも日本側の肩持ちすぎなので自分で洋書と一次資料と照らし合わせてやるしかないので、どうしようもない
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大戦中の爆撃機を護衛する戦闘機はどのようなフォーメーションが基本だったのでしょうか? 映画「ダンケルク」の中だとBf109がHe111の後方を飛ぶ感じで「空軍大戦略」だと爆撃機よりもかなり高い位置を飛んでいるように見えました。
どういう隊形が基本だったかは分かりませんし状況次第で変わると思いますが、一例として日本海軍だと「陸攻編隊の左右上方」「陸攻編隊の前・左上方・左・後左上方・後右上方」「陸攻編隊の後上方で高度差1000m」と言うのが戦記や手記・回想に出てきますね。
>高度差1000m 意外と高度があるのですね。ありがとうございます。
南方油田防空に就てた日陸パイロットの回想だと連合軍機は爆撃機+1000〜2000上に護衛機がついてたみたいで、米陸軍機より英海軍機の方が間隔は狭かったみたい
米英機で間隔の違いがあったのは興味深いです。ありがとうございます。
国によって違いますね。此方も爆撃機ではなく襲撃機護衛ですが一例として赤色空軍を紹介しますと、9機のIl-2が高度100~500mにて攻撃目標に向かう際にはその上空500mに8機のYakが下のIl-2と同速度で護衛に付きます、これが基本1グループの在り方で2グループが合同で飛ぶ際にはYakの更に500~1000m上空にLaやLaGGが16機飛びます、大抵8機毎の2組に分かれ円やジグザグ飛行にてグループ全体をLa達の巡航速度で行き来します。敵機来襲時にはYakは戦闘速度にまで加速して敵機にまっすぐ向かい格闘戦を仕掛けます、敵機が離れると追いはせず元位置に戻ります。Laは基本は編隊での一撃離脱にて戦い、敵機が離れる際には少し追撃をします。以上が機体数が充足している43年以降地上襲撃の移動時護衛の基本です。この他に重要目標や集中狙い、或いはIl-2編隊が新米等の場合にはPe-2(先導機)が編隊から先行し急降下ポーズや実際に爆弾を落として目標点を示したりします。目標点に付いてからは航空優勢ならIl-2が円形に編隊変更し円襲撃を行い、Yakが更に周囲を編隊変更無く円飛行にて護衛し、Laが更に周囲を編隊変更無く円飛行します。航空優勢では無い場合にはIl-2も編隊変更無く1航過、長くても2航過にて襲撃終了し全機そのままの編隊姿勢にて帰還します。
赤色空軍はグループ数により護衛機が一段から二段重ねで飛ぶのですね。赤色空軍のフォーメーションや運用の知識はほぼ皆無だったので大変勉強になりました。ありがとうございます。
戦中機で過渡期のモデルは歓迎されたり逆に歓迎されない傾向はあったのでしょうか? 例えばBf109E-1に角ばったキャノピーを用いたタイプとかBf109F-1に100馬力程劣るE-4のエンジンを間に合わせで搭載したりケースがあったようですが戦闘機として使う場合はそれほど大きな違いは無いものなのでしょうか。
大抵の機体に言えることだけど、速度の重視で運動性能は下がっていく傾向にあるからなぁ。アメリカ機とパイロットは乗り換えで運動性能の低下にかなり文句あったそうだよ。日本も後期型は運動性能下がった事が度々の不満に繋がってたし。前の機体に馴れたパイロットは運動性能重視な場合もある。エミールなんかも海峡でスピットファイアと格闘戦してたようで、もともと速度性能差はそんなにない。E型はF型より翼面荷重低い上にスラットは同様に搭載だから、単純旋回に決定的に差がある。次期開発のスピットとは速度有利も埋められてかなりやりづらくなってるから、使いどころはあったのじゃないかな。集団飛行してるのに一撃離脱のドクトリンと合わないってのはあるだろうけど。
零戦(十二試艦戦)の採用試験のときに、横空のパイロットたちから「(固定脚で低速の)九六艦戦より運動性能が低い!」で不満ぶーぶー言われてたのは有名な話。
>速度の重視で運動性能は下がっていく傾向 ありがとうございます。米軍機のパイロットでも不満があったのですね。
Bf109そのものの話からそれてしまうから求めている解答とは違うかもしれないけれど、そういった過渡期の例で個人的に興味深いのはスピットLFVシリーズかな。LFVシリーズはFw190が登場した際、まだ数の少ないMk.IXの代わりに、Mk.Vを何とかFw190に対抗させようとして生まれた機体だった。切断翼を装備していたから、横転性能でわずかに劣る程度、旋回性能でも大きく勝っているので、BoBからのパイロットとかは気に入りそうなもんだけれども、対Fw190に関しては、速度性能に差がありすぎ(30~50Km/hくらい)、できることは結局旋回に巻き込むか、上昇離脱中の敵機を狙うかしか存在しないし、前者は降下されたら追いつけないし、後者はハイリスクすぎるしで、結局有効打を与えるのは難しい。つまり、奇襲できなければ一方的に攻撃され続けることになって、旋回すれば敵機は追随できないけれど、だからといって撃墜されないわけではない。というわけで、常にスピットファイア側のパイロットは恐怖にさらされていなければならず、それがとても屈辱的で悔しかった、ということらしい。それで、結局ありがたくないあだ名までつくことになった(本wikiのMk.Vc小ネタ参照)。これが一転してシーファイアになると、艦隊航空隊は性能についてはかなり好意的にとらえられているんだけどね
>スピットLFVシリーズ ありがとうございます。スピットファイアの開発史の中でもFw190相手には苦労があったのですね。
重戦闘機に積んでる37mm機関砲とかそれ以上の口径の銃は元から銃本体に精度の数値決めてるじゃん。連射すると弾がぶれる事なんだけどさ、これって本来銃自体が精度悪くなってるの?それとも銃の反動で次弾を発射する頃には機体自体が思わぬ方向を向いてるのを加味してるの?銃身自体が同じ方向向いてるのに、出てきた弾が砲口から変な角度に向けて出てくるのはひたすら違和感あるんだよね。個人的には。ゲームの質問と現実の質問をごっちゃにして悪いけど、両方気になる。ちなみにホルテンが対地で猛威を奮って精度を悪くされたのは公式的には「全翼機の撓み」なんだっけ? 公式からのソースで聞いたことないけど。零戦の20mmは主翼桁のガンプラットホームとしての剛性不足でふにゃふにゃしてた説も、開発に携わった人からの解釈として出てるし。機体によっては主翼だけで連射時の精度は影響受けるって事なのかな。それはゲームにはないし、あるなら機体毎に設定しなくちゃいけないけど。大型機関砲もこのマウントの一時的な変形が原因なら、Ta 152Cがエンジンマウントを使っていて精度保とうとしてるのも理解できるし。けど現実の情報だとYak-9Tは2発目以降だと機体が揺れまくって全然狙いがつけられないって情報がはっきり残ってるのよね。謎。ここからはもう完全に勝手な考察なんだけど。だから、多分yak-9tは「銃自体は向いてる砲口に弾を飛ばすが、機体自体が揺れるから精度が悪い」を再現しようとして、ゲームだから機体が反動で暴れない。結果として好き放題連射できる銃になってる。申し訳程度に人工的に精度を悪くして補ってる。で他の大抵の大口径機関砲には初期値で連射時の機体のブレと、マウントの一時的変形を前提に組み込んでる。 じゃないと精度が悪すぎる。Ho-204とか明後日の方向飛んでるし。
後半部分はともかく前半5行に関しては次弾以降は初段の反動をうけてズレるし、銃身が加熱すると若干膨張し、それで回転力も弱まるので精度が落ちると考えてくれたらいい、弾種によっても変わるとかあるけど。ゲーム上の演出でそれを再現するのはある程度ランダムに初心者が撃ち勝てる要素を与えたかったり、LMGが「弾の多いAR」となることを防ぐため予め精度悪化という点で差別化を図ったり…かな。
戦時中の機銃や機関砲の収束距離は自分で好きな距離を調整出来たのでしょうか? 100mや200mのような切りのいい分かりやすい距離ではなく120mや180mといった中途半端な距離でも収束することはできたのでしょうか。
機関砲の収束は地上で機体を固定しボアサイトと呼ばれる照準器を銃に取り付けて的と合わすか、実際に的に射撃して取付角度の調整をしていたので、調整可能な距離の範囲内であれば理屈上は自由に設定可能のはず。ただし、パイロットの裁量で設定できたかといえば、軍の方針、マニュアルがあるし、再調整に手間がかかるのでどうなんでしょうね? Gun harmonisation wiki が分かりやすく説明している。米軍のマニュアルもあった。(誰か翻訳して)
抄訳だけど、おおざっぱに述べると「一口に収束距離調整といっても、機銃または機関砲の搭載数、発射速度、距離による弾道落差、それに搭載部分(翼なら荷重ねじれによる発砲ブレ勘案)などを考慮して最適な弾幕を得ることが撃墜への早道なので、ごく単純に収束距離だけ調整すればそれで万事おkとはいかない」的な話を数学とか交えて言ってるみたい。米軍のマニュアルはまさにその話で、弾丸の弾頭重量と発射速度と取り付け角度、試験射撃での落下距離、比較弾道なんかの表がたくさん記載されてる
追記、日本陸軍の場合だと、 松本良男「秘めたる空戦」(独立飛行第103中隊、飛燕部隊) での描写では地上で機付長とパイロットが相談しながら上司の許可取って自分の得意距離に角度調整してた様子なので、逆に何メートル固定でこれで射たなければ懲罰、軍法会議的な(誰の得にもならない非合理的な)罰則はなかったんじゃないかと思う
米軍のエースには収束300m、曳光弾なしって個人調整のがいたらしい。バーリングだったかな?
ありがとうございます。ここまで詳細な資料や内容は初めて見ました。
射撃距離を語る人はいても照準距離について語る人はあまりいないんですが、日本陸軍だと200m一点照準が規定の様ですが飛行70戦隊の様に部隊内で変更したり、個人で変更したりしたと言う話はあるので、ある程度は個人の裁量で出来たと思います。ただ、基本的に共有機材なので規定通りと言う方が多かったとは思います。
自機の慣性って機銃の弾とかにも反映される?
されるよ。わかりやすいのは爆撃機の銃座を真横に向けて撃ったとき。戦闘機の対地機銃掃射でも横滑りしてるときに撃つと若干見える。どちらも機体の進行方向に弾が偏向して飛んでくように見える。
なるほど。だから旋回戦のときは偏差多めにとる必要があるのか
大戦中の戦闘時に撃墜されて着水したりベイルアウトしたパイロットを救助するために自国軍の救助部隊が待機していたり海上で捜索活動などはしていたのでしょうか?
はい。たとえば、ドーバー海峡の英空軍には、救助・捜索のためのウォルラス部隊が存在していました。もちろん、船舶による救出例も多々あったようです。1943年からは、目印用のスモーク、救助用のボートやフレアなどを備えたスピットファイアMk.IIASCが存在しています。実戦部隊の方も、ウォルラスが到着するまで周辺を警戒していたり、もしくは要救助者をすぐに発見できるように、その周囲を燃料ギリギリまで旋回して待つ、なんてこともしていたようです
ありがとうございます。海での救助というと船舶だけのイメージがあったのですが空軍にもあったのですね。
大日本帝国海軍では「トンボ釣り」という俗称があって、空母随伴艦のうち旧式駆逐艦が専任で捜索救助任務にあたってた。WW1頃の最初期は機体も回収してたけど、WW2くらいになると機体が高速化して着水すると機体修理不能になるため、パイロットのみを救出するようになった。駆逐艦だけでなく大型水上飛行艇も捜索、救出活動に携わっていた。
ありがとうございます。旧式駆逐艦や水上飛行艇を使うのはとても合理的だと感じました。
大戦末期に本土爆撃で損傷したB-29を海上に不時着させて搭乗員を潜水艦で救助してた例もあるね
ありがとうございます。潜水艦でも救助活動が出来るのは意外でした。
第二次世界大戦中のソ連軍のパイロットの空戦記ってありますかる
和訳されてるのが意外と少ないんですよね、そしてパイロットオンリー本はなかなか……それでも言うなら、ノモンハン空戦記-ソ連空将や出撃-魔女飛行隊などでしょうか、1エリアの空戦話ならクルスク航空戦上~下、モスクワ上空の戦い防衛編をオススメしますね。そして本ではありませんがソ連パイロットや兵士の和訳インタビューを纏めたサイトがあるので紹介しておきますリンク
ありがとうございます。とても興味深いサイトでした。書籍もチェックさせて頂きました。
ソ連エースパイロットのインタビュー記事を見つけた ので貼っておく。原典がロシア空軍公式サイトからの日本語訳。
夜間戦闘機のパイロットはどのような選抜基準だったのでしょうか? 視力が良かったり日中の対爆撃機任務の戦果が高いパイロットから選抜されていたのでしょうか。
人参が好きな人とか?w(違
米軍の夜間爆撃機の搭乗員はブルーベリーのサプリメントを食べるようにしていたようです。
ブルーベリーも人参も効果ないけどね。ビタミンAもアントシアニンも過剰摂取しても目が良くなる訳じゃ無い。人参はレーダーの性能が上がったのを悟られない為に英国が流した嘘情報で戦後に何故かブルーベリーに転生して生き残ってるだけ。医学的根拠は無いのでブルーベリーのサプリを飲んでも全くの無意味。一方でドイツはマリーゴールドから本当に目に効く薬を作って、そっちは今でも使われてます
日本陸海軍は何か基準があって選抜されるわけではなく、普通に配属されていますね。
ありがとうございます。普通に配属されていたのですね。
戦闘機に付いている”編隊灯”ってどんな時に光って、どのような用途があるのでしょうか?
夜間や雲中など目視で見えづらい状況で編隊を維持する用途。東西関係なく世界共通で左側が赤で右側が緑(機体によっては尾翼が白)なのは船舶の衝突防止灯火由来の航空ルールで、平時では戦闘機も民間機と同様に航空灯を光らせて飛んでいる。 / 最新鋭ジェット戦闘機くらいになると灯火が超高輝度LEDに変わって、機内操作で輝度を変化させられるほか、設置場所も翼端だけでなく垂直尾翼や機首側面、翼の上下面などで光って機体のおおまかな形がわかるようになっている。
編隊灯と航法灯の説明がごっちゃになってないか?編隊灯は淡い緑色の単色発光のはずだけど
大戦機だと「淡い緑色の単色発光」を作るためには白熱電球に耐熱透過塗料で着色しなきゃいけないので、灯火や無線なんかの電線を使用する技術が最後まで未熟だった(エナメル線を最後まで作れなかった)日本機なんかだと大戦後半はただの白光になってるよ
航空機の風防の枠の数、幅はやはりガラスの強度で決まるのでしょうか?特に零戦などは何故枠が多いのでしょうか?
そのへんは曲面ガラスを作るのが難しかったと聞く。変に作ると歪んで見えるからね。米機のバブルキャノピーはアクリルだったかな。
零戦も前面以外は全てアクリルなんだけど、均一な厚みの曲面に成形できなかったみたい(日本国内でのアクリル樹脂の製造開始は1938年)。 / 布でこすると(内容不純物のせいで)みかんのような匂いがしたそうで、飛行場の近くで拾った匂いガラスは男の子の宝物扱いだったそうな。
曲面にする以上精巧に造っても視界が歪むのは仕方ないので。現代でもF1(車)でキャノピーを試作した際に曲面故の視界の歪みで却下になっていたりする。現代戦闘機でも戦闘機の操縦席からの映像で歪みを見ることができる。できるだけ平面でかなり大きめである零のキャノピーを構成するためにかなり枠が増えていたはず。
枠を増やした系の機体で言えば、F-84はB型でキャノピー吹っ飛んだかなんかの強度不足の事故でG型では枠多いものになってる。バードストライク対策でF-2はF-16から枠1つ増えて3分割。
概ね視界と強度確保との戦いだね。零戦は歪みを嫌った部分があったのは確か。隼のパイロットなんかも同じ理由で風防を開けて索敵していた人もいたからね。英米でそういう話を聞かないのは、ファストバック式でも視界を確保できて、死角が少なくなる上、単純に歪みに慣れてしまうかららしい
初歩的な質問になるのですが何故翼が長い方が旋回性が高いんですか?
細長い方が、揚力を発生させるときに受ける抵抗が少ないため、急旋回時のエネルギー損失、いわゆるエネ保持が少なくなります
旋回半径が小さくはなりませんが、一般的に翼が細長いと同じ翼面積ならば誘導抵抗という空気抵抗の一部分が減るためエネルギー保持力が高くなります。ちなみに音速を超えると空気抵抗に占める誘導抵抗成分が減るため超音速機の翼は短くなる傾向にあります
ありがとうございました。
パイロンに装備する兵装は誰が決めているの?個人で決めれたりとかはできたのでしょうか?
航空機からの支援物資の投下って急降下爆撃の要領で地面に落とせば正確な投下位置で落とせたりしないんですか?
戦闘機みたくパイロンに吊り下げるのならそのやり方出来ると思うけど、輸送機で後ろからパラシュート付きの箱投下するやり方だと難しいんじゃないかな パイロンだとサイズと形状に結構制約受けそうだし
投下する物資とか,投下する機体が耐えられるのかが問題では?
物資自体が落下の衝撃に耐えられるかも問題だろうし、それ用の箱とか作るのも面倒だと思う。仮にうまくそれで投下出来ても地面に突き刺さった物資をどう掘り出すかも考える必要あるだろうしあまり現実的ではなさそう
既にいくつか話が出ているので付け加える形になりますが、仮に急降下でそのまま投下しても地面に突き刺さるか物資をぶちまけるかのどちらかですし、パラシュートで減速させるにも投下高度が高ければ風で流れますし、低ければ減速しきれずに突き刺さるか物資をぶちまけると言う事に変わりないので現実的かと言うと…(現実的にできるなら既に軍隊の偉い人達が採用しているはずなので、採用していないと言う事はそういう事かと)
セスナ機みたいな低速機から1.5リットルのペットボトルをばらまくと仮定して、急降下の際に自機の最終投下速度が時速250キロだった場合、空気抵抗を考えなかったら地面に落ちたときの衝撃加速度は1本あたり1.5kgかける250=375kgだからクラスター爆弾ばらまいてるのと同じ状況になるよね。ペットボトルが着弾衝撃に耐える金属製だと、受け取る人が下にいたらそれはもう伝説になりそう。
戦前から大戦中にかけての航空機設計者はパイロットの資格を持っていたのでしょうか?設計者がパイロット達からフィードバックを受ける話は書籍にもよく出てくるのですが設計者自身がテストフライトをしたという話はあまり出てきません。やはり設計者は設計が専門なのでしょか。
Fw190の設計者のクルト・タンク博士とかが自分でテスト 飛行やる設計者で有名かな。あと戦前に創業の航空機メーカーは創業者が設計者兼テストパイロットのパターンが多い。スーパーマリンとかセバスキーとかグラマンとか。むろん試作機もろともテストパイロット兼主任設計者兼社長がお亡くなりになって無名のまま消えてった会社もある。
震電設計者の鶴野少佐も有名。
フォッケウルフ社の共同創始者の片方なハインリヒ・フォッケは第一次世界大戦で陸軍航空隊のパイロット。あと、珍飛行機で有名なブローム・ウント・フォスBV141を設計したリヒャルト・フォークトも第一次世界大戦中に操縦訓練を受けている。変わったところだと、代々木公園や所沢航空公園や航空発祥記念館で顕彰されている日本に航空技術を伝えたフランスの設計者アンリ・ファルマンもパイロット出身。
ありがとうございます。想像以上に設計者とパイロットを兼ねているケースが多く驚きました。
無印R-27って現実でも本当にあんな感じの性能なんですか?基本的にこのゲームは資料からデータを取る方式を採用してる以上、飛行性能なんかは現実とも相関関係になるはずですよね。なら本当に一世代前のR-24系より短射程の中距離ミサイルを新型機に合わせてわざわざ作ったってことになりますがいくらなんでもソ連の技術者もそんなこと分かってるだろうし詳しい人に経緯を教えて欲しい…
詳しいことは俺も解らんけど、Gaijinもなんで27の性能が24より低いのか、その理由を示す資料は見つけられなかったって言ってるね。参照した資料が間違ってるっていう可能性もワンチャンあるかも?
それかシーカーの性能とか信頼性みたいな飛行性能とは別の性能はR-27でも向上したみたいなのでその面を重視して採用したとか…?でも改めて見るとR-27の採用からたった3年でR-27Eが採用されたところを見るとやっぱり射程はキツイものがあったんですかねぇ最初からR-27E作れたのでは
F-14BのBOLチャフ/フレアポッド、搭載量がものすごく結構多いけど数が多いのは搭載場所工夫してるのか、それともばら撒いてるモノ自体が小さいのでしょうか?
海外ソースだと「ランチャー(LAU-138 rail)1つあたりチャフ160個搭載」とある から、ご指摘のブツの小ささと同時に搭載場所が機内搭載時より増加した恩恵じゃないだろうか。
あれ、もしかして本来はチャフ専用なのかこれ 惑星だとフレアも積めちゃってる気がするけど
BOLっていうユニット自体はチャフ・フレア双方に対応してて、レールランチャーの後ろに突っ込んだりパイロン側面に貼り付けたりして色んな機種で使える。F-14の場合はグローブパイロンの後方にデカい水平尾翼があって、高熱のフレアだと危ないからBOLはチャフ用、胴体尾部の既存ディスペンサーをフレアって風に使い分けてたらしい。BOL countermeasure dispenserでググると開発元のSaab公式ページとか装備写真とか色々出てくるから見るといいよ。
F-16とかF-86とかF-8みたいなガマ口をガバッと開けた様なインテークの機体ってなんであんな可愛いんですかね…もちもちしてそうで可愛い
生きもの感強いよな。P-40なんかもシャークマウス塗装を抜きで見ると、ごぼーん・・・って感じでユーモラス。
ドイツが旧式化したJu87の代わりにFw190を地上攻撃に転用したように日本でも九九式双発軽爆撃機や九九式襲撃機の代わりに戦闘機を使うとはならなかったのでしょうか?爆装量だけなら上回っているようですが。
すいません。wiki見たら九九式双軽の方が爆装量上でした…爆装量云々は無視してください
キ43、キ45、キ84などが通常爆弾の他、タ弾を用いて活躍しています。海軍では艦載機としての爆戦の例もあります。
実際に、木主が考えたように隼や零戦が普通に対地・対水上攻撃にも出撃してるぞ。旧式の爆撃・攻撃機よりは確かに戦闘機は俊敏だし、空戦で自衛力がある戦闘機に対して攻撃機は任務の性格上損耗が激しくて、戦闘機の方が残存機体に余裕があったんじゃないかとも思う。単座機だから乗員は一人でいいのも逼迫した戦況にマッチする部分があったのか?なんて想像したりもするが。だから、大量の量産実績があってたくさん用意でき、かつ爆装量も航続力も一定以上ある運用しやすい機体として、零戦や疾風や隼が日本の戦闘爆撃機の例としてよく挙げられる。
実際隼だと地上から30m(曖昧)位までしか飛べなかったが九九襲だと10m位の低空飛行が出来たって現場の証言もあるし戦闘機の流用では補いきれなかった面も結構あったのではないだろうかソースは?? なんで鈍重な襲撃機が軽快な戦闘機よりも超低空飛行が得意なんだ? 機体性能や機体特性じゃなくてパイロットの練度だろそれ。隼が低空飛行苦手なら、Bf109や鍾馗並みに着陸事故起こしてないと整合性がないじゃん
疑う訳でなく上のソースは気になるが、装甲や頑丈で信頼性が高い襲撃機というイメージとは裏腹に、九九式襲撃機の翼面荷重は一式戦の二型よりも同等か低く機動力は高い。最初から爆装状態で戦闘の一局面でなく低高度を維持したまま飛行することを考慮しているので爆装状態での安定性も高いのでおかしくはない。一式戦の安定性が低いのではなく、九九式襲撃機の低空飛行能力が図抜けていると考える方が自然。
皆様↑↓回答ありがとうございます。質問について海軍が艦爆搭載員を爆戦に乗せたように軽爆撃機運用部隊に戦闘機を配備するわけにはいかなかったのかという事が聞きたかったのですがやはり単純に戦闘機を使えばいいというわけではないのですね。
飛行分科が軽爆襲撃の65戦隊では一式と二式複戦を襲撃機として運用していますね。今見たら九九式襲撃機で川の上を堤防と同じくらいの高さで飛行する訓練とか出てきてすごい。
史実だと爆撃照準器の有無でも相当使い勝手変わりそう
丸メカに載ってたと思い込んでたが今読み返すと書いてなかった。ネットで見かけた伝説が混ざったみたい。適当言ってごめん
度を超えた遅さだと多少ふらついても立て直しやすいというのはあって、英のソードフィッシュは操縦士の書いた戦記読んてると波頭に車輪ぶつけて帰ってきた話とか乗ってるね。まあ主翼の翼幅と同じ旋回半径で回れる機体の話だから、99式襲撃機がどの程度かは知らんけど。
↑3 一式戦で対地支援を行った64戦隊の話だと一式戦でも可能な急降下爆撃の実施要領を作成してそれに沿った訓練を行ったという話がありますね。
Fw190と比較した場合はまた日本とは事情が違ってくるかもしれん。対地攻撃隊のSGやSKGに配置された攻撃機仕様のFw190-F/Gは99襲みたいに対地想定の下面装甲とかも追加されてたりして、日本で一式戦や零戦をそのまま爆撃任務に充てたのとはまた違うように思える。62/63爆戦でも装甲の追加とかはしてないはずだし。SG配置のFw190は戦闘機の転用というより、機体も運用もかなり襲撃機そのものになってる気がする
戦争が後半になると戦闘機隊も地上支援を行う部隊が出てきたり、九九襲撃を二式複戦へ機種変した襲撃機部隊が出てきたりしていますね。
日本軍(恐らく日本陸軍)パイロットの体験談で撃墜され脱出した際にイギリス軍のパイロットから敬礼されたみたいな話をネットで見たのですが誰の戦記か分かる方はいますか?
イギリス軍ではないけど、これかな
求めた物とは違いますが興味深い話でした。ありがとうございます。
第二次大戦中のパイロットの制服についてですがウールの制服にネクタイ姿で搭乗している英軍パイロットのシーンがあり緊急時に動きづらいのではないかと思いましたが開戦初期頃はこのようなスタイルが多かったのでしょか?爆撃機の搭乗員や第一次世界大戦のパイロット達は皮革製のジャケットが多かったと思いますがパイロット個人の好みで選べたのでしょうか。
映画は知らないが実際に着用された各国飛行服については ここに詳しい から、そちらを読んだ方が早い。 / 実は21世紀現在用いられている各国の軍人用制服はほとんどがイギリス軍が元祖で、ブレザーにネクタイという各国現代軍人の正装も19世紀イギリス陸軍のネクタイ姿を継承してて当然イギリス空軍士官も礼装がそれだったから、任務によっては飛行服ではなく礼装姿で飛行することも有り得たかもしれない。 / WW1の頃は好み云々よりも「操縦席が風防なしの剥き出しで、時速300キロ(風速83メートル)の暴風を受け続ける」という関係で、個人で真夏でも防寒用途で飛行服の下にセーター着たりマフラー巻いたりしていた。
ありがとうございます。リンク先を拝見したのですが各国とも意外と似たようなデザインに感じました。
アメリカの殆どのジェット戦闘機は核爆弾が運用可能ですがソ連の機体はそうではありません。これはどのような運用思想の違いからでしょうか?単純にソ連に核を小型化できなかったからでしょうか?
ソビエト連邦の最初の核実験の成功が1949年なんだけど、その核実験で使用された核弾頭は最初から航空機ではなくミサイルでアメリカ本土に打ち込む前提で実験されていて、1957年に完成したのがR-7、世界初の大陸間弾道ミサイル。だから小型化できなかったのではなく、撃ち落とされる可能性がある航空機で目標の上空に到達、投下する計画が最初からなかっただけ。 / なお、当時の技術で撃墜がほぼ不可能な弾道ミサイルで敵国に直接核弾頭をお届けする発想がなかったアメリカやイギリスは大パニックになったそうな。
いや、そもそもソ連の戦闘機が核積めないというのが誤りでは?前線戦闘機は大体積めると思うんだけど
ベトナムの頃までのアメリカは「爆撃機が全てを決める」と言う思想で動いてるから純粋な制空戦闘機を持ってない。全ての戦闘機には爆撃能力が必須で核も持てて当たり前。一方でソ連の戦闘機は対航空機用の攻撃機と言う様なもので、地上空中を問わず敵航空機を破壊するのが主な目的。複葉機の頃から地上の航空機を攻撃する為のロケットは使っても、地上爆撃は爆撃機や攻撃機のお仕事。その差じゃね?ソ連の戦闘機に核を運用する能力があったかは知らん。間違ってたらゴメンね
ソ連は現場に判断権の多くを下ろしていないかったので戦術核をポンポン打ち合うような事態を想定していなかった。基本、核兵器は報復措置として集中運用する体制だったので(フルシチョフの軍事革命について参照のこと)核兵器の開発が弾道弾中心に進んだ。その後トハチエフスキー機動戦理論に再度日が当たり、NATOの防衛陣の突破に核を使う戦略が編み出されたが、信用できない空軍ではなく、師団レベルに配備された短距離弾道弾を中核に戦略が練られた。海軍では米機動艦隊に対する基本戦略として核弾頭を持つミサイルの飽和攻撃ドクトリンが編み出されたが飽和攻撃はタイミングを合わせる必要がることから大型機からの多数同時発射が基本戦略とされ、これらのドクトリンに合わせて機器が開発されてた。後年、ソ連が崩壊し、大型機の集中運用が困難になったため、比較的搭載力のある機体で代用するようになったがあくまで代用。また、一部の戦術機も米国の柔軟戦略に対応するため、一定程度の対応力は持つように開発はされていたがあんまり本気ではなかった。そんなわけで米側に比べて航空搭載の核兵器は手薄。まあ、これらは当時通常兵力では東側が優勢という状況を踏まえてのものなので今後は分からんけどね。
MiG-23はM型から翼下に2発の小型核弾頭積めるぞ。MiG-21以前の機体は小型軽量過ぎて、そもそも核は愚か大型の通常爆弾すら搭載不可だったからな。
海上自衛隊のいずも型に搭載されてるF-35Bってどうして航空自衛隊所属なんですか?明らかに運用上揉めそうだと思うんですけど何か理由とかあったりするんですか?
いずも型が固定翼機専門の母艦ではないためと、海自にはまだ運用能力が整備されていないという見方がある。また、他国でも同様に艦載機が空軍管轄の例もあり、海軍航空隊を有する米軍でも空母艦長は航空畑出身。これは航空機運用に対する理解が必要なことと、航空隊が艦隊に気軽に使い潰されるのを防ぐ運用上の意図があるらしい。
揉めるかどうかはわからんよ。航空隊関連の人員予算、運用の手間その他あれこれを海自が負担できるか?と考えると必ずしも欲しがっているかはわからない。むしろ航空専門の空自で負担してもらって海自は艦隊作戦に注力したい、必要な時は共同作戦になるくらいで合意してるんじゃなかろうか。輸送や上陸戦の為に陸自機と作戦することもあるだろうし、枠を超えて共同する能力は既にある。海自としては哨戒や洋上監視のような任務の為に今のスタイルの航空隊で満足してて、戦闘攻撃機隊は欲しがってないんじゃないかなーと
Q.なんで日本機って修理高いのですか?
ここの話題ではない
さらに付け加えると別に修理費高くないという
上とちょっと被るんだけど空母艦載機の所属や指揮系統ってどうなってるの?代表的な軍で教えてほしい
丸や世界の艦船や世界の傑作機みたいな雑誌って真面目に信じて良いんですか?wikiとかで専門雑誌を参考文献として書かれてたりするを見るとこれでいいの?って思ってしまいます
まぁ基本は取材前提というかそれ以上のことは書かないから「○年後の自衛隊はコレだ!」みたいなのじゃなければまぁ信用に値するんじゃない?ただ特集の後に「〜の予定だ」とか「〜が予想される」に関しては8割型デスクだと思うけど、それがわかる分だけ親切やね。
スペックとかの話なら本物の数値は現役の軍人にも公開されないレベルの機密で、一般人が知る事は絶対に無いのからどの資料見ても大差ないよ
古い機体の話なら大枠は信用してもいいと思う。可能なら他の本や公文書をあたって裏取りした方がいいけど。後はライターの評判を調べておくとか、出版時期が古い奴は情報も古いから新しめの奴と比較するとかで精度は上げられるはず
公文書や搭乗員の回想みたいな一次資料が勘違いとか誤記とかその軍独自の計測法だったりするので、雑誌含めた二次資料はそういうのを複数見比べて確度を高めてくれてるポジションなんだよね。だから一次資料の出典を複数書いてくれてる二次資料が一番信用できる。丸は読んでないけど世界の傑作機はだいたい及第点てはないかなぁ。
西洋だと聖書みたいに扱われてる ジェーン海軍年鑑 は実は日本含め欧州外の艦船になると急に信頼性が落ちる、とかそういう情報を念頭に置いて自分で「複数のソース」を組み合わせて考えるといいよ。丸にしか載ってない情報があったら、それはだいたいにおいて間違ってるかまだ裏取りが済んでない(信頼性が確立していない)あやふやな情報ということになる。
最近の書籍だと、誰とは言わんがまたお前かってくらい過剰に同じ名前ばかりがあちこちで文章書いてたりすることがあって、しかも嫌な書き方するから個人的に敬遠してる著者だったりして読むとこねえよ!って困ることがあったりもするな…同じ雑誌や題材で、大昔の版の方が色んな著者が出てきて内容も違ったりする。まあ基本的には新しい版の方が正確ってのは異存ないんだが、どこの誌でもおなじみ権威の俺様登場でwikipediaみたいなこと聞かされるより、自分で考える材料としては色んな著者の意見が読みたいと思ってしまったりもするんだが…。あと、誤りや違いが判明した例ってのも、その理由や経緯の考察も含めてそれ自体も情報だと言って良いと思うので、単純に間違ってたからバツ、ではない意義を感じる。興味があるなら、通説で誤りとされてるからと敬遠せずに、寧ろ古い資料も読んで見て欲しい。
こういうとこで書くときの参照元はどうしても限られてくるから仕方ない。個人や小団体で本職の人に詳しいこと聞かせてもらえて公表もできるなんてまずないし、そもそもどこ行っても世傑や丸が参照元として出てくるのはそれだけ色々な意味での信頼があるという事でもある。その一方で人口に膾炙した有名説の誤りが発覚することもあるし、大手紙ゆえに著者側で権威ぶって自説を混ぜ込んでたりする事もあり、逆に自分の頭で考えるにあたって界隈ではほとんど重要視されてないものを読んで自己判断で独自考察する必要が出てくる時もある。資料の信用性というのは多かれ少なかれ目安程度であって、最終的には自分で判断したうえで自分の意見としてしっかり持つしかない。
WW2しか知らないけど、世傑はだいたい8割くらい正しいって認識。だけど、入門としてあそこまで小気味よく纏まってる本もないからあれが一番いいって感じ。間違ってるのも、例えば公式の性能表を転写してるのに重量だけ違うとか、そういう深掘りしてたらちげーな…ってなる程度。戦果とか活躍の話は結構テキトーだったりするけれど、これは日本で戦果対照やってる梅本さんでも日本側の肩持ちすぎなので自分で洋書と一次資料と照らし合わせてやるしかないので、どうしようもない