名前なし
2024/03/06 (水) 09:06:32
7c03f@2918e
雑談板からスレチで誘導されてきました。このwikiでも度々耳にする、AAM-3の二波長線式シーカーが赤外線と紫外線を用いているという話についてイマイチよく分からなくて、紫外線は大気による減衰や散乱が大きくて誘導には使えないように思うんですが、実際のところどうなんでしょうか?二波長線式シーカーはR-73Mのもののように中波長帯域と長波長帯域の赤外線を用いてるものだとばかり思っていたんですけど、AAM-3のものは特別なんですかね...?
通報 ...
AAM-3やパイソン4で言われてるIR/UVシーカーはIIRやTVアスペクト誘導のように、紫外線から敵機のシルエットを捉えてフレアを無視できる代わりに木の言う通り、夜間や悪天候下では使用できない(なのでUV単体でのホーミング方式は採用されない)2波長赤外線は双方レティクル方式でフレアやエンジンが発する近赤外線と遠赤外線(戦車等のFLIRが見てる波長)で見分けるのが主流といった感じなので同じものではない
ありがとうございます。なるほど、太陽由来の紫外線が機体によって遮られてできる影を見ているということですか!それなら確かにIRCCM性能も高そうですね...。しかし、その感じだとIR/UVシーカーは背景が空じゃないとシルエットを捉えられないように思えるのですが、IR/UVと二波長赤外線式を比較した場合、実際のミサイルではそれぞれどのような特徴から選択されているのでしょうか?
TV画像誘導と一緒でロックが建造物に吸われることもあるだろうけど、よほど低高度じゃない限りは大丈夫かと、それにメインはIRでシーカーのスキャン範囲や追尾を任せてるならなおさら機能すると思います。どっちが良いか、どっちが選択されるのは技術者じゃないのでわからないですが紫外線が無い状態だと性能が下がるので、国それぞれのドクトリンにもよると思います
戦闘機の放射は赤外線がメインなのに対して、旧来のフレアは紫外線も放射するから、紫外線を強力に放射する物体を無視することでフレア貫通を目指すのがニ波長シーカーだとネットで読んだ。紫外線が減衰するといっても短距離AAMの距離では見えるんじゃないかな