それはアライさんがパークの危機を救って3ヶ月経った頃名もなきフレンズが生まれた。
名無しのフレンズ「私はどこ?ここは誰?」
カラカル「あなた、どうしたの?このへんではあまり見かけないコね。」
名無しのフレンズ「よく分からないんです。気づいたらここにいて…」
???「どうしたの? 新しいフレンズが生まれたのか?」
カラカル「ジャガー!あなたもさばんなに来るなんてめずらしいわね」
ジャガー「ここら辺に流れ星みたいな光が落ちるのが見えて気になったんだ。もうパーク中で噂になってるよ」
カラカル「あっ 昨日の夜の?見た見た、私も!すごかったよねー!」
名無しのフレンズ「あの…その…無視しないでくださーい!」
カラカル「ごめんごめん…でも、あなた何の動物なのかしら?しっぽも、耳もあるわね。ジャガー知ってる?」
ジャガー「全然わからん!」
カラカル「仕方ないわね はかせに聞いてみますか」
助手「残念ですが、博士は今来れないのです」(無言で現れる)
名無しのフレンズ「だ、誰ですか!?」
助手「こちらの名前を聞く前にまずお前が名乗るのが筋なのです!」
名無しのフレンズ「名前がわからないんですぅ・・・」
助手「それを先に言うのです!ふむ、お前はヒトのフレンズなのです!はい、撤収!」
カラカル「ちょっと待ちなさい!さっき言ってた博士が来れないってどういうことよ!」
助手「・・・実はこんなことが…」
助手「と言うわけで博士を埋める所を探して右往左往していたのです」
博士「そういうことだったのですか、助手…!」
助手「馬鹿な…!なぜ博士がここに…!あなたは確かに私が…」
そう彼女らはりうきうで推理ごっこをするのにハマってしまっていたのだ
博士「犯人はおまえだ、なのです!助手!」
???「それは違うよ! 博士!!」
博士「タイリクオオカミ…!?どういうことなのです!?」
やり取りをしばらく見ていた名無しのフレンズはあきれて何処かへ消えたのだった…
カラカルはついていった
カラカル「ちょっとまちなさいって!私も暇だから…いや暇じゃないけど、どうしてもって言うなら一緒にいってあげるわ!」
ナレ「果たして名無しのフレンズはだれなのか?」
ナレ「かくして二人はじゃんぐるちほーに到着」
???「あれれれ だれかきたぞー」???「ぜんぜん分からん」
ミナミコアリクイ「なんだよー!あっちいってよー!」
名無しのフレンズ「解せぬ…」名無しのフレンズはすごすごとあっちちほーに行くのだった
???「あれれれ~ いっちゃったぞ~」???「ぜんぜんわからん」
名無しのフレンズ「お腹減ってきたな・・・」
カラカル「ジャパリまん食べましょう(サッ)」
名無しのフレンズ「え…今、どっから出したんですか?それ」
カラカル「どこ見てんのよぉぉぉ~~~!!」
名無しのフレンズ「す、すいません…ジャパリまんおいしいですね」
名無しのフレンズ「ふう、お腹いっぱいです!あれ…何か眠くなって…zzz」
カラカル「かわいい寝顔ね。それにしてもこの弄りがいがある寝顔、ドジなサーバルに似てるような・・・私も疲れたしここでちょっと休憩っと」
そこにセルリアンが現れた!
セルリアン『お嬢さん達、こんな所で寝ていると風邪をひくよ』ファサ…セルリアンは葉っぱの布団をかけた
カラカル「あ!セルリアン!えいっ!(パッカーン)」
名無しのフレンズ「むにゃ…わああ!カラカルさん!腕が変な方向に曲がってますよ?!大丈夫ですか!?」
カラカル 「ちょっと無茶しすぎちゃったみたい…サンドスターの供給が来るまで動けそうにないわ。この道を進めば私の知り合いがいるわ。後から追いかけるから先に行ってちょうだい」
名無し「わかりました、おだいじに…」
カラカル「なっ!?そこはカラカルさんを置いて行けるわけないじゃないですか!とか可愛いこと言うところでしょ!!」
名無しのフレンズ「す、すいません…」
カラカル「もう…さっさと行くわよ!」
名無しのフレンズ「あ、あの手は大丈夫なんですか?」カラカル「あーこれね、単に毛皮がねじれてただけだから…」
ナレ「かくして二人はこっちちほーへ到着したのであった」
名無しのフレンズ「ここがこっちちほーですか、暑いですね。」
???「見かけないフレンズ…あなたさてはヤギね!」
アリツカゲラ「と、アミメキリンさんのモノマネをしてみました。こんにちは~」
カラカル「何よアリツカゲラじゃない、こんな所にいるなんて珍しいわね」
名無しのフレンズ「え、お知り合いですか?」
アリツカゲラ「カラカルさんはよくうちのロッジをご利用頂いてるお得意様なんですよ~」
アリツカゲラ「このたび、こっちちほーにもろっじアリツカ別館を作ったんですよ。」
アリツカゲラ「ところでこの辺でタイリクオオカミさんを見ませんでした~?」
カラカル「タイリクオオカミ?さあ、あたし達は見なかったけど」
名無しのフレンズ「たいりく…?タイリクオオカミさんって誰です?」
カラカル「ろっじアリツカの別館・・・ちょっと見てみたいわね。ここから近いの?」
アリツカゲラ「すぐ近くですよ~是非とも寄っていってくださいね~管理人はタテガミオオカミさんですので~」
カラカル「ほんと?それじゃ、ちょっと見に行ってみましょうよ」
名無しのフレンズ「カラカルさん、ロッジってどんな所なんですか?」
アリツカゲラ「是非是非!さあ、こちらですよ~」
カラカル「やった!別館なんて楽しみだわ~ どんなお部屋があるのかしら」
名無しのフレンズ「無視しないでくださーい!!」
カラカル「ゴメンゴメン、ほらさっさと来ないと置いていっちゃうわよ~」
ののののののののののののののの
アリツ「ここがろっじアリツカ 別館ですよ~」
名無し「ちっちゃ!」
タテガミオオカミ「あれ、いらっしゃい!お客さんかな?」
カラカル『こら!そう言う事は思っても口に出さないのよ!』(ヒソヒソ)
アリツカゲラ「どうぞどうぞ、お入りください!この『ちっちゃい』ろっじアリツカ別館に 」
カラカル「あ、あははは~…」名無しのフレンズ「おじゃましまーす!」
のののののののののののののの
名無しのフレンズ「へ~!中は結構広いんですね!」
カラカル「わ、私は初めからそうじゃないかと思ってたわよ!」
アリツカゲラ「それじゃ、タテガミオオカミさん、ろっじの中を案内してあげてください!」
タテガミオオカミ「はいよー、二人とも案内するわ、ついてきて」
タテガミオオカミ「この部屋は、『ぽかぽか』だよ。お花が沢山生えてて綺麗でしょう?それからこっちの部屋は…」
タテガミオオカミ「『ぐちゃぐちゃ』だよ。散らかってるけど落ち着くよ。それからこっちの部屋は…」
タテガミオオカミ「『みっちり』ねフレンズ一人がやっと入れる位の壁が体に密着するお部屋ね、猫科の子に人気よ」
カラカル (なんだろう…オオカミさんが解説するからアリツカゲラのお株奪われてるような・・・〕
名無しのフレンズ「ほんとだ…このみっちり感が最高~」カラカル「あっ、ずるい!私にも試させなさいよ!」
その時二人の手と手がふれ合う! 二人「えっ!?」ドキッ
名無しのフレンズ「とかそう言う事は無くってぇ」カラカル「何よ、ちょっと期待しちゃったじゃないの!」
タテガミオオカミ「ハッハッハ、初々しくっていいねえー」
カラカル「ちょ、からかわないでよ!ほら次よ次!」
アリツカゲラ「こちらが次のお部屋『じょびじょば』です。水浸しで、部屋全体がカビだらけで腐っていますよ。」
名無しのフレンズ「…うわぁ…どんなフレンズさんが泊まるんですかぁ?」
タテガミオオカミ「ゴキブリちゃんとかシロアリちゃんがよく泊まるわ。次は…」
案内をしている内に外は雨だった
カラカル「あら、雨がふってきたみたいね」
その時、雷が鳴った
アリツカゲラ「きゃーー!!」
カラカル達は慌てて外に出た カラカル「ちょっと!アリツカゲラ大丈夫!?」
アリツカゲラ「雷はちょっとニガテで…お騒がせしました」
カラカル「ちょっとあんた(名無しのフレンズ)!何してるのよ!」
タテガミオオカミに抱きつく名無し「えっ?・・・あ!す、すいません!」
タテガミオオカミ「可愛いわねー、食べちゃいたい位よ!ふひっ」
名無しのフレンズ「食べないでくださーい!」
タテガミオオカミ「ハハハ、冗談、冗談!」
カラカル「それにしてもこんなどしゃ降りじゃあ今日はここに泊まるしか無いわね…」
タテガミオオカミ「なら、どこか気に入ったお部屋はあったかい?」
カラカル「じゃあ、『みっちり』がいいかな…」
名無しのフレンズ「『みっちり』は1人用だから私は『すぺしゃるすうぃーとるーむ』でがまんしますね」
カラカル「じゃあ私もそっちで。」
タテガミオオカミ「では『すぺしゃるすうぃーとるーむ』お二人様ですね、ご案内しまーす」
タテガミオオカミはそう言うと、最上階にあるすぺしゃるすうぃーとるーむに二人を案内した
カラカル・名無し「こ、ここがすぺしゃるすうぃーとるーむ…!?」
カラカル・名無し(思ったよりしょぼい…!!)
アリツカゲラ「…何かおっしゃいまして?」
カラカル「な、なんでもないわ!あらー素敵なお部屋じゃないのー!」
カラカル「ほ、ほら!バルコニーからの眺めは最高じゃないの!」名無し「…どしゃ降りですね…」
アリツカゲラ「それでは、何かあったらタイリクオオカミさんにお声をかけてくださいね!」バタンッ!!
次の日の朝・・・
タテガミオオカミ「キャー!」
カラカル「ど、どうしたの!?何があったの!?」
アリツカゲラ「セルリアンです!」
カラカル「まかせなさーいっ!おりゃあーーーっ!エリアルループクローーーッ!!」
スカッ
カラカル「……な、なかなかやるじゃない!もういっちょ!おりゃああーーーーッ!!」
名無し「がんばってー!」
セルリアン「ぼくは わるいセルリアンじゃ ないよ!」
カラカル「セルリアンはみんなそう言うのよ!!」
タテガミオオカミ「というより喋ってることに驚かないのかい。私はかなりびってくりしているんだけど」
セルリアン「セルリアンだって言いたい事くらいあるさ」
カラカル「とう!!」 パッカアーーーーン!
セルリアンがパッカーンしたその時である!
セルリアン「それは残像だ!」
名無しのフレンズ「えいやっ!」パッカーーーン!!
セルリアン「油断したァー!!」
セルリアン「まさかお前がそっちに付くとはな…(名無しにしか聞こえない声で〕」
名無しのフレンズ「あんた誰です?」
カラカル「何を話しているの?」
名無し「なんでもないですよ」
カラカル「ふーん…ま、いいわ、それよりあんたなかなか強いじゃない!」
名無し「いや~ カラカルさんにはかなわないですよ」
そして次の日の朝…
カラカル「あー、よく寝た!あれ?あの子はどこにいったのかしら?」
カラカル「アリツさん、昨日一緒にいたあの子を見なかった?部屋にいないのよ」
アリツカゲラ「あの子でしたら早朝、近くの池に向かっていくのを見かけましたよ?カラカルさんは聞いていないんですか?」
カラカル「聞いてないわね…、ま、お腹が空いたら帰って来るでしょ…もう一眠りしよーっと♪」
そして夕方…
カラカル「まだ帰ってこないわ!」
カラカル「うーん…明日になったら帰って来るわねきっと…、さーて今夜の晩ごはんは何かしらー♪」
タテガミオオカミ「大丈夫かな…心配だな…」
次の日の朝…
アリツカゲラ「タテガミオオカミさんが探しに行くと言って夜出ていったきり戻ってきませんね」
カラカル「何ですって!?私はロッジで留守番してるからアリツカゲラも探しに行った方が良いわ!」
アリツカゲラ「それじゃ、ちょっと探してきますね…」バタンッ!
そして夕方… カラカル「誰も戻ってこないじゃないのよォ~~~!!!」
カラカル 「こうなったら私も探しに行くわ!!」
カラカル「あ、でもロッジで留守番って行っちゃったわ…誰もいないのはまずいかな?」
カラカル「まぁいいや行こ!」バタンッ!
数分後… 名無しのフレンズ「ただいま帰りました~…あれ?誰もいないのかな?」
バタン! アリツカゲラ「はぁ…タテガミオオカミさんも名無しさんも一体どこへ…あれ?帰ってらっしゃったんですね。」
名無し「アリツカゲラさん。カラカルさんとタテガミオオカミさんがいませんよ。」
アリツカゲラ「お留守番をお願いしだんですけど…おかしいですね~」
タテガミオオカミ「ただいま~、いやぁ~名無しちゃん見つからなかったよ~…って居るじゃん?!」
名無しのフレンズ「あれ、カラカルさんは?」
タテガミオオカミ「さあ?私は見てないよ?」
アリツカゲラ「へんですね~ カラカルさん、一体何処へ…」
一方そのころ
カラカル「じゃぱりまんおいし~♪」
カラカル「ところで誰も見当たらないけど、みんなドコいっちゃったのかしら…あら?あれは確か…おーい!」
アミメキリン「?あなたは・・・えっと確か、ヤギね!」
カラカル「わた~し~は~ヤ~ギ~!名無し~を探してる~!」
アミメキリン「ななしをさがしている…!?事件のニオイね!吐きなさい!」
カラカル「…ヴッ…オロロロロ…!…さっき食べたじゃぱりまん傷んでたのかしら…」
アミメキリン「い、いきなり吐くなんて…これは事件ね!犯人はあなたよ!」
カラカル(面倒くさそうだなー 放っとこう…)
アミメキリン「ちょっと!待ちな…ヴォアオロロロッ…しまった!もらい吐きで動けない!これが狙いだったのね!」
カラカル「汚いわねー」
アミメキリン「ちょっと口から出ちゃったわ…!けれどキリンの反芻は当たり前よ!モグモグ…」
アミメ「それよりも『ななし』を探してるってどういう事なの!?詳しく聞かせて!!」
カラカル「…と言うわけなのよ」 アミメ「みんな行方不明に…?!これはパーク始まって以来の大事件だわ!」
一方その頃ろっじでは迷子のカラカル捜索隊が結成されていた
名無し「えー、それでは皆様。捜索隊のリーダーであるアリツカゲラさんのお話をお聞きください」
アリツカゲラ「あーあー、本日は晴天なり…本日は晴天なり…」
アリツカゲラ「…でありまして…うんたらかんたら…では皆さんよろしくお願いします~」既に五時間が経過していた
アリツカゲラ「あれ?」みんな気づいた頃には解散していた
名無し「よーし探すぞー」
タテガミオオカミ「まずはどこを探すんだい?」
名無しのフレンズ「そうですねぇ…まずは近場の森を探しましょう」
ガサガサ…
ジャイアントペンギン「ようお前ら、何をやってるんだ?」
名無しのフレンズ「わー!食べないでくださーい!」
ジャイペン「え~、どーしよっかな~♪」
ジャイアントペンギン「じょーだんだよ、じょーだん!で、何やってるんだ?」
名無し「かくかく しかじか でして・・・」
ジャイペン「ふんふん、アクシスジカを探してるのか、それならその辺で土舐めてたよ」名無し「…他を当たろう…」
ののののののののののののの
カラカル「あっれぇー?ここ、どこかしら・・」
カラカルは洞窟に入っていた
カラカル「そろそろ戻らないと…うーん?あれ?どっちから来たんだっけ…」
カラカル「あれ?ボスがいる。おーい、ボスぅー!!」
ラッキービースト「…未確認個体ヲ確認…照合中…照合中…該当無シ…強制排除モードニ移行シマス…」
そう発するとラッキービーストは変形し始めた
カラカル「わわ!ちょ…ええ!?」
ラッキービースト「ウィィィィーン・・・ターゲット・ロックオン」
変形を終えたラッキービーストには筋骨隆々のたくましい腕が生えていた!
カラカル「バランス悪うーーー!!」
???「あぶない!避けて」
我に返ったカラカルは咄嗟にラッキービーストの攻撃を避けた
カラカル「あっぶな~…え?!」 振り返るとカラカルの背後に忍び寄るセルリアンにラッキービーストの一撃が炸裂していた
カラカル「ありがとう、助かったわ!あなたは・・・?」
セグロジャッカル「あたしはセグロジャッカル!この特別なボスと一緒にパークの平和を守ってるの!」
カラカル「か、かっこいー!」
セグロジャッカル「それより、あなたはどうしてこんな所に?迷子にでもなったの?」
カラカル「それがさー、ちょっと聞いてよ、もー」
カラカル「じつは…かくかくしかじかでねー」
カラカル「と言うわけなのよー」セグロジャッカル「それは大変!あたしも探すの手伝うよ!」
セグロジャッカル「まずは一旦洞窟から抜けよう!ボクについてきて!」
カラカル「あ、ちょっと待ってー!」数分後… カラカル「あれぇ、見失っちゃったわ」
セグロジャッカル「こっちだよ!こっち!置いていっちゃってゴメンね」
二人は洞窟から抜け出すのであった
カラカル「うーん、やっぱり外が一番ね!」
セグロジャッカル「それで、その名無しさんっていうのは何処に行ったか検討くらいはつかないのかい?」
カラカル「全く見当もつかないわ」
セグロジャッカル「ええ!?じゃあ、あてずっぽうに探していたの?それは無謀なんじゃ…」
カラカル「だよねー流石に途中から探すのに飽きちゃって洞窟を探検してたわけなのよ」
セグロジャッカル(なんだか奔放な子だなぁ…)
カラカル「ところでそのボス、さっきから腕使って歩いてるんだけど…すっごく不気味だわ!」
セグロジャッカル「私も最初は驚いたけど、だんだんカッコよく見えてくるよ」
カラカル「ええ…?!(この子ちょっと危ないわね…)」
セグロジャッカル「あてずっぽうに歩き回るよりも一度その、ろっじ?に戻ってみた方がいいんじゃないのかい?」
一方その頃、ろっじ組「この辺にはいないねー。とりあえず洞窟の方に行ってみるか」
セグロジャッカル「ここがロッジ?結構大きいね~。こんな所があるなんて初めて知ったよ。」
カラカル「なんでも最近出来た別館らしいわよ」セグロジャッカル「ホントだ建物がまだ新しいね」
ガチャ カラカル「誰かいる~?いたら返事して~!!・・・ うーん、やっぱりみんな帰ってきてないみたい」
そこへ客がやってきた。もちろんフレンズである
オカピ「オカピだぞー!」
カラカル「あら、オカピじゃない。どうしたの?」
オカピ「ろっじに泊まりにきたんだよー」
アルパカ・スリ「あたしもきたよぉ!」
カラカル「困ったわね~、今誰もいないのよ」
カラカル「じつは かくかくしかじかで・・・」
オカピ「ふんふん、アクシスジカを探してるのならその辺で土舐めてたよ~」カラカル「……」
カラカル「…他を当たろう…」
アルパカ「受付はあたしがやっとくねぇ〜」
オカピ「じゃああたしはお部屋の掃除やるよ~!」
カラカル「じゃあ私はお客さん!」
セグロジャッカル「じゃあ、あたしもお客さん!」ボス「…」
アルパカ「その名無し?さんを探しに行かなくていいのぉ~?」
一同「ハッ!」
カラカル「うーん…あれ?おかしいわね…名無しの匂いが何だか新しい気がするわ」
セグロジャッカル「もしかして、一度ここに戻ってきているんじゃないかい?」
カラカル「!!という事は、まだそう遠くへは行ってないはずだわ!探さなきゃ!!」扉バーーーン!!
カラカルが飛び出した1分後、名無し達が戻ってきた
オカピ「タイミング悪っ!」
セグロジャッカル「キミが名無しさん?外でカラカルとすれ違わなかった?」
名無しのフレンズ「えっ会ってないですよ?!…ところであなたはカラカルさんのお知り合いですか?」
タテガミオオカミ「ボスだー!耳をモフモフしていい?」
タテガミオオカミ「えへへっ耳をモフモ…」しかしここで異変に気づく、それはボスに生えた巨大な腕である
タテガミオオカミ「なん…だと……!?」
セグロ「ああこれね、どう?この脚みたいに太い上腕二頭筋と三頭筋!そしてはち切れんばかりの三角筋…堪らないわぁ!」
タテガミオオカミ(わからん・・・全然わからん!)
終始無言を貫くラッキービーストだがその見事な筋肉?だけはセグロジャッカルに答えるようにピクピクと動いた
アルパカ「確かに整った肉体美っていいよねぇ~」
アリツカゲラ「そんな事よりカラカルさんは…?」
セグロジャッカル「さっき皆を探しに出ていったところよ!あたし呼び戻してくるわ!」扉バーーン!
名無し「あ、ちょ…ちょっと!うーん どうしようかな…」
その頃カラカルは名無しの捜索をそっちのけで蟻地獄の巣に蟻を落として遊んでいた
蟻「食べないでくださーい!」
カラカル「ふっふーん♪そんなアリンコの声が聞こえてくるようだわ…!ホレホレ~」
???「やめないか!」
そこにはフレンズ化した蟻の姿があった!
カラカル「あなた誰!?」
ディノポネラ「私はディノポネラ!世界最大の蟻だ!同族への狼藉、許さんぞ!」
ヒアリ「私もいるぞ!!」
グンタイアリ「私も!」
ハキリアリ「あたしもいるよ!」
オオアリクイ「カラカルじゃないか。なんだか沢山集まっているようだが、何かあったのか?」
ミナミコアリクイ「なんだよー!あっち行ってよー!」
蟻のフレンズ一同「ヒッ…!」((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
蟻のフレンズ一同「にげろーーーーーーっ!!」ズダダダダダダダ…
オオアリクイ「それはちょっとよくないな~」
オオアリクイ「むやみに人に絡むものじゃないぞ、キミ!」
ディノポネラ「大丈夫か、ヒアリ!!」
ミナミコアリクイ「みんなちょっと見てよう、蟻地獄の巣に落とされたのはアリモドキだよ」
アリのフレンズ一同「な、なんだってー!?」
ディノポネラ「いやあ、すまない私達の勘違いだったようだ」カラカル「いいって事よ、これで一件落着ね!」
アリモドキ(え・えー!?)
一方その頃名無し達は・・・
名無しの事をなんと呼ぶかで軽い口論になっていた
そこへ博士と助手がやって来た。博士「お前達、騒がしいのです一体何を揉めているのですか?」
タテガミオオカミ「丁度いい!博士たちに決めてもらおうじゃないか!」
博士・助手「ふむ分かりました、しかしタダとい言うわけにはいかないのです!じゅるり!」
名無し「何をすればいいんですか?」
博士「じゃぱりまんをよこすのです」
助手「しかし只のジャパリまんでは駄目なのです、我々はグルメなので!」
アリツカゲラ「只のジャパリまんじゃないジャパリまんですか…?それは一体…」
博士「うらじゃぱりまんを持ってくるのです!!」
タテガミオオカミ「聞いたことあるよ!特別なボスだけが持つって言う伝説のジャパリまん…!」
名無し「その特別なボスっていうのはどこにいるんですか?」
博士「さっさと探しに行くのです!」バタンッ
タテガミ「あ…、そのボスって出会った者を不幸にするからアンラッキービーストって呼ばれてるんだけどな…」
名無し(探しに行けって言われても何処を探せばいいんだ…っていうかカラカルさんは?)
一方カラカルは飛んできた博士と偶然会った
カラカル「あれ、博士と助手じゃない。おーい博士~!」
カラカル「行っちゃった…、何か腹立つわね…石投げてやるんだから!えいやっ!」
パッカーーーーン!
助手「あっ、博士が落ちた」
カラカル「あっ!当たっちゃった… 博士ごめーん!」
博士「…謝って済むならジャパリポリスは必要無いのですよ…!」ピキピキ
助手「博士、大丈夫なのですか」
博士「…助手、どうやら私はここまでのようです…裏ジャパリまん…食べたかったのです…ガクッ」
助手「博士ーーーッ!」
博士「zzz…」
助手「…ちっ…!」
悪魔助手「カラカルがこっちに来る前にいっその事ここでトドメを刺すのです」天使助手「な、何を言ってるのです!?」
天使助手「何と卑劣な…その様な事は断じてなりりません!」
カラカル 「面白そうだからえいッ!」(天使と悪魔をパッカーンさせた)
助手「アパラパー!あははは!ここは誰?私はどこ?」カラカル「…やっべ…!さいならー!」
カラカル「ハアハア… あーびっくりした!ん、あれは…?」
イワビー「イワビーだぜ!」 フルル「ふるる~」
カラカル「あんた達がこんな所にいるなんて珍しいじゃない、どうしたの?」
イワビー「さっき、へんなボスを見かけてよ~ 追いかけてきたんだけど見失なっちまって」
フルル「じゃぱりまんもってな~い?」
カラカル「拾ったので良ければあるわよ、ゴソゴソ…はい」
それは七色に光るとても不思議なジャパリまんだった
フルル「きれ~い!食べるの勿体ないなぁ~」
博士「よくやったのですお前達、さあそれをとっとと寄越すのです!」
フルル「でも食べちゃうー」パクパク
カラカル「あっ!それサンドスターに反応して光るカビが生えてるのよ!」フルル「…ヴッ!」
イワビー「だ、大丈夫かー!?」
フルルの身体が光を放ち始める…!
光はおさまった!
イワビー「い、今のは何なんだー!?」
カラカル「なになに!?私も光ってみたーい!」パクッ
カラカル「もぐもぐ…ヴッ…!」ピカーーー
カラカル「うまい!」/テーレッテレー/
イワビー「えーっ!こ、こっちにも一口くれよー!」パクッ
イワビー「ムシャムシャ…ヴッ…!」ピッカーーー
あまりにも光ったため、遠くからも見え、名無し達にも見えた
名無し「な、なんだろうあれ…」
アリツカゲラ「とにかく行ってみましょう~!」
博士「こ、この光は・・・!!」助手「知っているのですか博士?」
博士「いや、まったく知らないのです」
博士「とりあえず我々も食べるのです!」
カラカル「ムシャムシャ… え?もうないわよ?」
博士・助手「…なん…だと!?」
名無し「やっと見つけましたよ!!」
サーバル「え?あなたは誰?」
名無し「すいません人違いでした…」
カラカル 「あらサーバルじゃない!それにようやく見つけたわ迷子の子!」
サーバル「あ、カラカル!この子カラカルの知り合い?」
カラカル「まあね、まあ私もちょっと前に会ったばっかりなんだけどね」
名無し「あれ、カラカルさんのお知り合いですか?」
カラカル「そうよ、サーバルっていうの。っていうか、もう少し再会の感動はないの?」
名無し「ハッ そうだった!もーカラカルさん、どこ行ってたんですか!?」
そこにセルリアンが現れた!!
博士・助手「…目障りなのです!」食べ損ねて機嫌の悪い博士&助手にパッカーンされてしまった!
するとセルリアンの中から光るジャパリまんが!
博士「念願のうらジャパリまんを手に入れたのです!」
???「もらったのだーー!!」
と声がしたような気がしたが、そんなことはなかった
博士「早速食べてみるのです」ムシャー
助手「あっ!博士、一人でずるいのです、こっちにも寄越すのです!」ムシャムシャガツガツ!
博士「!!こ、これはいったい・・・!?」
助手「ふしゅぅうう…!!体に力がみなぎって来るのです…!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
博士・助手 ムキーーーーン!
シュッ
カラカル「え!終わり!?」
名無し「何か変ですよ…?!」博士・助手「…100%…!」
博士・助手「アッハッハッハッハ!!!」
そこに黒セルリアンが現れた!
博士「キエーイ!一撃で葬ってやるのです!」
セルリアンはひらりと身をかわした!
博士は勢い余って地面に突き刺さった!
助手「博士ー!よくも博士を… トォリャアー!!」
カラカル「まって!セルリアンの様子が変よ!」
名無し「にげろーーーー!!」
一同「きゃーーーーー!!にげろー!」ズドドドド! 博士「………」ポツン…
次の日…
博士「ひもじいのです…」
アクシスジカ「可愛そうに…さあこの土をお舐め」
博士「ペロッ… んまーい!味に目覚めたのです!!」
博士「しかし舐めるだけではお腹が満たされないのです…何か食べ物は無いのですか?」
アクシスジカ「この赤土をたーんとお食べ。」
博士「笑えないジョークは沢山なので…もがっむぐぐぅーーーーー!!」
博士「うまい!もっとよこすのです!」
カラカル「あれ、博士!?まさか昨日からずっとここにいたの?っていうか何やってるの?」
博士「ふむ、土中もなかなか悪くないのですよ。我ら~ツチノコ~の~♪」博士は既におかしくなっていた…
助手「しっかりするのです博士!!」バシッバシッ
博士「はっ!?痛いのです助手!もう正気に戻ったのです!」助手「……………」ビシッバシッ!!
博士「わたしは新世界の長になるのです。かしこいので」助手「はっ、やりすぎたのです!!」
助手「またしっかりするのです博士!」バシバシ
カラカル「だめだこの子達…早く何とかしないと」
カラカル「いい加減にしなさーい!!」助手「ヴッ!」
???「ふもうな争いはやめるのだ!」
そんな声が聞こえた気がしたが空耳だったようだ
カラカル「しまった強くやりすぎた!だ、大丈夫!?」
助手「…大丈夫で済むなら医者は要らないのですよ…!ガクッ…!」
カラカル「助手ーーーー!!どうして、どうしてこんなことに!!」
助手「…ZZzz」
ジャイアントペンギン「ガサゴソガサゴソ… ようお前ら!何やってるんだ?」
その様子をパンカメのワザで透明になったアライさんが眺めていた
だが、気のせいのようだった。
アライさん『うええ~誰も気付かないのだ…!さみしいのだぁ~!』
だがその声は誰にも届かなかった…
???「私にはちゃんと聞こえているのさ~」
だが気のせいだった
カラカル「…ジャイアントペンギン、さっきから何をぶつぶつ言ってるの?」
ジャイペン「いやこっちの話。それよりコノハズク達は何やってるんだ?」
カラカル「埋まって、土を食べて、叩いて、寝たのよ」
ジャイペン「…あーそう言うことね、完全に理解した」
アクシスジカ「すごいねアンタ…」
ジャイペン「あっ!みんなが探していたアクシスジカって君だねぇー!?」
アクシスジカ「いかにも私がアクシスジカよ!あんたも土食べる?」
ジャイペン「今日は遠慮しておくわ!じゃーなー」アクシスジカ「…ちっ!」
そして次の日…
???「きょうこそはあらいさんがだいかつやくなのだ!!」
カラカル「ん?何か聞こえたような…まあいいか よし今日も元気にレッツゴーよ!」
カラカル「さて、今日は何して遊ぼうかしら?」名無し「あの私の名前は…」
カラカル「アッハッハ!忘れてたわ!さあ、あなたが何の動物か知ってるコを探しにいきましょう!」
そして二人はゆきやまちほーに訪れた
カラカル「さっっっっむ!!!!」
カラカル「……寒すぎて何だか眠くなってきたわ…ZZzz」
名無し「まずい!何か暖をとる方法は…、ん?あれは!?」
何とそこにはレジャー型温泉施設ジャパリアンパラダイスが!
カラカル「たのしそー!ねえ早く入ってみましょうよ!」
???「待つのだ!やっと出番なのだ!」
ゴオオオーー!! カラカル「吹雪いてきたわね!今何か言った!?」名無し「いえ何も」
カラカル「ここがレジャー型温泉施設ジャパリアンパラダイスね!なんだか色々あるわよ!」
ギンギツネ「あら、いらっしゃい」
カラカル「ぎんぎつねじゃない!久しぶり~元気だった?」
ギンギツネ「もちろんよ!あなたも元気そうで何よりだわ!あら、その子は?」
カラカル「かくかく しかじか なのよね…」
ギンギツネ「ああ、その子がアクシスジカなのね!初めまして、私はギンギツネ、よろしくね」
名無し「ちっがーう!!アクシスジカさんは土食べる人です!私は土食べない!」
ギツネギツネ「うわぁーー?!怒ったぁーーー?!怖いわこの子!!」
カラカル「まぁまぁ・・・この子、名前が分からないのよ。そんでこの子がなんの動物か知ってるコを探してるの。」
カラカル「そんな事より温泉よ!温泉はどこ!?」
ギンギツネ「焦らないの。温泉はこっちよ」
名無し(そんな事…!?)
カラカル「ほらほら、温泉こっちだって!早く行きましょ!」
名無し「…まぁいいか!カラカルさーん待ってーーー!」
カラカル「へぇ~~… 大きい施設ね~。色々な物が沢山!温泉も色々あるみたいよ。」
名無し「わぁ!カラカルさん!このお風呂ブクブクいってますよ!」
カラカル「大変!誰か沈んでるわ!助けましょう!」
ギンギツネ「それはジャグジー風呂っていうのよ」
カラカル「へぇー、変わった温泉なのねー。こっちのは何?」
ギンギツネ「こっちは油風呂ね、高温でカラッと揚がるわよ、気をつけてね」
名無し「へー、なんだか気持ちよさそうですね。ちょっと入ってみません?」
カラカル「おっ先ぃーーー!」ドッボーーーーン!
ギンギツネ「あっ!そっちはただの氷水よ!」
カラカル「私、先走っちゃったみたい…」
名無し「どうしてこんなことに・・・」
ギンギツネ「盛り上がってる所悪いけど、次にいくわよ。」スタスタ…
ギンギツネ「で、こっちが電気風呂ね。ビリビリして気持ちいいのよ~」
カラカル「どれどれ…ちょっとアナタ入ってみなさいよ。」名無し「ええ!?」
名無し「ひっ…!?何かピリピリするぅ!」
カラカル「ほらほら早く早くぅー!」 ドンッ 名無し「わーーーー!」
デンキウナギ「あっ、どうもー」
名無し「…んっ!適度にピリピリしてて以外と良いかも…!」
デンキウナギ「ハ…ハックション!!」 放電ビリビリ~~
名無し「うわああーーーー!!」カラカル「ど、どうしたの!?」
ギンギツネ「入ってみればわかるわよっと!」ドンッ!カラカル「わわわわーーーっ!」ドボーン
カラカル「こ、これは・・・!!」
カラカル・名無し「き、気持ちいい~~~!!」
ギンギツネ「いいでしょお~?はい次いくわよ。」
???「待つのだ!アライさんもおんせんに入りたいのだ!」
カラカル・名無し・ギンギツネ スイ~~~~~~~~・・・・
デンキウナギ「気配がしたけど、ただの湯気かー」
そして一時間後
デンキウナギ「さーて、そろそろ一回あがろうかな~」ザバ~ッ
彼女が上がると電気風呂が普通のお風呂に戻った
デンキナマズ「はーいお疲れ様ー、交代だよーーー」
デンキウナギ「あっ センパイ!お疲れ様っす!」
一方その頃…
キタキツネ「ねえ、ごはんまだー…?」
キタキツネ「そっか、今ギンギツネ居ないんだっけ…どうしよ…」
???「ここでアライさんの登場なのだ!」
カピバラ「はい、ふっくらだよよよ…」
キタキツネ「ん?今何か変な声が聞こえたような…気のせいだよね、食ーべよっと!」
カピバラ「あとぱびりおんに私が出るよよよ…」
???「うどん…!?それはうどんなのだ!!うどんといえばアライさんの出番なのだー!!」
一方その頃カラカル達はこーひーぎゅうにゅうと呼ばれる飲み物を飲んでた
ギンギツネ「いい?こうやって腰に手を当てて体を仰け反らせて飲むのよ!ゴキュゴキュゴキュ!」
カラカル「あ〜なんか気合い入るわね!」
名無し「うっ…急におなかが…!!」グルルルル…
カラカル「えっ?!ちょっと止めてよこんな所で!その辺の草むらでしてきなさいよ!」
名無し「プウゥゥ~~~…」
ギンギツネ「飲み過ぎは危険よ。今度から気をつけなさい」
カラカル「そういう事は先に言って欲しかったわ…ヴッ!」グルルル…!
名無し「カ、カラカルさん!!大丈夫ですか… (グルグル…) ウッ…!!!」
ギンギツネ「しょうがないわねぇ…これを飲めば良くなるわ、はいゲリトメールZよ!」
ゴクゴク… カラカル「こ、これは…!!」
カラカル「おいしーい!」
カラカル「ねえギンギツネ、これもう一本ちょうだい!」
ギンギツネ「もう!あんまり飲んでフン詰まりになっても知らないわよ!」
名無し「あ、あの…私の分は…」
ギンギツネ「あなたにはこのフルーツ牛乳をあげるからこれで我慢してね」
名無し「そんなぁ・・・まあ飲むけど」ゴクゴク
名無し「…うっま…!」ポワワーン
名無し「で、でもお腹が… うートイレトイレ…」
その時である!
ふと見るとベンチに若いフレンズが座っていた 名無し「ウホッ良いフレンズ…!」
だが、みんなトイレ行ってしまったので気づかなかった
若いフレンズ「このジャパリまんを見てくれ。こいつをどう思う?」
カラカル「…凄く大きいわね…!」
名無し「そのジャパリまんは何なんですか?」
その後紆余曲折あって、若いフレンズとは二度と会う事はなかった…
カラカル「さて、お腹も治ったしあの『うぉーたーすらいだー』っていうので遊んでみましょ!」
名無し「うわあ、結構高いですね… ちょっと怖いな~ 絶対押さないでくださいよ?」
カラカル「えいっ!」ドン
名無し「アーーーーー!!!!」
ギンギツネ「あ!そっちはまだ改装中よ!スライダーはこっち!」
バキバキバキッ 名無し「アアアーーーーー!!」
カラカル「アッチャー イッケネー!(テヘペロ)」
名無しはしばらく療養生活をすることになり、ゆきやま組はこここでちょっとQK!し、一方その頃さばんなちほーでは…
欠←トムソンガゼル
かばんちゃん「前から思っていたのですが、なぜあのフレンズさんは動かないのでしょうか?」
サーバル「あれは等身大パネルだよ」
トムソンガゼル「え、何?」
サーバル「うわぁーーーー!!喋ったぁ!?」
トムソンガゼル「もう酷いよー!ルルはパネルなんかじゃなきよー!」
サーバル「はっ!! ゆ、夢…!?あーびっくりした!」
かばんちゃん「サーバルちゃん、やっと覚めましたね。今はもう日が暮れちゃってますよ」
サーバル「大丈夫!夜行性だからね!!b」
サーバル「それよりかばんちゃん、今日は何だか余所余所しいね?どうしたの?」
かばんちゃん「ふふ・・・やりますねサーバル!その通り、私はかばんちゃんではないです!」顔ビリビリッ
サーバル「うみゃーーーーっ!!かばんちゃんの顔がーーー?!」
スナネコ「スナネコです。」
かばんちゃん「どっきり大成功!」
サーバル「もーっ!ビックリしたよー!今度は本当にかばんちゃんだよね?!」
かばんちゃん「それはどうかな!?」ビリビリッ
かばんちゃん「今回はホンモノでしたー!」
サーバル「なーんちゃって!かばんちゃん、まだまだ甘いね!」ビリビリッ
かばん「サ、サーバルちゃん?!何してるの!いきなり服を破いて!」////
サーバル「じゃじゃーん!まとりおしかって言うんだって!」
かばんちゃん「小さくなってる…!?」
ミニサーバル「みんみぃ…?」小さくなったサーバルは知能も低下していた!
???「フハハハッ、計画通りなのだ!」
かばん「大変!お世話しなきゃ!」ミニサーバルを抱えて疾走
マーゲイ「グヘヘ 良いシーンが撮れたわ」
もう一人のマーゲイ「あなた!私の姿をして悪事を働くなんて言い度胸ね!一体何者!?」
マーゲイ「な、なんですって!?偽物はあなたのほうでしょ!!それに悪事だなんて…かわいいものを愛でて何が悪いの!?」
もう一人のマーゲイ「わ、私が偽物!?まさかそんなはずは…」
しかし、尊きものをこよなく愛する二人はすぐに打ち解けあったのだった
マーゲイ「そんな事よりもさっきの二人を追うわよ!!」マーゲイ2「尊さのビッグウェーブだわ!!」
マーゲイ「ちょっと待って!んん、あれは・・・!?」
マーゲイ1・2「ヘラジカとライオンだわ!うはーーー!!」
マーゲイ達は悩んでいた… 二人を追うべきか、このままライヘラを観察すべきか…
その時!アデリーペンギンが現れた!
二人のマーゲイに衝撃走るッッッ!!
マーゲイ「あのコ、あの目の輝き!!6人目のPPPになれるんじゃ・・・!?」
プリンセス「ところがどっこい!PPPになれるのは5人までよ!」
???「それはどうかな」
マーゲイ「あ、あなたは!?絶対名前でよばれない謎の存在!???さん!」
???「私の事はどうでもいい、それよりプリンセス!君は間違っているぞ!」
プリンセス「な、なによ!」
「目玉焼きには醤油だろ」
プリンセス「…なん…ですって…!目玉焼きにはソースに決まってるでしょ!!」
プリンセス「マーゲイ!マーゲイはどうなの!!?」
マーゲイ1「私は塩派ですね!」マーゲイ2「私はマヨネーズよ!」
マーゲイ1・マーゲイ2「……なんですって!?」
だが基本的に同じ趣味趣向を持つマーゲイ二人はすぐに和解した
オイナリサマ「些細な事で醜く言い争うのはおやめなさい…」
オイナリサマ「ケチャップ以外は有り得ませんよ…!」
✝ブラックバック✝「味の破壊者め!くっ・・・このままではジャパリパークが闇に・・・っ!」
オイナリサマ「なんだァ?てめぇ・・・」
✝ブラックバック✝「くっ落ち着け、我の右腕・・・っ!ここで発動したらだめだ・・・っ!まだ全開放には早すぎるっ!」
✝ブラックバック✝が躊躇った一瞬の隙を突いてオイナリサマのパンツ剥ぎ取りスキルが炸裂した
オイナリサマ「もらったァーーーー!!」
シュバババッ! オイナリサマ「…な?!履いていないですって…?!」
マーゲイ2人「・・・なんですって!?」 ピクッ
マーゲイズ「ぐふふ…」ユラァ…
✝ブラックバック✝「…な何だコイツら!」
プリンセス「あなた、誰だか知らないけど早く逃げて!!」
マーゲイズ「逃がすかーー!!」 シュバババババ!!
プリンセス「あぶないっ!!」 ドンッ
咄嗟に✝ブラックバック✝を助けようとしたつもりが勢い余って覆い被さり床ドンの体勢になった
マーゲイズ「「あ゛あ゛~~~~~~~!!」」鼻血噴出
プリンセス「怪我はないかしら?」(突然のイケボ)
✝ブラックバック✝「えっ!?」ドキッ
✝ブラックバック✝「た、食べないでくれー!」
カラカル「あらあら、闇を司る者(自称)なのにそんな情けない声を出すのね。いつもの口調はどうしたのかしら」
プリンセス「そんな事よりこのままじゃマーゲイズが失血死しちゃうわ!手を貸して!」
コアラ「パップを食べさせて回復させるですぅ。どんどん甘えちゃっていいんですよー?」
✝ブラックバック✝「パップ?何だそれは?」コアラ『…ゴニョゴニョ…』✝ブラックバック✝「……」
コアラ「それではパップ投入ですぅ。回復いきますよー!」
マーゲイズ「「んまあぁーーーい!!」」
プリンセス「あーよかった」
ミライさん「パップはコアラさんがユーカリを食べられるようにするための離乳食なんですけど・・・食べてしまわれたのですね、あれを・・・」
マーゲイ「意外とクセになる味よ。ミライさんもどうぞ。」
ミライさん「いいえ。私は遠慮しておきます」
マーゲイ2「まぁまぁ、そういわずに…」 ミライさんを羽交い絞め
マーゲイ1「はい、あーーん!」ミライさん「ヤメロー!シニタクナーイ!」
コアラ「なんかすごい失礼な事言われてるきがする…!!」
パクッ
ミライ「うおおおおおーーー!!」
✝ブラックバック✝「やばい、みんな伏せろ!!」
ミライさんは激しい気の昂り(たかぶ)によって覚醒した!
ミライさん「もう我慢できません、みなさんけも耳しゃぶらせてくださーい!ブラックバックさんはですね、オスだけ体が黒くてツノが立派になるんです。黒ければ黒いほど群れの順位が高くてぺろぺろぺろぺろ」
そんな変態は置いといて数日、ゆきやまのカラカルと名無しは元気になっていた
名無し「カラカルさんどこに行ってたんですか?」
カラカル「色々あるのよ。それより一刻も早く出発しましょう。」
ふたりはさばくちほーにやってきたのだった
カラカル「あづーーーーー!!!」
カラカル「あっつー!もう喉がカラカルよぉ~~~!」名無し「さっむ!!!」灼熱だった昼の砂漠は一気に氷点下と化した
カラカル「計画通り」
名無し「あれはなんですか?」カラカル「砂嵐よ!逃げましょう!」
フレンズ「親方ァ!空からみゆはんが!」
名無し「砂嵐だ……!」
カラカル「みゆはんが砂嵐で舞い上がったわよ!」
bgm ぼくのフレンド
カラカル「さあ逃げるわよ!」名無し「え、あれ放置!?」
カラカル「そうよ。もうあと3コメント後には戻ってきてるから。」名無し「え……、ええ……。」
ここでCM入りまーす!
ヒグマ「今日の晩御飯はカレーよ!」キンシコウ・リカオン「わーい!」
ハ◯ス けものフレンズ カレー新発売!
CMあけ カラカル「ここがこうざんちほーね!」名無し「高い山ばっかりですね~」
カラカル「凄い高さね…サーバルの奴ホントにこんな所をよじ登ったのかしら…?」
名無し「あっちに階段あるみたいですよ」
名無したちが階段があるところまでに近づくと、そこには階段だけでなく、クライミング用のロープまでもあったのだった
カラカル「ウーン、何かこうチャチャっと登る方法は無いかしらね…」
カラカル「どこかに暇そうな鳥のフレンズでもいないかしら?・・・あ!あれは・・・」
ハクトウワシ「レッツジャスティス!何だか呼ばれた気がしたわ!」
カラカル「丁度いい所に!ちょっと手を貸して頂戴!」
ハクトウワシ「ふむ、君達を上まで運べばいいんだな?御安い御用だ!」
???「アライさんも乗せるのだ!」
スイ~~~~ 山頂に到着!
名無し「あっという間でしたね!」カラカル「さすがハクトウワシ!」ハクトウワシ「ハッハッハ!」
カラカル「あの建物は何かしら?」
その時である! トキ「わぁたぁしはトォキィー!!!!」 カラカル・名無し「ぎにゃああ
3人は気絶した
一時間後…
カラカル「はっ!みんな起きて!もう真っ暗よ!」
そこには昼の様相とは一変した深夜の盛り場ジャパリパブが煌々と明かりを灯していた!
カラカル「なんだかわからないけど入ってみましょう!」ガチャ
アルパカ「ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ↑ジャパリカフェへ~!」
トキ「あらいらっしゃい。私の歌を聴きにきてくれたのね。ムフ♡」
アルパカ「ねえねえ、なに飲む~色々あるゆぉ~猫科の子にはねぇ~マタタビカクテルなんてオススメだゆぉ~?」
カラカル「いただくわ!あなたも飲みなさい!ハクトウワシも!」
30分後… カラカル「ほらぁ~!名無しぃ~!もっとこっちに来なさいよぉ~!ヒック!」
名無し「なんかやばそうだなぁ…」ハクトウワシ「目がすわってるわよ。」
カラカル「アタシの酒が飲めないってぇ~の!?ホラ!こっちにきなさい!!」
ツチノコ「お前うるさいぞ!ここは静かにお酒を飲む場所なんだぞー!」
カラカル「そんなこと言ってないであなたも飲みなさーい!」
ツチノコ「ちょ?!おい!ヤメロ…んぐぐーーー!!」
30分後…
ツチノコ「うい~~、ヒック!何だか無性に絵を描きたい気分だな!」
名無し「この赤ペンだけは死守せねば・・・」
ツチノコ「おっ!お前良いもの持ってるな、それを寄越せー!」バッ!
ハクトウワシ「あー!!世界の終わりだ!!」
ツチノコ「ふふふふ ふーふふ ふふふふ♪」 描き描き…
カラカル「へー、結構いい絵を描くのね。私も描いてみよ。」描き描き…
ツチノコ「完成したぞ!」カラカル「私も描けた!見て見て!」ササツ
その日、世界は静止した
そして、それから100年が経ち、名無しは再び目覚めた
タイリクオオカミ「~再び目覚めた…とよし!出来た」アミメ「先生!流石です!大ヒット間違い無しです!」
【けものフレンズBBS NEO 100レスSS 2018】 〜完〜 タイリク先生の次回作に ご期待下さい。
ショウジョウトキ「100レスなのに既に729レスなんですけど!」
タイリク「摂氏では沸点は100℃としているが、華氏では729°Fなんだよ」
アミメ「ショウジョウトキ!先生の言うことは絶対よ!先生が白と言ったら例え黒でも白なのよ!」
アリツカゲラ(これは中々終わりそうにありませんねぇ… )
名無し「それで結局、私は何のフレンズだったのですか?」
アミメ「ヤギね!」
ヤギ「メェー推理ですね」
完!!