一方その頃ろっじでは迷子のカラカル捜索隊が結成されていた
名無し「えー、それでは皆様。捜索隊のリーダーであるアリツカゲラさんのお話をお聞きください」
アリツカゲラ「あーあー、本日は晴天なり…本日は晴天なり…」
アリツカゲラ「…でありまして…うんたらかんたら…では皆さんよろしくお願いします~」既に五時間が経過していた
アリツカゲラ「あれ?」みんな気づいた頃には解散していた
名無し「よーし探すぞー」
タテガミオオカミ「まずはどこを探すんだい?」
名無しのフレンズ「そうですねぇ…まずは近場の森を探しましょう」
ガサガサ…
ジャイアントペンギン「ようお前ら、何をやってるんだ?」
名無しのフレンズ「わー!食べないでくださーい!」
ジャイペン「え~、どーしよっかな~♪」
ジャイアントペンギン「じょーだんだよ、じょーだん!で、何やってるんだ?」
名無し「かくかく しかじか でして・・・」
ジャイペン「ふんふん、アクシスジカを探してるのか、それならその辺で土舐めてたよ」名無し「…他を当たろう…」
ののののののののののののの
カラカル「あっれぇー?ここ、どこかしら・・」
カラカルは洞窟に入っていた
カラカル「そろそろ戻らないと…うーん?あれ?どっちから来たんだっけ…」
カラカル「あれ?ボスがいる。おーい、ボスぅー!!」
ラッキービースト「…未確認個体ヲ確認…照合中…照合中…該当無シ…強制排除モードニ移行シマス…」
そう発するとラッキービーストは変形し始めた
カラカル「わわ!ちょ…ええ!?」
ラッキービースト「ウィィィィーン・・・ターゲット・ロックオン」
変形を終えたラッキービーストには筋骨隆々のたくましい腕が生えていた!
カラカル「バランス悪うーーー!!」
???「あぶない!避けて」
我に返ったカラカルは咄嗟にラッキービーストの攻撃を避けた
カラカル「あっぶな~…え?!」 振り返るとカラカルの背後に忍び寄るセルリアンにラッキービーストの一撃が炸裂していた
カラカル「ありがとう、助かったわ!あなたは・・・?」
セグロジャッカル「あたしはセグロジャッカル!この特別なボスと一緒にパークの平和を守ってるの!」
カラカル「か、かっこいー!」
セグロジャッカル「それより、あなたはどうしてこんな所に?迷子にでもなったの?」
カラカル「それがさー、ちょっと聞いてよ、もー」
カラカル「じつは…かくかくしかじかでねー」
カラカル「と言うわけなのよー」セグロジャッカル「それは大変!あたしも探すの手伝うよ!」
セグロジャッカル「まずは一旦洞窟から抜けよう!ボクについてきて!」
カラカル「あ、ちょっと待ってー!」数分後… カラカル「あれぇ、見失っちゃったわ」
セグロジャッカル「こっちだよ!こっち!置いていっちゃってゴメンね」
二人は洞窟から抜け出すのであった
カラカル「うーん、やっぱり外が一番ね!」
セグロジャッカル「それで、その名無しさんっていうのは何処に行ったか検討くらいはつかないのかい?」
カラカル「全く見当もつかないわ」
セグロジャッカル「ええ!?じゃあ、あてずっぽうに探していたの?それは無謀なんじゃ…」
カラカル「だよねー流石に途中から探すのに飽きちゃって洞窟を探検してたわけなのよ」
セグロジャッカル(なんだか奔放な子だなぁ…)
カラカル「ところでそのボス、さっきから腕使って歩いてるんだけど…すっごく不気味だわ!」
セグロジャッカル「私も最初は驚いたけど、だんだんカッコよく見えてくるよ」
カラカル「ええ…?!(この子ちょっと危ないわね…)」
セグロジャッカル「あてずっぽうに歩き回るよりも一度その、ろっじ?に戻ってみた方がいいんじゃないのかい?」
一方その頃、ろっじ組「この辺にはいないねー。とりあえず洞窟の方に行ってみるか」
セグロジャッカル「ここがロッジ?結構大きいね~。こんな所があるなんて初めて知ったよ。」
カラカル「なんでも最近出来た別館らしいわよ」セグロジャッカル「ホントだ建物がまだ新しいね」
ガチャ カラカル「誰かいる~?いたら返事して~!!・・・ うーん、やっぱりみんな帰ってきてないみたい」
そこへ客がやってきた。もちろんフレンズである
オカピ「オカピだぞー!」
カラカル「あら、オカピじゃない。どうしたの?」
オカピ「ろっじに泊まりにきたんだよー」
アルパカ・スリ「あたしもきたよぉ!」
カラカル「困ったわね~、今誰もいないのよ」
カラカル「じつは かくかくしかじかで・・・」
オカピ「ふんふん、アクシスジカを探してるのならその辺で土舐めてたよ~」カラカル「……」
カラカル「…他を当たろう…」
アルパカ「受付はあたしがやっとくねぇ〜」
オカピ「じゃああたしはお部屋の掃除やるよ~!」
カラカル「じゃあ私はお客さん!」
セグロジャッカル「じゃあ、あたしもお客さん!」ボス「…」
アルパカ「その名無し?さんを探しに行かなくていいのぉ~?」
一同「ハッ!」
カラカル「うーん…あれ?おかしいわね…名無しの匂いが何だか新しい気がするわ」
セグロジャッカル「もしかして、一度ここに戻ってきているんじゃないかい?」
カラカル「!!という事は、まだそう遠くへは行ってないはずだわ!探さなきゃ!!」扉バーーーン!!
カラカルが飛び出した1分後、名無し達が戻ってきた
オカピ「タイミング悪っ!」