エゲリアの項目に書かれている「初代水龍である「原初の水の龍」がテイワットから取り除かれた40余年後、第一降臨者「天理」の4つの影の一つによって創られた。」という記述について、日月前事と慈水怒涛の翼ストーリーが出典として挙げられていますが、実際にこの2つだけが出典とすると現時点では踏み込みすぎた考察のように思います。
何か他に出典があったりするでしょうか? 主に以下の2点が気になっています。
- 「第一降臨者」「天理」「原初のあの方(パネース)」の三者が同一の存在かどうか、プレイヤー目線で完全確定したとは言えないのではないか?
(現状ある情報は第一降臨者=天理という「推測」であって確定情報はないのでは) - 日月前事にエゲリアをはっきり示唆する記述があるように見えない。逆に慈水怒涛の翼に4つの影をはっきり示唆する記述があるように見えない。
翼のストーリーからはエゲリアがかなり初期に創られたことは読み取れますが、それをもって4つの影と関係があるとするのは、少なくとも現時点ではまだ「かもしれない」の領域を超えるものではないと思います。
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最初に言いたいのですがこんなことを言うのは野暮かもしれませんが考察として記述するうえで完全確定している必要はないと考えています。無名夜叉の末路が実際のストーリーとそれ以前に実装されていた昭武の羽根のストーリーとでは違うように確定するのを待ってから記載してもそれが意味をなさなかったり、逆に今後語られることがない可能性も十分にあり、その場合は確定しないため記述されないことになります。ゆえに考察ではその現時点での情報で考察する事が重要であり、完全確定していないからと言って排除するのは考察を委縮させる原因になります。後に間違っていることが分かったのであれば直せばいいんです。
それを踏まえて1と2の話ですが…
1の「第一降臨者」「天理」「原初のあの方」が同一人物かどうかはこのwikiに限らず多くの考察で同一人物として扱っている事が多いです。
龍王を倒したのは「原初のあの方」だが、その権能を七神に渡したのは「天理」であったり
エゲリアを作ったのは「天空の島の使者」だが、遅れて付与された魔人の格は「原初のかの人物」のものであったり等。
またエゲリアは「君主の手で創られたが、素材と性質はこの世界に由来し、外来する要素は一つもない。」とありますが
これは逆に言えば君主は外来の者である(=第一降臨者)と受け取れます。
あと「天理」と「原初のあの方」が同時に登場しないのも理由の一つです、
確定できる情報はありませんがそれ以上に否定できる情報がないのが事実ですね。
2については木主の勘違いだと思います。それはあくまで出典であって、「4つの影」の部分が「日月前事」から引用している部分で、「「原初の水の龍」がテイワットから取り除かれた」の部分が「慈水怒涛の翼」から引用している部分であるという意味でしかありません。なので日月前事にエゲリアの記述がない~というのは当たり前のことです。
砂場4にサンプルを2通り作成しました。これを参考にご意見をお願いします。
ご意見は「どちらが良いと思うか」でもいいですし、「サンプルのこの部分をこう修正したほうがいいと思う」というものでも大丈夫です。
私自身は集まったご意見をベースに判断します。ただ、あらかじめ宣言しておきますが、日曜までにご意見が全く出なかった場合は私個人の判断で決める可能性が高いです。
自分は1と2の案を合わせて
『~「統率者」などと呼ばれる存在によって創られた。 創造者は外来の存在と示唆されているが~』が良いかと思います。
理由:前半は「エゲリアの創造者=天理」という表現が「天空の島の使者=パネース(第一の王座)=第一降臨者=天理」という現状非確定の前提に基づくものである事。後半はこちらの方が自然な表現なので。
個人的にはエゲリアの創造者について『(水龍排除後に誕生という点が)日月前事に描かれる天地創造の場面と類似しており、エゲリアの創造者はパネース、もしくは四つの影である可能性がある。』ぐらいは書いても良いと思います。一応これがこの考察のキモでもありますし
のように不確定な内容による考察部分をわかるようにするのはどうでしょうか?「天空の島の使者=パネース(第一の王座)=第一降臨者=天理」というのも少なくとも現時点では同一視しても問題はないと思いますし、他の項目との関連が分かりやすいようにという意味でも天理という文言を残していいと思います。
基本的には1でいいと思います。もし2を使うのであれば統率者というワードは慈水怒濤の翼のストーリーを読まないと誰を指しているのか分かりづらく、脚注で補足をするくらいであれば最初から別の言葉に言い換えたほうがいいと思います
普通に「統率者」をページ内に追加すればいいのでは?
あと、そもそもの問題として、「心臓」は正体でもなんでもなくてただの比喩じゃないかな。『慈水怒濤の翼』の原文を最初から順に読むと「原初の海の成分は血液に似ている」「原初の海すなわち血の海を支配した心臓が原初の水の龍」「元々の心臓が取り除かれた後、統率者は別の心臓を創り出した」とある。隠喩の多い文章を文脈がわからない形で切り出すとかえって理解を妨げるから、可能な箇所は平易な言葉に置き換えていった方がいいと思う。
初代水龍死亡後、天理?(*1)によって、原始胎海の新たな支配者として創造される。
*1 媒体によって作成したとされる者が異なり『慈水怒濤の翼』では「統率者(天理の影の一つ?)」によって、ヌヴィレットストーリーでは「僭主(天理≒第一降臨者?)」によって作られたとされている。
1行目はこれくらいがっつり削っても大丈夫だと思う。
>> 290
うーん自分としては、この文章の出典が「慈水怒濤の翼」と「日月前事」なので『エゲリア創造者は天理の関係者』と書くと急に出典にない「天理」が脈絡なく出てくるように感じてしまって。書くなら日月前事の記述に合わせて『創造者はパネース関係者』の方が良いのではないかなと。
『エゲリア創造者=天理』はあくまで『エゲリア創造者=パネース』が成り立つ事が前提ですし(「A=B」「B=C」「よってA=C」みたいな)
...あ、でも今の案では“四つの影”って表現を使わないから、同じ日月前事由来の“パネース”という表現にこだわる必要もないのかな...?
>> 291
もともと参考文献って読む事が前提、あるいは「わからなければそっちを読んでね」って意味なのでそこは問題ないと思います。
皆さん議論ありがとうございます。
ひとまず現状を見ての私の見解を以下に書きます。あと、砂場の方に下記の私の見解を反映させた形の第3のサンプルを作成しています。
皆さん私が気にしてたほどにはこだわりがないようでしょうか……? であれば私の方も強くはこだわらないようにします。
正直に言うと、上記の配慮のこだわりを捨てればどちらでも書きようはあると考えています。
文献に直接書かれていることを優先するか、可能性の高い考察を優先するかはどちらでもありで、言い回しに気を付けるだけの問題と考えています。
ひとまず形式的に人数だけ見ると、統率者と書きつつ青字で天理に言及する折衷案のようなものが多い感じでしょうか?
これは1案ベース・2案ベースのどちらにするかとは別件として受け取ってほしいのですが、この件に関しては>> 293と同意見です。読みさえすれば即わかる情報については出典を明記している時点で配慮としては十分だと思います。
これは正直、解説文を書くにあたっての価値観の違いでしかないとは思いますが、個人的には現状の情報の乏しさでそこまでバッサリいってしまうのは危なっかしさの方を強く感じます。
「心臓」が比喩の可能性が高いこと自体は論を俟たないと思います。ただ、比喩であるからには水龍やエゲリアの持つ性質、担っていた役割に関して「心臓」が想起させる要素と共通点があるということを指しているわけですが、「心臓」の持つ要素のうち何がエゲリアと共通しているのか、していないのかは現状の情報の乏しさではほとんど判別できないので、今からニュアンスを特定したような表現に置き換えていくのは不安を感じます。
ご意見を受けての自分の考えとしては逆に、その前後の「正体は○○である」という書き方のほうに問題があると感じています。この書き方のせいで「書き手は『心臓』が比喩である可能性を考えず、答えそのものだと思い込んでいる」という印象を与えているのではないかと。なので変えるならこちら、というのが現状の私の意見です。
可能であればこの件も他の方からご意見いただけるとありがたいです。
お疲れ様です。自分は案3で良いと思います。
・現行記述について:あまり気にしてないです
・統率者or天理:案3の表記で問題ないと思います。修正案では『日月前事』が参考文献に入っていないのであまり問題にするほどでもなかったかな、というのと「天理」部分が明らかに考察であるとわかるので。
・「心臓」について:292と木主どちらの案でも良いかと。自分は原典を読んだ限り292の言うように「血のような成分の海を支配していたので心臓と比喩的に表現されている(→心臓という言葉にそこまで深い意味は無さそう)」という印象を受けたので、292案のようにさっくりカットしてもいいし、木主案のように『「心臓」と表現されている』と丁寧に書いてもいいと思います(どちらかといえば木主案を推します)
ご意見ありがとうございます。案3に賛同いただけるようで助かります。今回は案3の提示が平日だったりしたので長めに反応を待つ予定ですが、現状これを最有力と認識しておきます。
今日まで>> 295以外追加のご意見が出ませんでしたので、案3を記事本体に適用しました。議論にご参加いただいた方々、ご意見いただきありがとうございました。
編集案を作成しました。「純水精霊は彼女の涙から生まれたとされる。」より前の部分を置き換える形で見てください。あとコメント欄でどう表現すればいいかわからず省きましたが、注釈も付けます。(出典は慈水怒濤の翼のストーリーであることや、「原初の水の龍も心臓だった」は純水精霊ではなく水ヴィシャップの伝説である、など)
先代水神。壁画では人間の女性の姿で描かれる。2000年前の魔神戦争勝者。
純水精霊に伝わる話によれば、その正体は原始胎海の中に創造された「心臓」であり、初代水龍である「原初の水の龍」が除かれた後、天空の島の使者たる統率者/君主(天理?)によって創り出された。
「天上から訪れた王が龍を倒した後に創造した」という点では日月前事に描かれる「四つの光る影」と共通しており、エゲリアは四つの影の一つ、もしくはそれに関係する存在である可能性がある。
「統率者」が降臨者であるとするなら異界より訪れたことになるが、その被造物であるエゲリアは外来の要素を利用せず、材質も性質もテイワット由来のもののみで創造されたとされる。
「原初の水の龍」の正体も「心臓」だったというから、おそらくその構造を模して作られたと思われるが、龍のような気高さを持ちながら姿は龍ではなく、神のような威厳を持ちながら神聖な使命を持たず、交流と理解を追求する存在だった。
お疲れ様です。ただこの案だとエゲリア自身が四つの影の一人になってません?
日月前事によれば四つの影が生まれたのはパネース降臨の年で、エゲリアが生まれたのは降臨から40年後(七龍を全て倒した後)に開始した天地創造の時期と思われます
ここは自分が読み間違えてますね……ちょっと考え直します
ちょっと相談させてください。
まずこのコメント欄のみで議論のために便宜的に天理やらパネースやらのポジションを「最高神」と呼ばせていただきますが、エゲリアを創造した「統率者/君主」は、この最高神本人なのか、その被造物なのか。
自分としては両論併記的な表現がいいかと考えています。「統率者/君主」という表現は頂点に立つ者のイメージで、その一方で「天空の島の使者」「使命を背負った」とあり配下の側(被造物)とも捉えられますが、使命は自分で自分に課すこともありうるとも考えます。
そして被造物側だった場合に、統率者が四つの影の一つの可能性もある、という記述の流れとするのはどうでしょうか。
自分も両論併記で良いと思います。エゲリアの製作者に関しては、
・ヌヴィレットのストーリー『フォンテーヌの童謡』ではパネースを思わせる「外来の僭主」が言及されてますが、
・慈水怒濤の翼のストーリーでは「使者・統率者・君主」と、パネースとも四つの影ともとれる表現になっています。
天地創造はパネースと四つの影が一緒になって行ったと日月前事に書かれているので、エゲリアの製作はこの中の一人、もしくは複数名で行った可能性すらあり、正直誰が製作者なのか特定できないというのが現状でしょうか