まだ考えない人
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2024/09/07 (土) 21:23:18
⓵ Mil-24数機でレーダーを使用し索敵&追跡、F-45SEGで制空権確保に出る。
敵を発見したら地上部隊へ通信。
→・Mil-24航空隊は防空網を突破できず敵部隊の座標のみを報告後、全機撃墜。
・F-45航空隊も視界外からの攻撃によって半壊、
その後ドックファイトで全滅。
①F-15、F-117による防空網制圧。
→・F-15が2機撃墜されるも、攻撃成功。
敵軍のレーダー網破壊に成功する。
夜のどこまでも広がる暗闇の中を、
戦闘機とステルス爆撃機で構成された飛行隊が編隊を組みながら高速で移動している。
目標は敵防空網、眼前に迎撃機は無し。
最高のコンディションだ。
だが、たとえ目で見えないからと言って敵がいないわけではない。
F-15に搭載されているAN/APG-63レーダーは、見事に130km以上前にいる敵機を捉えた。
「アルファ1-1よりブラボーへ、前方よりレーダー反応」
「味方か、敵か」
「周りに我々以外の友軍飛行隊はいません。
敵の航空隊かと」
…F-45SEはF-45のステルス性を強化した機体だったが、
高性能なレーダーの前では多少発見しにくい敵機でしかなかった。
「了解、交戦する」
はるか遠くの敵機に向かい、
無慈悲にも複数発のサイドワインダーが発射される。
今回の演習の先制第一撃は、
電撃のような速度で敵に向かって突っ込んでいった。
ユー・ビーン・サンダーストライク
2024年9月7日 PM9:45
第38独立戦車教導連隊
グリーンランド ナルサルスアーク
一方、ジナビア側の飛行隊は、まだレーダーで敵機を捉えていなかった。
無論、こちらにまっすぐ向かっているサイドワインダーも。
通報 ...
「ヴォルガ1-1よりドン2-1へ、
これより敵地に入る。援護は任せー」
その時、ようやくレーダーが敵の対空ミサイルを捉えた。
「フレア!」
パイロットの1人が反射的に叫んだが…遅すぎた。
半分以上の敵機が一瞬で撃墜判定にされ、航空隊が半壊する。
直後、F-15のレーダーからいくつかの光点が消滅した。
「低空に急げ!」
レーダー網を掻い潜るために、
低空へと航空隊が連続で降下していく。
先ほどのF-15が接敵したのは、まさにその時だった。
「アルファ1-1より全機へ、前方に敵航空部隊!
アルファ1はこれより交戦、アルファ2とブラボーは防空網制圧に向かえ!」
「ヴォルガ1-3よりドン1-2へ、これよりヴォルガ隊の残存勢力で交戦する!
ドン隊は奴らを振り切って偵察に向かえ!」
有視界外戦闘に続いて、ドックファイトが始まった。
お互いが高速ですれ違い、直後高速反転して戦闘に移る。
今度は互角だった。
遠距離戦に勝るF-15に対し、F-45SEは運動性で勝っている。
両者一歩も引かない、壮絶な激闘が始まった。
「こちらドン1-2より本部へ、前方に敵部隊を発見!
詳しい戦力は不明! オーバー!」
「こちら本部了解。 座標及び詳細な情報を求む。 アウト。」
「残存は何機だ!?」
「4機だけです!」
「そうか… だが行くしかない! 突っ込むぞ!」
戦闘機による防空網をかいくぐったヘリ部隊に対し、
M163とM1097アベンジャーから容赦のない追撃が行われる。
結局数に勝る敵軍に押し切られ、直後に航空隊は全滅することとなる。
②F-15、F-16による敵指揮部隊への攻撃および防空システム制圧作戦。
→・成功。数機を撃破されるも、防空網を制圧した。
「アルファ2-1より全機へ、演習通りにやれ!
一発たりとも外すなよ!」
「了解!」
すでに敵の目は潰されている。
電子戦機の援護の下、SEAD機が防空システムへと攻撃を開始した。
「畜生! なんて数の対空砲だ!」
湾岸戦争を彷彿とさせる激しい対空砲火が襲い掛かってくる。
数機が損傷し攻撃前に撤退、さらに2機は撃墜された。
だが、ワイルド・ウィーゼル…「狂暴なイタチ」の名は伊達ではない。
AGM-88とAGM-65を抱えながら、対空陣地めがけて一直線に突っ込んでいく。
しばらくした後、チェコ司令部に作戦成功を意味する
無線が飛び込んできた事は言うまでもない。
・敵軍の右翼・左翼戦域への移動を遮断する航空作戦。
AH-64、A-10による対地攻撃。
→・複数の車列を撃破、移動を妨害する事に成功する。
「こちらデルタ1-1よりチャーリーへ。
前方に敵の車列を発見、先導する!
ファースト・ストライクは任せろ!」
航空攻撃に対して無防備な車列に向かって、
正面から容赦なく30㎜ガトリング砲が咆哮した。
その特徴的な射撃音と共に、地上車両が次々に撃破されていく。
続いてAH-64が襲い掛かった。
かろうじて残った敵車両も、
ヘルファイアの前に焼き尽くされる。
後に残っていたのは、撃破判定になった車両と
空を放心状態で見上げる乗員だけだった。
⓶UBH改修を施したT-81UやT-74BTMを先頭に、T-74Mや歩兵戦闘車が追従し、市街地へ展開、
同時にMil-24やMIG-28の航空攻撃を開始し陸空両方から潰しにかかる。
→・攻撃機による攻撃で移動は遅滞、上空では両者の航空隊が壮絶な戦闘を展開。
・部隊は善戦するものの、永続的な移動の妨害により
後続戦力が停止。 数で押し切られ敗退。
③陸上攻勢。
右翼軍は敵の指揮所に向けて直接前進。
正面突破を行うため、部隊はM1エイブラムス、M2ブラッドレーなどの重装備の機甲師団が中心。
左翼では一旦前進した後、敵軍を包囲するために転針するという「左フック」行動を行う。
長距離を移動するため、UH-60、CH-47などのヘリボーンを活用できる軽装備の部隊を主力としている。
→・右翼軍は激しい損耗を受けたがどうにか突破、
左翼軍は航空援護の下前進。その後、追い越し殲滅しつつ包囲を開始。
両方の地上部隊が砲兵の援護の下前進する中、
上空は両軍の航空機が入り乱れる激戦区となっている。
どちらの兵も既に、かのクルスク戦車戦やプロホロフカの戦いのような
大会戦が始まろうとしていることに気づいていた。
…そして、それは始まった。
「こちらアリゲーター5、前方に敵の戦車隊を発見! 交戦する!」
「こちらラット3、了解! 機関砲とTOWで援護を行う!」
「モスクワ8より全車へ、10時方向に敵部隊! 交戦しろ!」
「セヴァストポリ2了解。援護する!」
両者はどちらも航空支援を受けられないまま、
陸戦へと突入していった。
最初に射程に勝るチェコ側の120mm砲弾が、
続いてジナビア側の125mm砲弾が飛び交う。
接敵から僅か7秒でチェコは2両、ジナビア側は3両を喪失した。
「車輪隊形を組め! ここで食い止めろ!」
M1A1は後退しつつ、円陣を組んで防御態勢に入り始めた。
そこに向けジナビアの戦車隊は突撃していくが、
優秀な射撃精度の前に30秒足らずで戦車7両と歩兵戦闘車5両が撃破される。
だが数ではこちらが勝っていた。
鉄の津波のように、円陣を組むM1A1に向かって戦車隊が疾走する。
M1戦車も無傷と言うわけにはいかず、2両が撃破された。
そのまま戦車隊は円陣を文字通り追い越し、後方へとさらに突き進んでいく。
圧倒的な敵戦力の前には、いくら優れた戦車でも無意味だった。
だが、間髪入れずにチェコの予備部隊が到着した。
丘陵地帯を使った簡易防衛線を作り、再びジナビア軍を迎え撃つ。
「撃て!」
5両が撃破される。
「次!撃て!」
さらに14両が撃破される。
正確な射撃を行いながら、ジナビア軍を徐々に消耗させていく。
「こちらモスクワ8-1、損害甚大だが前進中!
予備戦車部隊の増援を求む!」
「こちら本部、敵の航空攻撃により予備部隊が移動できない!
増援は不可能! 繰り返す、増援は不可能だ!」
「畜生!」
「こちらチョーク8よりタンゴ7へ、降下する! 援護してくれ!」
「タンゴ7、了解!」
一方左翼では、機甲戦力を航空支援で撃破しつつ
ヘリボーンによる大規模攻撃が行われていた。
敵地の司令部や戦略拠点を制圧しながら、
部隊を大規模包囲するため「左フック」行動を行うために疾走する。
これに応じて、後方の地上部隊も移動を開始していた。
⓷U字に展開した地上部隊のうち両端の突出部の部隊は一旦停止、
中央を進撃する主力部隊からの敵の逃げ場をなくす
→・中央軍が最後の希望をかけて突破しようとするが、あえなく全滅。
航空戦力もすでに半壊しており、この時点で作戦は破綻。
「11時方向、敵戦車部隊! 距離1500!」
「遠慮するな、各個射撃始め!
これさえ乗り切れば勝てるぞ!」
120mmが敵に向かって飛んでいき、
敵戦力を損耗させていく。
上空では既に、航空戦に決着が付きかかっていた。
ジナビア側よりもチェコ側の航空機の方が多く見える。
⓸⭐︎殲⭐︎滅⭐︎
→・2個連隊が包囲、壊滅。
司令部隊も航空攻撃によって全滅し、
チェコ軍の全面勝利に終わった。
ジナビア軍の司令部には、戦線が悪化していることを告げる無線が次々と入ってきていた。
「こちらモスクワ8、
セヴァストポリ2は既に戦闘能力を喪失!
戦線を維持できない!」
「トゥーラ4より本部へ、
敵のヘリボーン攻撃により司令部との通信が途絶した!
指令求む!」
「こちらカルーガ9、敵に包囲されかけている!
助けてくれ!」
地図上の師団章を移動させながら、
指揮官たちはなんとか戦線を再構築させようとしていた。
「リャザン1とスモレンスク3を後退させろ。
臨時の防衛線を作らせる。」
「リペツク5の残存戦力は、これよりモスクワ8の指揮下に入る!
直ちに合流し、リャザン1まで後退しろ!」
しかし、彼らは知らなかった。 総司令部に向け、再補給を終えたF-117が迫っていることを。
「こちらブラボー2、敵の総司令部を発見した。 攻撃する。」
…直後、ジナビア軍総司令部からの連絡は完全に途絶えた。
チェコ側の勝利はすぐそばで待っていることを、チェコ軍の誰もが疑わなかった。
結果:ジナビア軍の2個連隊を包囲することに成功、
他の部隊も大損害を受ける。
チェコ側の勝利。
チェコ側:歩兵150名死亡、200名負傷
戦車29両撃破
歩兵戦闘車18両撃破
戦闘機 7機撃墜
攻撃機 2機撃墜
攻撃ヘリ 11機撃墜
電子戦機 2機撃墜
ジナビア側:歩兵500名死亡、400名負傷、200名捕虜
戦車54両撃破
歩兵戦闘車37両撃破
トラック65両撃破
戦闘機20機撃墜
攻撃機11機撃墜
攻撃ヘリ17機撃墜
ということで、今回はチェコ側の全面勝利でした。
ジナビア軍は指揮系統が崩壊しかかっており、もはや戦線の崩壊は免れません。
前線の再構築が間に合えば再び戦線を立て直すことができますが、
果たして間に合うでしょうか?
よく分からんから簡単に要約しろ
・ヘリを観測目的に使うのはやめておきましょう。
無茶苦茶遅いし、航続距離も短いですし…
攻撃機などを転用することをお勧めします。
・ステルス機対策として、優れた航空機や防空網を配備しましょう。
物量でぶん殴る手もありますが()
陸は良くても空がダメだといけませんな()やっぱ制空権って大事()
これからは対空車両や偵察機などの防空設備にも力を注ごうと思います。
だがやっぱ陸は中の上くらいの大量の戦車津波で敵を押し潰すのが一番(阿保)
でも見た感じ防御力が足りなさそうでしたので新型戦車も作ろうと思います
あれ?チェコさんってアメリカ製兵器持ってたんですっけ?
持ってませんね。
一応仮想敵部隊なので、「本物の敵」の再現を目的とするために
自軍の装備を「本物の敵」の装備風に塗装・改造したものを使用しているだけです。
(画像:例)