ライト・アップ・ザ・ナイト
2024年10月2日、AM3:20
第38独立戦車教導連隊
グリーンランド ナルサルスアーク
②第4機械化装甲師団を用いて混乱中の戦線の一部に攻撃、なお陽動なので一定地点まで進んだらZSV-24を用いた防空拠点を建設し、防衛に徹する。
⓶2個空挺旅団を敵後方へと降下させ、補給網を分断。
また、地対艦ミサイル及び対艦ミサイル装備のF-2、制空用のF-15で敵艦隊を攻撃。
→空挺旅団によるヘリボーンの方が一足先に行われるが、装甲師団による攻撃は続行。
アクティブ・ディフェンスで部隊の一部が防衛に回される。
→ワルシャワ級巡洋艦1隻撃沈。
午前3時50分 ナルサルスアーク近郊 某所
空に向かって3両の地対艦ミサイルが向けられている。
目標は敵艦隊、場所はすでに友軍の飛行隊が確認済みだった。
「発射準備よし、命中誤差は1.5以下」
「よし! 撃て!」
敵艦目掛け、12発の対艦ミサイルが飛び立っていった。
午前4時10分 ナルサルスアーク近郊 戦線付近
「急げ! 最終目標はもっと先だぞ!」
MBT、IFV、APCが一列に並びながら、敵陣めがけて疾走していく。
目標は後方50km地点、主目的は陽動。
「こちら霧島28、砲撃支援を要請する! 座標はブラボー・オスカー・タンゴ!」
それを見るや否や、即座に展開している2人の偵察兵が
そのど真ん中目掛けて砲撃支援を無線で要請した。
「砲撃、弾種HE! 座標ブラボー・オスカー・タンゴ! 15榴撃て!」
75式自走155mmりゅう弾砲の砲列が一斉に射撃を開始した。
6発の榴弾が空を駆け抜けながら装甲部隊の中に飛び込んでいく。
午前4時15分 海上、TDK社軍艦隊
「同士大尉、内陸部よりミサイル多数!」
「迎撃しろ! 一発も撃ち漏らすな!」
SAM、続いてCIWSが火を噴いた。
数発はどうにか撃墜できたが、その合間を縫って8発の対艦ミサイルが巡洋艦に命中する。
判定は弾薬庫に誘爆。轟沈だった。
午前4時20分 ナルサルスアーク近郊 戦線後方
「防空レーダーに反応、低空に形式不明の敵機が40ほどいます」
「敵のヘリボーンだ ここを狙ってるな…」
「おい、何だありゃ」
空を見上げると、UH-1とCH-47、そしてAH-1の群れが空を埋め尽くしていた。
「空挺攻撃だ!」
「総員対空防御始め! 展開しろ!」
機関砲による断続的な砲火と、SAMによる一直線の閃光が空を照らす。
一機のCH-47が、火だるまになりながら地面に落ちていった。
③:防空陣地を構築し、敵部隊が前線への移動を確認したら
敵の後方拠点めがけて第8空挺旅団を後方補給拠点や砲兵陣地に降下させる、
その後迅速に陣地を掌握し第12空挺補助旅団で後方補給拠点に兵力及び、防衛拠点、防空網を展開。
⓷特科部隊と航空科の支援の下、普通・機甲科混成部隊による正面突破。
空挺団と共に敵部隊を包囲、そのまま殲滅に移る。
→空挺降下は制空権を半分以上確保できていたが、迎撃により輸送機数機が撃墜。
しかし降下には成功、戦力を引き付けることに成功する。
→普通・機甲化部隊は十分な地上支援を受けられなかったことにより突破失敗。
空挺旅団の対応の為に戦線を縮小し、途中で撤退を開始する。
午前4時50分 ナルサルスアーク近郊 戦線後方
「目標は敵砲兵陣地だ!進め!」
空挺車輛と近接航空支援の援護の下、砲兵陣地に向かって突っ込んでいく。
上空は大量の輸送機で埋め尽くされており、何機かは地上に向かって墜落していった。
「富士41より全車!弾種HE、距離800!撃ち方始め!」
後方に展開していた4両の74式戦車は、退却ではなく徹底抗戦を選んだ。
空挺部隊のど真ん中で爆発が起こる。
ある者は吹き飛ばされ、ある者は四散し、
ある者は文字通り消滅した。
「こちらブローハ14よりザボード23へ、航空支援を要請する!
目標は前方の戦車隊、ロケット弾と爆弾を頼む!」
「ザボード23了解!」
隊員の必死の要請を受け、8機の戦闘爆撃機が急行した。
特に対空防御が施されていなかった砲兵陣地目掛け、
各種兵器を抱えながら遠慮なく戦闘爆撃機が突進していく。
「富士41より全車!弾種そのまま、距離ー」
4両の74式戦車が撃破判定を食らう。
戦車と言う最大の脅威を取り除いた今、もはや空挺部隊を止めることはできなかった。
「こちらブローハ28、敵砲兵陣地制圧! 繰り返す、砲兵陣地制圧!」
④:空挺部隊が後方拠点を確保次第、第4機械化装甲師団及び第2機械化歩兵師団が正面から、
空挺師団は後方から補給を遮断し、可能であれば前進し、前方にいる師団と共に包囲殲滅する。
→空挺師団は前進こそ失敗したものの、合流には成功。
仮想敵側の空挺団は1個旅団が殲滅されるもののもう一つの旅団の退却には成功する。
午前5時20分 ナルサルスアーク 中央指揮所
「特化大隊と連絡不能か 砲兵の援護はなくなったに等しいな」
中央指揮所では、地図の上の部隊票を動かしながら指揮官達が
どのようにこの場を切り抜けるかを話し合っていた。
「空挺団残存戦力の遅滞行動で時間を稼ぐ。
戦線を後退させて、部隊を再編して対処する」
午前5時25分 ナルサルスアーク近郊 戦線付近
「こちら本部より全部隊へ、戦線を縮小する!
現在位置より2000m後退しろ! アウト!」
「何だって!? 何を考えてるんだ、本部は!」
一人の戦車長が、無線機に向かって大声で叫んだ。
「…こちら霧島1より全車、これより遅滞行動を行う。
生還したらうまい居酒屋を教えてやるよ、大学校の時みたいにな」
「忘れるなよ、斎藤!約束破ったら承知しないぞ」
数分後、突如一両の戦車が爆発した。
「霧島7、直撃弾により撃破判定! 生存者2名!」
「なんだ、ミサイルか!?」
「違います、向こうの125mm戦車砲です!
もうちょっと敵が近づかないと有効弾を送れません!」
「当たって砕けろだ、全車ジグザグに距離を詰めろ!前進!」
「畜生、奴ら何考えてるんだ!?
早く標準しないとやられるぞ!」
「撃て!」
一両のTDK側戦車に命中した。
車体を貫通し、そのまま動かなくなる。
「エンジン停止!」
「まだ動く! 適当な敵戦車の砲塔基部に1発ぶち込め!」
今度は仮想敵側に着弾した。
判定は内部の弾薬に誘爆、生存者なし。
「降伏しろ、野郎!」
「撃つなイワン、降伏する」
「こいつら日本酒をおごってくれるかな」
結果:仮想敵軍の1個連隊を包囲することに成功するも、
戦線再構築の妨害には失敗。
TDK側の戦略敵勝利。
チェコ側:歩兵350名死亡、300名負傷、120名捕虜
戦車 32両撃破
歩兵戦闘車 21両撃破
戦闘機 14機撃墜
攻撃機 8機撃墜
攻撃ヘリ 12機撃墜
TDL側:歩兵180名死亡、230名負傷(陸空軍のみ)
戦車 11両撃破
歩兵戦闘車 9両撃破
戦闘機 11機撃墜
巡洋艦 1隻撃沈
ということで、今回はTDK側の戦略的勝利でした。
ただ巡洋艦1隻を撃沈されており、中々痛い損害を食らっています。
・せめて艦隊に駆逐艦ぐらいはつけましょう。防空が死にます。
・空挺部隊を重視するなら、BTR-Dなどの空挺兵員輸送車を配備するといいかもしれません。
おお、ありがとうございます!
おい旗艦、何してんねん、やはり船、、、、船が足りん()
そういえば空挺用の輸送車もありませんでしたね、、、恥ずかしい限りです