③:防空陣地を構築し、敵部隊が前線への移動を確認したら
敵の後方拠点めがけて第8空挺旅団を後方補給拠点や砲兵陣地に降下させる、
その後迅速に陣地を掌握し第12空挺補助旅団で後方補給拠点に兵力及び、防衛拠点、防空網を展開。
⓷特科部隊と航空科の支援の下、普通・機甲科混成部隊による正面突破。
空挺団と共に敵部隊を包囲、そのまま殲滅に移る。
→空挺降下は制空権を半分以上確保できていたが、迎撃により輸送機数機が撃墜。
しかし降下には成功、戦力を引き付けることに成功する。
→普通・機甲化部隊は十分な地上支援を受けられなかったことにより突破失敗。
空挺旅団の対応の為に戦線を縮小し、途中で撤退を開始する。
午前4時50分 ナルサルスアーク近郊 戦線後方
「目標は敵砲兵陣地だ!進め!」
空挺車輛と近接航空支援の援護の下、砲兵陣地に向かって突っ込んでいく。
上空は大量の輸送機で埋め尽くされており、何機かは地上に向かって墜落していった。
「富士41より全車!弾種HE、距離800!撃ち方始め!」
後方に展開していた4両の74式戦車は、退却ではなく徹底抗戦を選んだ。
空挺部隊のど真ん中で爆発が起こる。
ある者は吹き飛ばされ、ある者は四散し、
ある者は文字通り消滅した。
「こちらブローハ14よりザボード23へ、航空支援を要請する!
目標は前方の戦車隊、ロケット弾と爆弾を頼む!」
「ザボード23了解!」
隊員の必死の要請を受け、8機の戦闘爆撃機が急行した。
特に対空防御が施されていなかった砲兵陣地目掛け、
各種兵器を抱えながら遠慮なく戦闘爆撃機が突進していく。
「富士41より全車!弾種そのまま、距離ー」
4両の74式戦車が撃破判定を食らう。
戦車と言う最大の脅威を取り除いた今、もはや空挺部隊を止めることはできなかった。
「こちらブローハ28、敵砲兵陣地制圧! 繰り返す、砲兵陣地制圧!」