投稿ありがとう。 えらいひさしぶりで、びっくり。 思わぬところ?怖いよ…。うう…。 冒頭と最終二連の姿がうつくしいので、 そのぶん序中盤の取っ散らかり方が もったいないかなあという印象です。 ・「金木犀」問題 さすがにこの尺で6回は目がチカチカするかと。 第二連の3回はそのまま全部言い換え等で削ってしまってもいいかもしれない。 ・「いっぱい」 リズムはいいのだけど、 「手にいっぱい」「まだまだいっぱい」と 連打しちゃうと語彙が悲しそうな顔をするので たとえば「手にあふれるほど」みたく変えるのはどうだろう。 ・「と」「留まる」 「しっかり」「留まっていた」 「きっぱりと」 「ひっそりと留まっている」 「ひっそりとしたままで」 が縦に続くとすこしくどいようにおもいます。 ただ、「きっぱり~」以降は畳みかけとして機能しているので、 セミの抜け殻のくだりをもう少し違った表現にしてもいいのでは。 それに「と」三連発をどこかで抜けないかなあ、って。 「ひっそり留まっているものは/ひっそりとしたままで」とか。 「ひっそりと」だとかたい意志をもって留まる、という雰囲気になるので。 気になったのはこのあたり。 それと欲を言えば、なぜ「金木犀の香りがどうしてだか、とても楽しみ」なのか、 金木犀である必然性(季節的なもの?とか花言葉や色とか)、 あるいは「どうしてだか」をもうすこし膨らませられると 奥行が出てくるんじゃないかなとおもいました。
ご無沙汰しておりました。最近、まったく思わぬところから、ちょりさんの消息を聞き、今日ツイッターを始めて(いまさら 笑)、ここにたどり着きました。
タイトルがぜんぜん決まらず、書いた日付を入れました。。 あと、二連目、三連目がもったりしているなぁと、思いつつ
よろしくお願いいたします
大覚アキラの詩については以前からいろいろ言ってきましたが…なぜ手癖だけで書いた詩を投稿したのか?そのコメントが残念すぎます。 というか、そんなこと書いちゃだめです。 あなたは手癖で書いていないもっと良い詩を書いていますよね?
私は最初の2行は好きです。 急にでてくるゾンビ、これを他の言葉に置き換えると狭まりすぎた世界が広がると思います。 そしてたしかにタイトルが弱いと思います。 この世界観を貫くならば、ほかにもっとあるはず。
投稿ありがとうございます。 これはもう、一種の勇気ですよね。 ファッションにせよインテリアにせよ、 特定のブランドやテーマで揃えるのって、 オリジナリティ云々という以前に いかにその輪郭を弛緩させないかが重要で。 象徴的なアイコン、小道具使いにおいて 詩にもおなじことが言えるとおもいます。 ただ、ぼくは好みとしてこういうある意味で潔い作品はすきです。 「カレーしか出さん」というお店に行って 「せっかくカレーあるならカレーうどん出してみては?」とは言えない。笑 「土砂降りのテールランプ」「38口径」「13階の非常階段」「シートの破れたオートバイ」はじめ 非常に映像的かつ物語としての共有力が強いワード、シチュエーションでぐいぐい押す。 こういうスタイルは極論、使いまわしやん、とおもわれても良いとおもう。 だってそういう世界を幻視するわけだから(パクリやん、は負けだけれど)。 へんに小手先でオリジナリティというか、 ちょっとずらした表現にしたりすると それが逃げにうつってしまうんですよね。 そういった点で、この詩の運用は正しいとぼくはおもいます。 ただ、そういう空気、世界観を味わっておいしいなあ、 以上のなにものかではない、というのもまた事実であって。 これは善悪の問題ではなく、血液型みたいな話かもしれませんが。 個人的に気になったポイントとして、 タイトルが大人しいかなと。 もうちょっとクールないしハードなほうが 詩に背骨が通るような気がします。 「ストレンジウェイズ」とか?(おもいつきです) それと「ここではないどこかへ」帰るというのも すごく定型的な表現なんですけど、 これがオチにくるのはちょっと弱いかな…。 「ここ」の強度があまりないので、 そもそもその希求に志向性が感じられない。 といったあたりでしょうか。 全然関係ないけど 「ミートイズマーダー」って片仮名で書くと 無理やり「出会う、殺す」みたく転訛できるな…っておもいついたりしました。
手垢のついた小道具とシチュエーション、使いまわしのイマジネーション。 正直、手癖だけで書いてる自覚があります。辛口でお願いします。。。
投稿ありがとう。 そして、お子さんおめでとう! 自愛しつつ楽しんでください。 あ、胎教はchoriでおねがいします。 ひさびさにあなたの詩を読んだけど、 なにかすっきり抜けたというか、 シャドーボクシング感がなくなったねえ。 「息子の為に」「~自分の為に」からのひらき方がシンプルで巧い。 映像的なわけじゃないけど情景と紐つくような言葉選びがいいなとおもいます。 ラストの「新聞の中の」コインロッカーというくだりも 話者と世界の距離感を一文でヒットさせててすてき。 ただ、「狂ってしまった後のこと~」から 「その後のこと~」への流れは すこしうすぼんやりして見えるかもしれない。 「狂」うという強いことばがあるだけに ここは着地をもうちょっと考えてもよいかも。
そうだねー。おなじweb上でもフォントなんかで印象はぜんぜん変わるし、 そのあたりにこだわるのもおもしろいとおもう。沼注意だけど。
完結しちゃってるんですよね。 物語としても、テーマとしても。 「一所懸命に生きる事」という、本来けっこう重く、掘り甲斐のあるものが さらっと「なるほど、そういうもんですかー」に着地してるというか。 ねじくれた読み方をすればブラック企業賛歌やんけ、とか、ツッコめるんだけど…。
次、どんなのがいいでしょうねえ。 定型詩、ソネットなんかだいちゃんに合いそうだなとおもいます。
コメントありがとうございます。 残念ながら、その先は無いのです。
言われてみれば小咄かもしれないですね。 言葉遊びしていたのかも。 「者」は誰かを考えながら書いていました。
具体的な指定、は何をお願いすべきかすら わかっていないので、お気持ちだけ いただきます。ありがとうです。
次はどんな感じで書いてみるべきかなあ。
ご無沙汰しています。 子どもができたのでお出掛け自粛中です。 暫く書けなかったのですが、最近また少しずつ言葉を集め始めました。
詩評ありがとうございます! 空行は確かにもっとあっていいかもです。村のログに流れるのと、紙に印刷するのとここに投稿するのとでまた見た目(空気感・間合いとか)が変わってきますね。
投稿ありがとうございます。 箴言をひらいたというか、小咄化したというか。
これを言っちゃうのは身もふたもないのだけど、 「…それで?」の先が読みたいなあ、とおもいます。 この状態だと「よい」とも「悪い」ともぼくには言うことができないです。 ほか、細かいところだと、文語調の部分が浮いていてそこは不自然かもしれません。 なにか具体的な指定があれば、その線で再度読みますのでお気軽に!
投稿ありがとう。 ぼく、よくりっちゃんの詩を評して 「言語体力が高い」とか「言語的反射神経がいい」 みたいなことを言ってる自覚があるのだけど、 冒頭の「早く腐りたかったからだ。」なんて それを第三者に説明するうえでわかりやすいかもしれない。 (意味がわからない!という方は堂々と書き込んでください。お返事します) ラジオのザッピングをつなぐと 綺麗な星になった、という印象の詩。 作者のコース取りが上手いので アングルが変わっても戸惑うことなくついていける。 詩なんだけど、ふしぎと詩人よりは 初期の舞城王太郎なんかをおもいだした。 これをテクニックで書けるひとは多分いないな、ってかんじのテンション。 ■「頭上」 固いけど、ひらくともっさりするし、 言い換えも特段効果的なものが思い浮かばないので、よい気がします。 ■2連目最終句点なし 個人的にはなしに賛成。 読点つけてその後空行多めに入れるみたいな別案もありっちゃありだとおもいます。 ■漢字 固有名詞や動詞のぶんがほとんどなので、 自然であまり気にならなかった、というか、 むしろ言われて「え、多いか?」とおもった。笑
全体的に目の音も耳の音もうつくしくて、 あまり細かいところを解釈していくものでもないかなとおもう。 もちろんそれは(裏)テーマ消化という縛りがあったことも影響してるだろうけど、 本質的に、手をつないで抱きしめてそれから、じゃなく、さっと髪にキスする、距離感で接したい詩。
前回の詩人狼村でエピ閉じ直前に書いたものです。 テーマはhttp://managarmr.sakura.ne.jp/sow.cgi?vid=275&mode=all&turn=7&logid=TS00512
個人的なお気に入りなのですが、「頭上」が固いかな、と2連目最終の句点なしの是非をお伺いしたく。 あと雰囲気に対して漢字が多い気もしてますがこれはこれでよいのか、もっと柔らかい方がいいのか…
投稿ありがとう。 「尾羽毛」=鯨の尾の身、というのが すっと落ちないとなんのことやらではあるけど、 少し歪んで動く意味付けの多重構造が綺麗。 こういう視点のずらし方を ばっちり確信犯的態度でもって 遂行できるのはさすが、とおもいます。 個人的には「鮮魚売り場」と 哺乳類(鯨と「私」二重)のズレでもって 力押ししてもよさそうな気が。 矢ガモは世相含めたアイコンとしてかなり強いので そこで回り道させると力点が持っていかれてしまって もったいないようにも感じること。 鴨が介在することで「私」の立ち位置が よくいえば複眼的になるかわり、 それなら鯨の話いらんくない?という節もあり。 (なにしろ燕、鷹、鴨と小面憎いまでに固めてくるのでそっちが目立ってしまう) あとドブネズミのくだりはちょっと局面を複雑化させすぎかなともおもいました。 私、深海魚、鯨、鮮魚売り場、鳥類、哺乳類という モチーフの総量とバランスが過剰といえば過剰で、 このあたりは好みがわかれる気がします。 とはいえ着地等、全体を貫く平熱の気持ち悪いテンションは鍛えが入ってるし、 なんていうんだろ、色気三割引きで書いてもいいんじゃないかな、などと 最終的におもったりしました。
詩評リクエストはありませんが、 しいて言うなら矢ガモの説明が説明に過ぎるので その辺りの是非や改善方法などあればお聞きしたく。
ありがとうございます。 外部刺激をもとに組み立てた世界というよりは、ぼんやりと内部に抱いたイメージを言語化したものなので、なるほどそうなるわけだと腑に落ちました。 一旦、「細かいテクスチュア」に注意してみようと思います。
投稿ありがとう。口開け! ■総評 手触りのいいことばの組み立て方が上手。 反面、無料の服をアバターに着せている感もあり、 雰囲気以上の広がりに欠けるようにおもいます。 ■気になった点 「世界」が終わる予兆、「流星雨」、「旅立」つ「君」。等々。 舞台立てとしてとてもきれいだし、 これはこれで一定の世界観として普遍的な強度があるのも間違いないです。 ただ、全体を通してあまりにもその既視感のある世界に寄りかかってしまっているような。 たとえば「ここから逃げ出さなきゃ~」も あくまで定型的で、「君」と「僕」の輪郭をなぞるところまでいかないんですよね。 同様に「この世界」の描かれ方そのものがかぎりなく茫洋としているため、 雰囲気ジュヴナイルの枠に収まってしまっている。 その方向性で攻めるならぜんぜんありなのだけど、 そうなると(リフレイン別として)字面かぶりなど細かいテクスチュアが気になるところです。 リフレインありやなしや問題については、 現状だとどっちでもええやないか、という印象。 スノードームやボトルシップを眺めるように楽しむぶんには おもしろいところが多い詩だとおもいます。
どんな感じになるのかわからないので試験的に一篇投稿させていただきます。どきどき。詩人狼村7thのあとに作った詩です。 詩評について特にはリクエストありません。気になっている点は、「リフレインは有りや無しや」です。
返信テスト test 。
投稿ありがとう。
えらいひさしぶりで、びっくり。
思わぬところ?怖いよ…。うう…。
冒頭と最終二連の姿がうつくしいので、
そのぶん序中盤の取っ散らかり方が
もったいないかなあという印象です。
・「金木犀」問題
さすがにこの尺で6回は目がチカチカするかと。
第二連の3回はそのまま全部言い換え等で削ってしまってもいいかもしれない。
・「いっぱい」
リズムはいいのだけど、
「手にいっぱい」「まだまだいっぱい」と
連打しちゃうと語彙が悲しそうな顔をするので
たとえば「手にあふれるほど」みたく変えるのはどうだろう。
・「と」「留まる」
「しっかり」「留まっていた」
「きっぱりと」
「ひっそりと留まっている」
「ひっそりとしたままで」
が縦に続くとすこしくどいようにおもいます。
ただ、「きっぱり~」以降は畳みかけとして機能しているので、
セミの抜け殻のくだりをもう少し違った表現にしてもいいのでは。
それに「と」三連発をどこかで抜けないかなあ、って。
「ひっそり留まっているものは/ひっそりとしたままで」とか。
「ひっそりと」だとかたい意志をもって留まる、という雰囲気になるので。
気になったのはこのあたり。
それと欲を言えば、なぜ「金木犀の香りがどうしてだか、とても楽しみ」なのか、
金木犀である必然性(季節的なもの?とか花言葉や色とか)、
あるいは「どうしてだか」をもうすこし膨らませられると
奥行が出てくるんじゃないかなとおもいました。
ご無沙汰しておりました。最近、まったく思わぬところから、ちょりさんの消息を聞き、今日ツイッターを始めて(いまさら 笑)、ここにたどり着きました。
タイトルがぜんぜん決まらず、書いた日付を入れました。。
あと、二連目、三連目がもったりしているなぁと、思いつつ
よろしくお願いいたします
大覚アキラの詩については以前からいろいろ言ってきましたが…なぜ手癖だけで書いた詩を投稿したのか?そのコメントが残念すぎます。
というか、そんなこと書いちゃだめです。
あなたは手癖で書いていないもっと良い詩を書いていますよね?
私は最初の2行は好きです。
急にでてくるゾンビ、これを他の言葉に置き換えると狭まりすぎた世界が広がると思います。
そしてたしかにタイトルが弱いと思います。
この世界観を貫くならば、ほかにもっとあるはず。
投稿ありがとうございます。
これはもう、一種の勇気ですよね。
ファッションにせよインテリアにせよ、
特定のブランドやテーマで揃えるのって、
オリジナリティ云々という以前に
いかにその輪郭を弛緩させないかが重要で。
象徴的なアイコン、小道具使いにおいて
詩にもおなじことが言えるとおもいます。
ただ、ぼくは好みとしてこういうある意味で潔い作品はすきです。
「カレーしか出さん」というお店に行って
「せっかくカレーあるならカレーうどん出してみては?」とは言えない。笑
「土砂降りのテールランプ」「38口径」「13階の非常階段」「シートの破れたオートバイ」はじめ
非常に映像的かつ物語としての共有力が強いワード、シチュエーションでぐいぐい押す。
こういうスタイルは極論、使いまわしやん、とおもわれても良いとおもう。
だってそういう世界を幻視するわけだから(パクリやん、は負けだけれど)。
へんに小手先でオリジナリティというか、
ちょっとずらした表現にしたりすると
それが逃げにうつってしまうんですよね。
そういった点で、この詩の運用は正しいとぼくはおもいます。
ただ、そういう空気、世界観を味わっておいしいなあ、
以上のなにものかではない、というのもまた事実であって。
これは善悪の問題ではなく、血液型みたいな話かもしれませんが。
個人的に気になったポイントとして、
タイトルが大人しいかなと。
もうちょっとクールないしハードなほうが
詩に背骨が通るような気がします。
「ストレンジウェイズ」とか?(おもいつきです)
それと「ここではないどこかへ」帰るというのも
すごく定型的な表現なんですけど、
これがオチにくるのはちょっと弱いかな…。
「ここ」の強度があまりないので、
そもそもその希求に志向性が感じられない。
といったあたりでしょうか。
全然関係ないけど
「ミートイズマーダー」って片仮名で書くと
無理やり「出会う、殺す」みたく転訛できるな…っておもいついたりしました。
手垢のついた小道具とシチュエーション、使いまわしのイマジネーション。
正直、手癖だけで書いてる自覚があります。辛口でお願いします。。。
投稿ありがとう。
そして、お子さんおめでとう!
自愛しつつ楽しんでください。
あ、胎教はchoriでおねがいします。
ひさびさにあなたの詩を読んだけど、
なにかすっきり抜けたというか、
シャドーボクシング感がなくなったねえ。
「息子の為に」「~自分の為に」からのひらき方がシンプルで巧い。
映像的なわけじゃないけど情景と紐つくような言葉選びがいいなとおもいます。
ラストの「新聞の中の」コインロッカーというくだりも
話者と世界の距離感を一文でヒットさせててすてき。
ただ、「狂ってしまった後のこと~」から
「その後のこと~」への流れは
すこしうすぼんやりして見えるかもしれない。
「狂」うという強いことばがあるだけに
ここは着地をもうちょっと考えてもよいかも。
そうだねー。おなじweb上でもフォントなんかで印象はぜんぜん変わるし、
そのあたりにこだわるのもおもしろいとおもう。沼注意だけど。
完結しちゃってるんですよね。
物語としても、テーマとしても。
「一所懸命に生きる事」という、本来けっこう重く、掘り甲斐のあるものが
さらっと「なるほど、そういうもんですかー」に着地してるというか。
ねじくれた読み方をすればブラック企業賛歌やんけ、とか、ツッコめるんだけど…。
次、どんなのがいいでしょうねえ。
定型詩、ソネットなんかだいちゃんに合いそうだなとおもいます。
コメントありがとうございます。
残念ながら、その先は無いのです。
言われてみれば小咄かもしれないですね。
言葉遊びしていたのかも。
「者」は誰かを考えながら書いていました。
具体的な指定、は何をお願いすべきかすら
わかっていないので、お気持ちだけ
いただきます。ありがとうです。
次はどんな感じで書いてみるべきかなあ。
ご無沙汰しています。
子どもができたのでお出掛け自粛中です。
暫く書けなかったのですが、最近また少しずつ言葉を集め始めました。
詩評ありがとうございます!
空行は確かにもっとあっていいかもです。村のログに流れるのと、紙に印刷するのとここに投稿するのとでまた見た目(空気感・間合いとか)が変わってきますね。
投稿ありがとうございます。
箴言をひらいたというか、小咄化したというか。
これを言っちゃうのは身もふたもないのだけど、
「…それで?」の先が読みたいなあ、とおもいます。
この状態だと「よい」とも「悪い」ともぼくには言うことができないです。
ほか、細かいところだと、文語調の部分が浮いていてそこは不自然かもしれません。
なにか具体的な指定があれば、その線で再度読みますのでお気軽に!
投稿ありがとう。
ぼく、よくりっちゃんの詩を評して
「言語体力が高い」とか「言語的反射神経がいい」
みたいなことを言ってる自覚があるのだけど、
冒頭の「早く腐りたかったからだ。」なんて
それを第三者に説明するうえでわかりやすいかもしれない。
(意味がわからない!という方は堂々と書き込んでください。お返事します)
ラジオのザッピングをつなぐと
綺麗な星になった、という印象の詩。
作者のコース取りが上手いので
アングルが変わっても戸惑うことなくついていける。
詩なんだけど、ふしぎと詩人よりは
初期の舞城王太郎なんかをおもいだした。
これをテクニックで書けるひとは多分いないな、ってかんじのテンション。
■「頭上」
固いけど、ひらくともっさりするし、
言い換えも特段効果的なものが思い浮かばないので、よい気がします。
■2連目最終句点なし
個人的にはなしに賛成。
読点つけてその後空行多めに入れるみたいな別案もありっちゃありだとおもいます。
■漢字
固有名詞や動詞のぶんがほとんどなので、
自然であまり気にならなかった、というか、
むしろ言われて「え、多いか?」とおもった。笑
全体的に目の音も耳の音もうつくしくて、
あまり細かいところを解釈していくものでもないかなとおもう。
もちろんそれは(裏)テーマ消化という縛りがあったことも影響してるだろうけど、
本質的に、手をつないで抱きしめてそれから、じゃなく、さっと髪にキスする、距離感で接したい詩。
前回の詩人狼村でエピ閉じ直前に書いたものです。
テーマはhttp://managarmr.sakura.ne.jp/sow.cgi?vid=275&mode=all&turn=7&logid=TS00512
個人的なお気に入りなのですが、「頭上」が固いかな、と2連目最終の句点なしの是非をお伺いしたく。
あと雰囲気に対して漢字が多い気もしてますがこれはこれでよいのか、もっと柔らかい方がいいのか…
投稿ありがとう。
「尾羽毛」=鯨の尾の身、というのが
すっと落ちないとなんのことやらではあるけど、
少し歪んで動く意味付けの多重構造が綺麗。
こういう視点のずらし方を
ばっちり確信犯的態度でもって
遂行できるのはさすが、とおもいます。
個人的には「鮮魚売り場」と
哺乳類(鯨と「私」二重)のズレでもって
力押ししてもよさそうな気が。
矢ガモは世相含めたアイコンとしてかなり強いので
そこで回り道させると力点が持っていかれてしまって
もったいないようにも感じること。
鴨が介在することで「私」の立ち位置が
よくいえば複眼的になるかわり、
それなら鯨の話いらんくない?という節もあり。
(なにしろ燕、鷹、鴨と小面憎いまでに固めてくるのでそっちが目立ってしまう)
あとドブネズミのくだりはちょっと局面を複雑化させすぎかなともおもいました。
私、深海魚、鯨、鮮魚売り場、鳥類、哺乳類という
モチーフの総量とバランスが過剰といえば過剰で、
このあたりは好みがわかれる気がします。
とはいえ着地等、全体を貫く平熱の気持ち悪いテンションは鍛えが入ってるし、
なんていうんだろ、色気三割引きで書いてもいいんじゃないかな、などと
最終的におもったりしました。
詩評リクエストはありませんが、
しいて言うなら矢ガモの説明が説明に過ぎるので
その辺りの是非や改善方法などあればお聞きしたく。
ありがとうございます。
外部刺激をもとに組み立てた世界というよりは、ぼんやりと内部に抱いたイメージを言語化したものなので、なるほどそうなるわけだと腑に落ちました。
一旦、「細かいテクスチュア」に注意してみようと思います。
投稿ありがとう。口開け!
■総評
手触りのいいことばの組み立て方が上手。
反面、無料の服をアバターに着せている感もあり、
雰囲気以上の広がりに欠けるようにおもいます。
■気になった点
「世界」が終わる予兆、「流星雨」、「旅立」つ「君」。等々。
舞台立てとしてとてもきれいだし、
これはこれで一定の世界観として普遍的な強度があるのも間違いないです。
ただ、全体を通してあまりにもその既視感のある世界に寄りかかってしまっているような。
たとえば「ここから逃げ出さなきゃ~」も
あくまで定型的で、「君」と「僕」の輪郭をなぞるところまでいかないんですよね。
同様に「この世界」の描かれ方そのものがかぎりなく茫洋としているため、
雰囲気ジュヴナイルの枠に収まってしまっている。
その方向性で攻めるならぜんぜんありなのだけど、
そうなると(リフレイン別として)字面かぶりなど細かいテクスチュアが気になるところです。
リフレインありやなしや問題については、
現状だとどっちでもええやないか、という印象。
スノードームやボトルシップを眺めるように楽しむぶんには
おもしろいところが多い詩だとおもいます。
どんな感じになるのかわからないので試験的に一篇投稿させていただきます。どきどき。詩人狼村7thのあとに作った詩です。
詩評について特にはリクエストありません。気になっている点は、「リフレインは有りや無しや」です。
返信テスト
test
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