名無しのフレンズ
2019/04/04 (木) 09:52:34
f2808@d7aa5
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第2章
3話 ~ヒトの作りし
アライグマ
「クンクン…
こっちからお宝の匂いがするのだ…」
フェネック
「お宝ねぇ~」
ロイヤル
「ダイヤよ、ダイヤモンドを探しましょう」
「何でもいいの。 ダイヤについて何か知らない?」
アライさん
「聞いたか? フェネック」
フェネック
「お~、なんか言ってたね~。
アライさんの嗅覚も大したもんだね~」
アライ
「ところでダイヤってなんなのだ?」
フェネ
「金剛石とも呼ばれて、ヒト同士の間では高価で取引される『へし』の一種らしいよ~。
その『へし』の埋まってる鉱山を掘ると出てくるらしいね~」
アライ
「おー、さすがフェネック。 聡明なのだ」
フェネ
「うぃきぺでぃあ、の受け売りだけどね~」
アライ
「ーで、その『こうざん』とやらはドコにあるのだ?」
フェネ
「サーバルたちが出てきた、あの建物の中にヒントがあるかもしれないね~」
アライ
「じゃあサーバルたちが出発したら、あの建物に入って調べてみるのだ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
通報 ...
まさかバスのタイヤがパンクするとは。
すっかり出鼻を挫かれた・・・
そんな事態にもサーバルは、
「なにあれ! なにあれ?」と何かに気を取られ走り出し、
カラカルは
「ちょっと待ちなさいよ!」と子供連れの保護者のように追い掛けて行った。
全くマイペースで危機感がない。
らしいと言えば、らしいが・・・
一方ミライは、ジャッキアップの準備をしながら
「こちらは大丈夫なので、ロイヤルさんも お散歩にでも行かれたらどうですか?」
ーと言ってくれた。
・・・焦っても仕方ない。
手伝えることもなさそうなので、森の中を散策することにする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
♪~ ・・・だね~ ああ いくつかの場面~遊 む。
イワビー「お?」
思わず口
ーと・・・
???(CV:石田彰)「歌はいいね」
ロイヤル「誰?」
<歌は心を潤してくれる… フレンズの生み出した文化の極みだよね。
アナツバメ…?
・・・声優は一緒だ。
でも何かが違う・・・
見た目? セリフ? 取り巻きが居ないこと?
アナツバメ
「う… 美しい... じゃなくて・・・ 僕のパートナーになってもらえましぇんか?」
ロイヤル
「結局噛むんかい!」 (*`Д´)っ))
変わってなかった。
アナツバメ
「あぅぅ…」
ロイヤル
「言っておくけど、あなたのパートナーになる気はないわよ?」
アナツバメ
「またフラれたー!」
あっさり諦めると走り去ってしまった。
やっぱり雰囲気が違う…?
元はかなり気弱な性格だった、ということだろうか?
だったら、何があそこまでアナツバメを変えたんだろう?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
???
「よぉ! プリンセス」
❗❓
そう声を掛けてきたのは・・・
イワビーだった...
・・・なぜ私の真名を知っているのだろう?
ここではロイヤルと名乗っているはずなのに。
まさかイワビーが私をここに飛ばした真犯人なのだろうか?
ロイヤル
「どうして…?」
イワビー
「最近いろんな鳥のフレンズに声を掛けてるヤツでさ。
ショタっぽい見た目から『王子様』と呼ばれてるんだよ。
だったらそのパートナーはお姫様だろ?」
ロイヤル
「誰がパートナーよ!」
なんだ。 そういうことか。
よく考えたらイワビーが黒幕なんて、さすがに発想が突飛すぎる。
イワビー
「わりぃ、わりぃ。
そう言えば初めて見る顔だな。
オレはイワトビペンギンのイワビーだ。 よろしくな!
お前は?」
ロイヤル
「ロイヤルペンギンのロイヤルよ」
今、PPPのメンバーに会うのは気まずい...
なんとか距離を置きたいが、イワビーは話を続ける。
イワビー
「でも『ツバメの王子様』ってパークではあまり縁起が良くないんだよなぁ…」
ロイヤル
「???」
昔々あるところにツバメがいました。
彼は貧乏で、性格も内向的で、女の子にも全然モテませんでした。
ある時タヌキに唆 され、とある鉱山でダイヤを掘り当てます。耽 るようになりました。
彼は一転大金持ちに。
女の子もどんどん寄ってきて、毎日 酒池肉林の暮らしに
しかしある時、ニワトリが誤ってお宝を壊してしまうと、転落の人生が始まりました。
ツバメは贅沢な暮らしを失い、女の子たちも次々に去り、家まで取られ、
最期は川で溺れてしまいましたとさ。
ロイヤル ( ゚д゚)ハァ?
「どうしてココには、そういう後味の悪い話しかないのよ!」
イワビー
「えぐいよなぁ…」
ロイヤル
「・・・まさかと思うけど、それ書いたヒトって『人鳥姫』の・・・」
イワビー
「そっちも知ってたのか。 同じ作者だな」
ロイヤル
「内容もだけど『お話』としてもどうなの!?
#この三幕構成の動画でも観て勉強しなさいよ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┌───────────────────┐
│お話なら私もしたいニャー
└∨──────────────────┘
.Λ_Λ________
ロイヤル
「耳がシャベッタァァァ!」
イワビー
「お、タイリクオオカミじゃん」
ロイヤル
「オオカミなのに『ニャー』って…」
イワビー
「先生のお話か。 楽しみだな」
ロイヤル
「・・・ ここまでくるとイヤな予感しかしないんだけど…」
ロイヤル
「タイトルからして不穏なんですけど…」
昔々、あるところに貧乏な夫婦がいました
時は、もうすぐクリスマス。
嫁
「旦那が大切にしてる懐中時計があったわね。
鎖をプレゼントしてあげようかしら?」
(でも『ATM』の稼ぎが少ないから、このままでは買ってあげられないのよね)
旦那
梳 かすための櫛 をプレゼントしてあげようかな?」穀潰 し』のせいで、このままでは買ってやれないよな)
「嫁のキレイなブロンドの髪。
(でも浪費家の『
ロイヤル
「心の声が生々しい!」
そしてクリスマス当日・・・・
旦那
「どうしたんだ、その髪!?
時計を質に入れてまで買った櫛がムダになったじゃないか!」
嫁
「髪を売ってまで鎖を買ったのに!
どうして黙ってそんなことするのよ!?」
ロイヤル
「ギスギス過ぎる!」
そうして夫婦は離婚してしまいましたとさ。
ロイヤル
「身も蓋も無い!」
【作者のあとがき】
下手なサプライズ企画は、現実では擦れ違いやトラブルを起こしがちです。。
相手としっかり話し合いましょう。
ロイヤル
「悪口が思い浮かばないとか言いながら、立派なmnks展開じゃない!
しかも【あとがき】なんて興醒めもいいところなんだけど!?」
イワビー
「えぐいな…」
ロイヤル
「ねぇ、まさかと思うけど・・・」
タイリク
「同じ作者だな」
ロイヤル
「なんて日だ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ
「ぐにゅにゅ~ なかなか出発しないのだ。
こんなことなら『まんまる』を持ってくるんだったのだ」
フェネ
「まあまあアライさ~ん。 気楽にいこうよ~。
それに都合よく『まんまる』を渡したりしたら、それはそれで怪しまれると思うよ~」
アナツバメ
「ダイヤってなんですか?」
アライ
「おわ! なんなのだ、いきなり?」
アナツバメ
「驚かせてすみません。
それよりさっきの話、ダイヤがどーのこーのって…」
アライ <( ̄^ ̄)>.えっへん!
「知らないのか?
金剛石とも呼ばれ、ヒト同士の間では高価で取引される『へし』の種類なのだ!
鉱山を掘ると出てくるのだ !」
フェネ「・・・」
アライ
「もしかしてお前もダイヤを狙っているのか?」
アナツバメ
「いえ、そんな…」
アライ
「いいか、誰より早くダイヤを手に入れて、パークの人気者になるのはアライさんなのだ!
こうなったらもう待ってられないのだ。
見つからないよう こっそり忍び込んで、ダイヤの情報を得るのだ」 💪
<面白そうだから、アライさんに付き合うよ~
アナツバメ
「金剛… 鉱山…?」
~to be continued~