「エゲリア=四つの影の1つと解釈したせいで全体がずれてる」というのは自分が読み間違えていた件でしょうか? 確かに一番最初に私が書いていた内容はこの誤認に基づく部分があります。それについては枝の方含め見ている方を混乱・困惑させてしまい申し訳ありません。
ただ、そこが正された上でも、やはり断定的に書くには情報が不足している、というのが下の枝葉の話になります。
誤認修正後の観点では、問題の根本は各テキストでエゲリアの創造主とされる「外来の僭主/統率者/君主」がどういう存在なのかについて曖昧で特定しきれないということにあります。なので既出の存在のどれを当てはめるにしても推測要素が強くなってしまい断定的に書くには適さないと考えています。
具体的に今の記述に関して言えば「四つの影を前面に出した上で」「断定的に書いている」という点が主な問題になります。(天理の扱いの問題もありますが分けて後述します)
まだ修正版サンプルを書いていないですが、自分が今考えている修正案は基本形は下の枝のサンプルと似ていて、創造主に関しては「統率者」などの実際に書かれている言葉を前面に出し、その「統率者って何者か」という観点について青字で天理や四つの影等の可能性を提示する、という形です。下の枝葉で行った検討はそのまま入れるにしては冗長なので注釈にしようかと考えています。
最後に天理の扱いについて、自分の考えとしては、今の記述においてまだまだ内実が不明な天理に対して「第一降臨者『天理』」と特定するような書き方をしたのはそれ自体は問題ではありますが、内実の特定を添えなければ、あるいは可能性の提示に留めるのであれば、天理という言葉・概念を使うこと自体は問題ないと思います。
今回の「エゲリアの創造主の考察」という観点で言えば、今の記述の問題はあくまで「『外来の僭主/統率者/君主』が四つの影とも、それ以外の何かとも特定できない」がメインであって、天理そのものをどう扱うかについては今回の件に限れば副次的なものなので編集の是非を左右する重い問題と捉えなくてもいいと考えます。