2階にも相変わらず絵画類があった。
そして相変わらず「きもの」を着た女性がわんさか書かれている。
どうやら、昔の中国ではこの服はかなり人気だったらしい。
イェロニームの嫁さんに勧めてみるのもいいかもな…
ここまで特に気をひかれるものはなかったため、
3階をすっ飛ばして4階に来た。
今までの階層とは違い、中央にガラス製のピラミッドのようなものが置かれている。
近づいてみると、「3Dレーダープロジェクターショー」と書かれて…
…3Dレーダープロジェクターショー? …いくら何でも、不釣り合いじゃないか?
映像はこの王閣の再建の歴史を示すもので、
ぶっ壊れては再建し、また壊れては再建し…のループだった。
(念のために言っておくと、決して嘘ではない。 気になる人は調べてみましょう。
本当に崩壊しては再建の方法を説明し(以下略)のループです。)
全く興味がなかったため、途中で見るのを切り上げた。
ここまで来て、ようやく最上階までたどり着いた。
レリーフや誰かの像、長ったらしい漢文が展示されている。
何が書いてあるかは読めなかった。
階段を下りて、とっとと帰ることにする。
…これでざっとここの下見は終わったが、
正直なところあまり興味はわかなかった。
とりあえず、イェロニームに教えとくか…
携帯電話のメモに短い文章を書きこむ。
さて、次は何処に行こうか…
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