「エドゥアルトさん、もう燃料がありません。
早く戻らないと墜落します。」
「了解。 ブラックベル1-2へ、もう燃料がない。
いったん帰還して、燃料を補給してから戻ってくる。」
「こちらブラックベル1-2、了解。 続きは任せとけ。」
速度を巡航速度に戻し、近くの補給基地まで戻る。
幸いなことに敵はいなく、無事に着陸することができた。
その後、また火力支援基地の制圧を援護。
20分ほど飛び続けた後、ようやく完全に敵を制圧することに成功した。
「こちらHQ。任務終了、総員帰還せよ。」
「チョーク1-1、了解」
「チョーク1-2、了解」
「チョーク1-3、了解…」
兵士達は再び輸送ヘリに戻り、次々と乗り込んでいく。
その間、2機の戦闘ヘリで周りを護衛した。
「ああ、ようやく終わった…。 今日の任務は、これで終わりでいいんじゃないのか?」
「まだ朝の7時です。 朝食を食べる時間ぐらいならありますよ。」
「結局、どんなにきつい仕事をしようがいつもの任務か…。 悲惨だな…。」
「チョーク1、離陸可能」
「…了解。 護衛する。」
そう言って、速度を少し上げて輸送ヘリ群についていく。
ひとまず任務は終わったが、全くと言っていいほど疲れは感じない。
普段と同じいつもの戦場、いつもの任務だからだ…。
通報 ...