最近船ばっか作っているおおかみ
2024/01/24 (水) 04:29:41
56911@52de7
カンカンカンカン…スパァァァン!
カルトを蹴散らしていきながら仁はxウイングの地下駐車場に向かっていた。ちなみに何があったというと、地面が急に崩落し先頭にいた仁が地下に落下。元の部隊とは地下駐車場で待ち合わせるとのこと。
「残弾も残りわずか、30人は持っていけるかも怪しいところだな」
そんなことをつぶやきながら緊急階段に達した仁はある問題に気付く。なんとキーカードが必要だった。
「たっく、探すしかねぇか」
そんなことを口に出しつつ、仁は近くの事務室内を見て回った。そこら中に黒い液体がこぼれており壁が崩落している部分もあった。そんな時、仁が細い廊下に差し掛かったとき普通じゃ感じ取れないほど弱い殺気を感じた。
「誰かに狙わr、ウグッ!」
彼は急に何者かに首を絞められつるし上げられた、正確には上に敵がいてつるし上げられただが。こいつ、ただもんじゃない。そう思っても落下時に足を負傷した仁では当然カウンターもできない。このまま殺されるのかそう思ったときに首を絞められてでなかった声が漏れだした
「うぅ…無理…はなしてくれ…」
ただの願望だったはずだが相手は話してくれて仁は地面に落ちた。そして一言
「君…仁なの?」
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仁を締め上げたのはなんと雪だった。彼は思考停止に陥った、なぜ彼女がいるのかなぜ来たのかと考えもできなかった。ただ泣いた、また会えたことに泣いたのである
「あぁ、もう泣かないで。大丈夫なの?」
そんなことを聞きながら雪は仁の背中をさすった。そのあとの話によれば仁がここにきているのをレインさんから聞いて、その後心配してTGODの者として入ってきたとのこと
「でも、これからどうするの?」
「ここから地下駐車場に向かうのだがキーカードがなくて困っているんだ」
「それはこれのこと?」
雪の手には汚れたカードがあった、まさにそのカードだった
「気になったから拾っておいたの」
「よし、それじゃ行くか。真の最終封鎖区域へ」
下へ進むたびに違和感を感じ始めた。とうとう来る、あとはコアを破壊するだけだ。そんなことを考えながら仁は雪と地下駐車場に向かっていった。
封鎖区域開始 脱出地点/地下駐車場出口、残り10分から使用可能/22:17