「あー… バンパー。俺がこっちから指示を出すから、
お前は電力室に行ってこい。 計画の第二段階だ。」
「了解。 …ところで、直接仁を救出には行けないのか?」
「無理だ。 警備が硬すぎる…。」
「そうか。 それじゃ、おとなしく計画通りにやるよ。」
「えーと…今部屋の外だ。 どうすればいい?」
「…よし、到着したな。 巡回兵が1名いる。 無視していい、このまま壁の向こうに行け。」
「了解。」
「壁の後ろに来たぞ。 いくつか物資が置いてある… どうする?」
「巡回兵がまた1人… 駄目だ、その兵は無視できん。ナイフで対処しろ。」
「了解、対処する。」
そのまま、巡回していた兵士はナイフで後ろから音もなく殺された。
無論気づいていたものは誰もいない。
「…よし。 電力室まであともう少しだ。」
「どうだ? 部屋の中に敵兵はいるか?」
「ああ。 数人いる…」
「そうか。 強行突破するか?」
「いや… まずそこにある発電機の後ろに敵兵がいるから、そいつをーーー」
…その時。セキュリティールーム内に、大声が響いた。
「おい! そこで何やってる!?」
「…リバティニア兵!?」
「何やってると言ってるんだ!」
「おい、どうした!?」
「敵にバレた! 多分そっちにも敵が来る!」
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