⓷敵部隊が機甲部隊に注意が向いている間、H-1・H-2の歩兵戦力が敵部隊の後方部に展開、
対戦車ミサイルや対空ミサイルで敵部隊の殲滅の実行。こっちも「V-マルス」を搭載()
→・対空ミサイルは航空戦力がなかったため効果なし。対戦車ミサイルは壁をぶち抜いて建物急襲に使用。
・戦車部隊が早々に撃破されたことにより、予想よりはるかに多い数の部隊と交戦
一方、歩兵部隊は装甲車部隊と合流するために計画を変更。
側面から市街地を強襲していた。
「突入しろ!」
対戦車ミサイルを使い、要塞化された家屋の壁をぶち抜いて急襲する。
「…エンゲージ!」
「撃て!」
お互いの叫び声を合図として、
建物内で銃声が飛び交った。
「いいぞ! 残った敵は後続に任せとけ!」
あっという間に辺りを制圧した後、部隊は煙幕手榴弾を
前方に向かって投げながら即座に家屋を突破していった。
「このままの勢いで装甲車部隊まで合流する!
止まるなよ!」
装甲車部隊もこちらに全速力で向かってきている。
彼らと合流すればこちらの勝ちなのだが…
「敵兵が予想よりも多い! テクニカルに乗ってきてるぞ!」
戦車隊が早々に撃破されたことで、予想よりも多い戦力と交戦する羽目になった。
どれだけ敵を倒しても波のように襲い掛かってくる製で、
たちまち歩兵部隊は後ろへと押し返されていった。
「倒しても倒しても来やがる! ゾンビ映画じゃあるまいしよ!」
「交代で撃ち続けろ! ここを死守するんだ!」
「この野郎! とっととどけ!」
さらに同じころ、装甲車部隊も同じく人の波をかき分けながら疾走していた。
重機関銃や個人携行火器による大量の弾幕が幸いして、
どうにかスピードを落とさずに進めている。
友軍部隊までもう少しだ。
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