航空機に関する質問を解決しあうスレ コメント欄 https://wikiwiki.jp/warthunder/自由掲示板/航空機に関する質問を解決しあうスレ
戦前戦中期の軍用機の整備兵についてですが整備兵の腕の良し悪しはどのようなところで評価されたのでしょうか?整備兵はマニュアルをきちんと守りネジを付け忘れたり配線を間違えたりというミスさえしなければ最低限のことは出来ると思うのですがメンテナンスの質がエンジンの性能を左右する場合は何が影響したのかとても不思議です。
整備員が正確に整備をするのは当たり前だから、スピードとか?「新米は2時間かかるけどベテランは1時間で整備が出来る」みたいな。
被弾して帰還した機体の穴を塞いだり、交換やオーバーホウル(再組み立て)の必要な箇所を点検で発見したり。
マニュアルが有るといっても戦時の日本のエンジンだと"未習熟な整備兵でも読めば整備が出来る"レベルのマニュアルではなかったとされているから、ある程度の読解力や知識は必要だし、不調原因の特定も長い間同じエンジンに触ってきた人の方が経験則で早く特定出来たり、あるいは特にどこが駄目なのか解像度高く発見して対処できるのが差になると思う。ここに南方等の戦地の環境の違いや質の悪いエンジンなどの要因が加わると差は広がるんじゃないかな。そもそも戦時の日本だと整備兵が簡単にマニュアルを読める環境が少なかったり…
エンジンの整備つっても摩耗した部品の摩耗度合いを見て適切なタイミングで交換していくって作業があるので、ピストンが摩耗して燃焼圧が抜けてくのか、ビストンロッドのベアリングが摩耗して摩擦が大きいのか(×シリンダー数)、プラグが劣化して特定条件で燃焼しないシリンダーがいるのか(×シリンダー数xプラグ数)を見極められないといけないんだよね。で、複数個所で摩耗が大きいと潤滑系のどっかの抵抗大きいんじゃないかとか。FW190が一定時間の飛行で部品を強制交換させていたのが評価されてるところもそれがあるわけで。
現代でも○○さんが組んだエンジンは良い。みたいな事があります。これはマニュアルを守って組むのは当然として組付け精度(締め付けNmやカムセットする時の角度を0.何度までで妥協するか?ベアリングを打ちかえる時、両者にダメージが無いか?)とか色々ありまして小さめのバイクでも数十馬力異なる場合も有り得ます。マニュアルは最低限「動く」の領域を出ないともいえます(今のディーラーマニュアルは精確ですがそれ以上に組み上げる人も居るのも事実です)
そういえばソ連製、ヤコブレフのどこ工場は質がいいみたいなのを史実欄で見たけどあれもそういうの?
大戦中は混乱からソ連は工場単位で作っている物の名前は同じでも中身そのものが(今でいえば中華製品が同じ名前商品なのにロットによって違うアレ)違ったりすることが多いので何とも・・・。
今の自動車でもドコソコ工場は不具合が多いみたいなのあると中の人から聞いた。接着剤がちょん付けで済まされてるとか、ナットにスパナをかけずにボルトを締めてる(誰でも習う正しい締め方が無視されて、なんとなく締まってる風に見えるけど緩みやすくなってる)とかあるんだと。現代の日本製品で品質いいやつも実は丁寧な作業をする〇〇さんが☓☓工程やってるから成り立ってるみたいなの結構あると思うぞ。人が直接触れない鉄鋼とかだと逆に熟練オペレーターがその日の気温とか湿度からカンで調整パラメータ入れてて品質いいとかあるし。
先輩から聞いた話、自動車を車検に入れた後タイヤがガタガタするので見てみたら、ナットがユルユルでタイヤが外れかけてたと。在日米軍ヘリ(CH-53)がボルトに装着する割りピンをつけ忘れてボルトが外れ、テイルローターが制御不能で墜落した事件もあったな。人的ミスを無くすのは大変なことだよ
バイクのエンジンをばらして修理したことあるけど、素人だから不具合原因がキャブ、エアフィルター、配管系等々どこにあるのか特定するのに苦労した。航空機エンジンの整備にマニュアルがあっても、現場で全てのパーツを分解して消耗品を全て交換するのは現実的じゃない。不具合原因の特定と調整はやはり整備士のカンと経験が物を言うところはあると思う。
触ったことあるから思うけど後方とはいえ戦地の限定環境でそんな整備やってらんないよね。結局はモジュール丸ごと交換で破損の可能性があるやつは工場直送が正解だわな。え?工場が爆撃された?輸送部隊が壊滅?南無三
日本軍の場合、エンジンの分解整備の様な部隊での整備で対応できないレベルだと、拠点にある整備ができる施設(海軍航空廠・野戦航空廠等)に送ると言う感じになっていたはずです
ありがとうございます!内燃機関の実物のことは全くの無知であったため具体的にとてもよく理解出来ました。
飛燕のパイロットの伝記かなんかで日本から南方に向かう際にタイヤの空気圧を半分にしてくれている気の利く整備士に感謝していた描写があった気がする
F-2戦闘機が普通の戦闘機のようなグレーっぽい塗装ではなく洋上迷彩塗装をしているのはなぜでしょうか?対艦攻撃のために海の色に溶け込むのが目的なのはわかりますが、普通の灰色っぽい塗装では不都合があったのでしょうか?
これ本当か知らんけど、対艦に使う意図しかないんですよ、他の戦闘機と違ってコイツは攻撃機なんですよ。って政治的アピールでやってたってのを聞き齧った事はある。今となっては実利一択だろうが
F-2導入当時の航空自衛隊では支援戦闘機(FS、要は戦闘攻撃機)と要撃機(FI)という区分がありました 地上部隊や艦隊と戦うのがFSのお仕事、航空機と戦うのがFIのお仕事ってことですね なので、当然求められる能力や運用は大きく違うものになっています F-2は陳腐化してたF-1の後継機、つまり次期FSとして開発・導入されたので対艦攻撃機としてのお仕事がメインです なので低空飛行する機会が多く、高空を飛ぶ機会が少ないので洋上迷彩の塗装がなされています 逆にF-15とかは高空しか飛ばないのでグレーの制空迷彩なんですね
お二人ともありがとうございます。
レーダー誘導の対地兵器(ブリムストーンとか)の疑問です。素人考えだと空対空ではなく空対地だと地面はレーダー反射するものが多くて誘導できない気がします。何もない砂漠ならまだしも町や森なんかにいる小さな車両に誘導できるものなのでしょうか?そもそもそういった火器は車両を狙うものなのでしょうか?惑星だとSALHで実装のようですが、母機から地面に向けて照射して車両を狙えるものなのでしょうか?
ブリムストーンのレーダー波はミリ波って周波数のやつらしい。昔見た本の記憶だから曖昧だけど、レーダーって周波数によってレーダー反射に強い弱い...みたいな特性があった気がするから、ミリ波はレーダー反射に強い...のかも
ミリ波レーダーってちょっと調べると出てくる情報だが、ミリ波レーダーは対象物質の反射率に大きな影響を受ける。ので、土や木なんかは反射率が低くて金属のほうが反射率がいいのは直感的にもわかると思うけど、そんなわけでどうにかなる。
主翼下につけるタイプのチャフディスペンサー、トーネードとかランセンのあれなんで後ろが螺旋状になるように羽ついてるの?ラムエアタービンとかじゃないんでしょう?
ランセンのはちょっと分からないけどトーネードのやつは実機だとECMポッドでもあるので発電用ラムエアタービンだと思います
てことはこの羽が直接回らないにせよどこか回ってるってことでいいの?プロペラとか見えないけど…ECMポッドにラムエアタービンって言うとプラウラーとかグロウラーのポッドを想像するけど。
トーネードのやつは見た目からして回らなそうだけど…。投棄時に姿勢が安定するようにするもんかなって思ってる。ジャイロ安定させて、ひっくり返って翼にあたるのを防止する感じ。
あれはボルテックスジェネレータ(Virvelgenerator)、気流を乱して乱流を作る装置。通常は飛行性能の為に付けられる物だけど、これはチャフを拡散させる乱流を作る為に付いてるっぽい。
ジャベリンとかハリアーの主翼上面についてる奴だよね。なるほどそういうやり方か…
マウザーの相対的な価値が下がったなぁ。リアルシャッターが批判されてからこんな事いうのもなんだけど、あれはあれでそこそこリアルだったのかな。リアルシャッターのゲームバランス的な是非は無しにして、あれが実際リアルなのかどうか...。過ぎ去った今だからこそ冷静な意見も出そう。今は20mm全般威力高すぎじゃないかと思ってる。
言葉で説明するのが難しいんですけど、F-14のインテーク横の隙間の、胴体平面部に向かって傾斜していく部分に段差がある理由ってなんなんでしょうかね?空力のことはサッパリだけど普通は滑らかにした方が抵抗が少なそうだし、実際F-15の似た部位は滑らかなので何故F-14だけがこうなんでしょうかね?
Su34が惑星に追加されますがF-2やsu34に搭載されているフェーズドアレイレーダーって何が強みなんでしょうか?調べてみたら複数同時誘導とか出てきたんですがTWSとは違うのでしょうか?
従来の一つの巨大なパラボラアンテナに首を振らせて動かすのではなく、虫で言う複眼のような平面上に小型アンテナを無数につけてこれから放つ電波に指向性を持たせて探知させるのがフェイズドアレイレーダー。小型アンテナを分散ロックオンさせてマルチロックオンさせる、でかいアンテナを物理的に振るんじゃなくて電波の方向だけを爆速で振って走査させるって強みがある。TWSってのは「さっき引っかかった奴が今ここのこれだな」って形で更新時間から移動速度を割り出してロックオンとは違って疑似的に追尾してるに過ぎない。コンピュータとしての機能に近い。噛み砕くとこんな感じ。
例外として、ロシア系のパッシブ・フェーズドアレイレーダーは従来のレーダーと同様な首振り機構を持つ。実用的な小型フェーズドアレイレーダーが作れなかったのでこうなった
Su34のV004レーダーの画像見た感じ首動かなそうなギチギチに見えるけど、あれも首動くの?
V004とBRLS-8Bみたいな大型の機首レーダーは動かない。Su-27やMiG-29向けの小型レーダーでは従来の首振り機能にフェーズドアレイを付けたものがほとんどってコト
なるほど、ありがとう
説明しようと思ったら全部上の枝が説明してくれてたので、代わりにwikiで説明されてるページを貼付。画像付きで説明されてるから、上の枝を読む時の参考にしてちょ
こんな項目あったんですね…
丁寧にありがとうございます!レーダーって思っていたより奥が深くて面白かったです
F-2より更に1歩か2歩進んだものだけどノースロップグラマン公式の日本語動画もおススメ
戦前から戦中の急降下爆撃の爆弾搭載位置についてですが翼下に搭載した爆弾の場合左右の爆弾同士が1メートル以上離れてしまい機体直下に搭載した爆弾よりも命中精度が落ちると思うのですが実際の運用には問題は無かったのでしょうか?Ju87の場合は戦車へ投下することも多かったと思いますが翼下の爆弾を直撃させたいときは左右どちらかだけを当てるような攻撃方法だったのでしょうか。
急降下爆撃は基本的に一回きり(高度を失うので再攻撃には時間がかかる)ので、胴体下の大型爆弾と主翼下の小型爆弾をまとめて投下する事が多かったと読んだことがあります。精度のほうは取付位置よりもパイロットの腕に依るところが大きいのと、そもそも翼下の小型爆弾は戦車にピンポイント直撃させる為の武装ではない(対戦車攻撃はロケット弾とか機関砲、クラスター弾の方が得意)ので、専ら陣地や人馬に威力を発揮したのではないでしょうか。
そのような運用をされていたのですね。ありがとうございます。
古い軍用機を近代化改修する際、レーダー換装などと一緒に耐空時間の寿命延長をするのをよく聞きますが、具体的に何をするのでしょう?主翼を支える桁などを新しい物に交換するのでしょうか?
雑誌で主に航空機の記事を読んでるからここで書くけど、古峰文三氏の記事は評価や信憑性はどうなんだろうか。というのも、彼の記事はミリタリー界隈で常識的に語られてる知識が覆るような内容を頻繁に見かけるから、信頼できるかどうか少し慎重になりたいと思ったところで。個人的には信用して興味深く読んではいるし、定説を否定する様な部分についても、批判や揶揄をするわけじゃなく淡々と資料に基づいてこうではないかと冷静に語っていて説得力を感じるから、一見して問題ないようには感じる。ただ、自分自身を客観視したときに、今の自分は特定の著者を盲信し始めている状態では?と不安になったものだから、客観的な意見も聞きたい。
個人的には月刊誌故時間足りなかったんだろうなぁってなった記事が過去一度あったくらい。毎月丸とか購入してるわけではないから、自分の思う頻度がどうとかは信用できないけど。通説だって全部が全部正しいわけではないから、基本的に信頼して、それほんと?ってなったら改めて一次資料集めしたりしたらいいんじゃないかな
古峰さんは新しい情報や資料なんかを出してくれるのでそういう部分での評価だったり、それらの裏付けが取れる事があるので信憑性はあると思っていますが、同時に見解が違うと感じる事があるのでやはり色々な物を見たり読んだ方がいいとは思います。
大戦中や冷戦期の航空技術についてはまあまあ妥当なこと言ってるんじゃないかとおもうけど、それから離れた専門外のことに関しては時代や分野が離れるほどどんどん怪しいことや明確な誤り、例えば74式戦車はT95のフルコピーだとか、フランス革命前に編成されたフランス軍歩兵連隊には革命後の低練度の徴集兵が補充されなかった(アマルガムで検索)とか、南北戦争時からアメリカ軍の小銃の部品は無調整で交換可能だった(実際にはWW2中でもスプリングフィールド工廠の品質検査がガバガバで実現できず武器係によるヤスリ掛けでの調整が必須だった)とか言っちゃうから正直twitterの投稿や雑誌の掲載内容については信用してない
大戦期の話かつ書籍として出してるものについてはある程度信用できると思ってるが、Twitter等に関しては見なくていいんじゃないかと思ってる。特にTwitterではいきなり創作の描写にケチつけ始めた上にその創作読んでなかったとかやるし、その辺のおっさんマニアと同レベルじゃないか
返答遅れてすまぬ。大戦から戦後間もない辺りまでの航空機等は専門と思しいからある程度信用してるが、やっぱり専門離れると怪しい部分もあるのね。こんな分野でも書くのかと驚いた記事もあるが、やっぱり注意は必要か。この界隈だとそもそも態度や語り口で嫌な気分になる事も多いから、それなりに冷静に語ってくれるだけで過剰に信用してしまう自分は良くない癖があるな… SNSは確かに、ミリ界隈だと嫌な文見かけるケース多いものな。個人的にはこの人は比較的マシな方と思ってしまったが、行儀の良い事ではなかろうし、まあSNSは確かに自分も疲れて見なくはなったよ。
F-86見たいなレーダーって現実ではどういう使われ方されてんの?
セイバーの測距レーダーはDCSだとジャイロ照準器と連動してて照準に合わせれば弾が当たるようになってる。連動してなくても距離が目視より正確に測れるからジャイロ照準器に正しい距離を入力できる(レシプロのマスタングは測距と入力が人力)
オクタン価の高い燃料を別のタンクに少量積んで、飛行中に比率で混ぜながら燃料供給できないのか。ブースト圧高くする間だけオクタン価高ければ充分だ。高いオクタン価の燃料を温存して、ここぞという時に活用できそうだが。
インジェクション式だとしても内燃機関の特性上一瞬で切り替わる訳じゃないから車のHIブーストスイッチとかNOSみたいに即大出力に出来る訳ではない。それに高オクタン燃料の量が十分だったら必要ないし・・・
否定する部分ばかりみつけてつまらないな。高オクタンの燃料が充分な前提まで加えてくると最早不自然だよ。あと航空機は複数の燃料タンクを持っていて。バルブの類いで継げられているけど、そこらは何か知ってるの。
そら現実にわざわざそういう機構を備えたやつがいない以上なぜいないのか?という話をするほかないと思うが…
左右の燃料タンクをスイッチでパイロットがマニュアルで切り替えるのを知らないのか?現実にあるないでアイデアを語るのは些か説得力に欠けるというか、説得力に欠けるべきだ。
確かに否定的な意見ばかりだったのは謝罪する。申し訳ない。例えば胴体のタンクだけハイオクタンにして独立した燃料経路を装備、翼のタンクは一本のバルブで結合して巡行用にする。翼の燃料タンクは負圧バルブで結合されているから左右差を少なく減らす。交戦時は負圧バルブを閉鎖して胴体のハイオクを使ってブーストアップ。問題は圧縮比はローオクタン仕様にしなければならない(第二大戦時に可変点火タイミングは無いと思っていい)進角出来ないから結果的に大してパワーアップ出来ない。で、どうでしょう。 PS大戦前後のバイクで42WLAとか陸王がポイントを直接触って進角/遅角出来るのを思い出した、これを使って「HIスイッチ」を押したらモーターでローオクタン燃料回路を閉鎖して進角(予め決められた角度)してブーストアップ出来る。最後の懸念は筒内にローオクが残ってて早爆してエンジンブローするリスクが避けられない事
DB601Eが1350馬力で、DB601Nが1500馬力なのはオクタン価+チューンだとして。基本同じ馬力の設定の発動機でオクタン価の高い燃料を圧縮すると、燃費と発熱が改善するらしいから、燃料タンクまるごと高オクタンで埋めるとかのが実用性は高いし。チューンが必要なら切り替えで広く対応できるかはわからないな。そこらを加味すると、発動機が設計された前提以下の品質の燃料しか揃えられなくなったら。本来の水準の燃料を特定のタンクで戦闘用に温存しておくとかか。
リンクこのページとか役に立ちそうですよ。DB601とオクタン価の話がメインなので
すまん、1500馬力ってのここから雑に真に受けた数値なんだ。おかしいな。電車で読んでたからかなり雑だったな WW2aircraft.net WW2aircraft.net
枝に追加するとしたら、可変点火角は多分必要なくて、水メタ搭載機と同じようにハイオク燃料供給と同時に過給圧を上げることになると思う。しかしキャブレターだとしてハイオク切り替えスイッチ押してからどのくらいで吹く燃料がハイオクに置き換わるのかちょっとわかんないね。
日本だと高オクタン用のタンクを設置して離昇用に使う予定があったり、生産機の空輸時は(それまで使用していた航空91揮発油を節約するため)航空87揮発油を使うが離昇用に航空91揮発油を別に少量搭載とかそういうことをやっているので、やろうと思えばできるが実情として難しい所があると言う感じがします。
なるほど。ニッチだな、そういう事やろうとしてたの知らなかった。
WW2で広く用いられていた水メタノール噴射装置は航空での凍結防止のために50%メタノール水溶液を使用していたという解説がよくなされるけど、メタノールは112オクタン相当の高オクタン燃料だから水による吸気の冷却と同時に「高ブースト時に少数の高オクタン燃料を使用してノッキングを防止する」ということも実は同時に行われている。
飛行機関連の疑問かどうか悩んだのですがパイロットの着る飛行服に電熱線が仕込まれたものがあったと聞きました、ww2の頃からあるそうなんですが昔はそんな大容量のバッテリーなんか無さそうなのに電気はどこから引っ張ってたんでしょうか?機体にバッテリー置いてそこから引っ張ってたとしても機体は重くなってしまいますよね?服だけの為にバッテリーを積むとは考えにくいし軽量なバッテリーなんて昔はあったんでしょうか?知っている方おられましたら教えて下さい
その辺あんまり詳しくはないけど、飛行機の側に発電機を積んでたんじゃないかな。日本航空宇宙学会誌第56巻第648号の「電気を力ヘ,電子を知恵に」の、3.航空事業における実績 で、飛行服の電熱ヒーター用の発電機が我が国最初の航空機搭載発電システムだったという記述がある。多分無線機とかでも電気使うだろうし…。
大体はエンジン直結の発電機があってそれが大元の電源です。それを電圧などを安定させてから配電盤から直接取ったり蓄電池に充電してから取ったりしますが、それは機体によって違います。
発電機かぁ〜、全く想像出来ませんでした、よくよく考えたらわざわざバッテリー積まなくてもエンジンというデカいエネルギー源があるのにそれを利用しない訳ないですよね…お二方、ありがとうございました!
処刑装置みたいで怖い...。質問への回答ではないのです。感電や発火がおそろしい。
高いところへ行くと気温は下がりますから、例えば高度5000mとか7000mまでいくと-10℃とか-20℃とかになってくるわけです。無いよりはあった方がありがたかったと思いますよ
そうですね。
電気毛布とか今でも使うでしょ。
ゴジラー1を見て思ったことなんだけれど。震電って特攻にも使えるようにしてたん?映画の中では「機首に25番、胴体下に50番を入れてる」って言ってたから疑問に思ってます。誰か分かる方がいれば教えてください。
震電は局戦だし映画のストーリ上そうしただけだとおもう。現実の震電は「浮くのがやっと」のレベルの代物だから、そこまで考えてなかったんじゃないかと思う。
どんな飛行機でも無理やり爆弾を吊り下げれば特攻に使えるから、まあ使えるっちゃ使えるんじゃないかな。震電って機首に「5式30ミリ固定機銃」っていうデカい機関砲を4門搭載してて、それをあの映画だと幾つか取り外して25番爆弾を震電の機首に搭載してる。25番の長さが大体1.8メートルで5式が大体2メートルだから、まあ無理のある設定では無い...とは思うよ。胴体下も燃料タンクとかを外せば50番爆弾を無理やり搭載できそうには見えるし、あの世界の震電は現実よりも実用化が進んでたみたいだし。
ありがとうございます。
T-2と言いF-1と言い、既にミサイルが出回ってる中開発されたのにCMが全く搭載されていないのは何故ですか?
同時期に開発された攻撃機にも初期からCM付いてるのは少ない(su-17m2もジャギュアもシュペルエタンダールもバッカニアも無い)から、対地対艦におけるCMの有用性があまり認識されてなかったんだと思う。とはいえ他機では改修で追加されたりしてるのにf-1はフラップにチャフ片を挟んだりと細工して擬似的に使ったりする羽目になったのは日本の国情によるところが大きいと思う
上の枝も言ってるように、他国でも70年代デビューの機体はまだCM無しのやつも多かったから、F-1だけが特に遅れてたわけではない。最後まで追加されなかったのは単に予算不足。80〜90年代の空自はお世辞にも多くない予算でF-15J、AWACS、給油機なんかを買いつつ、さらにEJの改修やF-2の開発を進めてたから尚更F-1に回す金が無い。T-2はそもそも高等練習機なので対象外。
大戦中IL-2を初めとする攻撃機を開発していたソ連ですが、戦後Su-25が登場するまで攻撃機を作らなかったのは何故ですか?
ソ連空軍の花形として扱われる襲撃機だけど、必ずしもソ連がその有効性を認めていたわけではないのよ。とくにIl-2は生産された36000機中11000機が撃墜されたり、朝鮮戦争では朝鮮空軍で使用されているIl-10のうち3分の2が失われていたり。だから、戦後直後から襲撃機関連の開発は徐々に清算され始めた。Il-20とかIl-40とか戦後も試作された機体はあったけど、それぞれ既存機より性能が不足していたり、ソ連空軍自体が陸軍と緊密な連携をとって作戦を行うんじゃなく、空軍が独立して戦術核兵器を使用する路線を取ったことで不採用になっちゃったんよね。結局、地上攻撃を専門に行う種類の飛行機はいらないよねってことになって、その能力は戦闘機に限定的に付与されることになった。Mig-15bisとか、Su-7を戦闘爆撃機にしたSu-7Bがそれだね。ただ、これはむしろ中途半端な存在を生むだけになった。元が戦闘機だから高速で地上攻撃には向かないし、それに搭載できる兵装や量も限定された。てなわけで、スタイルは逆戻り、やっぱり地上攻撃を専門に行う飛行機が必要ってことになって、Su-25がスホーイ設計局によって設計された。
枝の通りで概ね合ってると思うけど、su-7やsu-17、mig27なんかは航空阻止に向いた機体で対地攻撃でも毛色が異なるから、中途半端と言うとちょっと違うんじゃないかな?
ピュアな迎撃機&戦闘機として設計した訳でないにしろ、少ない爆装を高速で届ける利点もあったから。新規で高速の攻撃機を設計しても爆装の量が限られてくるかとは思う。爆弾倉持ってるようなデサインでもない限り翼下に懸架する搭載方法で抵抗になる、戦闘機を改造した爆撃機の路線は当時も良かったと思う。多分片落ちのジェット攻撃機とか自分の知らない機体がふっつーに運用されていた可能性もあるし、俺はその年代の事詳しくないけど。
分かりやすくありがとうございます!
世間じゃJ-35が出てきたけど、WT民的にはどうなんすか。第五世代機が各国に出てきたら中空の花形機のうちの一角になりそうなもんだけど、他の掲示板だとあんまり話題が出てないっぽい、、、
世界第2位の経済大国が作るステルス戦闘機だから、めちゃくちゃ脅威よ。F-35みたいなセンサーが機首下にあったし、Su-57よりは強いだろうと思われ。
正味情報が少なすぎるからなんとも…
J-20もだけど空の先端は実性能も機能もよく分からん、流石に20年前のF-22と同レベルはあると思いたい(?)けど
機体がデカいからレーダーやセンサー等のアビオニクスはそれなりに良いもの積んでると思う。ステルス性は未知数だけど警戒するに越したことはない
Alpha JetはVTOL機というわけでもないのに、なぜAV-8のように主翼が下に傾いているのでしょうか?こうすることで得られるメリット等があるのですか?
主翼を下に傾けると安定性が低くなる。高翼や後退翼は安定性が高くなる。高翼+後退翼の組み合わせをそのまま採用すると戦闘機として安定性が高くなりすぎるので、主翼を下に傾けてバランスをとってる。T-2やミラージュF1、ジャギュアなどの高翼+後退翼の組み合わせでは普遍的に見られる
そういう理由だったんですね…ありがとうございました
安定性ってぱっと言うけど。主翼はフォイルだけじゃなくて、重力で沈む事でAoAが出て適切な揚力が発生する。機体が傾いた時にどの向きにどの程度滑るかどうかは民間機みたいなキャンバー付きの翼にニュートラルでテイルが下向きリフトのデサインと、対称な断面の薄翼の戦闘機は異なる。胴体がフェンスになって気圧差が生まれる効果がある。胴体を回り込む気流成分に上下角が発生する。ハリアーはVtolで離陸中は上から風が当たるけど、まずフラップの調整理由はトランジッションの為かつ気流で、完全に主翼は抵抗でしかない。が、速度が低すぎてたいした抵抗じゃない。だから垂直離陸時の縦の動きに限っては翼形くらいで安定性も糞もない。そのくらい重量と推力が突出してでかい。あちこちから風流して推力で安定性作ってる。実験機程度の例はある、低翼配置でもVtolは全然行ける。UAVの例とかそんなもん。てかダクトをエンジン横から付き出す亀みたいなデザインの関係で、そこの下に主翼がこれないんでしょ。ノズル位置が原因で高翼配置になったんだと考える。速度出てるとそんな沈まねえんだよなー。重心とか抵抗とかも含まれてじゃね。
スーパーホーネットの受注が無くなったら来年あたりで生産が終了する?と聞いたのですが、これからのアメリカ海軍はスーパーホーネットからF-35Cへの置き換えをやっていくつもりなのでしょうか。
ゲームに実装できそうな機体でagm65gを6発搭載できる機体って存在するんですか?
詳しくないけどなんか一発ずつしか積めないのが重量のせいなきがする(HEATは200kg程度に対してSAP-HEは300kgほどある)から、いわゆる全戦で戦えるような攻撃機じゃ厳しいんじゃなかろうか。P-1なんかは一応対艦ミサイル等を一パイロン当たり一発で8発積めることになってて、その中にAGM-65(おそらくG)も含まれてるけど、二発しか搭載実績はない
零戦の最多生産型について、wikiでは無印52型が最多生産型って書かれてますけど、いくつかの書籍では丙型が最多生産って書かれてたりします。どちらが正しいのでしょうか?
wikipediaの零式艦上戦闘機のページで、学研の書籍が出典の月次生産数の表が載ってるぞ。とりあえずその表の数字だけ見るとした場合、各タイプの合計を電卓ポチポチしたらこうなった 三菱製甲乙や中島製52丙/62系列が合同の数字になってて正確な各型の数字がわからんのだけど、三菱製で甲を含まず無印のみとして中島製52/52甲と合わせても、三菱&中島の52丙に中島製62まで合わせた数より多い。分離できない三菱製甲の数字も考慮すると、52/52甲の方が52丙よりも多くなると思うから、丙が最多生産ってことはないんではないかな。この表の数字だけの話として見た場合だが、おそらく52/52甲が数の上では最多生産になる可能性が高い。もちろん他の資料も比較しないと断言はできないが、手元の世傑や潮書房のデカい本をめくっても、各型の生産数って意外と数字が出てこなくてな…
このwikiのA6M5のページの文章については、21型とか52型とかの大きな型式単位での比較として、52型系列が零戦最多生産という意味としての文だと思われる。書籍の丙が最多生産って説は、零戦の生産数の殆どを占めた中島製なら確かに丙がかなりの数字になってるが…そもそも52丙が仕様の近い62/63とかも合わせた扱いになる事もあるし、最終タイプとして謎も多いだろうから、そもそも52丙の生産数がはっきりさせられないんではないかという懸念と、62/63とか抜いて純粋に52丙のみならもっと数字は減るだろうと考えると、最多生産とは考えづらい…と、これは個人の意見だから自分でも調べてみてな。
あのくそ重たい重武装の丙をこんなに量産してたのか...。飛燕丁とおんなじ印象を放つ。
52型丙は最近の考証だと三菱と中島合わせて1000機くらいだったような記憶があります
62型合わせると結構な数になるけど、流石に無印/甲型には総量では敵わないか。詳しい説明ありがとう。引き続き自分の方でも色々書籍漁ってみるよ木
ステルス機のピトー管ってどこについてるんですか?
画像検索で幾らでも出てくるけど普通に機首周辺に付いてるぞ。ステルスと言えども飛行機である以上ピトー管と静圧孔は無くせないのだ。
なんで今更F-15をF-15EXやF-15QAみたいに4.5世代化改修して使い続けるんだ?
新造するよりはるかに安上がりだし、ステルス機と比べてフライトコストも低い上にミサイルをたくさん持てる(=制空性能が高い)から。機体変えたらパイロットの機種転換訓練とかも必要になるし、改修で済ました方がとにかくコスパがいい
EX、QAは新造機だよ 改修じゃない あと機体単価的にはEX>F-35らしくてほとんどボーイングの政治力の賜物だとか
EXやQAは全部新造機だから一概に安上がりとは言い切れないけど、QAやF-16Vなんかの存在意義は「この国にはF-35売りたくない」とか「ステルスは買えないけど新しいの欲しい」みたいな米と諸外国双方の事情による部分が大きい。EXは米空軍的には無くても構わない機体だけど、ボーイングが死にかけてるからステルスの補佐云々みたいな理屈を付けて調達してる。
ミソ搭載数の少ないステルスに変わって運搬するミサイルキャリアーって考えは悪くないよねっては思う
問題はblock3以降の35もステルス性無視すればAAM12本行けちゃう所(機内ARH6本+翼下ARH4本+IRH2本)...AMBARラックが採用されなかったせいで優位性がかなり薄れた
まぁF-35のステルス性潰しちゃうのは勿体ないと思うし、あとGBU-28みたいな特大爆弾系は載らなかったはず
ターボプロップ機って、要はP-47なんかのレシプロエンジンについてるターボよりもっと直径や圧縮率の高い多段圧縮のタービンで空気を圧縮して燃料燃やして飛んでるわけじゃないですか。なのになんでゲーム内のワイバーンって3000m超えたあたりからエンジン出力がガタ落ちするんでしょう?現代のターボプロップ機が6000mくらいで巡航してるのを見るにあの機体特有の問題なのでしょうか??
...言われてみれば、なんでだ?(1ミリも答えではない)
ジェットエンジンってレシプロエンジンと比べて空燃比がかなり薄い、レシプロガソリンエンジンが空気10~15対燃料1に対してジェットエンジンは空気35~対燃料1位違う。後ワイバーンのエンジン(アームストロング・シドレー・パイソン)の圧縮比は5.35:1に対して例としてC130のアリソンT56は9.25:1で基礎性能が良いからという結論で如何でしょうか?(推測ではパイソンは普通の航空機用ガソリンでT56はJP8燃料でより高圧縮を狙えた?)
やっぱり黎明期だからシンプルに性能が悪かったという話なんですかねえ。回答ありがとうございます。
最近Su-37の名前を全く聞かなくなったんだけどアイツどうしたの?AC04ではぇーカッコいいと惚れたけど新しいシリーズだと35?になってたりで今一良くわからないんだけど37は試作機?実験機?だったの?制式じゃなかったとしても部隊兵器とかでワンチャンあったら性能的にはBR幾つ位になるだろうか
まずSu-35は1988年に初飛行の初代35(27の輸出モデル、27mとも言う。全然売れてない)と2008年に初飛行の二代目35(27の発展型、国内向け)があってだな…Su-37は初代を改造したアビオニクスと推力偏向の実証機。二代目とか他のフランカーに技術が吸収されたからそこで37はお役御免。まあそういう意味で言えば二代目35は37の量産型と言ってもいいかもしれない
Su-37は試作で終わった。レーダーと推力偏向の技術は他のフランカー系に用いられるようになった。Su-30系や二代目Su-35とか。
su-37は元々su-27のアビオニクス等を強化したsu-27mって機体から改修された実験機になる。(su-27mは少数生産されて試作機や曲技飛行隊機として使われてる)37は色々エアショーに行ったり先進技術を試験したりした。37の試験終了後に得られたデータを元にsu-27を改修したのがwtのsu-27sm、抜本的に強化した新型として新設計されたのがエスコン7のsu-35s。su-37は1機が墜ちてもう1機はsu-27mと同じ仕様に戻して曲技飛行隊で使われた後にモスクワ近郊の飛行場のスクラップヤードに有るらしい。アビオニクス強化されてるしr-77も有るからwtに来るならsmの1段階上とか、ケツ向きr-73付けて2段階上とかになりそう
ぶっちゃけケツR-73弱そう
分からんよ?突如覚醒してアムラームを撃ち落とすかもしれない。実際13以上でケツにつかれて撃たれることあんま無いだろうしエネルギー的に弱いr-73とか脅威度は低いね
他の人も言ってる通り、Su-37は技術実証機/実験機だから、通常ツリーよりも課金か部隊兵器に来るかもね。通常ツリーにはSu-30シリーズやSu-35S等選択肢は幾らでもあるし、いずれも量産機だし
有識者の皆様方ありがとうございます。いやそんな経緯だったんですねぇ…時の流れに哀愁。昔遊んだ戦闘国家ってSLGで短、中、長距離のミサイル3種類を装備してたんですけど長距離ミサイルが何だか判る方おられます?仮に実装されたとしてこの長距離ミサイルで14を相手に出来るのかなぁと
R-37かKS-172のどっちかじゃないかな
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戦前戦中期の軍用機の整備兵についてですが整備兵の腕の良し悪しはどのようなところで評価されたのでしょうか?整備兵はマニュアルをきちんと守りネジを付け忘れたり配線を間違えたりというミスさえしなければ最低限のことは出来ると思うのですがメンテナンスの質がエンジンの性能を左右する場合は何が影響したのかとても不思議です。
整備員が正確に整備をするのは当たり前だから、スピードとか?「新米は2時間かかるけどベテランは1時間で整備が出来る」みたいな。
被弾して帰還した機体の穴を塞いだり、交換やオーバーホウル(再組み立て)の必要な箇所を点検で発見したり。
マニュアルが有るといっても戦時の日本のエンジンだと"未習熟な整備兵でも読めば整備が出来る"レベルのマニュアルではなかったとされているから、ある程度の読解力や知識は必要だし、不調原因の特定も長い間同じエンジンに触ってきた人の方が経験則で早く特定出来たり、あるいは特にどこが駄目なのか解像度高く発見して対処できるのが差になると思う。ここに南方等の戦地の環境の違いや質の悪いエンジンなどの要因が加わると差は広がるんじゃないかな。そもそも戦時の日本だと整備兵が簡単にマニュアルを読める環境が少なかったり…
エンジンの整備つっても摩耗した部品の摩耗度合いを見て適切なタイミングで交換していくって作業があるので、ピストンが摩耗して燃焼圧が抜けてくのか、ビストンロッドのベアリングが摩耗して摩擦が大きいのか(×シリンダー数)、プラグが劣化して特定条件で燃焼しないシリンダーがいるのか(×シリンダー数xプラグ数)を見極められないといけないんだよね。で、複数個所で摩耗が大きいと潤滑系のどっかの抵抗大きいんじゃないかとか。FW190が一定時間の飛行で部品を強制交換させていたのが評価されてるところもそれがあるわけで。
現代でも○○さんが組んだエンジンは良い。みたいな事があります。これはマニュアルを守って組むのは当然として組付け精度(締め付けNmやカムセットする時の角度を0.何度までで妥協するか?ベアリングを打ちかえる時、両者にダメージが無いか?)とか色々ありまして小さめのバイクでも数十馬力異なる場合も有り得ます。マニュアルは最低限「動く」の領域を出ないともいえます(今のディーラーマニュアルは精確ですがそれ以上に組み上げる人も居るのも事実です)
そういえばソ連製、ヤコブレフのどこ工場は質がいいみたいなのを史実欄で見たけどあれもそういうの?
大戦中は混乱からソ連は工場単位で作っている物の名前は同じでも中身そのものが(今でいえば中華製品が同じ名前商品なのにロットによって違うアレ)違ったりすることが多いので何とも・・・。
今の自動車でもドコソコ工場は不具合が多いみたいなのあると中の人から聞いた。接着剤がちょん付けで済まされてるとか、ナットにスパナをかけずにボルトを締めてる(誰でも習う正しい締め方が無視されて、なんとなく締まってる風に見えるけど緩みやすくなってる)とかあるんだと。現代の日本製品で品質いいやつも実は丁寧な作業をする〇〇さんが☓☓工程やってるから成り立ってるみたいなの結構あると思うぞ。人が直接触れない鉄鋼とかだと逆に熟練オペレーターがその日の気温とか湿度からカンで調整パラメータ入れてて品質いいとかあるし。
先輩から聞いた話、自動車を車検に入れた後タイヤがガタガタするので見てみたら、ナットがユルユルでタイヤが外れかけてたと。在日米軍ヘリ(CH-53)がボルトに装着する割りピンをつけ忘れてボルトが外れ、テイルローターが制御不能で墜落した事件もあったな。人的ミスを無くすのは大変なことだよ
バイクのエンジンをばらして修理したことあるけど、素人だから不具合原因がキャブ、エアフィルター、配管系等々どこにあるのか特定するのに苦労した。航空機エンジンの整備にマニュアルがあっても、現場で全てのパーツを分解して消耗品を全て交換するのは現実的じゃない。不具合原因の特定と調整はやはり整備士のカンと経験が物を言うところはあると思う。
触ったことあるから思うけど後方とはいえ戦地の限定環境でそんな整備やってらんないよね。結局はモジュール丸ごと交換で破損の可能性があるやつは工場直送が正解だわな。え?工場が爆撃された?輸送部隊が壊滅?南無三
日本軍の場合、エンジンの分解整備の様な部隊での整備で対応できないレベルだと、拠点にある整備ができる施設(海軍航空廠・野戦航空廠等)に送ると言う感じになっていたはずです
ありがとうございます!内燃機関の実物のことは全くの無知であったため具体的にとてもよく理解出来ました。
飛燕のパイロットの伝記かなんかで日本から南方に向かう際にタイヤの空気圧を半分にしてくれている気の利く整備士に感謝していた描写があった気がする
F-2戦闘機が普通の戦闘機のようなグレーっぽい塗装ではなく洋上迷彩塗装をしているのはなぜでしょうか?対艦攻撃のために海の色に溶け込むのが目的なのはわかりますが、普通の灰色っぽい塗装では不都合があったのでしょうか?
これ本当か知らんけど、対艦に使う意図しかないんですよ、他の戦闘機と違ってコイツは攻撃機なんですよ。って政治的アピールでやってたってのを聞き齧った事はある。今となっては実利一択だろうが
F-2導入当時の航空自衛隊では支援戦闘機(FS、要は戦闘攻撃機)と要撃機(FI)という区分がありました 地上部隊や艦隊と戦うのがFSのお仕事、航空機と戦うのがFIのお仕事ってことですね なので、当然求められる能力や運用は大きく違うものになっています F-2は陳腐化してたF-1の後継機、つまり次期FSとして開発・導入されたので対艦攻撃機としてのお仕事がメインです なので低空飛行する機会が多く、高空を飛ぶ機会が少ないので洋上迷彩の塗装がなされています 逆にF-15とかは高空しか飛ばないのでグレーの制空迷彩なんですね
お二人ともありがとうございます。
レーダー誘導の対地兵器(ブリムストーンとか)の疑問です。素人考えだと空対空ではなく空対地だと地面はレーダー反射するものが多くて誘導できない気がします。何もない砂漠ならまだしも町や森なんかにいる小さな車両に誘導できるものなのでしょうか?そもそもそういった火器は車両を狙うものなのでしょうか?惑星だとSALHで実装のようですが、母機から地面に向けて照射して車両を狙えるものなのでしょうか?
ブリムストーンのレーダー波はミリ波って周波数のやつらしい。昔見た本の記憶だから曖昧だけど、レーダーって周波数によってレーダー反射に強い弱い...みたいな特性があった気がするから、ミリ波はレーダー反射に強い...のかも
ミリ波レーダーってちょっと調べると出てくる情報だが、ミリ波レーダーは対象物質の反射率に大きな影響を受ける。ので、土や木なんかは反射率が低くて金属のほうが反射率がいいのは直感的にもわかると思うけど、そんなわけでどうにかなる。
主翼下につけるタイプのチャフディスペンサー、トーネードとかランセンのあれなんで後ろが螺旋状になるように羽ついてるの?ラムエアタービンとかじゃないんでしょう?
ランセンのはちょっと分からないけどトーネードのやつは実機だとECMポッドでもあるので発電用ラムエアタービンだと思います
てことはこの羽が直接回らないにせよどこか回ってるってことでいいの?プロペラとか見えないけど…ECMポッドにラムエアタービンって言うとプラウラーとかグロウラーのポッドを想像するけど。
トーネードのやつは見た目からして回らなそうだけど…。投棄時に姿勢が安定するようにするもんかなって思ってる。ジャイロ安定させて、ひっくり返って翼にあたるのを防止する感じ。
あれはボルテックスジェネレータ(Virvelgenerator)、気流を乱して乱流を作る装置。通常は飛行性能の為に付けられる物だけど、これはチャフを拡散させる乱流を作る為に付いてるっぽい。
ジャベリンとかハリアーの主翼上面についてる奴だよね。なるほどそういうやり方か…
マウザーの相対的な価値が下がったなぁ。リアルシャッターが批判されてからこんな事いうのもなんだけど、あれはあれでそこそこリアルだったのかな。リアルシャッターのゲームバランス的な是非は無しにして、あれが実際リアルなのかどうか...。過ぎ去った今だからこそ冷静な意見も出そう。今は20mm全般威力高すぎじゃないかと思ってる。
言葉で説明するのが難しいんですけど、F-14のインテーク横の隙間の、胴体平面部に向かって傾斜していく部分に段差がある理由ってなんなんでしょうかね?空力のことはサッパリだけど普通は滑らかにした方が抵抗が少なそうだし、実際F-15の似た部位は滑らかなので何故F-14だけがこうなんでしょうかね?
Su34が惑星に追加されますがF-2やsu34に搭載されているフェーズドアレイレーダーって何が強みなんでしょうか?調べてみたら複数同時誘導とか出てきたんですがTWSとは違うのでしょうか?
従来の一つの巨大なパラボラアンテナに首を振らせて動かすのではなく、虫で言う複眼のような平面上に小型アンテナを無数につけてこれから放つ電波に指向性を持たせて探知させるのがフェイズドアレイレーダー。小型アンテナを分散ロックオンさせてマルチロックオンさせる、でかいアンテナを物理的に振るんじゃなくて電波の方向だけを爆速で振って走査させるって強みがある。TWSってのは「さっき引っかかった奴が今ここのこれだな」って形で更新時間から移動速度を割り出してロックオンとは違って疑似的に追尾してるに過ぎない。コンピュータとしての機能に近い。噛み砕くとこんな感じ。
例外として、ロシア系のパッシブ・フェーズドアレイレーダーは従来のレーダーと同様な首振り機構を持つ。実用的な小型フェーズドアレイレーダーが作れなかったのでこうなった
Su34のV004レーダーの画像見た感じ首動かなそうなギチギチに見えるけど、あれも首動くの?
V004とBRLS-8Bみたいな大型の機首レーダーは動かない。Su-27やMiG-29向けの小型レーダーでは従来の首振り機能にフェーズドアレイを付けたものがほとんどってコト
なるほど、ありがとう
説明しようと思ったら全部上の枝が説明してくれてたので、代わりにwikiで説明されてるページを貼付。画像付きで説明されてるから、上の枝を読む時の参考にしてちょ
こんな項目あったんですね…
丁寧にありがとうございます!レーダーって思っていたより奥が深くて面白かったです
F-2より更に1歩か2歩進んだものだけどノースロップグラマン公式の日本語動画もおススメ
戦前から戦中の急降下爆撃の爆弾搭載位置についてですが翼下に搭載した爆弾の場合左右の爆弾同士が1メートル以上離れてしまい機体直下に搭載した爆弾よりも命中精度が落ちると思うのですが実際の運用には問題は無かったのでしょうか?Ju87の場合は戦車へ投下することも多かったと思いますが翼下の爆弾を直撃させたいときは左右どちらかだけを当てるような攻撃方法だったのでしょうか。
急降下爆撃は基本的に一回きり(高度を失うので再攻撃には時間がかかる)ので、胴体下の大型爆弾と主翼下の小型爆弾をまとめて投下する事が多かったと読んだことがあります。精度のほうは取付位置よりもパイロットの腕に依るところが大きいのと、そもそも翼下の小型爆弾は戦車にピンポイント直撃させる為の武装ではない(対戦車攻撃はロケット弾とか機関砲、クラスター弾の方が得意)ので、専ら陣地や人馬に威力を発揮したのではないでしょうか。
そのような運用をされていたのですね。ありがとうございます。
古い軍用機を近代化改修する際、レーダー換装などと一緒に耐空時間の寿命延長をするのをよく聞きますが、具体的に何をするのでしょう?主翼を支える桁などを新しい物に交換するのでしょうか?
雑誌で主に航空機の記事を読んでるからここで書くけど、古峰文三氏の記事は評価や信憑性はどうなんだろうか。というのも、彼の記事はミリタリー界隈で常識的に語られてる知識が覆るような内容を頻繁に見かけるから、信頼できるかどうか少し慎重になりたいと思ったところで。個人的には信用して興味深く読んではいるし、定説を否定する様な部分についても、批判や揶揄をするわけじゃなく淡々と資料に基づいてこうではないかと冷静に語っていて説得力を感じるから、一見して問題ないようには感じる。ただ、自分自身を客観視したときに、今の自分は特定の著者を盲信し始めている状態では?と不安になったものだから、客観的な意見も聞きたい。
個人的には月刊誌故時間足りなかったんだろうなぁってなった記事が過去一度あったくらい。毎月丸とか購入してるわけではないから、自分の思う頻度がどうとかは信用できないけど。通説だって全部が全部正しいわけではないから、基本的に信頼して、それほんと?ってなったら改めて一次資料集めしたりしたらいいんじゃないかな
古峰さんは新しい情報や資料なんかを出してくれるのでそういう部分での評価だったり、それらの裏付けが取れる事があるので信憑性はあると思っていますが、同時に見解が違うと感じる事があるのでやはり色々な物を見たり読んだ方がいいとは思います。
大戦中や冷戦期の航空技術についてはまあまあ妥当なこと言ってるんじゃないかとおもうけど、それから離れた専門外のことに関しては時代や分野が離れるほどどんどん怪しいことや明確な誤り、例えば74式戦車はT95のフルコピーだとか、フランス革命前に編成されたフランス軍歩兵連隊には革命後の低練度の徴集兵が補充されなかった(アマルガムで検索)とか、南北戦争時からアメリカ軍の小銃の部品は無調整で交換可能だった(実際にはWW2中でもスプリングフィールド工廠の品質検査がガバガバで実現できず武器係によるヤスリ掛けでの調整が必須だった)とか言っちゃうから正直twitterの投稿や雑誌の掲載内容については信用してない
大戦期の話かつ書籍として出してるものについてはある程度信用できると思ってるが、Twitter等に関しては見なくていいんじゃないかと思ってる。特にTwitterではいきなり創作の描写にケチつけ始めた上にその創作読んでなかったとかやるし、その辺のおっさんマニアと同レベルじゃないか
返答遅れてすまぬ。大戦から戦後間もない辺りまでの航空機等は専門と思しいからある程度信用してるが、やっぱり専門離れると怪しい部分もあるのね。こんな分野でも書くのかと驚いた記事もあるが、やっぱり注意は必要か。この界隈だとそもそも態度や語り口で嫌な気分になる事も多いから、それなりに冷静に語ってくれるだけで過剰に信用してしまう自分は良くない癖があるな… SNSは確かに、ミリ界隈だと嫌な文見かけるケース多いものな。個人的にはこの人は比較的マシな方と思ってしまったが、行儀の良い事ではなかろうし、まあSNSは確かに自分も疲れて見なくはなったよ。
F-86見たいなレーダーって現実ではどういう使われ方されてんの?
セイバーの測距レーダーはDCSだとジャイロ照準器と連動してて照準に合わせれば弾が当たるようになってる。連動してなくても距離が目視より正確に測れるからジャイロ照準器に正しい距離を入力できる(レシプロのマスタングは測距と入力が人力)
オクタン価の高い燃料を別のタンクに少量積んで、飛行中に比率で混ぜながら燃料供給できないのか。ブースト圧高くする間だけオクタン価高ければ充分だ。高いオクタン価の燃料を温存して、ここぞという時に活用できそうだが。
インジェクション式だとしても内燃機関の特性上一瞬で切り替わる訳じゃないから車のHIブーストスイッチとかNOSみたいに即大出力に出来る訳ではない。それに高オクタン燃料の量が十分だったら必要ないし・・・
否定する部分ばかりみつけてつまらないな。高オクタンの燃料が充分な前提まで加えてくると最早不自然だよ。あと航空機は複数の燃料タンクを持っていて。バルブの類いで継げられているけど、そこらは何か知ってるの。
そら現実にわざわざそういう機構を備えたやつがいない以上なぜいないのか?という話をするほかないと思うが…
左右の燃料タンクをスイッチでパイロットがマニュアルで切り替えるのを知らないのか?現実にあるないでアイデアを語るのは些か説得力に欠けるというか、説得力に欠けるべきだ。
確かに否定的な意見ばかりだったのは謝罪する。申し訳ない。例えば胴体のタンクだけハイオクタンにして独立した燃料経路を装備、翼のタンクは一本のバルブで結合して巡行用にする。翼の燃料タンクは負圧バルブで結合されているから左右差を少なく減らす。交戦時は負圧バルブを閉鎖して胴体のハイオクを使ってブーストアップ。問題は圧縮比はローオクタン仕様にしなければならない(第二大戦時に可変点火タイミングは無いと思っていい)進角出来ないから結果的に大してパワーアップ出来ない。で、どうでしょう。
PS大戦前後のバイクで42WLAとか陸王がポイントを直接触って進角/遅角出来るのを思い出した、これを使って「HIスイッチ」を押したらモーターでローオクタン燃料回路を閉鎖して進角(予め決められた角度)してブーストアップ出来る。最後の懸念は筒内にローオクが残ってて早爆してエンジンブローするリスクが避けられない事
DB601Eが1350馬力で、DB601Nが1500馬力なのはオクタン価+チューンだとして。基本同じ馬力の設定の発動機でオクタン価の高い燃料を圧縮すると、燃費と発熱が改善するらしいから、燃料タンクまるごと高オクタンで埋めるとかのが実用性は高いし。チューンが必要なら切り替えで広く対応できるかはわからないな。そこらを加味すると、発動機が設計された前提以下の品質の燃料しか揃えられなくなったら。本来の水準の燃料を特定のタンクで戦闘用に温存しておくとかか。
リンクこのページとか役に立ちそうですよ。DB601とオクタン価の話がメインなので
すまん、1500馬力ってのここから雑に真に受けた数値なんだ。おかしいな。電車で読んでたからかなり雑だったな WW2aircraft.net WW2aircraft.net
枝に追加するとしたら、可変点火角は多分必要なくて、水メタ搭載機と同じようにハイオク燃料供給と同時に過給圧を上げることになると思う。しかしキャブレターだとしてハイオク切り替えスイッチ押してからどのくらいで吹く燃料がハイオクに置き換わるのかちょっとわかんないね。
日本だと高オクタン用のタンクを設置して離昇用に使う予定があったり、生産機の空輸時は(それまで使用していた航空91揮発油を節約するため)航空87揮発油を使うが離昇用に航空91揮発油を別に少量搭載とかそういうことをやっているので、やろうと思えばできるが実情として難しい所があると言う感じがします。
なるほど。ニッチだな、そういう事やろうとしてたの知らなかった。
WW2で広く用いられていた水メタノール噴射装置は航空での凍結防止のために50%メタノール水溶液を使用していたという解説がよくなされるけど、メタノールは112オクタン相当の高オクタン燃料だから水による吸気の冷却と同時に「高ブースト時に少数の高オクタン燃料を使用してノッキングを防止する」ということも実は同時に行われている。
飛行機関連の疑問かどうか悩んだのですがパイロットの着る飛行服に電熱線が仕込まれたものがあったと聞きました、ww2の頃からあるそうなんですが昔はそんな大容量のバッテリーなんか無さそうなのに電気はどこから引っ張ってたんでしょうか?機体にバッテリー置いてそこから引っ張ってたとしても機体は重くなってしまいますよね?服だけの為にバッテリーを積むとは考えにくいし軽量なバッテリーなんて昔はあったんでしょうか?知っている方おられましたら教えて下さい
その辺あんまり詳しくはないけど、飛行機の側に発電機を積んでたんじゃないかな。日本航空宇宙学会誌第56巻第648号の「電気を力ヘ,電子を知恵に」の、3.航空事業における実績 で、飛行服の電熱ヒーター用の発電機が我が国最初の航空機搭載発電システムだったという記述がある。多分無線機とかでも電気使うだろうし…。
大体はエンジン直結の発電機があってそれが大元の電源です。それを電圧などを安定させてから配電盤から直接取ったり蓄電池に充電してから取ったりしますが、それは機体によって違います。
発電機かぁ〜、全く想像出来ませんでした、よくよく考えたらわざわざバッテリー積まなくてもエンジンというデカいエネルギー源があるのにそれを利用しない訳ないですよね…お二方、ありがとうございました!
処刑装置みたいで怖い...。質問への回答ではないのです。感電や発火がおそろしい。
高いところへ行くと気温は下がりますから、例えば高度5000mとか7000mまでいくと-10℃とか-20℃とかになってくるわけです。無いよりはあった方がありがたかったと思いますよ
そうですね。
電気毛布とか今でも使うでしょ。
ゴジラー1を見て思ったことなんだけれど。震電って特攻にも使えるようにしてたん?映画の中では「機首に25番、胴体下に50番を入れてる」って言ってたから疑問に思ってます。誰か分かる方がいれば教えてください。
震電は局戦だし映画のストーリ上そうしただけだとおもう。現実の震電は「浮くのがやっと」のレベルの代物だから、そこまで考えてなかったんじゃないかと思う。
どんな飛行機でも無理やり爆弾を吊り下げれば特攻に使えるから、まあ使えるっちゃ使えるんじゃないかな。震電って機首に「5式30ミリ固定機銃」っていうデカい機関砲を4門搭載してて、それをあの映画だと幾つか取り外して25番爆弾を震電の機首に搭載してる。25番の長さが大体1.8メートルで5式が大体2メートルだから、まあ無理のある設定では無い...とは思うよ。胴体下も燃料タンクとかを外せば50番爆弾を無理やり搭載できそうには見えるし、あの世界の震電は現実よりも実用化が進んでたみたいだし。
ありがとうございます。
T-2と言いF-1と言い、既にミサイルが出回ってる中開発されたのにCMが全く搭載されていないのは何故ですか?
同時期に開発された攻撃機にも初期からCM付いてるのは少ない(su-17m2もジャギュアもシュペルエタンダールもバッカニアも無い)から、対地対艦におけるCMの有用性があまり認識されてなかったんだと思う。とはいえ他機では改修で追加されたりしてるのにf-1はフラップにチャフ片を挟んだりと細工して擬似的に使ったりする羽目になったのは日本の国情によるところが大きいと思う
上の枝も言ってるように、他国でも70年代デビューの機体はまだCM無しのやつも多かったから、F-1だけが特に遅れてたわけではない。最後まで追加されなかったのは単に予算不足。80〜90年代の空自はお世辞にも多くない予算でF-15J、AWACS、給油機なんかを買いつつ、さらにEJの改修やF-2の開発を進めてたから尚更F-1に回す金が無い。T-2はそもそも高等練習機なので対象外。
大戦中IL-2を初めとする攻撃機を開発していたソ連ですが、戦後Su-25が登場するまで攻撃機を作らなかったのは何故ですか?
ソ連空軍の花形として扱われる襲撃機だけど、必ずしもソ連がその有効性を認めていたわけではないのよ。とくにIl-2は生産された36000機中11000機が撃墜されたり、朝鮮戦争では朝鮮空軍で使用されているIl-10のうち3分の2が失われていたり。だから、戦後直後から襲撃機関連の開発は徐々に清算され始めた。Il-20とかIl-40とか戦後も試作された機体はあったけど、それぞれ既存機より性能が不足していたり、ソ連空軍自体が陸軍と緊密な連携をとって作戦を行うんじゃなく、空軍が独立して戦術核兵器を使用する路線を取ったことで不採用になっちゃったんよね。結局、地上攻撃を専門に行う種類の飛行機はいらないよねってことになって、その能力は戦闘機に限定的に付与されることになった。Mig-15bisとか、Su-7を戦闘爆撃機にしたSu-7Bがそれだね。ただ、これはむしろ中途半端な存在を生むだけになった。元が戦闘機だから高速で地上攻撃には向かないし、それに搭載できる兵装や量も限定された。てなわけで、スタイルは逆戻り、やっぱり地上攻撃を専門に行う飛行機が必要ってことになって、Su-25がスホーイ設計局によって設計された。
枝の通りで概ね合ってると思うけど、su-7やsu-17、mig27なんかは航空阻止に向いた機体で対地攻撃でも毛色が異なるから、中途半端と言うとちょっと違うんじゃないかな?
ピュアな迎撃機&戦闘機として設計した訳でないにしろ、少ない爆装を高速で届ける利点もあったから。新規で高速の攻撃機を設計しても爆装の量が限られてくるかとは思う。爆弾倉持ってるようなデサインでもない限り翼下に懸架する搭載方法で抵抗になる、戦闘機を改造した爆撃機の路線は当時も良かったと思う。多分片落ちのジェット攻撃機とか自分の知らない機体がふっつーに運用されていた可能性もあるし、俺はその年代の事詳しくないけど。
分かりやすくありがとうございます!
世間じゃJ-35が出てきたけど、WT民的にはどうなんすか。第五世代機が各国に出てきたら中空の花形機のうちの一角になりそうなもんだけど、他の掲示板だとあんまり話題が出てないっぽい、、、
世界第2位の経済大国が作るステルス戦闘機だから、めちゃくちゃ脅威よ。F-35みたいなセンサーが機首下にあったし、Su-57よりは強いだろうと思われ。
正味情報が少なすぎるからなんとも…
J-20もだけど空の先端は実性能も機能もよく分からん、流石に20年前のF-22と同レベルはあると思いたい(?)けど
機体がデカいからレーダーやセンサー等のアビオニクスはそれなりに良いもの積んでると思う。ステルス性は未知数だけど警戒するに越したことはない
Alpha JetはVTOL機というわけでもないのに、なぜAV-8のように主翼が下に傾いているのでしょうか?こうすることで得られるメリット等があるのですか?
主翼を下に傾けると安定性が低くなる。高翼や後退翼は安定性が高くなる。高翼+後退翼の組み合わせをそのまま採用すると戦闘機として安定性が高くなりすぎるので、主翼を下に傾けてバランスをとってる。T-2やミラージュF1、ジャギュアなどの高翼+後退翼の組み合わせでは普遍的に見られる
そういう理由だったんですね…ありがとうございました
安定性ってぱっと言うけど。主翼はフォイルだけじゃなくて、重力で沈む事でAoAが出て適切な揚力が発生する。機体が傾いた時にどの向きにどの程度滑るかどうかは民間機みたいなキャンバー付きの翼にニュートラルでテイルが下向きリフトのデサインと、対称な断面の薄翼の戦闘機は異なる。胴体がフェンスになって気圧差が生まれる効果がある。胴体を回り込む気流成分に上下角が発生する。ハリアーはVtolで離陸中は上から風が当たるけど、まずフラップの調整理由はトランジッションの為かつ気流で、完全に主翼は抵抗でしかない。が、速度が低すぎてたいした抵抗じゃない。だから垂直離陸時の縦の動きに限っては翼形くらいで安定性も糞もない。そのくらい重量と推力が突出してでかい。あちこちから風流して推力で安定性作ってる。実験機程度の例はある、低翼配置でもVtolは全然行ける。UAVの例とかそんなもん。てかダクトをエンジン横から付き出す亀みたいなデザインの関係で、そこの下に主翼がこれないんでしょ。ノズル位置が原因で高翼配置になったんだと考える。速度出てるとそんな沈まねえんだよなー。重心とか抵抗とかも含まれてじゃね。
スーパーホーネットの受注が無くなったら来年あたりで生産が終了する?と聞いたのですが、これからのアメリカ海軍はスーパーホーネットからF-35Cへの置き換えをやっていくつもりなのでしょうか。
ゲームに実装できそうな機体でagm65gを6発搭載できる機体って存在するんですか?
詳しくないけどなんか一発ずつしか積めないのが重量のせいなきがする(HEATは200kg程度に対してSAP-HEは300kgほどある)から、いわゆる全戦で戦えるような攻撃機じゃ厳しいんじゃなかろうか。P-1なんかは一応対艦ミサイル等を一パイロン当たり一発で8発積めることになってて、その中にAGM-65(おそらくG)も含まれてるけど、二発しか搭載実績はない
零戦の最多生産型について、wikiでは無印52型が最多生産型って書かれてますけど、いくつかの書籍では丙型が最多生産って書かれてたりします。どちらが正しいのでしょうか?
wikipediaの零式艦上戦闘機のページで、学研の書籍が出典の月次生産数の表が載ってるぞ。とりあえずその表の数字だけ見るとした場合、各タイプの合計を電卓ポチポチしたらこうなった 三菱製甲乙や中島製52丙/62系列が合同の数字になってて正確な各型の数字がわからんのだけど、三菱製で甲を含まず無印のみとして中島製52/52甲と合わせても、三菱&中島の52丙に中島製62まで合わせた数より多い。分離できない三菱製甲の数字も考慮すると、52/52甲の方が52丙よりも多くなると思うから、丙が最多生産ってことはないんではないかな。この表の数字だけの話として見た場合だが、おそらく52/52甲が数の上では最多生産になる可能性が高い。もちろん他の資料も比較しないと断言はできないが、手元の世傑や潮書房のデカい本をめくっても、各型の生産数って意外と数字が出てこなくてな…
このwikiのA6M5のページの文章については、21型とか52型とかの大きな型式単位での比較として、52型系列が零戦最多生産という意味としての文だと思われる。書籍の丙が最多生産って説は、零戦の生産数の殆どを占めた中島製なら確かに丙がかなりの数字になってるが…そもそも52丙が仕様の近い62/63とかも合わせた扱いになる事もあるし、最終タイプとして謎も多いだろうから、そもそも52丙の生産数がはっきりさせられないんではないかという懸念と、62/63とか抜いて純粋に52丙のみならもっと数字は減るだろうと考えると、最多生産とは考えづらい…と、これは個人の意見だから自分でも調べてみてな。
あのくそ重たい重武装の丙をこんなに量産してたのか...。飛燕丁とおんなじ印象を放つ。
52型丙は最近の考証だと三菱と中島合わせて1000機くらいだったような記憶があります
62型合わせると結構な数になるけど、流石に無印/甲型には総量では敵わないか。詳しい説明ありがとう。引き続き自分の方でも色々書籍漁ってみるよ木
ステルス機のピトー管ってどこについてるんですか?
画像検索で幾らでも出てくるけど普通に機首周辺に付いてるぞ。ステルスと言えども飛行機である以上ピトー管と静圧孔は無くせないのだ。
なんで今更F-15をF-15EXやF-15QAみたいに4.5世代化改修して使い続けるんだ?
新造するよりはるかに安上がりだし、ステルス機と比べてフライトコストも低い上にミサイルをたくさん持てる(=制空性能が高い)から。機体変えたらパイロットの機種転換訓練とかも必要になるし、改修で済ました方がとにかくコスパがいい
EX、QAは新造機だよ 改修じゃない あと機体単価的にはEX>F-35らしくてほとんどボーイングの政治力の賜物だとか
EXやQAは全部新造機だから一概に安上がりとは言い切れないけど、QAやF-16Vなんかの存在意義は「この国にはF-35売りたくない」とか「ステルスは買えないけど新しいの欲しい」みたいな米と諸外国双方の事情による部分が大きい。EXは米空軍的には無くても構わない機体だけど、ボーイングが死にかけてるからステルスの補佐云々みたいな理屈を付けて調達してる。
ミソ搭載数の少ないステルスに変わって運搬するミサイルキャリアーって考えは悪くないよねっては思う
問題はblock3以降の35もステルス性無視すればAAM12本行けちゃう所(機内ARH6本+翼下ARH4本+IRH2本)...AMBARラックが採用されなかったせいで優位性がかなり薄れた
まぁF-35のステルス性潰しちゃうのは勿体ないと思うし、あとGBU-28みたいな特大爆弾系は載らなかったはず
ターボプロップ機って、要はP-47なんかのレシプロエンジンについてるターボよりもっと直径や圧縮率の高い多段圧縮のタービンで空気を圧縮して燃料燃やして飛んでるわけじゃないですか。なのになんでゲーム内のワイバーンって3000m超えたあたりからエンジン出力がガタ落ちするんでしょう?現代のターボプロップ機が6000mくらいで巡航してるのを見るにあの機体特有の問題なのでしょうか??
...言われてみれば、なんでだ?(1ミリも答えではない)
ジェットエンジンってレシプロエンジンと比べて空燃比がかなり薄い、レシプロガソリンエンジンが空気10~15対燃料1に対してジェットエンジンは空気35~対燃料1位違う。後ワイバーンのエンジン(アームストロング・シドレー・パイソン)の圧縮比は5.35:1に対して例としてC130のアリソンT56は9.25:1で基礎性能が良いからという結論で如何でしょうか?(推測ではパイソンは普通の航空機用ガソリンでT56はJP8燃料でより高圧縮を狙えた?)
やっぱり黎明期だからシンプルに性能が悪かったという話なんですかねえ。回答ありがとうございます。
最近Su-37の名前を全く聞かなくなったんだけどアイツどうしたの?AC04ではぇーカッコいいと惚れたけど新しいシリーズだと35?になってたりで今一良くわからないんだけど37は試作機?実験機?だったの?制式じゃなかったとしても部隊兵器とかでワンチャンあったら性能的にはBR幾つ位になるだろうか
まずSu-35は1988年に初飛行の初代35(27の輸出モデル、27mとも言う。全然売れてない)と2008年に初飛行の二代目35(27の発展型、国内向け)があってだな…Su-37は初代を改造したアビオニクスと推力偏向の実証機。二代目とか他のフランカーに技術が吸収されたからそこで37はお役御免。まあそういう意味で言えば二代目35は37の量産型と言ってもいいかもしれない
Su-37は試作で終わった。レーダーと推力偏向の技術は他のフランカー系に用いられるようになった。Su-30系や二代目Su-35とか。
su-37は元々su-27のアビオニクス等を強化したsu-27mって機体から改修された実験機になる。(su-27mは少数生産されて試作機や曲技飛行隊機として使われてる)37は色々エアショーに行ったり先進技術を試験したりした。37の試験終了後に得られたデータを元にsu-27を改修したのがwtのsu-27sm、抜本的に強化した新型として新設計されたのがエスコン7のsu-35s。su-37は1機が墜ちてもう1機はsu-27mと同じ仕様に戻して曲技飛行隊で使われた後にモスクワ近郊の飛行場のスクラップヤードに有るらしい。アビオニクス強化されてるしr-77も有るからwtに来るならsmの1段階上とか、ケツ向きr-73付けて2段階上とかになりそう
ぶっちゃけケツR-73弱そう
分からんよ?突如覚醒してアムラームを撃ち落とすかもしれない。実際13以上でケツにつかれて撃たれることあんま無いだろうしエネルギー的に弱いr-73とか脅威度は低いね
他の人も言ってる通り、Su-37は技術実証機/実験機だから、通常ツリーよりも課金か部隊兵器に来るかもね。通常ツリーにはSu-30シリーズやSu-35S等選択肢は幾らでもあるし、いずれも量産機だし
有識者の皆様方ありがとうございます。いやそんな経緯だったんですねぇ…時の流れに哀愁。昔遊んだ戦闘国家ってSLGで短、中、長距離のミサイル3種類を装備してたんですけど長距離ミサイルが何だか判る方おられます?仮に実装されたとしてこの長距離ミサイルで14を相手に出来るのかなぁと
R-37かKS-172のどっちかじゃないかな