名無しのフレンズ
2019/08/27 (火) 14:10:10
b652b@9a4dd
#前の話 (あらすじはトップ)
第4章 4.5話 ~後日談 after story~
ツチノコ
「なあ、4章での作戦名(英語)の頭文字って何か意味があったりしたのか?」
かばん
「い、一応…」
かばん
「いえ、結構です」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
question-and-answer session
PPP‘s sonic
backyard staff
director of silence
q(黄) → P(紫)
↓
d(マジェンタ)← b(緑)
かばん
「どうですか?」
ツチノコ
「・・・ 鏡文字か」
かばん
「はい。 Pに対するbは上下反転ですけど」
ツチノコ
「舞台上のPPPに対する縁の下を支えたフレンズたち、か。
5.5話administrator、4.5話after storyと前後をaで挟まれてるのは?」
かばん
「たまたまです」
ツチノコ
「徹底しろよ!」 (ノ`ο´) ノ
かばん
「色も、ほぼ#補色(対極)関係になってます。
PPPの皆さんがフレンズさんたちを裏切ったとか、
僕が皆さんを ことごとく裏切ることの暗喩にしようと思ってたんですが、
上手くストーリーに盛り込めそうになかったので、本編からはカットしましたが・・・」
ツチノコ
「作者の技量不足と、ただの自己満足じゃねぇか!」 (ノ`ο´) ノ
通報 ...
アナツ
「やっと見つけた…」
博士
「おや、どうしたのです?」
助手
「何かとても『大事なもの』を失ったような顔をしていますね」
ニワトリ
「最初、としょかんに行ったんですけど、誰も居なくて・・・」
博士
「ああ、行き先メモを読んだのですね。
今は打ち上げ中なので、お前たちもゆっくりするといいのです」
アナツ
「いや、訊きたいことがあって・・・」
助手アナツバメ も今回の件では功労者なのです。
「今日の『長の業務』は終了したのです。
それよりも
褒美として『究極のめにゅー』を食べるといいのです」
アナツ
「❗❓
え・・・っと、これ・・・
このスープの材料は どこで手に入れました?」
アライ
「こうざんの崖なのだ。 大変だったのだ」
フェネック
「一番下まで落ちたりね~」
サーバル
「大丈夫だったの!?」
かばん
(サーバルちゃん、ひとのことは言えないんじゃ…)
博士
「我々がアライグマたちに食材を採りにやらせて、ヒグマに作らせた、
最高級の『ちうごくりょうり』なのです」
助手
「かつてヒトも舌鼓を打ったという逸品です。
まだ材料は残っているので、ご相伴に預からせてやるのです」
博士たちが自慢げに見せた『食材』は、変わり果てた姿になった#ツバメの巣だった。
どうやらアナツバメの『家を取った』のは、この二羽鳥だったらしい・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アナツ
「この後、僕たちの家は ぜねこんカルテットとアラフェネさんたちが『鉱山跡』に立て直してくれました」
ニワトリ
「博士と助手は、1週間おやつ抜きにされたそうです・・・」
ボス
「アクセスを禁じられたから、もうガイドは出来ないんだ。 ごめんね」
かばん
「気にすることないですよ、ラッキーさん」
サーバル
「バスの運転なら私がやるよ」
一同
(やめとけ!)
ビーバー
(トラウマが...) gkbr
ボス
「主電源も入れられないから無理だよ」
一同
(ほっ…)
アライ
「ばすてきなものなら沢山あるから大丈夫なのだ」
フェネ
「足漕ぎだけどね~」
サーバル
「聞いただけで足がパンパンになりそう…」 (´・ω・`)
タイリク
「ガイドと言っても、パークに客は来そうにないし。
気にすることはないだろう」
プレーリー
「パーク自体もどんどん変わっていってるであります」
ビーバー
「いろいろ勝手に作ったりして、ヒトが帰ってきたら怒られないっすかねぇ」
ツチノコ
「運営側のヒトも戻る気配はねぇじゃん」
博士
「ヒトが何を思ってパークを作り、何を考え様々なルールを設けたか・・・
今や知る由はありませんが...」
助手
「もしヒトが戻って来たとしたら・・・、
パークを、そして我々をどうするつもりなのかは想像もつきませんが...」
博士
「我々は利用出来るものは利用し、生きるために必要な措置を講じるだけなのです」
助手
「我々は自分に出来る限りのことをして、出来ないことは互いに補い合うのです」
博士
「ボス、お前もその一員になったのです」
助手
「パークを、そしてフレンズを一緒に守っていくのです」
💡パパパパッ💡
地下通路に電気が点く。
アドミー
(やれやれ。 昨日の今日で出番ですかな?
フレンズというのは、ほんとうにポンコツだらけですな)
心の中で そうぼやきながら、アドミーは部屋の隅から出動する。
アドミー
「ってツチノコ!?」
そこに居たのはツチノコだった。
ツチノコ
「よう、遊びに来たぜ」
アドミー
「ここは緊急事態専用で決して遊び場じゃないヨ」
ツチノコ友だち だろ?」
「固いこと言うなよ。
オレたち
アドミー
「馴れ合わないでもらえるかナ。
ボクにはココを、パークを管理する使命があるんダ」
ツチノコ
「システムの研究がてら、オレも管理を手伝ってやるよ。
1人じゃ寂しいだろ?」
アドミー
「・・・ キミの方こそ1人で、かナ?
キミの『パートナー』ハ?」
ツチノコ
「スナネコは『さばくちほー』に遊びに行ったよ。
ナミチーとかバッタとかと遊んでる方がアイツも楽しいだろ」
アドミー
「パートナーはスナネコと言うんだネ。
キミも寂しかったのかナ?」
ツチノコ
「カマかけやがったのか! キックッシャーー!」 (赤面)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アドミー
「つまり、もっと上のレベルにアクセスしたい、と言うんだネ。
キミもフレンズであることを捨てる気かナ?」
スナネコ
「ダメです!」
ツチノコ
「おわっ!」
ナミチー
「きひひ…
ココも なかなか居心地の良さそうな場所だねぇ」
ツチノコ
「なんだ!? スナネコにナミチーまで」
ナミチー
「面白場所があるから案内するって、スナネコが言ってくれてね」
アドミー
(また面倒なのが来ましたぞ・・・)
スナネコお友だち になったのに、お喋りできなくなるなんて僕・・・」
「せっかく
ツチノコ
「いや…まぁ・・・ それはオレが悪かっt…」
スナネコ
「この部屋ですか? ツチノコがオペレーターをしてたのは…」
ツチノコ
「しんみりした雰囲気になりそうだったのに、台無しだよ!
って、ナミチーもフラフラどっか行ってんじゃねぇよ!」 (ノ`ο´) ノ
アドミー
「とても付き合いきれないネ」
そう言い残すと、アドミービーストは部屋の隅に戻ろうとする。
ツチノコ
「あ! 言っとくけど、また来るからな!」
アドミー
「・・・
キミたちといると飽きなさそうだから、たまになら…ネ」
スナネコ
「僕も・・・
また一緒に遊びましょ?」
ナミチーお友だち がどんどん増えちゃうなぁ」
「
アドミー
(・・・
どうやら新しく『ボクのフレンド』が出来てしまった… ようですな)
【次回】
最終章 最終話 ~人鳥姫~