💡パパパパッ💡
地下通路に電気が点く。
アドミー
(やれやれ。 昨日の今日で出番ですかな?
フレンズというのは、ほんとうにポンコツだらけですな)
心の中で そうぼやきながら、アドミーは部屋の隅から出動する。
アドミー
「ってツチノコ!?」
そこに居たのはツチノコだった。
ツチノコ
「よう、遊びに来たぜ」
アドミー
「ここは緊急事態専用で決して遊び場じゃないヨ」
ツチノコ
「固いこと言うなよ。
オレたち
アドミー
「馴れ合わないでもらえるかナ。
ボクにはココを、パークを管理する使命があるんダ」
ツチノコ
「システムの研究がてら、オレも管理を手伝ってやるよ。
1人じゃ寂しいだろ?」
アドミー
「・・・ キミの方こそ1人で、かナ?
キミの『パートナー』ハ?」
ツチノコ
「スナネコは『さばくちほー』に遊びに行ったよ。
ナミチーとかバッタとかと遊んでる方がアイツも楽しいだろ」
アドミー
「パートナーはスナネコと言うんだネ。
キミも寂しかったのかナ?」
ツチノコ
「カマかけやがったのか! キックッシャーー!」 (赤面)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アドミー
「つまり、もっと上のレベルにアクセスしたい、と言うんだネ。
キミもフレンズであることを捨てる気かナ?」
スナネコ
「ダメです!」
ツチノコ
「おわっ!」
ナミチー
「きひひ…
ココも なかなか居心地の良さそうな場所だねぇ」
ツチノコ
「なんだ!? スナネコにナミチーまで」
ナミチー
「面白場所があるから案内するって、スナネコが言ってくれてね」
アドミー
(また面倒なのが来ましたぞ・・・)
スナネコ
「せっかく
ツチノコ
「いや…まぁ・・・ それはオレが悪かっt…」
スナネコ
「この部屋ですか? ツチノコがオペレーターをしてたのは…」
ツチノコ
「しんみりした雰囲気になりそうだったのに、台無しだよ!
って、ナミチーもフラフラどっか行ってんじゃねぇよ!」 (ノ`ο´) ノ
アドミー
「とても付き合いきれないネ」
そう言い残すと、アドミービーストは部屋の隅に戻ろうとする。
ツチノコ
「あ! 言っとくけど、また来るからな!」
アドミー
「・・・
キミたちといると飽きなさそうだから、たまになら…ネ」
スナネコ
「僕も・・・
また一緒に遊びましょ?」
ナミチー
「
アドミー
(・・・
どうやら新しく『ボクのフレンド』が出来てしまった… ようですな)
【次回】
最終章 最終話 ~人鳥姫~