アナツ
「やっと見つけた…」
博士
「おや、どうしたのです?」
助手
「何かとても『大事なもの』を失ったような顔をしていますね」
ニワトリ
「最初、としょかんに行ったんですけど、誰も居なくて・・・」
博士
「ああ、行き先メモを読んだのですね。
今は打ち上げ中なので、お前たちもゆっくりするといいのです」
アナツ
「いや、訊きたいことがあって・・・」
助手
「今日の『長の業務』は終了したのです。
それよりも
褒美として『究極のめにゅー』を食べるといいのです」
アナツ
「❗❓
え・・・っと、これ・・・
このスープの材料は どこで手に入れました?」
アライ
「こうざんの崖なのだ。 大変だったのだ」
フェネック
「一番下まで落ちたりね~」
サーバル
「大丈夫だったの!?」
かばん
(サーバルちゃん、ひとのことは言えないんじゃ…)
博士
「我々がアライグマたちに食材を採りにやらせて、ヒグマに作らせた、
最高級の『ちうごくりょうり』なのです」
助手
「かつてヒトも舌鼓を打ったという逸品です。
まだ材料は残っているので、ご相伴に預からせてやるのです」
博士たちが自慢げに見せた『食材』は、変わり果てた姿になった#ツバメの巣だった。
どうやらアナツバメの『家を取った』のは、この二羽鳥だったらしい・・・
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アナツ
「この後、僕たちの家は ぜねこんカルテットとアラフェネさんたちが『鉱山跡』に立て直してくれました」
ニワトリ
「博士と助手は、1週間おやつ抜きにされたそうです・・・」
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