【月の瞳を持つけもの】
カシミア
「違います! 違いますって!」
アミメ「ムーライトハウンドは、あなたに決まってるわ! さあ、吐きなさい!」
キンシコウ(手の平の返し方が半端ないんですが…)
カシミア
「そこまで言うなら証拠を・・・
ほら、これを見て下さい」
11月12日
ろっじ裏口までお越しください。
A
カシミア
「私は、この手紙の指示通り ここに来て、待っていただけです」
アミメ
「そんなの! 自作自演に決まってるわ!」
アリツ
「あの… 実は私g…
アライ
「アライさんには犯人が分かったのだ!」
フェネック
「お~」 (きっと勘違いなんだろうな~)
アライさんが自信満々に進み出る。
アライ
「犯人はイニシャルAのフレンズ、アミメキリンなのだ!」
博士
「さあ、連れて行くのです」
助手
「話は裁判所で聞くのです」
サーバル
「展開早っ!」
かばん
「どうして、どうしてこんなことに…」
ボス
「アワワワ…」
アリツ
「あぁ… どうしましょう。
私が余計なことをしたばっかりに・・・」
タイリク
「まさかアリツさんが身代わりになるつもりだったなんて思いもしなかったよ。
しかし、こうなってしまったのも元はと言えば私の責任だ。
なんとか… なんとかしなければ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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~6話 ぎゃぐてんこもり裁判~
11月13日 14:00頃
博士
「では、一連のムーンライトハウンド騒動についての裁判を始めるのです」
助手
「まず裁判長と副裁判長をお迎えするのです」
#サーバル
「え? てっきり博士たちか#かばんちゃんがすると思ってた」
博士
「我々は賢いので適任だと思いましたし、『かばんでかいけつ』も、もちろん考えました」
助手
「しかし、いつも同じでは芸がないのです」
博士
「ジャスティス=ハクトウワシも候補には上がっていましたが
『もっと斜め上』をいつも心掛けなければ、読者は離れていってしまうのです」
助手
「我々はいつも『新しい笑い』を追究する求道者でなければいけないのです」
ジャガー
「えぇ…」 (´・ω・`)>
博士
「そこで考えました。
なんでもヒトの裁判長が着る法服は どんな色にも染まらない黒、と聞きます。
そして、けもフレ界において裁定者として相応しいフレンズ・・・」
助手
「ルルルタタ様、お入りください」
コツメ
「( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \ おもしろ―い!」
カタカケ裁判長
「では裁判を始める」
カンザシ副裁判長
「被告人、入れ」
サーバル
「ウワァァァァァァ #ウゴイタァァァァァ!」
ボス
「アワワワ…」
かばん
「個性的すぎるフレンズさんたちですね…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アミメ
「まず確認させて下さい。
カシミアヤギ、あなたは本当にムーライトハウンドではないの?」
カシミア
「違います。 みんみに誓って!」
アミメ
「安心したわ。
私の無実を証明できればムーンライト仮面様に、再び会えるかもしれないのね」
キンシコウ
(まだ引っ張るんだ、そのネタ…)
#アミメ
「そもそも私にはアリバイがあります。
ムーンライト仮面様が目撃された どの満月の晩も、
先生の締め切り日と重なっているため、ずっと『ろっじ』に居て、アシスタントとしてお手伝いをしていました。
そうですよね? 先生」
タイリク
「うむ」
#ともえ
「被告人が自己弁護までするんだ・・・」
イエイヌ
「・・・」
傍聴席にはタイリク隊の面々もいる。
カタカケ
「何か反論のあるものは?」
#ジャガー「分からん!」
カンザシ
「分からないのなら控えていろ」
<はいはーい
カシミア
「では私が。
タイリクオオカミさんは気分転換として散歩に出ている時間があった、と聞いています。
その間はアミメキリンさんのアリバイを証明できる人物は居ません。
そうですね? タイリクオオカミさん、アリツカゲラさん」
タイリク
「あ、まあ…」
アリツ
「え、えぇ…」
カシミア
「つまり被告は、その間にムーンライトハウンドとして活動することが出来る、
ということになります」
アミメ
「異議あり!
他の日に関しては残念ながら その通りです。
しかし昨日の11月12日、私は ずっと捕獲隊の一員として参加していました。
更にムーンライト仮面様が現れた同時刻にも。
博士たち、かばんさん、ハンターチームなど多数のフレンズが証人です」
ヒグマ
「確かに」
キンシコウ
「ムーンライトハウンドが現れた瞬間にも居ましたね」
リカオン
「は、はい… 同時に存在していました… ね」
アミメ
「どやぁ」
カシミア
「ふっw
被告人に双子が居るとすればどうです? 三つ子なら可能、いっそ四つ子でも!」
<ゔ… まさか過去の自分が敵に回るなんて・・・
<2人とも熱くなりすぎだよ
アミメ
「・・・ (旗色が悪いわね…)
ムーンライト仮面様が片目で金色なのは、どう説明するのです?」
カシミア
「被告人は過去に、
『万能サンドスターがあれば目を刳り抜いて、代わりに月を入れられる』
という旨の発言をしています」
アミメ
「反論の余地が無い…」
アライ
「やっぱり手紙の主『A』はアミメキリンだったのだ」
フェネック
(アで始まるフレンズなら、アライさんも容疑者になりかねなかったんだけどね~)
カタカケ
「決まりだ」
カンザシ
「アミメキリン、有罪!」
アミメ
「がっくし…」 orz
タイリク・かばん・タイリク隊の面々・ハンターチーム・アリツ
「・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カタカケ
「では引き続き、被告に与える罰について議論する」
カンザシ
「何か意見のある者は?」
<探偵ごっこ、ヤメちゃったら?
<ヒッ!
フェネック
「これはアイデンティティーの危機だね~」
アライ
「アミメキリンからポンコツ探偵要素を抜いたら何も残らないのだ…」 gkbr…
カシミア
「さんざん犯人扱いをされた私としては、
『慰謝料としてジャパリまん1年分』と言いたいところですが、
初犯ということで情状酌量をして『1週間おやつ抜き』ではどうでしょう?」
博士
「聞くだけでも恐ろしい罰なのです」 gkbr…
助手
「極刑に等しいのです」 gkbr…
タイリク (`-´)」
「裁判長、
ここは私に一任してくれないだろうか?」
カタカケ
「この騒動では お前の創作活動にも多大な影響が出ただろう」
カンザシ
「いいだろう。 お前に一任する」
タイリク
「ありがとう。
ではアミメキリンくん。
キミには・・・
~to be continued~
なんて迫力のある裁判長達なんだ(マッチポンプ)
一週間おやつ抜きはしんじゃうねー
アミメの疑い晴れるか!?
>> 767
・すぺしゃるさんくす!
・生き甲斐ですもんねー
・作者「・・・」