けものフレンズBBS NEO

グレープ君「おやおや、誰かと思えばスパルタ兵の皆さん。無事だったんですな」
フルル「何この人達？誰かじゃぱりまん持ってない〜？」
スパルタ兵「おう、久しぶりだな爺さん！あんたも彼女と一緒で、元気そうで何よりだ！！みんみ！」
みんみ「どうやら知り合いがいたみたいね。では、こちらからもよろしくお願いするわ。みんみ」
博士「ええ。一緒に戦うのです」
ガイ「じゃあ、図書館に入ろう。セーバン、後で説明頼むぞ」
セーバン「うん、分かってる」
ジャグラー「おい待て無視すんな。おい」

かばんちゃん「どうしたんですか？ラッキーさん！」
ボス「皆が図書館で方法を探している間にボクは遊園地に集まるフレンズの誘導をするヨ」
リカオン「でもボスだけで行動するのは危険じゃ・・・」
ボス「お客様が安全にパークを利用できるようにするのがパークガイドの使命でス」
ボスも行動を起こそうとしていた。緊急時のため、フレンズとの会話もしていた。
？？？「その誘導・・・私達も手伝います！」
博士「誰です！？」
？？？「はいはーい！主人公が通りまーす！どいてください主人公でーす！」
？？？「テステス、いつもフレンズの味方、正規パークガイドのミライさんでーす！」
？？？「サーバルは遠足感覚ね。はぁ、まさかまったく違う世界に出向いて世界を救うことになるとはねぇ」
かばんちゃん「あなたが・・・ミライさん・・・」
ミライさん「今まで暫定パークガイドをしていたみたいですね。お疲れ様です」
帽子の羽を見て、ミライさんは判断した。
ミライさん「皆さんは世界を救う作戦に集中してください。その間のこのじゃパリパークのフレンズや園内の指揮のことは私達に・・・
ボス＆ミライさん「マカセテ＆任せて！」

ー海岸ー
バガラッ バガラッ バガラッ...
スネーク「馬?...! ボスか!?」
スネーク「二人とも構えろッ!なにか来る!!」
スネーク達に目映い光がさしこむ
スネーク「クッ!スタンか!?」
ツチノコ「な、なんだぁ!」
スネーク達が目を開けると...
ジャイロ「到着だぜ」
スネーク(カウボーイ!?そういえば少佐がここは次元が歪んでいると言っていた...)
スネーク「動くな!?貴様ら『どこの世界』から来た....」
ジョニィ「待ってくれ！僕らは敵じゃない(たぶん)」
ジャイロ「俺たちは『声』を聞いてここに来た...!」
ジョニィ「協力して欲しいと呼ぶ『声』をッ!!」

数分後、遊園地。

ガイ「なんかフレンズ以外にも変な奴らが集まってるな」
スネーク「俺だってわけ分からん。っていうかお前が言うな」
ジョニィ「酷い言い草だなぁ」
ジャイロ「なんか俺とお前、立場が似てる気がするんだが」
ジャグラー「おっそうだな」
ゼロ『取り敢えず一旦黙れお前達。話が始まるぞ』

セーバン「皆さん、集まってくれてありがとうございます！今から私が未来で体験した事と、マガセルオロチの弱点かもしれない事を説明します！」

セーバン「私がいた未来では、ガイさんやジャグラーさん、タイガーマスクさん達はいませんでした。ジョニィさんやジャイロさんもです。恐らく、彼らは私が過去に来た後にこの世界にやって来たんだと思います。
そして、その未来の話ですが…世界のほぼ全てを、マガセルオロチに食われました！地球上の全ての命は貪られ、海は飲まれ、大地は枯れ、生き地獄になっていました！私の友達も、皆…！」
ミライ「そんな事が…」

フレンズや無線で聞いていたヒト達の間に動揺が広がる。

セーバン「でも、私達だって無抵抗だったわけじゃありません！生き残ったフレンズやヒト達と一緒に戦っている内に、マガセルオロチが抱える欠陥を見つけたんです」

セーバン「思い出して下さい。この世界で最初にマガセルオロチが現れた時、奴はどんな行動を取りましたか？」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
セルリアンクイーン「私も今日は疲れたので、また後日出直すとしましょう」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ヤタガラス「…そうか！！」
セーバン「そうです！マガセルオロチは、膨大なエネルギーを使うと“極端に長時間休む事が必要”なのです！未来世界でも、奴は一定以上動くとその場でずっと静止していました！！」
ガイ「そうか！元のマガタノオロチはまるで疲れる様子がなかったが、マガセルオロチは下手に強化した所為で燃費が悪くなっているのか！！」
セーバン「そこを突けば、きっと勝機はあります！皆さん、諦めないで！！」
フレンズ「「「おおおーっ！！！」」」

スネーク「有用な情報だな、少佐！」
ゼロ『ああ、早速全世界に今の演説を共有する！』
ジョニィ「よし、やってやるぞ！」
ジャイロ「俄然やる気が出て来たぜ…！」
ジャグラー「面白いじゃあないか」

ゼロ「しかし、この作戦を世界は信じてくれるだろうか、特にソ連や諜報機関。フレンズの指示など皆聞かないであろう。最低限、現場で人の指揮が必要だ。我々のような機関ではなく、中立の立場の人物である必要がある・・・」
スネーク「その点についてはクリアだ」
ゼロ「どういうことだ！？お前はダメだぞ。存在自体が機密だからな？」
スネーク「いや俺じゃない。世界を導く女神（パークガイド）はどこから来るか本当にわからないものだな。すぐにわかるさ」

ー国連本部ー
議員「どうやら事態は我々が思っていたより....」
議員2「重大だったようですな....」
議員3「報告です!!今の音声が世界中に流れた事が原因か分かりませんが、世界中の紛争地帯が...!」
議員「何だね!?」
議員3「停戦しましたッ!!」
議員達「何だとッ!?」

セーバン「ふー、今度こそ疲れた」
かばん「お疲れ様です、セーバ痛っ…」
サーバル「そういうかばんちゃんはもっと疲れてるじゃん！いい加減休まないと…」
アプリセーバル「お疲れ様ー」
アプリサーバル「格好良かったよ、セーバンちゃん！」
サーバル「あ、もう1人の私…」
セーバン「…サーバル、泣いてる？」
アプリサーバル「えっ、どうしたの？私、何かした！？」
アプリカラカル「あらら、ウチのサーバルが迷惑を…」
サーバル「えっ、いや…ううん、分かんないや！」
アプリセーバル「ところでだけど」

セーバルが、マガセルオロチが食べ損ねた遠くのサンドスターの巨大結晶を指差す。

アプリセーバル「あそこに、私がいるよ？なんで？」
かばん「え、どういう事ですか！？」
アプリセーバル「いや、詳しい事は分かんないけど…多分、今回の事とは関係無い。忘れて」
サーバル「え〜」

その頃。

？？？「あのぉ…クレナイ・ガイさんとネイキッド・スネークさん、ジャグラーさん、そしてジョニィさんとジャイロさんですよね？」
ガイ「え？いや、そうだが…」
スネーク「おい待て。お前、なんで俺の捨てた名前を知ってる」
ジャグラー「ん？何だ？」
ジョニィ&ジャイロ「「君は？」」
チーター「チーターです…あの、サインくれませんか？情報は漏らしたりしません」

一同、顔を見合わせる。
5人「「「「「…良いけど」」」」」

数分後。

チーター(畜生道)「 や っ た ぜ 」
チベスナ「チーターのそのホクホクな表情、中々珍しいとチベスナは思いますよ」

スパルタ「みんみ様…みんみ…」
みんみ「大丈夫、きっと何とかなりますよ。みんみ」
デビルマン「なんとかすルマーン！」
キャシャーン「変なノリ出さなくて良いから」
タイガーマスク「たァーッ！（お前は一回引っ込んでろ！）」
その時、上空を見上げてセルミミズクが呟く。
セルミミズク「風の流れが…変わった？」

〜紛争地帯〜

兵士1「…もうやめよう」
兵士2「ああ、そうだ」

次々に、兵士達が武器を捨てて行く。敵味方関係なく。

司令官「美味しいものを食べてこその人生、か…」

最後に捨てたのは、両軍のトップ。同じ現象が、世界各国で起こった。

CIA長官「美味しいもの。満足できるもの…この争いの先に、それは無い」
KGBトップ「忘れていた。この星に生きる皆が友であり同胞だという事を…それに今、ようやく私達は気付けた」
MI6「今こそ、志を１つにするべき時なのかも知れん…」

「「「感謝する、異国の友(フレンズ)よ…！」」」

地下巨大空洞に息を潜めるマガセルオロチ、その肩に腰掛けるセルリアンクイーンであるカコ模倣体は、微かに唸り声をあげるのみのマガセルオロチに語るように話しかける
クイーン「忘れもしない……あの敗北により只のセルリアン同然と成り果ててからどれ程の時を過ごしたのだろうか……けもハーモニーの輝きに敗れた私は、全てを失ったわけではなかった…、僅かに残ったカコの輝きが私を只のセルリアンで居ることを許さなかった……パークをさ迷い、たどり着いた地下洞窟に過去へ遡る事を可能とする装置を見つけた、意図的か偶々なのか、何時、誰が、何のためにそれを残したのかも解らな無かったがそんな事はどうでも良かったのだ……、遥か過去に遡り力を得てようやくここまで来た、私は只、望む、全ての再生と保存を永遠に……、さあ行きましょう…、マガセルオロチ」

皆が心を一つにする時、また放送が流れた。セーバンの協力を得て流しているのは
ミライさん「あーあー聞こえますか？違う世界から来たパークガイドのミライです！」
ハキハキした声でツアーガイドの用に話し始めた

ージャパリパーク 別の放送施設 ー
ザ・ボス「えぇ、私。彼(ジャック)には逃げるよう言ったんだけど...無駄みたいね...」
ザ・ボス「じゃあ、あとで...」
無線をかける
ザ・ボス「私だ、作戦はそのまま決行。それと、東海岸からテロ組織が来ている。なんとか食い止めなさい」
ザ・ボス「世界中の諜報機関、軍隊をできるだけ集めて。彼女達(フレンズ)を援護しなさい」
第二次世界大戦の英雄の顔の広さ、カリスマ性が、世界中の軍隊を結束させていた。
ボスは無線装置に腰掛け、煙草を吹かして呟いた。
ザ・ボス「世界は１つになる....」

ミライ「今が、世界存亡の瀬戸際です！先ほどのセーバンさんの放送で気付いた人もいるでしょう、“我々は皆仲間”なのだと！
住んでる地域、人種で差別するのはやめるんです！
仲間同士でいがみ合う時代は終わりました！
今こそ、ヒトがその叡智を正しく使う時！災いの闇を、知性と生命の炎で照らしましょう！」

ザ・ボスは理性に。
ミライは感情に訴えかけた。
それにより、人々は団結する。

～国連本部～
議長「これより、ジャパリパークにおける“フレンズ作戦”の是非を発表する………本案は、賛成多数により可決された」

異議は、０だった。

その頃スネーク達は...

ジャイロ「ピザモッツァレラ♪ピザモッツァレラ♪レラレラレラレラ♪」
スネーク「いいなぁ!その歌!!特にレラレラの部分が癖になる!」
ジョニィ「スネークさんもそう思うッ?」

意気投合していた。

ミライさん「最後に愛しのフレンズさんの言葉です。困難は群れで分け合えと・・・今私達の目の前にあるのは地球存亡の困難です！私達は一つの群れなのです！この放送を聞いてフレンズ助けをしてくださるのであれば、私の案内に従ってください！かわいいフレンズを拝むために！！」
度々私情が混ざりながらも熱弁した。

それを聞いたある場所
？？？「違う世界の私も頑張っているみたいですね！」
帽子をかぶりながら、
？？？「全国放送だけでは、みんなに伝わりにくいかもしれません。フレンズのためにこっちの私も頑張らなくちゃね！」
そういうと携帯を取り出し、
ミライさん「もしもし菜々さん！久しぶりにパークの仕事をしましょう！」
菜々「はい、私も放送を聞いて有志を集めるために新聞記者の知り合いに声をかけているところです！あっ、ちょっとキタキツネ！肉まん食べすぎ！」
ミライさん「さて久々の開園です！」

ここでアニメ版、アプリ版、漫画版のすべての世界が交差し、世界はけものを中心に一つとなった。
これはけもの達による奇跡の物語である

セーバン「…」
かばん「怖いんですか？」
セーバン「…うん。私は失敗した場合の未来を知ってるから」
サーバル「大丈夫だよ！だって、その未来の私達は、その未来とは違うもん！」
セーバン「…！」
かばん「サーバルちゃんの言う通りです。この世界はもう、あなたの知る運命は辿らない。だから、後は僕達の仕事です」
セーバン「かばん…」

かばん「超えましょう。この絶望を、僕達みんなの力で！」

〜1時間後〜

フレンズ達は、島を取り囲むように所定の位置に着いた。
国連は、ジャパリパークのある一箇所へ向けて核以外のありったけの火力を準備している。
その包囲網の、中心。そこに彼らはいた。

博士「準備は良いのですね。ガイ、ジャグラー、そして3人組」
タイガーマスク「たァーっ(肯定)」
ガイ「ああ。俺たちがここで力を解放すれば、奴は確実に釣られて出てくる筈だ」
ジャグラー「暴食の化身だからなぁ、マガセルオロチは。特にガイ、お前の光はさぞ美味しく見えるだろうぜ」
ガイ「…ゾッとしないな。なまじ経験がある分」
キャシャーン「喰われる前に、倒せば良いじゃーん」
ガイ「…ああ、その通りだ」
スネーク『こっちは準備完了したぞ』

無線で、スネークからも応答が来た。それを聞き届け、かばんは口を開く。
かばん「皆さん…お願いします！」
デビルマン「任せルマーン！」

かばん「作戦…開始！」

\ トリニティフュージョン！/
\ マスク！/ \ デビル！/ \サイボーグ！/
\ 超合体、ゼッパンドン！/

「「「うぉおおおおお！！！」」」

眩い光を放ち、3人の巨人が姿を現わす。
全開にされたパワーが、大地を震わす。
そして。

セーバン「来たよ！」
一同「！！」

奴も、来ている。

マガセルオロチ「ゴロロラァアアアアアア！！！」

大地を引き裂き、ラスボスは現れた。
決戦が、始まったのだ。

かばんちゃん「僕達もけもハーモニーの準備をしましょう！」
マーゲイ「PPPの振り付けはバッチリですよ！」
サーバル 「うぅ。私奇跡起こせるかな？」
アプリ版「今ここにいるあなただけじゃない！私達も入れるよ！分からないことがあったら私に聞きなさい！」
サーバル 「先代の私は心強いね！」
二人のサーバル が手を繋いだ時、力が増長しているのを感じた
博士「こっこれは！」
助手「二人の奇跡が共鳴しているのです！」
セーバン「私もみんなの力になりたい！」
セーバンも手を繋ぎ、さらに増長した。

だが、そこへクイーン率いるセルリアンの軍勢が迫っていた
ジャガー「さてと、準備の邪魔をされないようにこっちは任せといて」
タイリクオオカミ「現実の方がホラーだけども」
ヘラジカ「突撃だ！」
ライオン「ウチの子に〜手ぇ出してんじゃねぇぞ！」

ージャパリパーク沖 軍艦内 "フレンズ作戦"特別指令本部ー
スネーク「ボス...」
ザ・ボス「何?ジャック」
スネーク「ただ『避難しろ』と言うだけで何であんな荒っぽい方法を....」
ザ・ボス「.....そうでもしないと貴方は避難なんてしないでしょう?(まぁ もっとも、あれだけ痛め付けても、あなたは逃げようとしなかったけど)」
スネーク「ちゃんと理由を説明してくれれば...」
ザ・ボス「本当かしら?」
ザ・ボス「それに、」
スネーク「?」
ザ・ボス「あなたのCQCが鈍ってないか、確認したかったのよ」
スネーク「...恐れ入ったよあんたには...」

～ジョニィ&ジャイロ～
ジャイロ「いいかジョニィ、俺たちの役割をいまいちど確認するぜ」
ジョニィ「あぁ」
ジャイロ「もし、セルリアンとかゆー奴らの中に、『無限に復活』するようなヤツがいたとしても」
ジョニィ「その能力は僕らの無限に続く”黄金の回転”で封じ込めるッ!」

かばん『作戦、開始！』

無線越しにかばんの声が聞こえて来たと同時に、周囲の海ごと軍艦が震える。
否、世界そのものが震えているのだ。

兵士「島中心にオーブ・ジャグラー・デビルマスクと思われる3つの超エネルギー体の発生を確認！そして、マガセルオロチの反応も確認できました！！」
スネーク&ザ・ボス「「来た…！」」

スネーク(けもハーモニーの発動は、マガセルオロチの動きが疲れて鈍った時だ…持ち堪えろよ、ガイ！)

オーブ「トリニティウムシールド！」

マガセルオロチが放った雷撃を、エネルギーシールドで受け止めるオーブ。その隙を突いて、ジャグラーが纏わり付こうとしてくる触手を火炎放射で焼き尽くす。
ならば、とばかりに貫通光線を放つマガセルオロチ。シールドごと2人を撃ち抜こうという算段だ。
しかしその一撃は、直撃寸前で１つの影がオーブとジャグラーを掴んで飛び去った事で外れた。

デビルマスク「無事か！？」
ゼッパンドン(ジャグラー)「助かったぜ！」

着地する2人。デビルマスクだけは依然、いつでも下の2人をサポート出来るよう空を飛んだままだ。

セルリアンクイーン「…随分と消極的だな。攻撃しなければ我は倒せないぞ？」

そう。先程から、オーブ達は自分からは絶対に仕掛けてこないのだ。

オーブ「攻撃の隙を晒して食われろ、って事か？餌になってやる気など更々無い！」
セルリアンクイーン「…そうか。なら、防御に疲れ果ててから“保存”されるが良い」
ゼッパンドン(ジャグラー)「はてさて、先に疲れ果てるのはどっちかな…！」

そのときセルリアンクイーンの目が怪しく光った
オーブ「なにかくるぞ！気を付けるんだっ!」
次の瞬間、皆が、波が、風が、鳥が止まった。
セルリアンクイーン「フフフフ....」
何が起こったか。時間の流れを川に例えるならそれは...
川の水(時間の流れ)をセルリアンクイーンが「奪った」のだ。
川(時間)は流れ続ける。一瞬水(時)を取っても元通りだ。だが、少しの間だけ水(時)の流れはなくなる。
その間、川の魚はどうなるか。動けないのだ。つまりセルリアンクイーンにとって彼らは...
陸に打ち上げられた魚と同じなのだッ!
時間が動き始める...
オーブ「．．．．?なんだ?」
セルリアンクイーン「大体5秒かしら?十分ね....」
デビルマスク「おいッ!何を言っている!!何の事だ!」

セルリアンクイーン「賢いあなた達の事です、次には分かりますよ…“時喰らい”」
ゼッパンドン「ゼッパンドンシールドォオオオオ！！」

歴戦の戦士の勘か。ゼッパンドン(ジャグラー)が上空のデビルマスクと近くのオーブを強引に引き寄せ、フルパワーでシールドを展開した。
それが、最善の結果を生んだ。
最高の結果では、なかった。

オーブ「な…ジャグラァァァ！？」

ゼッパンドンの身体が崩れ落ちる。その身体には、激しい電撃を受けたような痕が。

セルリアンクイーン「ふむ。この技は便利だけど、消耗が意外と激しいわね。使い所は見極めないと」
デビルマスク「“時喰らい”…時を食べて、止めたのか！」
セルリアンクイーン「3人分の知性が集まっているだけあって、聡明ね。その通りよ」
オーブ「だったら…！」

時間を止められてしまえば、速さなど意味を成さない。よってゼッパンドンを安全な場所へ移したガイは、硬く重いフォームへの変身を選択する。

\ ウルトラマンベリアル/ \ ゾフィー/

ガイ「光と闇の力…お借りします！」

禍々しくも雄々しい姿、“サンダーブレスター”へと変身したオーブは、その場で構えを取る。その真上で、デビルマスクも同様に。

国連軍指揮官「これより、ウルトラマンオーブ達を援護する！主砲…」
オーブ『待ってくれ！下手な攻撃は奴の餌にしかならない』
指揮官「…っ！」
念話で制止され、指揮官は歯軋りするしかない。

そんな目の前のオーブ達に、マガセルオロチは容赦無く襲いかかった。

ージョニィ&ジャイロー
二人は雑魚セルリアン相手に無双していた。
ジャイロ「ちぃッ!コイツら、倒しても倒しても湧いてくるッ...!きりがねぇぜ！」
ジョニィ「....!!」
ジャイロ「おい、どうしたジョニィ?」
ジョニィ「感じたんだ...！誰かが、時を止めた...!」
ジャイロ「なにぃッ!!」
ジャイロ「あり得ねぇッ!Dioは死んだッ!それにこの世界の人間じゃねーぜ!!」
ジョニィ「誰かはわからないが...もし敵だったとしたらッ!」
ジャイロ「止まった時間の中で攻撃出来るのは....!」
ジョニィ「僕のタスクACT4だけだッ!!」

ジャイロ「行ってこいジョニィ！ここは俺に任せやがれ！」
ジョニィ「！でも…」
ヒグマ「おいおい、お前ら2人だけで戦ってるつもりか？」
2人「「！」」
キンシコウ「ガイさん達が不味いのならば、助けに行って下さい！私達が、ジャイロさんを援護します！」
クロ「ガル！」
スパルタ兵「俺たちもいるぜ！みんみ！」
ジャイロ「へっ、助かるぜ！」
ジョニィ「…任せた！」

サーバル「ジャグラーが！」
アプリサーバル「だめ、集中して！」
アプリカラカル「けもハーモニーが成功すれば、その余波で負傷者の傷も癒えるはずよ。それまで我慢してちょうだい…！」
セーバン「もうちょっと…もうちょっとで…！」