かばん『作戦、開始!』
無線越しにかばんの声が聞こえて来たと同時に、周囲の海ごと軍艦が震える。
否、世界そのものが震えているのだ。
兵士「島中心にオーブ・ジャグラー・デビルマスクと思われる3つの超エネルギー体の発生を確認!そして、マガセルオロチの反応も確認できました!!」
スネーク&ザ・ボス「「来た…!」」
スネーク(けもハーモニーの発動は、マガセルオロチの動きが疲れて鈍った時だ…持ち堪えろよ、ガイ!)
オーブ「トリニティウムシールド!」
マガセルオロチが放った雷撃を、エネルギーシールドで受け止めるオーブ。その隙を突いて、ジャグラーが纏わり付こうとしてくる触手を火炎放射で焼き尽くす。
ならば、とばかりに貫通光線を放つマガセルオロチ。シールドごと2人を撃ち抜こうという算段だ。
しかしその一撃は、直撃寸前で1つの影がオーブとジャグラーを掴んで飛び去った事で外れた。
デビルマスク「無事か!?」
ゼッパンドン(ジャグラー)「助かったぜ!」
着地する2人。デビルマスクだけは依然、いつでも下の2人をサポート出来るよう空を飛んだままだ。
セルリアンクイーン「…随分と消極的だな。攻撃しなければ我は倒せないぞ?」
そう。先程から、オーブ達は自分からは絶対に仕掛けてこないのだ。
オーブ「攻撃の隙を晒して食われろ、って事か?餌になってやる気など更々無い!」
セルリアンクイーン「…そうか。なら、防御に疲れ果ててから“保存”されるが良い」
ゼッパンドン(ジャグラー)「はてさて、先に疲れ果てるのはどっちかな…!」
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