セーバン「…」
かばん「怖いんですか?」
セーバン「…うん。私は失敗した場合の未来を知ってるから」
サーバル「大丈夫だよ!だって、その未来の私達は、その未来とは違うもん!」
セーバン「…!」
かばん「サーバルちゃんの言う通りです。この世界はもう、あなたの知る運命は辿らない。だから、後は僕達の仕事です」
セーバン「かばん…」
かばん「超えましょう。この絶望を、僕達みんなの力で!」
〜1時間後〜
フレンズ達は、島を取り囲むように所定の位置に着いた。
国連は、ジャパリパークのある一箇所へ向けて核以外のありったけの火力を準備している。
その包囲網の、中心。そこに彼らはいた。
博士「準備は良いのですね。ガイ、ジャグラー、そして3人組」
タイガーマスク「たァーっ(肯定)」
ガイ「ああ。俺たちがここで力を解放すれば、奴は確実に釣られて出てくる筈だ」
ジャグラー「暴食の化身だからなぁ、マガセルオロチは。特にガイ、お前の光はさぞ美味しく見えるだろうぜ」
ガイ「…ゾッとしないな。なまじ経験がある分」
キャシャーン「喰われる前に、倒せば良いじゃーん」
ガイ「…ああ、その通りだ」
スネーク『こっちは準備完了したぞ』
無線で、スネークからも応答が来た。それを聞き届け、かばんは口を開く。
かばん「皆さん…お願いします!」
デビルマン「任せルマーン!」
かばん「作戦…開始!」
\ トリニティフュージョン!/
\ マスク!/ \ デビル!/ \サイボーグ!/
\ 超合体、ゼッパンドン!/
「「「うぉおおおおお!!!」」」
眩い光を放ち、3人の巨人が姿を現わす。
全開にされたパワーが、大地を震わす。
そして。
セーバン「来たよ!」
一同「!!」
奴も、来ている。
マガセルオロチ「ゴロロラァアアアアアア!!!」
大地を引き裂き、ラスボスは現れた。
決戦が、始まったのだ。