セルリアンクイーン「賢いあなた達の事です、次には分かりますよ…“時喰らい”」
ゼッパンドン「ゼッパンドンシールドォオオオオ!!」
歴戦の戦士の勘か。ゼッパンドン(ジャグラー)が上空のデビルマスクと近くのオーブを強引に引き寄せ、フルパワーでシールドを展開した。
それが、最善の結果を生んだ。
最高の結果では、なかった。
オーブ「な…ジャグラァァァ!?」
ゼッパンドンの身体が崩れ落ちる。その身体には、激しい電撃を受けたような痕が。
セルリアンクイーン「ふむ。この技は便利だけど、消耗が意外と激しいわね。使い所は見極めないと」
デビルマスク「“時喰らい”…時を食べて、止めたのか!」
セルリアンクイーン「3人分の知性が集まっているだけあって、聡明ね。その通りよ」
オーブ「だったら…!」
時間を止められてしまえば、速さなど意味を成さない。よってゼッパンドンを安全な場所へ移したガイは、硬く重いフォームへの変身を選択する。
\ ウルトラマンベリアル/ \ ゾフィー/
ガイ「光と闇の力…お借りします!」
禍々しくも雄々しい姿、“サンダーブレスター”へと変身したオーブは、その場で構えを取る。その真上で、デビルマスクも同様に。
国連軍指揮官「これより、ウルトラマンオーブ達を援護する!主砲…」
オーブ『待ってくれ!下手な攻撃は奴の餌にしかならない』
指揮官「…っ!」
念話で制止され、指揮官は歯軋りするしかない。
そんな目の前のオーブ達に、マガセルオロチは容赦無く襲いかかった。
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