けものフレンズBBS NEO

ジョニィは、時を止めた人物を探すため馬を走らせていた
ジョニィ「意気込んで出てきたが...勘だけを頼りに探し出す何て...」
ジョニィ「できるわけがないッ」
そのとき、スネークに渡されていた無線機が鳴る
スネーク「聞こえるか?ジョニィ!」
ジョニィ「スネークさんッ!」
スネーク「今、セルリアンクイーンについて、新しい情報が入った」
ジョニィ「....!! 何です!?」
スネーク「時間だ!ヤツは時間を止めているッ!」
ジョニィ「!!!」
スネーク「参考になりそうか!?」
ジョニィ「えぇ!なりますとも!!なりまくりますよッ!!」
ジョニィは、方向を修正し、セルリアンクイーンのもとへ馬を走らせた

ジャガーやライオンなどけもハーモニーを守るために戦っていたが、怪我を負い始めていた。
ジャガー「くっ！このまま長丁場になるのはきつい！」
ミライさん「大丈夫ですか！」
ミライさんは戦場を走り回り、フレンズに指示し、けが人がいれば治療していた。キタキツネとギンギツネが彼女を手伝う。

ライオン「怪我をして動けなくなったか？」
ヘラジカ「お前こそどうなんだ？疲れているように見えるが」
ライオン「こんなんで疲れたりしないよ」
ヘラジカ「さすが私が見込んだライバルだ！」
背中を合わせ、再びセルリアンに飛びかかった。

彼女らを各陣営チームが援護していた。
シロサイ「そういえばカメレオンさんがさっきから見当たりませんわね」
オーロックス「そういえばさっき蛇の奴（スネーク）と一緒に洞窟の奥地に隠密活動すると言っていたぞ」
オリックス「なんでも、女王の住処になにか秘密があるかもしれないということらしいぞ」
ヤマアラシ「カメレオンは隠れる上手さで右に出るフレンズはいないのですぅ！」

一方、格納庫奥にある洞窟の入り口
スネーク「こちらスネーク、これよりクイーンのさらなる情報入手のため奴の住処に潜入する！」
ゼロ「時間がない。情報をつかみ次第戦場へ即座に報告できるか？」
スネーク「伝達はセルリアン回線を使えるセルミミズクと同行し、入手次第、彼女から地上のセーバンに伝えるものとする」
ゼロ「幸運を祈る」
スネーク「これより隠密ミッションを開始する！ルーキーのカメレオン、伝達並びに分析のセルミミズク、行くぞ！」

オーブ「くっ…」
デビルマスク「ガイ！！」
セルリアンクイーン「そろそろ限界のようね…」

デビルマスクが撹乱しオーブが防御に専念する作戦にチェンジした彼らだったが、ここにきてオーブの負荷が限界に達した。幾ら防御に優れた形態といえど、止められた時の中で重ねられる攻撃に耐え切れなかったのだ。

セルリアンクイーン「次で終わりです。“時喰らい”」
デビルマスク「くそっ…！」

なんとか阻止しようとするも間に合わず、時間が奪われてしまう。

セルリアンクイーン「まずはあなた達が保存対象になりますね…ふふふ」

勝利の確信にほくそ笑んだ、その時だった。

ジョニィ「ACT4ォオオオオ！！」

目の前に、唐突にピンク色の人型が出現したのは。
拳が振り上げられる。狙うは、セルリアンクイーン。

セルリアンクイーン「マガセルオロチ！」
マガセルオロチ「ゴルルラァ！」
展開された触手が、クイーンを守るように覆う。
だが。

ジョニィ「Lesson5はこの為にッ！」

ジョニィの“牙”の前には無意味だった。
その一撃は、全ての理屈を超えて、狙った対象を死に追いやる。

クイーン「な、にッ！？」
ジョニィ「いけぇええええ！！」

触手の壁を突き破った“task”の一撃は。
狙いを僅かに逸れ、クイーン上半身の右側を吹き飛ばした。

ジョニィ「しくじった！？」

本来ジョニィのスタンド“task ACT4”は、ジョニィが死を望んだ存在に当たり次第確定された死をもたらす能力を持っている。そしてその能力は今回も発動したのだが、なんと触手の壁に触れた際にその力の大半を“喰われて”減衰され、トドメを刺すに至らなかったのだ。
だが、オーブ達を助けるには充分過ぎた。

クイーン「時、喰らい、が…！」
ジョニィ「やった、解除された！」

時間切れになり、解除される時間停止。
クイーンは急いで再始動しようとするが…

クイーン「この、もう一度…！？」
マガセルオロチ「ガ、ラ…！」

発動しない。同時に、マガセルオロチが力尽きたようにしゃがみこむ。

クイーン「まさか、ここで体力が！？」
オーブ「今だ、やれぇええええ！！！」

オーブの声に、かばんが目を見開く。

かばん「けもハーモニー、おねがいします！！」

遊園地のステージ。そこで多くのフレンズが集まり、後方はPPP。前方はサーバル達がいた。
イワビー「皆集まれ　けものパレードが始まるぜ」
※この先はガイドラインにより歌詞が載せられません
けもハーモニーはサーバル達に集中していく。歌がさらに相乗効果で重なる。さらに、

外の世界でこの世界のミライさんと菜々の活動で全国でこの異変が広まり、それを知った多くの人はけものたちに応援のメッセージを送ったことで人の絆が加わり、さらにけもハーモニーが増長した。

フレンズ「いっけぇぇーーーー！！」

スネーク「少佐、やったぞ!!クイーンの弱点が分かった!!」
ゼロ「何だと!!」
スネーク「奴も人の形をしているとはいえセルリアン、奴は体内に『コア』をかくしているッ!!」
ゼロ「よくやった!!スネーク！近々砲撃がスタートする。三人とも早く地下から脱出するんだ」
ザ・ボス「急ぐのよ」
スネーク「了解!!」
スネーク「行くぞ！脱出だ!!」

ジャパリパークに、けもハーモニーの光が満ちる。それをマトモに受けて、マガセルオロチは苦しみの悲鳴を上げた。

マガセルオロチ「コ"カ"ァ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"！？」
兵士「マガセルオロチの反応、弱化！成功です！」
ザ・ボス「機を逃すな、全部隊最大火力で攻撃開始ッ！」

銃弾が。
砲弾が。
ミサイルが。
レールガンが。
ありとあらゆる兵器が、海を越え、山を越え、国を超えて発射された。
殺到する叡智の炎。その中に、マガセルオロチの姿が沈んでいく。

セーバン「いけぇええ！！」

彼女の叫びが響いた瞬間。一際大きい爆発が、ジャパリパークの中央を吹き飛ばした。

各国首脳「やったか！？」

今あるすべての力を使い、クイーンとマガセルオロチに命中した。

煙が全体を覆い何も見えない。勝利を確信しようとしていたその時、
セルリアンクィーン「よ・・・くも・・・ここまで追いつめてくくれたわね・・・」
ジョニー「まだだ！！」
まだ戦いは終わっていなかった。

凄まじい爆音を聞き、スネーク達は勝利を確信してた
スネーク「少佐、やったか!?」
ゼロ「スネーク！今どこに!?」
スネーク「地下格納庫を出たところだ」
ゼロ「そっちにヘリをよこす!乗ってくれ」

スネーク「どういう事だ!?倒せたんじゃないのか?」
ゼロ「いや、まだだ....!」
スネーク「あれだけの攻撃を受けて!?」
ヘリが到着した
バラバラバラバラバラ
ゼロがヘリのドアを開け、手を伸ばす
ゼロ「さあ、乗れ！スネーク」
スネーク達三人はゼロと供にヘリに乗り込み現場へ急いだ

カコ「何故…！？」
スネーク「火力が足りなかったか！」

ゼッパンドン「う…何がどうなった？ガイ、作戦は…」
オーブ「…回復したのか、ジャグラー」
デビルマスク「…」
ゼッパンドン「…ああ、もう大体分かった。最悪って感じか」

クイーン「許さない…許さない許さないユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ！消し飛ばせ、マガセルオロチィイイイ！！！」
マガセルオロチ「ガァァァアアア！！！」

大気が奴の方向で震えた、その刹那だった。

オーブ「…ガッ」
デビルマスク「…え」
ゼッパンドン「…なっ」

まず、前衛の3人が紙屑のように巨大火球で吹き飛ばされた。

サーバル「…そんな」

次に、フレンズ達を強烈な地殻変動が襲った。

ザ・ボス「…クソが」

海に駐留していた艦隊に、雷の雨霰が降り注いだ。

世界各地の自然が腐り落ちた。

世界各国の“元”首都が閃光に弾け飛んだ。

地球全土を、暗闇が覆い尽くした。

超大魔王獣は、怒る。
全てを食らう、ただそれだけの為に。

各地のラッキービーズとが警告音をけたたましく鳴らした。
ラッキービースト「注意！注意！大量のサンドスターロウを確認！」
前線にいるモノたちに鳴らされた。
リカオン「なんかよくわかんないけど、まずいっす！」
博士「一時避難なのです！」
全員ラッキービーストの警戒を聞き、前線からいったん離れた。

ージャイロ達ー
キンシコウ「失敗した!?」
ジャイロ「いや、まだだ。俺は知っている」
ジャイロ「『六秒だけ時を戻せる』人間をッ!!」

ジャイロ「奴をここにつれてこれれば....!」
ジャイロ「離れてろッ!これから”完全なる黄金の回転”で『世界』に穴を開ける!」

国連議長「何があった！？」
各国首脳「マガセルオロチの反撃により、各国の首都だった場所が破壊されて日光が遮られた！不幸中の幸いだが、吹き飛んだのは“例の異変”前に首都だった場所だけで、大半の国はかなり前に人口密集地を別に作ってあったから人的被害は少ない！だが…」
国連議長「あんな化け物…どうやったら倒せると言うんだ…？」

セーバンは絶望していた。
セーバン（またみんなを守れないの！そんなの嫌だ！）
諦めていた時
セルミミズク（まだあきらめるのは早いのです！格納庫の奥で手に入れた情報を今から送るのです！）
セルリアン回線で脳内に通信が届いた。
セルミミズク（みんなが戦っている中、お前が先に諦めてしまえば、今までの苦労がすべて無駄になるのです！）
黙って聞く。
セルミミズク（この情報が最後の希望です。セーバン、弱点をそこにいる皆に伝え、もう一度けもハーモニーを起こすのです！）
セーバン（うん！わかった！）
脳内の通信が切られた。
セーバン「みんな聞いて！」

クイーン「させるかァ！」
デビルマスク「こっちのセリフだ！」
ジャイロを妨害しようとするクイーンを更に妨害しようとする、満身創痍のデビルマスク。しかし容易く振り払われ、マガセルオロチは大量の火球を手当たり次第ばら撒いた。
その衝撃により、ジャイロは吹き飛ばされてしまう。
ジャイロ「しまった…もう6秒過ぎちまった！」
ゼッパンドン『安心しろ！フレンズ達は俺がなんとか守ってやった！人的被害は少ないはずだ！』
ジャイロ「念話か！そういうお前は！？」
ゼッパンドン『…悪い。もう、動けねえ』

ジャイロ「くそッ!間にあわなかった...」

ザ・ボス「…くっ…被害報告！」
報告員「全戦力の50%が損耗！」
ザ・ボス「ふざけやがって…！」

オーブ「オーブフレイムカリバァアアア！」
クイーン「遅いッ！」

オーブが剣から放った炎を、マガセルオロチは真正面から噛み砕く。後ろから飛びかかってきたデビルマスクは、背面からの雷撃で叩き落とした。

オーブ「まだ、だぁああああ！！」
デビルマスク「負ける、かあああ！」
クイーン「黙、れぇえええ！！！」
マガセルオロチ「ガァァァアアア！！」

ジョニィは馬を加速させた。彼にはもはや焦りは無かった。彼の瞳には、
どんな手段を使おうと目的を達成しようとする「漆黒の意志」があった
ジョニィ「ACT4ォォォッ!!」
ACT4の一撃は理性を失ったセルリアンクイーンに、真っ直ぐ放たれた!!

クイーン「!?...グオォォォ...」
セルリアンクイーンの体に亀裂が走り、僅かな隙間からコアが覗いていた
ゼロ「スネーク!!」
スネーク「わかってる...」
スネークはヘリの窓を開け、ライフルで真っ直ぐ、コアを撃ち抜いた...

だが。

クイーン「マガセルオロチ、“食べろ”ッ！」
マガセルオロチ「ガゴァア！！」
ジョニィ「なッ…！？」
スネーク「にっ！？」

あろう事か、直死の一撃は、“喰われて”無効化されてしまった。
そして、オーブのカラータイマーが鳴り始め、デビルマスクもとうとう膝を折る。

クイーン「全てを、全てを喰らえマガセルオロチ…喰らい尽くして、保存するのだ…！」
マガセルオロチ「グッッガァァァアアア！！」

その頃かばん達は、自分達をかばって倒れたジャグラーを保護していた。

かばん「セーバンさん、マガセルオロチの新たな弱点って何ですか！？」

>> 173サバ耳とかばんはもう消えてますよ

耳と鞄が消えても体の姿がまだ残っているという解釈です
>> 235

ジョニィ「セルリアンクイーン。お前はACT4の能力を理解できていないようだ...」
クイーン「な、に?」
セルリアンクイーンが傷口をみると．．．
クイーン「傷口が．．．回転している...」
次の瞬間、セルリアンクイーンの体が分解した

ジョニィ「ざまあみ…」
マガセルオロチ「グロラッ！」
ジョニィ「…は？」
信じられない事はまだ続く。なんと、マガセルオロチがクイーンの残骸を食べたのだ。
そして。

クイーン「うっ…ぉおおお！」
スネーク「マガセルオロチの背中からクイーンの上半身が生えただとォ！？」
オーブ「食って、保存し、再生か…なるほど、こいつはどこまでもセルリアンというわけか！」

かばん「セーバンさん、早く教えて下さい！」
セーバン「う、うん！」

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クイーンの上半身の個人的イメージ