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知佳の美貌録 更新情報

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【知佳の美貌録】高原ホテル別版 艶本「知佳」
このブログの更新情報をお伝えします。

知佳
作成: 2023/10/11 (水) 10:59:13
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知佳 2024/04/26 (金) 17:21:58 958d0@909a7

転校生の童貞チ○ポにメロメロになってしまった若妻

「ちょとお~、ナニこれえ~~~~。 すんごい! 触っていい?」 腫れ上がって先っぽが当たっていたであろう付近が、ほんのちょっと本気モードでキスを迫っただけというのに濡れていた。

「ええっ!? さわっていいのお~~」
「ああ… はい」
ちょっとしたことで大きくなるというのが自慢だったはずなのに、愛の語らいなしにいきなり食べちゃおうモードに入った亜希子に、転校生はどぎまぎしてしまった。

「ふっ、 うふふふ、 どしたん。 ん?」
指先でツンツンし始めた。 
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「どっ、 …どうなん?」
気に入ってもらえたのか、気にはなるがまともに顔が見れない転校生。

「…う~ん…ちょっとこれ…」
先ほどの勢いは何処へやら、言葉はへどもどになり、語尾が震え始めたが突っつくのを止められない亜希子。

「えっと…あの…高級なホースみたい」
同じ水撒きホースでもメッシュの網が入ったホースと言い張る。 それぐらい硬いらしい。 冗談を言うつもりでこういった言葉を口にはしたが、変なものを想像したのか目は完全に潤んでいる。
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 硬い硬いを連発しながら、指先で突いていたものがいつの間にか摘まんで確かめ始めていた。
「あっ、 そうなんですか…」
転校生もひょっとしたら人妻の中に迎え入れてもらえるかもしれない期待に、言葉がうわつき震え始めた。
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知佳 2024/04/27 (土) 10:21:54 0315d@909a7

いや! そんなもの挿れないで 第4話 「タンポンをしゃぶる店長」 Shyrock作

「じゃあ、こんな風にしたらどうかな?」

 タンポンは入れたままにして、まるで貝合わせをするように割れ目を閉じ合わせ大陰唇を揉む松野。
 その奇妙で卑猥な行動に衣葡は眉をひそめた。

「な、何をするんですか……」
「見てのとおりだよ。オマンコだって凝るだろうからね」
「そんなところ凝りません……変なことやめてください……」
「そうつれないことを言わなくても。ほれ、こうして揉んでるとだんだん柔らかくなって来たじゃないか」
「あっ……いやっ……」
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 大陰唇マッサージの最中も割れ目の真ん中からタンポンのヒモが垂れ下がっている。
 その光景は実に淫靡なものであった。
 衣葡の場合体型はスリムだが、意外にも大陰唇は肉厚であり恥丘も比較的ふくよかな方である。
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 左手で大陰唇を揉みほぐし、右手は恥丘を包み込むように撫でた。
 恥丘は恥骨を守る柔らかい脂肪組織の肉趾で、手のひらで包むようにして『そっと揉む』のが効果的であることを、女遊びに長けた松野は十分知っている。
 つまりクリトリスや膣に触れなくても、その周辺を愛撫するだけで十分女性は感じる生き物なのである。
 衣葡は不本意ながら松野の手練手管にその肉体を委ね、芳醇な悦楽の指攻めに次第に陶酔していくのであった。

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知佳 2024/04/27 (土) 16:48:12 8d7ba@909a7

本気になった若い男に追われ逃げる夢にうなされる人妻

「あの~、 亜希子さん。 今日もいいですよね」 あれ以降、気づくと近くに彼がいて、ヤルべく声をかけてくるようになった。 お屋敷とは名ばかり、勇作以外敷地内を見回るものなどいないから人の出入りは自由で、彼にしても何処からともなく忍び込み、例えば浴室掃除などやってると無防備になったお尻の辺りを目を皿のようにして見てる。    ただ見るだけなら許せるが、女の弱みに付け込み、抜き身を翳し誘ってくる。

 宴に招いたお客様の前とか外出は和服を着て出るように言われているからこっそり観られても差し支えないが、こと家事となると動きやすい服装でやらなければならず、したがって低い位置から見られると恥丘の膨らみまで丸見えになる。

 抜き身は当然尋常ならざる形になっていて、亜希子も心穏やかでいられなくなる。
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「そこにいるのは誰?」
逢いに来てくれているのを随分前から気付いているのに、勇作の手前今やっと気づいた風を装い言葉をかけた。
「えっ ええ、近くに用事があったものですから」
転校生もこれまた学のあるところを見せつけ、そつのない返事を返す。

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「入ってお茶しない? ねえ、いいでしょ? せっかく訪ねて来てくれたんだから」
当てつけに、勇作の目の前で男の子の腕を取って部屋に連れ込んだ。 躰のあちこち撫でまわした。

「さっきから臭うんだけど。 これ、昨日来てた服じゃない」
「そんなこと言われても…学生の身で、毎日洗濯したものと着替えるなんてことは…」
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知佳 2024/04/28 (日) 06:34:52 a391c@909a7

いや! そんなもの挿れないで 第5話 「下の口で食べるソーセージ」 Shyrock作

 男性経験はあるものの衣葡はソーセージなど生まれてこの方一度も挿入されたことがない。  恐ろしさのあまり床を這いずって逃げようとする衣葡に、

「おいおい、裸のままでどこに行くつもりだ?鍵がかかってるから逃げても無駄だよ。諦めて大人しくしようか」

 逃げ出そうとしたところを松野に背後から羽交い絞めされて行く手を阻まれてしまった。
 直径三センチメートルのソーセージを握って挿入しようとする糸田を松野は制止した。
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「待て、ソーセージをそのまま挿し込む気か?」
「え?ダメっすか?」
「今からこれをオマンコの奥まで挿し込んで掻き回すんだ。金具が付いていたらお嬢さんの子宮に傷をつけるだろう?それぐらい考えろ」
「へえ~、店長、意外と紳士っすね。見直しましたよ」
「ちぇっ、つまらないところで感心するな。さあ、早く金具をカットするんだ」

(子宮に突き当たるまでソーセージを挿し込むつもりなんだ)
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 何気ない男たちの会話は衣葡を更なる恐 怖に陥れた。

「いや~~~!やめて~~~!」
「騒ぐな!あまり騒ぐとガムテープで口を塞いでしまうぞ!」

 糸田はソーセージの先端に付いている金具を鋏で切り落とした。
 切った箇所からソーセージの中身が覗いている。

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知佳 2024/04/28 (日) 17:31:37 b1971@909a7

亜希子も、余裕の表情を魅せていたのは最初だけだった。

「いけない子ねえ、お屋敷に忍んで来て、ヘンなところを盗み見するんだから」 余裕の表情で、まるで出来の悪い子を宥め賺かし舐め上げるように、痒い所に手が届くように、背中を流していたのは最初のうちだけ。

 もうここいらで本音を晒しても、非難がましい態度は取られないだろうと思える頃になると、自分を見て立たせてくれたペニスに気が行き、自然 視線もそうなら心もそちらの方に惹かれ、躰の後ろではなく体側や太股、更には大胸筋と前の方ばかり洗い始めていた。

 怒張したモノの先端部分が、まるで自分を睨みつけているように思え、
「さすが学校で鍛えただけあるわね。 凄くたくましい」
ため息交じりに耳元でそう告げると、ソレと気づいた転校生は慌てて前を押さえた。
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「なに隠すのよお~ ソッチのことじゃないわよ」
言い募るが、態度からも視線からも、どう見てもソレとしか考えられない。 が、彼は飢えてるようにとられたと思ったらしい。 身をよじって隠そうとした。

「そうよねえ~ あなたも誰か女の子がいるんでしょうからねえ~」
それまでぴったり添わせていた躰を離し、改めて背中を洗い始めた。

「はあ~…、 でも…それはそれとして、悲しいなあ~ ウチから離れていっちゃうんだもん…」

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知佳 2024/04/29 (月) 10:46:42 0c123@909a7

いや! そんなもの挿れないで 第6話 「極太ソーセージと生ハム」 Shyrock作

「へ~、オマンコって少々大きな物でも入るようにできてるのか。さすが店長、良く知ってますね。年の功ってやつですか」 「それってお前から言われると何か嬉しくないなあ」 「えっ、そうなんっすか?すみません」

 他愛ない会話が途切れると、いよいよ極太のソーセージが秘所に接近した。
 衣葡は懸命に逃れようともがいている。
 しかし後方から六十代とは思えない力で羽交い絞めされ身動きが取れない。

 糸田は目をギラギラさせながら直径五センチメートルあるソーセージを秘所に宛がった。

「いや~~~!」
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 まるで支柱のような肉塊に脅える衣葡。
 糸田は容赦なく極太ソーセージを押し込んでいく。
 挿入シーンから目を逸らそうとする衣葡だが、松野はそれを許さない。

「おっと、お嬢さん。極太ソーセージが食い込んでいく様子をしっかりと見ておかないと」

 松野は衣葡の後頭部を小突きむりやり目撃させた。

「やめて~~~!そんなの無理です!入りません~~~!」

 先端がわずかに入ったところで糸田は動きを止めた。
 太過ぎてそれ以上入らないのだ。
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「これ以上入りそうもないなあ……」
「お嬢さんのオマンコ結構窮屈だね。じゃあ表装のビニールを破ろうか。そうすれば油分で滑りも良くなって必ず入るから」
「なるほど!」

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知佳 2024/04/29 (月) 18:22:26 0c123@909a7

旦那の目を盗み不倫という過ちに走る人妻

 着衣のまま中に飛沫かせるが、そこに至るまでにお互いの武器を魅せ付け過ぎており、転校生はそれでも漢だから我慢できたものの、一旦燃え上がるとおさまりがつかなくなる女にとって、一発で終わらされてはたまらない。

「これが悪いのよ…これが…いけないひと」
勝ち誇ったように仁王立ちの姿勢を取り、無言で終わった旨告げて来る転校生。 愛だの恋だのの駆け引きを知らない年代の、男の子らしいやり方だったが、ヤルたびに気をイカす人妻はそうはいかない。
そうさせてなるものかと躰を離した瞬間、相手に縋り付くようなそぶりを見せ、射出を終わり萎え始めたペニスを手に取りしゃぶる亜希子。
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 その時近くで二組の足音が聞こえた。 一方は恐らく物陰から様子を見てた勇作と思われた。 そしてもうひとかた、

 偶然なのか、それともわざとなのか、亭主の武志が突然浴室に現れ背中を流す様子をしげしげと見つめ、一声かけて自室に引っ込んだ。

 たまたまだが、亜希子は終始着衣のままハメ合っており、しかも背中を流してる最中にムラムラし始めてたので、急いで背中を流すフリをした。

 宴で招待した客の、背中を夜伽の前に流すのを武志は暗黙のうちに了解しており事なきを得たが、一声かけたとはいえ血相を変え怒鳴り散らされたわけではなく、このことでまたひとつ彼女の心に深いしこりが残った。

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知佳 2024/04/30 (火) 06:54:31 63416@909a7

いや! そんなもの挿れないで 第7話 「第三の男」 (最終話) Shyrock作

 衣葡自身は万引きなどしていないことを確信している。  これはきっと何かの間違いだ。填められたのかも知れない。  仮に本当に万引きをしたとしても、万引きした客を店主が人の弱みにつけ込んでいたぶるのは違法だし卑劣な行為だ。  万引き犯を警察に突き出さない代わりにその女性を凌 辱するなどもってのほかだ。  しかし気が動転してしまっていた衣葡としては店側の言葉に従うしか無かった。  衣葡は白い肌を恐 怖に震わせながらも、身体を起こして床に這った。  糸田は床に這ったまま全身を凍り付かせている衣葡の背後に立った。  しゃがみこむ。 convenience_image_20240429_01_01.jpg 「もっと足を広げようか」

 衣葡は口惜しさの涙を浮かべながら膝を左右に拡げる。
 糸田が衣葡の腰を掴んだ。
 逆らう気力も萎えてしまった衣葡は四つん這いのまま息を凝らした。
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 松野に散々いたぶられたショックから立ち直ることができないのだ。
 しかし肉棒の先端を膣口に添えられると、衣葡は動揺し腰を逃がすため身体をよじろうとした。
 そんな儚い抵抗も糸田にとっては些細なことであり、衣葡の腰を掴んでいる手に力を入れるだけで、抵抗を封じてしまった。

「許して……お願い……」

 すっかり意気消沈した衣葡は肉棒を挿入されようとする瞬間を前にしてすべてを諦めた。

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知佳 2024/04/30 (火) 18:28:50 e6224@909a7

欲求不満が大爆発し、おねだりセックスに走り始めた人妻

 勇作を瀬戸際まで追い込んで本気にさせておいて、床を離れた直後にもう、亜希子は化粧を始めていた。 かねてから思い描いていた、欲しいが手を出すことが出来ない小心者の漢どもを誘惑し、片っ端から本気度を試すためだ。

 いつもなら、お客様を出迎えるべく湯あみし、着物に着替え部屋で待ち受けるものをこの日は、自宅にいるときとまるで違う雰囲気に化粧し、出迎えの時間に合わせ外出した。

 そしてそのまま、飢えてはいるがさりとて女を手に入れる手段を持たない男らがたむろする場所に向かった。 誰でも良いから声をかけた。
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 こちらは相手の素性を知らないが、相手は亜希子の素性を知り尽くしている。 しかも時には叶わぬと知りながらも諦めきれず彼女を想いマスをかいている。

 声をかけられたとき、恐らく彼にとって青天の霹靂だったろう。 ふたり並んで歩き始めた瞬間から漢は、その手の場所に亜希子を誘うべく歩を進めた。 気取られ、誘いを突っぱねると思いきや、素直についてきた。

 部屋に通され、仲居が出て行った後が大変だった。  なにしろ、客として来ていて挨拶は交わしたに違いなかろうが、そこから先色よい声かけを漢の方からしてこない。 愁いを込めた目で見つめては来るものの、決して泊まろうとはしない。

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知佳 2024/05/01 (水) 10:25:07 7ddae@909a7

ありさ 火消し無情 第一話 「五両の代償」 Shyrock作

<登場人物>

野々宮ありさ 野々宮屋の一人娘、十八才

源太 大名火消し、元旗本、二十七才

新八 源太の使い走り、二十二才

野々宮音次郎 野々宮屋のあるじ、ありさの父親、五十三才

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 その昔『火事と喧嘩は江戸の華』と言われるほど、江戸の町は火事が多く時々大火があった。
 燃えやすい木造家屋が連なる家々にいったん火がつくと、なかなか鎮火しない。
 現代のような科学的な消防技術がなかった江戸の『火消し』は、火元より風下の家々を壊して延焼を防ぎ、火災の被害をくいとめる破壊消防が基本だった。
 水で消したくても桶で汲んだ水ぐらいしかなく、大火に対しては焼け石に水に過ぎなかったわけだから、破壊活動もやむを得なかったのだ。
 そのため、長鳶口(ながとびぐち)と呼ばれる草刈りの鎌を大きくしたような道具や、大のこぎりなどを使いこなせる鳶職(とびしょく)などの専門家が火消しの隊員となっていた。

 エ~ンヤ~ サ~ エ~
 よ~~~お~~ん~やりよ~ぉ~
 え~~ぇぇょお~ぉ~ぉ~
 木遣りでひきあげる有馬火消し。
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「兄ぃ、お勤めご苦労様で」
「おうっ新八、首尾はどうだったい?」
「へい、火事場のドサクサに例の野々宮屋の一人娘をとっつかまえて、いつもの土蔵に縛っておきやした」
「世話かけたなぁ」
「えへっ、あんな器量のいい、身体もよさそうな生娘をこれから素っ裸にひん剥いて、ヒイヒイ色責めたぁ、兄ぃも罪作りな男だねぇ」
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知佳 2024/05/01 (水) 21:26:15 e3005@909a7

四畳半での謝礼 ~漢を喜ばす技について、赤裸々に語り合う人妻たち~

 彼女らの実情を探るべく語り合ううちに、つい四畳半に話しが及んだ。 哲也の中ではそこに集まる彼女らこそ生活のため春を鬻ぐ女と捉えていたが、自分の稚拙な考えなどまるで及ばないほどここの女どもはその道に長けていたことを思い知らされた。

 彼女らに言わせると、春を鬻ぐのは好き好んでその道に入ったものと、生活のためやむなく入ったものとに分かれていて、よく芸能番組で取りざたされるのはどちらかと言えば前者、表社会では決して知られることのない場所で売られるのが後者だという。

 四畳半と比べ、如何にも華やかな部屋に通されたというのに、彼女らはれっきとした後者だというのだ。
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「あのね、あんたが探してる女は紛れもなく前者だよ。 狭い世界だ、仲間の顔や名前なんて、みんな知ってる。 けど、その女は私らは知らない。 間違いない。 抜けようと思えば抜けることが出来たはずなのに、自分の都合で抜けなかった。 私らと違ってね。 そんなことをする女には、かかわらないほうがいいと思うんだけどねぇ」
そのものズバリ言い当てられたわけではないが、悪いことは言わないから、手を引けと言われたような気がした。

 表向き、如何にも優し気な言い方だが、要するに自分ら以外の女をいい気になって買うと、後で痛い目を見るのはあなただよと闇売春の女にくぎを刺された。

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知佳 2024/05/02 (木) 10:29:08 702d2@909a7

ありさ 火消し無情 第二話「生娘さね泣かせ」 Shyrock作

 湯文字一枚の恥ずかしい姿で震えるありさに、源太は追い討ちをかける。  自力では外せぬようありさの両足を座禅に組ませ、うしろからポンと蹴った。

(ドサッ!)

 座禅を組んだ状態でうつぶせにされたありさは、まったく身動きがとれなくなり、あとは成すがままとなる。
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「ああっ、お慈悲です。後生です、許してっ……」
「さあて、ここらでこのじゃまもんは取ろうぜっ。生まれたまんまの姿になって、まだ誰にも披露したことのねえ大事な場所を見せてもらおうかい」
「そ、そんなことっ。いやっ!取らないで、取らないで……お願い……」

 悲壮な表情で懸命に哀願するありさ。
 だが無慈悲にも、湯文字は、そろり、そろりと剥がされていく。
 そしてはらりと床に落ちた。
 覆うものを失ったありさは恥かしさで、ただただ惑乱するばかりであった。
 土手はぷっくらと肉厚で、たて筋はぴったりと慎ましく閉じ、そのうつくしさが男の劣情をかき立てる。
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「うひょっ!こいつぁきれいな陰(ほと)してるじゃねえか!陰毛もやたらすくねえな~」

 源太はわざと顔を花びらに近づけ息をふっと吹きかける。

「み、見ないで……!」
「上の口からも涎を垂らしているが、下の口もたっぷり涎を垂らしていやがるぜ」

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知佳 2024/05/02 (木) 19:50:13 7336b@909a7

四畳半での謝礼 ~女は窓の外を眺めつつ、新婚時代を想い出していた~

「ねえキミィ、すまんが娘をよろしく頼むよ」 畠山紫野は和義の斜向かいで父と並んで座り、将来について話し合っていた。

 和義と紫野の父 河野三郎は東北某県警の先輩・後輩にあたる。

 河野三郎が在籍中、後輩の和義には何かと黒い噂がついて回った。 それを三郎はいちいち庇い立てし、揉み消して回った。 その気持ちを汲んでほしいと願い、実の娘を周囲の反対を押し切って嫁にやった。

「ところで和義くん、ウチの紫野は嫁としてちゃんと務まっているんだろうね」
本心は、これほどまでに気にかけてやってるんだから、少しは娘のことも考えてほしいとの願いを込めたのだが、
「そりゃあ~もう、おやっさんの娘ですから、言うことないですよ」

 娘の様子や職場の噂とは真逆に、すっかり女房の尻に敷かれてる風な言い回しをしてきた。
「はっはっは、和義くんも甘いなあ」
自分が女房の死に目にも会えないほど足を棒にして働いて貯めた蓄財を、そっくりそのまま分け与えてあげたんだからと言いたかったが、それもやめた。 ところが、

「そうだっ、 おやっさんも俺らと一緒に住んだら如何ですか」
突拍子もないことを言い出した。
「和義くんの気持ちは有り難いんだがね、儂は独り暮らしが性に合ってる。 今更家族で暮らすなんて…そりゃあ~有り得んよ」
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知佳 2024/05/03 (金) 11:15:07 9722d@909a7

ありさ 火消し無情 第三話「火消しの火つけ」 Shyrock作

「これがなにか分かるか?ハスイモの茎を干してひも状にしたものを巻きつけてこしらえた張形だ。ずいきっていってな、大奥のお女中がこっそり使ってる代物でぇ。こんな風に水をつけて挿れると……」

 ありさの小さな裂け目にごつごつした張形を突っ込もうとする源太。

「ひっ……!」

 ありさが思わず身を引いた。

「おい、動くんじゃねえ、じたばたしやがると、いてぇめに遭わせるぞ」

 源太は一喝すると、たっぷりと水を含ませた張形を小さな裂け目に捻じ込むように押し挿れてくる。

「どうでぇ?」
「ううっ!いたいっ……!」

 源太がわずかに挿し込み、抜き差しを始めた。

「どんな女もよがり狂うらしいが……どうだ?いいか……?生娘がよがり狂う姿は見ものってもんだ」
「うううっ……」

 そほど濡れてもいないのに、いきなりねじ込まれたありさは最初こそ飛び上がったものの、ジリジリとその張形から出てくる成分が粘膜を充血させ始め、次第にじっとしていられなくなる。
 ありさは両手両足を縛られた不自由な体勢のまま。腰をひくつかせた。

「あひぃ……んあっ……んぐぐっ……」

 源太は淫靡な笑みを浮かべながら小刻みに手を動かしている。

「ひいっ!ああっ!あうっ!うっ!」
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知佳 2024/05/03 (金) 19:21:31 1eb23@909a7

四畳半での謝礼 ~紫野が幼き頃目の当たりにした母の生きざま~

 三郎は和義にああは言ったものの、実際のところ三郎にしても呼び出しがかかると何日も家を空け、ろくすっぽ亭主らしいことはやってこなかった。

 給与だって今のように振り込みではない。 封筒に明細書を付し上司から本人に直に渡す。 三郎はそのほぼ全てを持って現場から現場へと駆け回り、賭け事に収入の全てを費やす和義の分まで生活費の面倒を見た。 妻には一銭も渡さず。

「千草さんはいつ見てもきれいだなあ。 流石県警きっての腕利き刑事の妻だけある」
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「お願いだから今日はよして、あの子が帰りを待ってるから」
千草は漢の元にいた。 細々とながら手当をくれた。 急いで買い物を済ませ、帰ってやらねば淋しい思いをしてると言い張るのに、欣二という鉄工所を経営してる漢は掴んだ手を放そうとしない。

「いいじゃないか、久しぶりなんだからぁ~…。 そんな顔しないでほらっ」
手首じゃ納得しないとみるや、横抱きに抱き着き、唇を求めて来た。 
「う~ん、もう…」
こうなってくると気は急くもののオンナが疼く。 ダメだと分かってはいたが、何かあった時頼りになるのはこの欣二というケチな社長しかいない。

「ふ~ん…ああ~ん…んんん…」

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知佳 2024/05/04 (土) 09:26:43 3f748@909a7

ありさ 土蔵の濡れ人形 (改) 第一話 「女中奉公」 Shyrock作

 時は大正八年、まだ春遠い二月中旬のことであった。  瀬戸内海のとある小さな島から大阪の商家へ奉公に出された一人の娘がいた。  名前を『ありさ』といい、歳は十六で目鼻立ちの整ったたいそう器量のよい娘であった。  ありさの家は畑を耕し細々と暮らしていたが、運悪くここニ年、雨がまったく降らず日照りが続き、作物は実りの秋を待たずにほとんど枯れてしまった。  家は両親と子供五人の七人暮らしであったが、たちまち食べる物がなくなり困り果ててしまった。  このままでは一家心中しなければならない。  困り果てた両親は口べらしのため、一人を奉公に出すことにした。  ありさは五人きょうだいの三番目で、上の二人は男で畑を手伝い、下の二人はまだ幼い。 dozou_doll_image.jpg  そんな事情もあってありさが奉公に出されることになってしまった。

「すまねえな、ありさ、達者でな」
「くれぐれも身体にゃぁきゅぅつけてね」
「うん」
「クスン……おねえちゃん……」
「せぇじゃ、行ってくるね」

 村のはずれまで見送ってくれた家族に別れを告げ、ありさは涙を堪えながら去っていった。
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知佳 2024/05/04 (土) 17:31:30 3f748@909a7

四畳半での謝礼 ~疫病神を待つ女~

 母 千草がいつも以上に入念に化粧し、血相を変え漢の元に走るのを見ると紫野は、決まって母に見つからないよう恐らく父を真似てだろう、物陰に身を潜めながらそっと跡をつけた。

 最初は一緒に出掛けたかったがその時の母の形相が恐ろしく、頼めないものだから跡をつけ、途中で振り切られた。

「いい子にしててね、お母さんちょっとそこまで出かけて来るから」
我が子に後を付けられたと知った千草は、紫野にこう言いつけておいて出かけた。
「うん、わかった」
言いつけはどんなことがあっても守る子だったから、安心しきって出かけたのだろう。 紫野は、知恵を絞って見失ったところまで近道し、そこから跡をつけた。
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 今思えば最初の時とは打って変わって母の脳裏我が子ではなく欣二のこと以外なかったのだろう、脇目を振る余裕すらうかがえないまま、思いつめたような顔をし真っ直ぐ待ち合わせの建物に入ってくれた。
 
 行った先のアパートの一室で漢と母が言い争う声が聞こえ、飛び込んでいってかわいそうな母を助けようと、これも父を真似て物陰に身を潜め幼いながらも身構えたが、段々と声の調子も話す内容も変わっていき、自分の頭では何が何だか分からなくなり、待たされたままとうとうドアも窓も開けてもらえない、母との約束もあり諦めて帰った。
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知佳 2024/05/05 (日) 10:32:59 5d5f0@909a7

ありさ 土蔵の濡れ人形 (改) 第二話 「五客の茶碗」 Shyrock作

 当時、商家に住み込みで雇用され、接客や炊事などを行なう女性を女中と呼んだ。  その中でも、特に接客や主人夫妻の身の回りの世話に関わる女性を上女中(あるいは奥女中)と呼び、炊事や掃除などを行い水回りを担当する下女中(あるいは下女)とは明確に区別された。  上女中は下女中よりも上級の職であり、待遇が全く異なっていた。  下女中は通常無給であり一年に一度帰省する際にはわずかな小遣いが与えられた。  貧困に喘ぐ家庭からすれば、子供を一人奉公に出すだけでも、住み込みできて三食付きなので、食いぶちが減ると歓迎された。

 ありさはまだ十六歳で新米だったので、下女中の中でも一番下の端下に格付けされた。
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 仕事は大変忙しく、朝早くから夜遅くまで休みなく、一日中まるでこまねずみのように働いた。
 仕事ができるうえに素直でよく気が利く娘であったことから、番頭や女中達からとても評判がよかった。

 そんなありさの一挙一動を、柱の影から舐めるようなじっとりとした視線を送る男がいた。
 店の主の九左衛門である。

「ふむふむ、仕事はよう気張っとるやないか。ちょっと子供っぽさは残ってるけど、かなりのべっぴんやし、肌はピチピチしとるし、あのおいど(尻のこと)の張り具合はたまらんで」

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知佳 2024/05/05 (日) 18:21:50 5d5f0@909a7

四畳半での謝礼 ~覆いかぶさる漢 VS 我が子の前で素知らぬ顔をしようとする母~

「あああっ、もう… あああっ、もうもう…」 漢とは身勝手なもの、このような状況下であっても一向に構うことなく凹に向かって幾度となく指を往復させるのだが、千草にしてみればそうはいかなかった。

 紫野がまるで、夫婦交換中の妻の様子を見たがるように、手の届くようなところに姿を現したからだ。

(イヤだあの子…それに、閉めてるはずの窓がなぜ開いてるの…)
女がなかなか首を縦に振らないものだから、我慢しきれなくなった欣二は、脂ぎった躰を盾に紫野の視線から局部が見えないようにしてくれると思いきや、小さな布切れを腋にどかそうと躍起になり、スカートを取り払い露になったその周囲に舌を這わし吐息を吹きかける。
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 千草は欲情しきった漢と対峙する一方で、そろそろこうしたことへの関心を持ち始める年頃となった我が子への母としての体面を保たねばならず、が、そこは悲しいかなオンナ、躰はどんどん漢を迎え入れる準備を整え始めており半狂乱になっていった。 

(ああ…ハヤクこのヒトのチ○ポの臭いを嗅ぎたいのに…あの子ったら…)
いつもなら、もう少し欣二に責めさせておいて、軽くイカせてもらってからご褒美に咥えてあげるのが常だった。
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知佳 2024/05/06 (月) 11:09:59 b41de@909a7

ありさ 土蔵の濡れ人形 (改) 第三話 「卑劣な罠」 Shyrock作

 ありさは生まれてこのかた茶会というものを一度も見たことがなかった。  以前庄屋の屋敷でときおり開かれていたようだが、貧しい家庭に育ったありさにとっては縁もゆかりもなく遠い世界の話であった。

(茶会に使うお茶碗ってどんなものだろう?ふつうの湯呑みとどう違うのかな?)

 どのような器なのか、一度見てみたい。

(眺めるだけなら構わないだろう……)

 関心が高まったありさは、茶碗を茶室に運んだあと桐の箱をそっと開けてみた。
 すると箱の中にはさらに小さな桐の箱が五つ入っていて、箱と箱の間には綿や紙が詰められている。
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 揺らせても傷まないように工夫しているのだろう。
 その中の一つを開けてみた。
 大切そうに布で包まれ、こちらも四隅に綿が施されている。
 ありさは包んである布を解いて茶碗を取り出した。

(うわぁ、すごい……これがお茶会用のお茶碗か……)

 ありさが手にした茶碗は、意外にも手になじみやすく温かい感じがした。
 手捏ねして焼いてあるのか、見た目は不安定な形をしているが、どっしりとした安定感が漂っている。
 ありさは初めて見る茶碗に目を輝かせた。

「へぇ……これがお茶会に使うお茶碗か。家で使っていた湯呑みとは全然違うなぁ。こんな上等なお茶碗でおとんやおかんにお茶を飲ませてやりたいなぁ……」
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知佳 2024/05/06 (月) 18:02:39 b41de@909a7

四畳半での謝礼 ~娘が見てると知りながら我慢しきれず漢を誘惑しハメさせる母~

「そうかそうか、クリもちゃんとしてやらないとな。 ああ~濡れて来た濡れて来た」 「ああ~、きもちいい ああああ」 太股をしっかり開いて与え、腰をヒクつかせすがるような眼で欣二を見つめる千草 お○んこに人差し指を突っ込んで掻き回すと、やがてグチュグチュと音がして蜜が溢れて来た。

 その様子を、それまで組される母が心配で見てたものを、父を裏切り漢と乳繰り合ってると分かった途端息を呑んで見つめる紫野。
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(うちらが隠れて小屋の中でヘンなことやる。 アレと同じことをこのおっちゃんは……あっ、でも違う……おっちゃん、お母ちゃんにお父ちゃんがやってたのと同じことやろうとして……お母ちゃん、お父ちゃんときは、あんなに嫌がってたのに…)
イヤらしいと叫ぼうとして止めた。 お○んこを指でくちゅくちゅ言わせたあと、今度は足首を持ってさらに広げ顔を埋める。 その姿は普通の夫婦では有り得なかったからだ。

(ああっ、あんなことして。 あそこはお し っ こ出ることやのに……でも、お母ちゃんなんだか気持ちよさそうにしてる……なんで?なんで?……)
父に今すぐここに来て見てほしいと叫びたかった。 父は自分たちをほっといて出かけたまま帰って来ないんじゃなく、紫野からすれば犯人を追っかけ遠くまで出かけた風にしか映ってなかった。 毛嫌うべきは母のような気がした。

(あんなに頑張ってるお父ちゃんに内緒で出かけてきておいて、今はもうウチの前でおっちゃんにヘンなことされ喜んでる)
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知佳 2024/05/07 (火) 09:47:13 ae774@909a7

ありさ 土蔵の濡れ人形 (改) 第四話 「生娘初縄」 Shyrock作

「大事な茶碗を割っといて許してくれはあらへんで」 「本当に、本当に、割ってないんです!」 「まだしらを切るんか!もう許さん!」

 どうしても非を認めようとしないありさの頬に、九左衛門の平手打ちがさく裂した。

「うっ!」

 さらに二発目を見舞おうとした九左衛門の手と、防ぐために翳したありさの手がもつれ合った際、ありさの爪先が九左衛門の頬に当たってしまった。

「痛っ……」

 九左衛門の頬からうっすらと血が滲んでいる。
 するとみるみるうちに九左衛門の顔が鬼の形相に変わっていった。

「もう許さへん……嘘はつきよるわ、わしの顔を傷つけよるわ……可愛らしい顔してるくせに案外えげつない娘やなあ。徹底的に根性焼き直したらなあかんわ……」
「許してください!顔を叩くつもりはなかったんです!」
「言い訳はいらん」

 申し開きしようとしているありさの言葉が終わるまでに、九左衛門はありさを突き飛ばしてしまった。
 仰向けに倒れたありさに馬乗りになって、頬に往復ビンタを見舞う。

「ひぃっ!」

 ありさが頬を打たれて怯んだ隙に、九左衛門は予め用意していた麻縄でありさの身体に縄を回し、両手を柱の後ろに縛って固定してしまった。
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知佳 2024/05/07 (火) 16:45:09 ae774@909a7

四畳半での謝礼 ~男根を与えられ、娘が見てる前で一匹の牝と化す母~

「ああ~ん、 欲し~い」 欣二が紫野がすぐそこにいることも忘れ、千草のお○んこに懸命に舌を這わせると、やがて千草はまるで蚊の鳴くような声で、しかし九の字に曲げた両脚の踵をしっかりと漢の腋に引っ掛けてお○んこに向かって引っ張るようにしつつ、あられもない言葉を発した。

「よう~しよし、 今気持ちよくしてやるぞ~」
改めて股間に目をやり、今一度扱き上げてから躄って近づいた。 

 苦労してここまで辿り着いただけあって欣二の、千草への想いはもはや純粋とは言い難かった。 千草はもちろんのこと、傍で見ていた紫野ですらもここいらで挿入が始まると思ってたが、再び襞に鍵状に折り曲げた指を突っ込んで、どの程度欲しがってるか、どこいらが一番堪えるかわざと声に出しながら探るような仕草をした。 

「ここらかなあ~、ここらへんかなあ~」
恥も外聞も棄て、千草は焦れた。 とうとう淫語を発した。
「いや~ん、 ほし~い、 そこ、そこを搔き回して」

 千草の躰から滲み出す愛液が堪らなく愛おしいものだから、シルでびしょびしょになった指を引き出しては舐め、引き出しては舐めつつ焦らしを繰り返えす欣二。 時に乳房を握りしめ、指をせわしなく蠢かし

「あああっ、 もっと、 もっと」
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知佳 2024/05/08 (水) 10:34:52 6d4ca@909a7

ありさ 土蔵の濡れ人形 (改) 第五話 「窮屈な孔」 Shyrock作

 乳房が唾液まみれになった頃、九左衛門の興味は下半身へと移った。

「次は下やな」
「もう許してください……」

 涙ながらに許しを乞うありさだが、九左衛門はいっこうに取り合おうとしない。

「下はどないなっとるんか調べたるわ」

 商売人にしては意外なほど厳つい手が、ありさの着物の裾に触れた。

「ひぃ!」

 着物の裾をめくると、いきおい内側に着けている腰巻もいっしょにめくれ上がってしまい、日焼けしていない白い太股が露わになってしまった。
 ありさは懸命に脚をよじって抵抗を試みたが、上半身を柱に縛られているため自由が利かない。
 いとも簡単に九左衛門に着物をまくり上げられ、腿のほとんどが露出してしまった。

「いやっ!」

 ふくらはぎが僅かに見えるだけでも『はしたない』と言われる時代だ。
 ましてや年端もいかない生娘が人前で腿まで露出させるなどあってはならないことであった。
 ありさは顔を真っ赤にし、膝をぴったり閉じ合わせて泣きじゃくった。

「ぐふふふふふ、こらぁええ眺めやわ。おまえは絹ごし豆腐みたいに色が白うてつるつるの肌しとるさかいに、男としたら堪らんで。触り心地も言うことなしやしなあ」

 九左衛門は淫靡な笑みを浮かべながら太腿に手を伸ばした。
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知佳 2024/05/08 (水) 19:55:34 b688e@909a7

四畳半での謝礼 ~三郎と千草の抑圧された性~

 千草はろくに呑めもしないのに深夜帯に、それも居酒屋ばかり転々と流して歩いていた。 しかも来た目的を店員にも隣席の誰にも告げないでおいて、独りで飲みたいのかとほっといたところ、まるで玄人のように周囲に目を光らせジロジロ見る。

「おい、あいつ独りじゃないのか? さっきから見てたらまるで誰かを探してる風だのに、それらしき奴はいない。 いったい何しに来たんだ? それにしても震い付きたくなるようないい女だねぇ」
「まあたお前の悪い癖が出たな 女とみると直ぐこれだ」

 安くて量呑め、しかもツマミが豊富の居酒屋が、千草が来店しものの数分も経とうかという頃になると、なんだか妙な雰囲気になる。
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「あのう~、お客様」
仲間同士脇腹を突っつき合って、一体だれが彼女を店から追い出すかで終いにはじゃんけんが始まる。 ぼったくりバーじゃあるまいし店内であからさまに男をハントしてもらっては困るのだ。

 千草は飲み代は頂きませんと捨て台詞を吐かれ、交換条件として出て行くことを約束させられた。 店側が言うのも無理はない。 健全が建前の居酒屋で男漁りに来たかと思えるほど、男らをその気にさせてしまうらしい。

 では千草ら夫婦の性活はそういったものだったかと言えば、それこそまるで逆だった。
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