孤独に耐えかねて……というよりは、眞含め親しい人々を亡くすたびに摩耗し、眞を亡くして自らが彼女を継いで神として稲妻を守らなければならなくなったために、いつか必ず訪れる摩耗による終焉を避け、「永遠」に稲妻を守護し続けるためには「親しい仲間を亡くすというイベント」自体に触れないようにするしかないという判断だと思う(だからこそ残された最後の親しい友人=八重神子にさえ知らせずに引きこもり、彼女の去就すら知らずに済むようにした)。もう一つの選択肢として、モラクスが選んだみたいな稲妻を人間に託し、自分が守護し続ける必要がないようにするというのもあったんだろうけど、実際に人間が支配し、発展し続けたカーンルイアの結末を見ると、それも許容できず、稲妻を発展も変化もない「永遠の国」にするしかないと判断したのが、影の決断で、それでも人は変わっていく(不変は有り得ない)のだから、また別の形で永遠を模索する必要があるというのが魔神任務や伝説任務を経た結論でしょう。そもそも稲妻の神の座も自ら得たものではなく、自身の半身である姉の死から受け継いだある意味で形見であり遺志でもあるから、何としても自分が永遠に守り続けなければいけないという使命感もあったんだと思うし。
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