まず、蒸発溶解を起動する側にとって重要なのはあなたが挙げてるような「平均的な付着量」ではないのは理解できる? 起動側に必要な要素は「蒸発溶解でどれだけ火力が伸ばせるか」と「下地の維持しやすさ」の2種類であって、前者に元素量は全く関わってこないし、後者は平均的な付着量よりも2倍反応or1.5倍反応のどちらかとか付着が発生するタイミングとかパターンの方が影響が大きい。
もう一つ、ICDと付着頻度と平均付着量は別のパラメータであることは理解できてる? ICDはいわばヒットした攻撃のうち元素付着が発生するのはどれくらいかの割合であって、ICDが平凡な代わりにヒット数に優れるから付着頻度が高くなり、平均付着量も高くなるキャラは大勢いるよ。代表なのがそれこそ完凸行秋で、ICDこそ基本の2.5s/3Hitだけど秒間3Hit超するから結果的に1U/sになるわけだ。
同様にフリーナを説明するなら、彼女は「ICDが凡庸だから付着頻度が低い」のではなく、「ICDはやや優秀だが『攻撃頻度が低いため』平均的な付着頻度は低い」が正しい説明だよ。
そして最後、「1.633倍にしかならない」っていうけどこれICDなしの炎蒸発(1.5倍)より高い倍率だからね。以前の継続して殴れる水アタッカーのICDがどれも標準(2.5s/3Hit)なせいで、相当負担かけて炎下地を維持してもせいぜい1.33倍にしかならず研究が進まなかったところに、実戦投入できそうな程度には優秀なICD(2Hit/2Hit/なし)を持つ継続サブ火力としてフリーナが来たからこそ、水蒸発が一つの型として研究され始めたわけで。
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