ジナビア社会民主主義連邦 外務省
補助人間 fde65d04c3
2024/07/13 (土) 10:56:29
サレーナ「…」
男『よっす』
雑居ビルの隙間、日の当たらないところに一人の男が現れた。彼はここの常連である。
男「いつものを買いに来たんだが…あるか?」
サレーナ『"エス"ね、こないだ仕入れたばっかりだからたくさん』
男 「それじゃあ3袋で」
サレーナ『はい。そしたらお支払いを」
男「あいよ、いつものな」
そういうと男は、自分の首筋を差し出した。
サレーナ『…カプ』
サレーナ「…ふぅ、やっぱりあんたの血はいいね」
男『ははっ、このクスリのおかげで幸せだからな』
男「それじゃ、また今度な」
サレーナ『まいど』
そうして男は去っていった。
サレーナ「…」
サレーナ:ヴァンパイア。違法薬物を販売し、その代金として血を吸って暮らしている。例によって日光に弱いので外に出るときはいつも長袖長ズボンにフード。
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